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□■2018□■F1GP総合 LAP1638■□新車発表■□

1 :音速の名無しさん :2018/02/09(金) 15:25:59.44 ID:mR+2cziqK.net
※各GPごとの単独スレ立ては、消費しきれない場合が多く迷惑になるのでご遠慮下さい。
※特定のチーム・ドライバーだけに拘った話題は各専用スレへ。叩き、煽りも禁止。
※スレタイが気に入らないからといって、立て直す行為は黒旗失格。

実況ch内 スポーツch
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次スレは>>950 が立ててください。
立てられなかった場合は、速 め に ス レ 立 て 代 行 依 頼を 宣 言 す る こ と 。
宣言が無ければ>>970 が立ててください

スレ立ての際に本文1行目に↓をコピペして下さい
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※前スレ
□■2017□■F1GP総合 LAP1637■□オフシーズン■□
https://mao.5ch.net/test/read.cgi/f1/1517641752
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540 :音速の名無しさん :2018/02/13(火) 23:21:04.18 ID:sRVn0T1C0.net
ホンダがマクラーレンと組んで戦う最後のレースとなった2017年アブダビGP。
チェッカーフラッグが振られた瞬間、思わず涙を流した男がいた。ホンダのチーフエンジニアを務める中村聡だ。

込み上げてきたのには、理由があった。アブダビは'15年にホンダがF1に復帰するにあたって、マクラーレンと組んで初めてテストを行なった場所だった。
エンジンを始動することさえままならない、最悪のスタートとなった'14年のアブダビ・テスト。そんなホンダに、
マクラーレンは温かい手を差し伸べ続けた。開幕までホンダの負担を軽くしようと、
エアボックスやバッテリーパックなどの製作をサポートしたのである。

「もし、彼らのサポートがなかったら、われわれはレースできていなかったかもしれません」

その後もホンダの艱難辛苦は続いた。相次ぐトラブルに、年間使用基数を大幅に超えるパワーユニットを投入。
毎レースのようにグリッドペナルティを受けた。そんなとき、ホンダを支えたのもマクラーレンだった。

「少しずつ性能が向上している。来年へ向けていいステップが踏めているから大丈夫だ、心配するな。お前たちは間違っていない」と言って、ホンダを励まし続けた。

こうして、2年目の'16年は確実に進化を遂げて、多くのレースで入賞争いを演じるまでにホンダは成長。
飛躍を誓った3年目の'17年、しかしホンダは失速した。

541 :音速の名無しさん :2018/02/13(火) 23:21:43.19 ID:sRVn0T1C0.net
「冬の間に予定していたとおりに開発が進んでいないことはわかっていたので、
最初のテストでは、性能が十分ではない仕様で走行をスタートさせるしかなかった。

そのときは“次のテストまでになんとか新しいパワーユニットを準備するから”と言っていたので、マクラーレンも我慢して待っていました。

でも、2回目のテストになっても、われわれが約束していたものを準備できなかったため、ホンダは完全にマクラーレンの信用を失いました」(中村)

異変に気がついたのは、開幕戦のオーストラリアGP。ホンダのスタッフがマクラーレンのガレージに入って行ったときだった。
あいさつをしてもこれまでのようにフレンドリーな反応ではなかった。

「それは私に対してだけでなく、ホンダのエンジニアすべてに対して、そうなっていたようです」(中村)

こちらが困ったことがあって、何か技術的な相談をすると、これまでなら「どうしたんだ」といって一緒に考えてくれたが、
今年は「いつまでそんなことやってるの?」と冷たくあしらわれたことも少なくなかった。

もちろん、その原因を作ったのはホンダである。そのことは中村もわかっていた。
だが、苦労を共にした1年目、一体感を強めた2年目の経験があったからこそ、
3年目のマクラーレンの掌を返したような対応が、ホンダのスタッフの胸に刺さった。

542 :音速の名無しさん :2018/02/13(火) 23:22:16.81 ID:sRVn0T1C0.net
「辛いです。もうやってられません」

精神的に疲弊し、中村に相談を持ちかけてきたエンジニアもいた。これでは共倒れしてしまう。
そう思った中村は苦しみをホンダのスタッフで共有することで、苦境を乗り切ろうとした。

「俺も同じ気持ちだ。お前の気持ちはよくわかる」孤独な戦いから解放されたスタッフに、中村は言った。
「このまま終わるわけにはいかない。絶対に見返してやろうじゃないか」結果、現場を去る者は誰ひとりいなかった。

そんな状況で迎えた、マクラーレンと組んだ最後の戦い。
フェルナンド・アロンソが9位でチェッカーフラッグを受けた後、

テレメトリールームを出た中村は、ガレージで仕事をしていたホンダのメンバー全員と握手した。
中村の目にも、ホンダのスタッフの目にも、涙が溢れていた。
http://number.bunshun.jp/articles/-/829413

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