【シンジ】 LAS総合スレ vol.62 【アスカ】

名無しが氏んでも代わりはいるもの

・Qの最後。アスカが肩で息しながら、シンジ君を捜索し、エントリープラグのハッチを開ける。
　うずくまるシンジ君を蹴飛ばして一旦外に出るも、自分を追いかけてこないシンジ君の所に
　舞い戻り、プラグ内から避難させる。

・シンのケンスケハウス。「ほっときゃいいのよ」→「朝飯はそこ！さっさと食え！」。「あんたは
　まだリリンもどき！食わなきゃ生きていけない！だから食え！」
　アスカは、全然シンジ君をほっとけない。ケンスケもそれを察してる(「家出先は？」「レーションは？」)。
　鬱状態のシンジ君を放っといてるのは実はケンスケ。

・シンジ君が吐いた後からアスカは、パンイチパーカースタイルの時は首にスカーフを巻いてるが、
　シンジ家出中も巻いてる。「私はずっと独り」と孤独を嘆いてる時も、いつシンジ君が戻ってきても
　いいようにスカーフを巻いてるし、自分が食べることの出来ないレーションを用意してベッドの近くに
　置いてる。「一人で拗ねてろガキ」と言いつつも、アスカはシンジ君が自分の所に来るのを待ってる。

・ネルフ跡地に立ち寄るアスカ。その前に電源が切られたワンダースワンのカット。ワンダースワンの
　アップが映るのは、劇中三回。一度目は、レーションを食わせるシーン。最後は、ヴンダーで告白
　する前の。全てシンジ君に正面から向き合おうとする時。アスカは、単なる任務ではなく、シンジ君を
　本気で立ち直らせようとしてる。しかし、そこにいるのは黒波。アスカの心はズタズタに。

黒波とケンスケは、アスカとシンジ君のすれ違いを助長する役回りで、旧作における綾波・加持と同じ。
アスカの口先の言動と実際の心理・行動が食い違うのも旧作と同じ。そこを読み解けないと、
式波は勿論、惣流のことも理解できないだろう。