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ゆとり教育・学力低下総合スレPart19

1 :実習生さん:2014/03/07(金) 02:36:30.89 ID:DHFRny6u.net
「ゆとりと充実」を合い言葉に、学習内容や授業時数を減らしたゆとり教育。
その集大成ともいえる2002年から実施された指導要領。
この流れと同時に巻き起こった学力低下問題。
その煽りを受けて改正が告示された新指導要領。
しかし、新指導要領の改正の告示とともに風化されていくゆとり教育と学力問題。
過去を振り返り、持論を語り、未来へとつなげましょう。
【注意!】
ここは、ゆとり教育or学力問題についての総合スレです。
2011年から実施される新指導要領の話をする場合、または、
業界・生徒指導の話をする場合は、ゆとり教育or学力問題とのからみでお願いします。

前スレ
ゆとり教育・学力低下総合スレPart18
http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/edu/1309042001/

101 :コメント:2014/03/31(月) 16:00:58.04 ID:t52IuKnx.net
【教科書のウソその16】
中学1年生理科(東京書籍新しい科学1年P.96の1行目)
“物質が水にとけるとは”
(同7〜8行目)“物質が水にとけるとは、どのようになることなのだろうか”
と問いかけていて、その答えらしきものがどこにもありません。ちゃんと書いておいて下さい。
<参考>
水に溶けるってどういうこと?
http://www.rui.jp/ruinet.html?i=200&c=400&m=157088
生徒が理解できる、きちんとした答というのは、なかなか大変なはずですよ。

102 :コメント:2014/03/31(月) 16:02:44.39 ID:t52IuKnx.net
【教科書のウソその16−2】
“物質が水にとけるとは”の続き(東京書籍新しい科学1年P.98の1〜4行目)
「■実験の結果から■コーヒーシュガー(砂糖)では、水にとけて透明になっていくようすを観察することができた。
一方、デンプンは、水に入れると白くにごり、そのうち底にしずんでしまった。・・・・・・」
もしもこれが、“物質が水にとけるとは”の答ならば、
牛乳のように、白くにごるが底には何も沈んでこないものの場合は、どうなるんですか。
牛乳は水にとけているんですか? とけていないんですか?
この答そのものは簡単でしょうが、教科書ははなはだしい説明不足ですよ。
ついでに言うと、P.98〜99は大人の私が読んでいても、何だかよくわかりません。
もっと解りやすくなるように、文章を工夫してください。

103 :コメント:2014/03/31(月) 16:04:46.21 ID:t52IuKnx.net
【教科書のウソその17】
中学1年生理科(東京書籍新しい科学1年P.107)
「溶解度をモデルで考えよう」というタイトルで、教科書には以下のような説明と絵が載っています。
@「5人でいすとりゲームをするとき、いすが5脚あれば、5人全員が座れる。(この時が飽和状態である。)」5人が5脚の椅子に座っている絵が描いてあります。
A「いすを1つ減らして4脚にした。(「いすを減らす=溶解度が小さくなる」と考える。)5人が椅子から立ち上がり、それぞれ歩き回っている絵が描いてあります。
B「5人のうち、1人が座れなくなる。(溶解度が小さくなって、とけていた物質が結晶として出てきた状態。)」4人が座っていて、1人だけが座ることができずに困っている絵が描いてあります。(以下略)
これはどう見ても、生徒たちを解りやすく騙した説明です。
椅子取りゲームのイメージと、溶解度の変化のイメージは、明らかに違いますよね。
これでは進級・進学した後で、化学を習う時などに、つまずいて解らなくなってしまうことが、目に見えています。
少なくとも“水和”
(たとえばhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%B0%B4%E5%92%8C
ということぐらいは、きちんと教えなければいけません。
解りやすいからといって、生徒たちを騙して、後で苦労させてはいけませんよ。

104 :コメント:2014/04/01(火) 18:25:49.35 ID:FKRRdjoQ.net
【教科書のウソその18〜19】状態変化を粒子のモデルで考えるH26-4-1
中学1年生理科(東京書籍新しい科学1年P.114)
まず、教科書記載の文章を引用します。

「■実験の結果から■・・・・(中略)
■ 状態変化を粒子のモデルで考える■
・・・・(中略・上から13行目から)
物質の体積は、物質をつくっている粒子の集まり方によってちがってっくる。粒子が小さな集まりになっていれば体積は小さいが、粒子が広がっていくと、全体の体積は大きくなる。
例えば、図1のように、ロウの個体に熱が加えられて液体になると、ロウの粒子の運動は激しくなり、粒子が広がって体積は大きくなる。
また、図2のように、エタノールの液体に熱が加えられて気体になると、エタノールの粒子の運動はより激しくなり、粒子がより広がって体積は飛躍的に大きくなる。
しかし、個体から液体に、液体から気体に状態変化して体積が変化しても、ロウやエタノールの粒子の数は変わらないので、質量は変わらない。」

以上ですが、私には(中略)の部分も含めて、何が何だかさっぱり解りません。
例えば、18行目以降の
「ロウの個体に熱が加えられて液体になると、ロウの粒子の運動は激しくなり、粒子が広がって体積は大きくなる。」

“ロウの個体に熱が加えられると、ロウの粒子の運動は激しくなり、粒子の運動範囲が広がって、ロウは個体から液体になり、体積は大きくなる。”
が正しい説明じゃあないんですか? 同様に下から9行目以降も、
「エタノールの液体に熱が加えられて気体になると、エタノールの粒子の運動はより激しくなり、粒子がより広がって体積は飛躍的に大きくなる。」

“エタノールの液体に熱が加えられると、エタノールの粒子の運動はより激しくなり、粒子の運動範囲がより広がるので、エタノールは気体になり、体積は飛躍的に大きくなる。”
が正しい説明じゃあないんですか?

とにかく、こんな訳の分からない文章じゃあ、勉強なんてやってられませんよ。

105 :コメント:2014/04/01(火) 18:48:30.56 ID:FKRRdjoQ.net
【教科書のウソその20】
中学1年生理科(東京書籍新しい科学1年P.115)
左下にある、個体の説明の文章を引用します。
「粒子は決まった場所からほとんど移動しない。粒子と粒子がしっかりと結びついているので、すき間が小さい。」
文中の
“粒子と粒子がしっかりと結びついている”
ですが、ヒモか何かで結んであるのですか。そうではありませんよね。
こういう説明だと、間違ったイメージで学習するわけですから、高校に進学して
「物理も化学も訳わから〜ん」
てなるのは当たり前ですよね。
念のために言いますと、高校の物理も化学も、微積分がないんだから、その内容はほとんど“算数”なんですよ。イメージや概念さえしっかり解っていれば、理系でこんなやさしい教科はない、って専門の人から聞いてますけど、違いますか?

106 :コメント:2014/04/01(火) 20:39:24.33 ID:FKRRdjoQ.net
【教科書のウソ】シリーズが、ついに20の大台にのりました! ばんざ〜い、ばんざ〜い、拍手、拍手、・・・・・・
先日、部下とともに、バイトの高校生(たぶん偏差値60前後)たちも誘って、食事に行きました。
いろんな話題で話が盛り上がりましたので、その中から、このHPに関わる会話を紹介します。
(なお、会話には、今どきの高校生たち特有の言葉がたくさん出ましたので、文中では私の分かる言葉に変えました。)
「“ゆとりゆとり”って言われるのって、正直ウザいんだけど。」
「そうそう。ゆとりの大人がおかしいからって、(現役の高校生の)オレらの教育なんかに文句言うな、っつうの。」
「ほんとだよ。ゆとりの大人が教育受けたのって、10年以上前だよね。ウチらには関係ないって。」
「それだって、ゆとり教育作ったのは大人じゃん。」
「大人が全部悪いんだよ。こっちにはどうしようもないんだから。」
「確かにウチらん中にも、珍種(確かこんな言葉だったと思います)はいるけど、それだって、そういう教育作った大人のせいだよ。」
「珍種は大人の方が多いんじゃない? オレらの方が、まともだと思うけど。」
「大人も教師も、みんなふざけてるよ。」
そこで、教科書にも間違いが書いてある話(例えば100gは1N)をしてみると、皆から一斉に、『だから何!?』という表情でにらまれてしまいました。
「そんなこと言ったって、テストで“100gは1N”って書かなきゃバツにされるんだから、そんなこと言ったってしょうがないですよ。」
「そうそう。そんなのって、意味ない意味ない。」
そこで私が、
「それじゃあ学力つかないでしょ?」
と反論すると、
「そんなこと言ってたら、進学できませんよ。」
「そうですよ。テストで何点取るかで、成績が決まるんですから。」
(私)「でも、それだと進学したあと困るんじゃない? どうする気?」
「べつに。」
「考えてない。」
「そん時はそん時。進学してから考える。」
(私)「進学したあと、卒業してからは?」
「・・・・・・考えてない。」
「楽しいことだけたくさんして、さっさと死ぬ。」(笑)
「でも、オレたちの将来って暗いよなぁ。」
「ここ(私の職場のこと)でも戦力になるまで、結構苦労したし。」
「おまえ、戦力になったつもりかよ。」(笑)
「お前が言うなよ、お前が。」(大笑)

107 :コメント:2014/04/01(火) 20:39:54.19 ID:FKRRdjoQ.net
全員、社会に出てからについては、一様に自信がないようで、どうも現実的には将来に明るい夢がなさそうです。そこで私が、
「将来のことについて、相談できる先生とか大人とかって、いないの?」
と言ったのは、致命傷になりかねない失言でした。
高校生たちは一斉に白い目で私をにらみ、『そう言えば、こいつも大人だったっけ』という空気になりかけたので、
「冗談だよ、冗談。相談するわけないよな、(まともな)君たちが。」
と言ってごまかし、何とかその場を切り抜けました。後は部下と、30分ほど仕事の打ち合わせをして、店を出ました。

若い世代と大人の世代との信頼関係は、もはや修復不可能かもしれません。だとすると、私たちの社会の将来は、いったいどうなってしまうのでしょう。
そもそもの原因は、安保闘争とかいうのをやって、勝手に盛り上がっていた世代にあるような気がしています。
が、それはまた、別のところで語ってみたいと思います。

108 ::2014/04/01(火) 20:47:52.18 ID:AioUKX0m.net
開智高校出身の佐藤優生は死ね

109 :実習生さん:2014/04/02(水) 14:58:42.20 ID:57yhS1+P.net
指導者(先生)には、学校教師からスポーツ競技のコーチまでいろんな人がいるけど、
“いい指導者”の条件に、「指導の引き出しが多い」というのが挙げられる。
つまり、選手(生徒)の立場に立って、その選手(生徒)にとっていちばん理解しやすい言葉や表現で教えることができるという意味である。
じつは、これが出来る指導者とは、自身の選手(学校)時代の頃は、あまり成績がよくなかったりすることが珍しくない。
例えば、プロ野球の投手コーチなら現役時代に残した成績が今ひとつなのに、コーチになると、チーム防御率を改善させたり、名投手を何人か育て上げるなどの実績を挙げている。
教師も、名門・難関大学出身でもなく、学校当時はあまり優秀な成績や評価を貰っていなかったために、かえって人にわかりやすい指導ができる場合もある。
それだけ、指導者の立場になってからのほうが、選手や生徒の頃より何倍も勉強してきたということが言える。
一方、選手や生徒を遠回りさせてしまうのは、“ダメな指導者”。
こういう指導者は、我流・自己流の押しつけ・決めつけ型が多い。
選手とは、体格や身体の柔軟性、筋肉が皆違うし、生徒も、性格や興味、得意科目なども異なる。
ダメな指導者とは、その選手や生徒にとってわかりやすく教えることができないから、画一的・統一的に物事を押しつけてしまい、結果、その選手や生徒を遠回りさせた挙げ句、素質を潰してしまっている。
ちなみに、昔の指導者(教師)は、当たり前のようにいた。

引き出しという意味では、たとえば、部活指導などで数学教師(あるいは数学の教員免許のある教師)が学校内に誰もいないようなとき、
突然、自身の専門外である数学の問題について訊きに来た生徒が現れたらどう対処するか?
指導者として「数学の先生が戻ってくるまで待ってなさい」などと返答するべきなのだろうか。
教育学的な見地からすると、数学教師が戻ってくるまで待たせることは、その生徒の心理や学習意欲にに影響を与えることもあり得るだろう。
出身高校が圏内屈指の進学校だったり、出身大学が名門大学だったり、生徒時代が成績がよかったからといって、その教師が指導の引き出しが多くあるとは限らないのだ。
指導の引き出しが多くある先生ならば、数学の面倒を見ることが出来ることもあるだろう。

110 :コメント:2014/04/02(水) 16:50:08.29 ID:TAb66yrk.net
ご意見には全面的に賛成です。
“引き出しが多い”を私流に表現すると、つまずいたり、落ちこぼれたり、挫折したり、・・・・・・。
ノートを一生懸命に書いたのにさっぱりわからない。ところが周りの友達は分かっている、
などのような経験が多い、ということかと思います。
しかし、大学を出たばかりの新任教師に、それを要求するのは少々酷かなとも思います。
それ以前に、教科書がおかしかったら、いい教育などできないと思いますが、いかがでしょう。

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