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☆放射線技師って生きてて恥ずかしくないの?23★

396 :名無しさん@おだいじに:2012/11/17(土) 13:14:53.35 ID:B6j1HpIG.net
橋梗塞はA-P方向で楔状となる場合が多いです。
これは栄養血管の支配によるものです。
そのためaxやsagが有効となります。
今までそういう状態をたどらない梗塞が1例ありましたが、axで充分でした。
b値は通常1000をどの施設でも使用してますが、この場合橋や延髄の一部分の梗塞は非常に見にくいこともあります。
特に発症2,3時間では見落とす場合もあり、脳外科医、神経内科医等症状があるのに梗塞がない、と頭を抱えてしまうこともあります。
翌日にもう一度撮って!と言われた経験をお持ちの方も多いはず。
MRが万能ではありませんが、そのような梗塞を我々技師のテクニックで補えれば、患者さんにとってこれほど有益なことはありません
薄いスライスは正解です。
発表もどこかでしてました。
もし橋や延髄の梗塞が疑われるようなら、
小脳橋角部だけでいいのでb値2000、3mm以下のスライスで撮ってみてください。
内側縦束症候群などは良く表現できます。
しかし現場ではそれを使っても梗塞の発見には至らないことが多く、本当に症状があるのに梗塞がない症例もあります。
そんなときは椎骨脳底動脈循環不全に陥る疾患を考えて撮影してください。
患者さんのために日々努力を続けましょう!
あなたの知識、表現力がその患者さんの全てとなる事もあります。
放射線技師であろうと看護師であろうと患者さんにとって最適な画像が撮影できるならMRIはだれがやってもいい。
ただし、ボタンを押せば撮影できるとか言ってるやつには絶対に触らせない。
そんな医療を受けたいか自分で考えてみればいい。

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