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【ポメラから】小島一志は機械音痴 333壊【スマホまで】

180 :名無しさん@一本勝ち:2024/04/14(日) 19:05:50.65 ID:WYb01+pj0.net
今朝、朝刊を回収するとチラシの中に空手の道場生募集というものがあった。
見ると「超実践殺人空手・青水流」などと書いてある。
ちょうど今日近所の体育館で稽古をやっているというので
空手好きな俺はちょっと見に行ってみることにした。
体育館に着くと、道場生らしい若者が2、3人いて見学客も集まっていた。
ほどなくして総裁だという人物が現れたが、見た瞬間に嫌な予感がした。
空手着を着ていてもすぐにわかるほど肥満した体に短い手足、
空手をやるというのにサングラスをかけたままときている。
そのうえ青水流総裁だという触れ込みにも関わらず道着には
なんと「極真會」などと刺繍されていた。
同じ疑問を持った見学者は多かったようで、ひそひそと囁き声が聞こえる。
そんな雰囲気の中で組手らしいものが始まったのだが…。
総裁の突きは突きになっておらず、あらぬ方向に手がふらふらと揺れている有様だ。
蹴りは腹の贅肉に妨げられて足が上がらないのだろう、相手の膝の高さが精一杯。
そんな動きを30秒ほど続けていたが、すぐに息が上がってしまい
足下が夢遊病者のようにふらつきだした。そしてバランスを崩したかと思った次の瞬間、
派手な音を立てて転倒した総裁。
相手をしていた道場生が困ったような表情で何かを言っている。
おそらく見かねて「もうやめよう」とでも言ったのだろう。
総裁は息が整わないまま「俺を侮辱するな!」「俺を疑うな!」などと怒声をあげた。
その姿を見て、俺の周囲で見学していた人たちも呆れて続々と帰って行く。
俺の横で見ていた二人連れも「あれじゃフォークダンスならぬポークダンスだな」
「誰がうまいことを言えと」などとぼやきつつ出て行った。
俺もこれ以上残っていたら何やらとばっちりでも受けかねないので引き上げることにした。
道端に落ちていたウンコを踏んでしまったような気分で帰宅すると、
テーブルの上に青水流のチラシがまだ置いたままになっている。
俺は「うーん、休日の無駄使い」と呟くと、チラシを破いてゴミ箱に捨てた。

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