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【夢占い】夢を鑑定してほしい part13
- 870 :マドモアゼル名無しさん:2020/10/18(日) 22:07:19.97 ID:2cC16UN0R
- >>869の続きです。
まとめたいんだけど、どうにも全体が気になってしまって。
ふと、どこからか誰かの大きな声が聞こえてくる。
よくよく聞いてみると女性の声で、この部屋の近くだ。
部屋の中にある窓は網戸になっているから、外の声がよく聞こえたのだ。網戸に近づいてみると、声はどうやら真下の部屋からだった。
網戸に顔を押し付けてみると、ギリギリ真下の部屋の窓がチラリと見える。ということは、この部屋にはベランダが無いみたいだ。
下の部屋の窓際には自分と同じように人が立っていた。足元しか見えず、顔は確認できない。ピンクのTシャツを着ていることだけは分かった。
網戸にもっと顔をめり込ませてみれば確認できたかもしれないけれど、下の住人と目が合うのは怖くて、それ以上は見ようともしなかった。
彼女が叫んでいる言葉は、とても短い文章だった。
「○○○の○○○」
というような言葉を延々と唱えていて、その言葉は一つずつ違っていた。よくそんな言葉を知っているなと感心するような、聞き慣れない単語も使用していて驚いた。
ただ、それらの文章をつなげても全く脈絡のない言葉で、結局何を言っているかは分からない。
部屋で物音を立てると彼女に気づかれそうで、そのままそっと網戸から離れた。
少し空腹を感じて、食べ物を探した。部屋には冷蔵庫があったのかどうか、覚えていない。
そうだ、昔同じ間取りのアパートに住んでいた時の、隣の住人はメロンパンが好きだったなぁと改めて思い出した。
部屋の隅にある棚を覗き込んでみると、そこにはいくつかの菓子パンが入っていた。5個、6個とあって、その中にはチョコチップメロンパンもあった。
そこで気づく。ここは元々あの男の部屋だったんじゃないのか、と。パンの賞味期限は、まだ数日先だった。
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