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なぜ教育現場は治外法権が成立しているのか 2

1 :実習生さん:2014/08/03(日) 17:14:20.74 ID:UAD43GFR.net
教育現場は、教師・教授の治外法権が成立してる。
教師は、生徒が反論してきても「怒鳴る」という手段によって理不尽も権力で押し切る。そもそも生徒が「反論や疑問を提示する事」にさえ怒る教師もいる、わからない事があるから学校に行ってるというのに。
大学教授は特に酷く、「お前成績イイけど、顔キモいから留年ね」などと言って、学生を無理矢理留年させてしまえる。

そういえば「温情停車」の是非が読売新聞誌上であった時、
大学教授が 「インフルエンザの診断書を出してきた学生にも私は再試を認めなかった。己の健康管理ができないのも問題であり、社会に出てからは甘くないので」 とか書いてたが、
お前は誰のお陰で飯が食えてるんだと。

また生徒間も、「イジメ」という名のもとなら、階段から人を突き落としたりする事が許される。
一般社会ならこんな事したら即逮捕だ。学校内は、色んな意味で法律が通用しない。

前スレ・関連スレ・参考HP・参考書籍
なぜ教育現場は治外法権が成立しているのか http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/edu/1304689888/
「謝らなくていい」超ぬるま湯職業が教師http://engawa.2ch.net/test/read.cgi/edu/1304685054/
教育板における教師の人格崩壊ぶりについてhttp://engawa.2ch.net/test/read.cgi/edu/1308478912/
イジメは警察を介入させて刑事処理すべきhttp://maguro.2ch.net/test/read.cgi/edu/1304685806/
なぜ教師は説明や議論を放棄してすぐ怒鳴るのか 3http://maguro.2ch.net/test/read.cgi/edu/1365859700/132
「地下鉄サリン事件」ザ!世界仰天ニュースhttps://www.youtube.com/watch?v=GwRqbi-z4kw←13:37〜看守と囚人に分けた実験
『病院・医師を味方につける65の知識』(実業之日本社)
>大病院の入院患者の中に、警察官、学校の先生、公務員がまじると人間関係がぎくしゃくするようだといわれます。いずれも頭を下げる事の少ない人たちなので、周りとのコミュニケーションがうまくいかないのかもしれません

【日本の教師の指導力】
・英語教師英語力→英検2級
・教科指導→基本塾任せ
・学級経営→教師による絶対王政、何かあったら体罰
・部活指導→体罰
・生徒指導(いじめ等)→基本放置、発覚しても知らぬ存ぜぬ
・忘れ物等→招き猫ポーズで写真をとって反省を促す
・給食指導→ハエ入りパンはとって食べればおk

131 :>>86〜 依頼、久々登場、木村草太ネタ:2016/04/13(水) 11:02:55.09 ID:bp5vhdbV.net
不合理なものが安易に導入されている

木村:内田さんは「学校リスク研究所」(ウェブサイト)というのをやっておられますね。柔道や組体操の事故といった学校内のいろんな分野について研究をされていますが、こうした研究をされるようになったきっかけは何だったのでしょうか。

内田:明確な理由はわからないんですが、子どものときからずっとそういうところに関心があったんです。(私が研究している)柔道や組体操の事故で怪我をしたのか、とよく聞かれるんですが、そういう経験はない。
大学院時代の研究テーマは「虐待」だったんですが、虐待された経験があるわけでもない。

ただ、2000年代に起きた大阪教育大学付属池田小学校事件などで、「不審者」というリスクに注目が集まったとき、僕は「いや、もっと他の理由でも子どもが死んでいるんじゃないのかな」と思ったんです、直感で。そのくせ、私たちはそこに全く関心を持っていないのではないか。
だとしたら、それこそ最大の危機じゃないか、と。それで「学校リスク」という全体像を調べ始めました。

木村:私が最初に内田先生の研究に興味をもったのは柔道事故の件だったんですけれども、これは他の事故とはだいぶ性質が違ったんでしょうか。

内田:そうなんです。過去30年の間に学校内での不審者(外部からの侵入者)による殺害事件は2件しか起きていなかったんですが、一方で柔道は同じ期間に100件以上の死亡事故が起きていた。なのに、誰にも騒がれていない。
そういった、なかなか知られていないようなところを拾い出した、ということですね。

木村:柔道って危険だな、ということは、私も自分が中学や高校の授業で経験して直感的に思っていたんですけれども、内田先生の記事をいくつか読んで、これはやっぱり危険だな、よく調べてくれたな、と感じました。

特に2012年度に武道が必修化されたとき、とても気持ち悪かった。好意的に報じるメディアは、「武道は礼儀が身につく」とか言っていたんですが、あんな危険なことを一般の子どもたちにやらせるというのは、
子どもの健康や身体というものを非常に軽視しているな、と感じたんです。

132 :>>86〜 依頼、久々登場、木村草太ネタ:2016/04/13(水) 11:03:46.59 ID:bp5vhdbV.net
「学校の中では、目的に照らして必ずしも合理的でないものが、非常に安易に導入されるんだな」ということを、このとき思いましたね。

内田:その「合理的」というのを、もう少し詳しく言うと?

木村:それをやる目的に合っている、ということです。つまり「礼儀正しさを身に付ける」ことが目的であれば、武道なんかやらせなくたって、例えば囲碁や将棋で十分なわけですよ。

内田:そこにもっていく!(笑)(注:木村氏は将棋マニア)

「みんな一緒」の強制は、一部の人にダメージ大


木村草太(きむら・そうた) ●1980年神奈川県生まれ。東京大学法学部卒業、同助手を経て、現在、首都大学東京法学系准教授。専攻は憲法学。著書に『平等なき平等条項論』(東京大学出版会)、『憲法の急所』(羽鳥書店)、
『キヨミズ准教授の法学入門』(星海社新書)、
『憲法の創造力』(NHK出版新書)、『未完の憲法』(奥平康弘との共著、潮出版社)、『憲法学再入門』(西村裕一との共著、有斐閣)、『テレビが伝えない憲法の話』(PHP新書)、『憲法の条件』(大澤真幸との共著、NHK出版新書)などがある

木村:「武道の必修化」には、憲法学者として別の側面からも関心がありました。20年ほど前、高等専門学校に通うエホバの証人の学生が剣道の授業を拒否して体育の単位が取れず、
退学させられたという事件(剣道実技拒否事件)があったんです。

学生の側が退学処分の取り消しを求めて訴えた裁判では、エホバの証人の生徒を公立の学校から排除するためにわざわざ剣道を必修化した可能性も否定できないと指摘されています
。エホバの証人って「武器をもってはいけない」という決まりがあるので、特に剣道はダメなんですよね。

133 :>>86〜 依頼、久々登場、木村草太ネタ:2016/04/13(水) 11:04:48.07 ID:bp5vhdbV.net
そんなふうに、学校で何かを導入するときというのは、「普通の人にとってはたいしたことじゃないんだけど、ごく一部の人に、非常に大きなダメージがいく」ということがあるわけです。学校っていうのは、
まさに「一般性」があって、そこで採用されたことを全員に強要するものなので、そういう問題が起こりやすいんですね。

内田:ちなみに、木村さんはどういった経緯で、そういう問題に興味をもたれたんですか?

木村:私の場合、最初の研究テーマが「差別されない権利」というものだったんです。そのときは、非嫡出子とかアメリカの黒人差別などに関する研究をしていたんですけれども。

学校の中では、結構、差別ってあると思うんです。でも、わかりやすい差別ではない。むしろ問題が認知されないとか、軽視されるような類の差別が非常に多いんです。

内田:それはたとえば、どういう?

134 :>>86〜 依頼、久々登場、木村草太ネタ:2016/04/13(水) 11:05:23.86 ID:bp5vhdbV.net
木村:人前で歌うのが極端に苦手な人や、運動に極端に自信がない人にとっては、合唱祭や体育祭は、学校を休もうかと真剣に悩むほど辛い行事だと思います。でも、「みんなやってるんだから」という論理で無視されてしまう。
ごく一部の人にとっては、ものすごいダメージを与えているということが、視野に入ってこないというか。

差別には段階があると言われています。まず、みんながそこに差別があるということに気付いている段階。たとえばアメリカの黒人差別がそうです。黒人の人たちが社会的にどういう立場に置かれているか、みんな知っているんだけれども、


蔑視感情や敵対感情から差別が生じるものです。

もうひとつが、そこで差別されている人がいること自体が視野に入ってこない、という段階です。たとえば沖縄の基地の問題。一部の人にだけ負担を押し付けているんだけれども、みんなそこに不正義や差別があるとは認識していません。
そこに差別があるということ自体が隠蔽されてしまっているのだと思うのです。

学校のリスクにさらされている子どもたちというのは、実は後者のタイプの差別を受けているんじゃないかと思うわけです。「みんながやっている」ということで、ときには命の価値すら見落とされてしまう。
内田さんの研究はまさに、「そういった差別をしないで学校を見る」というものだと思うんです。




→次ページ見えない差別をどう取り除くか

135 :>>86〜 依頼、久々登場、木村草太ネタ:2016/04/13(水) 11:06:19.88 ID:bp5vhdbV.net
内田:柔道と沖縄の基地問題がつながるとは!?そうか、似ていますね。「仕方ない」とか「やむをえない」といった言葉で表現されるものが、見えない差別にかかわっているのかな。
柔道や組体操は、よく「スポーツに事故はつきもの、仕方ない」という言葉で片付けられてしまいます。

木村:沖縄の問題だと、「基地があるのは仕方がない」「安全保障にはどうしてもつきものの負担」とか、学校で使われる言葉とよく似ていますよね。質の違う問題ではあるんだけれども、根っこの意識のあり方としては共通していると思うんです。

内田:僕が『教育という病』という本のなかで扱ってきたものも、まさにそういう「仕方がない」と思われてしまうような「見えない苦悩」です。たとえば「いじめ」みたいな、明らかに誰もが「ダメだ」とわかっているようなものは扱わなかった。
みんなが「いい」とか、あるいは「必要悪だ」と思っているようなところで隠れ てしまう部分がテーマでした。

136 :>>86〜 依頼、久々登場、木村草太ネタ:2016/04/13(水) 11:06:56.86 ID:bp5vhdbV.net
目的と現実との不合理性=「差別」ということ

木村:そういった差別と戦うとき、法学的には「モデルの設定と現実のギャップ」を追求するんです。「それをやる目的は何なんですか」というところを確かめて、実際に行われていることとの不合理性をあぶりだす。
そこが差別だよね、ということになるわけです。

「合理的」にも2つの段階があります。ひとつめは、「目的を達成するのに役に立っているかどうか」ということ。もうひとつが、「目的を達成するのに役立っているとしても、それよりもゆるやかな別の方法でも目的を達成できるかどうか」ということ。
この2つのポイントで、合理的かどうかを考慮する。

だから例えば、さっきの武道の話で言えば、もし「礼儀を身につけさせること」が目的であるなら、あえてより危険な柔道という方法を取る必要はないでしょう、囲碁や将棋でもいいでしょう、と言えるわけです。

この手法は、学校にある諸々の「なんでこんなことやるの?」という問題を考えるうえで、ひとつの考え方のモデルになるかなと思うんです。

内田:すごく面白い……。こういう話って、法学の世界では常識なんですか?

木村:行政法の世界では古典的な話で、「比例原則」って言います。「目的に比例する手段しか、とってはいけませんよ」ということ。憲法の世界でも、権利を制約するときには必ず「比例原則に適合していること」が要求されます。

ということで、これからまさにこの「比例原則」の目で、内田さんが指摘しているいろんな問題を見ていきたいなと思います。

(撮影:梅谷秀司)

※次回は1月7日(木)に掲載予定です

二ノ宮英二 ・ 勤務先: ネットコメンテイター

ってか、そもそも
国語・算数・理科・社会など 学問を
勉強するために 行くのに、
「前へならえ!」「気をつけ!」などを 強要する時点で
日本の教育って 変でしょーー;;;
軍隊かよ;;;
って 子どもの頃から ずっと思っていました;;;
いいね! ・ 返信 ・ 3 ・ 2016年1月4日 13:37

137 :>>86〜 以来、久々登場、木村草太ネタ:2016/04/13(水) 11:07:40.53 ID:bp5vhdbV.net
学校は、なぜ「治外法権」になってしまうのか

巨大組体操、PTAの背景に潜む問題

次ページ ≫


大塚 玲子 :編集者、ライター





2016年01月07日
http://toyokeizai.net/articles/-/98631



教育社会学者・内田良氏と憲法学者・木村草太氏が「学校問題」について激論!

組体操事故や2分の1成人式など「教育」の陰で生じる「負の側面」に警鐘を鳴らす、教育社会学者・内田良氏(名古屋大学大学院准教授)と、安保法制から沖縄基地問題、PTAまで幅広く明快に斬り解く憲法学者・木村草太氏(首都大学東京准教授)。

気鋭の2学者が、学校で生じるさまざまな「なにコレ?」について掘り下げます。学校に潜む「不合理」について論じた前回に続く今回は、学校現場の「治外法権」についてです。

※前回記事:学校ではなぜ「不合理」がまかり通るのか

138 :>>86〜 以来、久々登場、木村草太ネタ:2016/04/13(水) 11:08:25.93 ID:bp5vhdbV.net
「こんなものは教育じゃない!」という直感

木村:内田さんは組体操について「近年、これは特に危険だ」と強調されていますけれども、どういう経緯で関心を持たれたんでしょう?

内田:最初、実はさほど関心はなくて、「組体操は人が死ぬようなことはほとんど起きていないから、いいんじゃない?」と、今、僕を批判する人たちと同じようなことを思っていました(苦笑)。

それがあるとき、人から「巨大な組体操の動画があるから、見てごらん」と言われてウェブ上の動画を見てみた。その瞬間に、変わりました。危険だし、「なにコレ?」っていう感じ。
こんなもん教育じゃないし、それこそ「目的に照らし合わせて絶対おかしい!」と思った。それであらためて数字を調べて、情報を発信したということです。

木村:その原因はやはり、組体操が巨大化しているということですか?

内田:そうですね。ただ、実は細かいことを言えば、危険なのは必ずしも巨大なものだけではない。たとえば肩車から落ちるのだって、1メートル以上の高さがあるし、土台はグラグラだし、
上の人は何かにつかまれるわけでもない。そのまま後ろに落ちれば大事故になってしまいます。

だから「安全な方法が確立されていない中で、高いものや、見栄えのいいものを作っていく」というのが、本質的な問題ですよね。

木村:それは本当によくわかる話です。私も自分で組体操の判例を調べたところ、平成以降の事件では3件のうちひとつは、それほど高さのあるものではなかった。

昨年の秋、ピラミッドの高さを規制した自治体がいくつかありましたね。それで危険じゃなくなるのかな、という疑問もありますけれど。

139 :>>86〜 以来、久々登場、木村草太ネタ:2016/04/13(水) 11:09:10.57 ID:bp5vhdbV.net
内田:はい、秋に大阪市や彦根市、そしてその前の春のシーズンには愛知県の長久手市も段数に規制をかけています。教育委員会が、学校よりも先に動いて規制をかけたとみることができます。

事故が起きれば、当然、責任を追及されるのは教育委員会ですから。




→次ページなぜ巨大組体操が必要なのか?


140 :>>86〜 以来、久々登場、木村草太ネタ:2016/04/13(水) 11:10:17.15 ID:bp5vhdbV.net
内田:運動会というのは、そもそも学校の中でもいちばん外側にあるもので、その種目まで国や自治体が規制するのか、という考え方が昔からある。そこに教育委員会が踏み込んだっていうのは、逆に言うと、学校が全然、変わらなかったんだなぁということですよね。

学校は今も目的や合理性ということは、考えていないんじゃないかな。 “自分たちにとっての目的”はあるけれども、子どもたちにとって合理的な理由があるかということは、全然、考えていないんだろうなと思います。

組体操の「一体感」はホンモノか?



木村:そもそも組体操って、何のためにやると考えられているんでしょうか?

内田:学校の先生って、「1年間を通じていちばん大事なことは何か」と聞くと、みんな「クラスをまとめることだ」って言うんですよ。組体操というのは特に「みんなでひとつのものを作る、一体感を作る」という象徴的なものなので、先生たちは積極的にやりたがる。

さらにそれを運動会で披露すれば、保護者も喜んで、信頼もかちえるわけですよ。その両方の意味で、先生たちに受け入れられたのではないかと思います。

木村:もうひとつ、内田さんは、先生たちは「一体感」と言うけれども、土台になっていた子たちが本当に一体感を感じていたか?という点も指摘されていましたね。

内田:そうなんですよ。僕は「一体感はできるかもしれないけれど、こんなにリスクが高いよ」と話しているので、そこはあまり踏み込まないようにしているんですけれど……。

でも「実は、一体感そのものもなかったんじゃないのか?」っていうね。やっぱりTwitterなどで寄せられる声を聞いていると、土台をやっていた人たちの苦痛や不満といったら、もう、すごいわけですよ。「ああ、こんなにも“一体感”ってなかったんだ」と思う。

でも先生たちは、本当にみんな口をそろえて「一体感がある」と言う。恐ろしいな、と思います。子どもたちは本音を口にできないですから。

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