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リンチ症候群の患者と家族

1 :がんと闘う名無しさん:2015/11/12(木) 22:22:49.45 ID:xHEQ4+J6.net
リンチ症候群の人とその家族の人、語り合いましょう。

 遺伝性大腸がんのひとつである、リンチ症候群(遺伝性非ポリポーシス性大腸がん:Hereditary Non-Polyposis Colorectal Cancer:HNPCC)は大腸がんや子宮内膜、卵巣、胃、小腸、肝胆道系、腎盂・尿管がんなどの発症リスクが高まる疾患です。
http://jsft.umin.jp/hp/msihnpcc.html

51 :がんと闘う名無しさん:2019/05/24(金) 08:24:50.70 ID:7DfFsYg1.net
リンチ症候群の診断

がん予防ワクチンが臨床開発された場合、リンチ症候群の人が、がん予防ワクチン接種の対象者となるはずである。
しかし、自分がリンチ症候群と認知している人は、推計110万人のリンチ症候群患者のうち、5%に満たない。

現在のガイドラインでは、大腸がんと子宮体がんの患者に対して、マイクロサテライト不安定性検査が推奨されている。
マイクロサテライト不安定性検査の結果が陽性だった場合、リンチ症候群の検査が推奨されている。

他の専門組織は、大腸がんと子宮体がんと診断された患者全員に対して、リンチ症候群の検査を推奨している。
患者がリンチ症候群と診断された場合、一親等血縁者にもリンチ症候群検査が推奨されている。

リンチ症候群の遺伝子検査費用は、メディケアなどの保険が適用されることが多いが、
保険が適用されない場合の自己負担費用は、大手の遺伝子検査会社で249ドル以下程度だとLipkin博士は述べた。

しかしながら 、リンチ症候群の遺伝子検査を普及させるには、まだ多くの課題が残っていると専門家らは口をそろえる。


ワクチン実用化へ向かって

ヒトでのネオアンチゲンワクチンの実用化に向けた開発のため、
Lipkin博士らはリンチ症候群患者の早期大腸腫瘍に発現する共通のネオアンチゲンを特定しようとしている。
このプロジェクトは、がんムーンショットがん免疫療法橋渡しネットワーク(Cancer MoonshotSM Immuno-Oncology
Translational Network)を介し、米国国立がん研究所の資金提供を受けた。

がん予防ワクチンの臨床試験が前進した場合は、ワクチンの効果が判定されるまで数年を要するであろうと、Lipkin博士は述べた。

その間に、Lipkin博士のチームは、マウスモデルを用いて、
ワクチンの正確な作用機序およびがん細胞増殖過程で起こり得るワクチンに対する耐性獲得の機序について解明しようとしている。


原文
https://www.cancer.gov/news-events/cancer-currents-blog/2019/vaccine-prevents-colorectal-lynch-syndrome

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