平成の極悪非道リフォーム詐欺師、山本拓也11施工目

（仮称）名無し邸新築工事

そんな松木の一日はあきる野の朝に始まる。

日中は司総業の現場で汗を垂れ流し、
現場が終わると小作の彼女のアッシーとして、敬バンのアクセルを全開でパシる、

彼女を送った後は手持ちの金が尽きるまでパチスロ、パチスロ、パチスロ・・・
３度のメシより大好物のパチスロでアドレナリンだけ大放出。

連日連敗で肩を落としながらも、ホタルノヒカリとともに羽村の闇に消えていく・・

そして行く当てがないホームレスは愛車のオンボロ軽バンを転がし、
静まり返ったコンビニ駐車場の片隅で息を殺して夜を明かす。

倒したリクライニングシートを涙でビッショリ濡らして自分の人生を振り帰り、
中学３年生の時に親父とけんかして家を飛び出したことを後悔する・・

悔やんでも悔やみきれず、この怒りの矛先を2chに叩き込む・・
そしてスマホを打ちながら寝落ちした孤独なオナニストはカラスに起こされ、
何もなかったようにまた司総業に出勤し、現場で汗を流しながら詐欺の手口を考える・・・