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RedBullはアホンダGP2エンジンからメルセデスへ移行

2 :音速の名無しさん:2021/04/24(土) 22:41:14.16 ID:n2uzUESW0.net
アホンダF1、2021年型パワーユニット『RA621H』の開発秘話を公開

「当初の計画では2021年に新骨格のPUを投入するつもりでしたが、さまざまな事情から今季の投入は見送ることになっていました。しかし、ホンダがF1参戦終了を発表したことで考えは変わり、私は八郷社長(当時)のところへ行ってラストイヤーでの新骨格導入を直談判しました。八郷さんもそれを認めてくれて今に至っています」と浅木泰昭は語る。

「開発のゴーサインが出ると、エンジニアたちはすべてがそろった状態で新シーズンを迎えられるように全力を尽くしました。もちろん、PUの骨格を変更するというのは簡単なことではありません」

「始めに、カムシャフトのレイアウトを変更しました。これによって大幅なコンパクト化を図るとともに、地面に近づけて低く配置しました。また、バルブ角も変更しています。目指したのは燃焼効率の向上です。これを実現するためにはバルブ角の変更が必須で、そうなるとカムシャフトも変える必要がありました」

「さらに、ヘッドカバーも低く、コンパクトに設計を変更したことで、その上部を通る空気の流れが改善するとともに、エンジン(ICE)の低重心化を図っています。このほか、ボアピッチ(気筒の間隔)も変更しています。間隔を狭くすることでエンジンの全長が短くなり、サイズダウンすることができました」

「これまでのエンジンはトランスミッションと組み合わせる関係上、バンクオフセットを設けて左バンクが右バンクよりわずかに前方へすれていました。これを逆にして新エンジンでは右バンクを前に、左バンクを後ろにしています。これらの変更をしたことで、全く新しいエンジンになっているということが分かると思います。こうした変更を施し、テストで問題なく使えるようにするまでを6カ月で完了させました」

「また、燃焼効率が向上し、カムシャフトの出力も上がったことを考慮しなければなりませんでした。物理法則を考えれば、貯めておけるエネルギー量が変われば排気のエネルギーは減少してしまいます(排気からのエネルギー回生量が減少する)。したがって、昨年得られていたエネルギー回生量と比較すると、クランクシャフトの出力を増加させるとともに、排気のエネルギーや温度を適正な状態にしなければなりませんでした」

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