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賛成意見【ふるさと納税】反対意見

792 :うさぎ追いし名無しさん:2019/06/26(水) 21:03:21.86 ID:RqcRpx4o.net
今さらではあるけど、自治体の税収ってのは地域格差が大きいんだよね。
それを少しでも是正できればっていう、ふるさと納税の趣旨は分かる。
ふるさと納税制度によって、自治体レベルで見れば増収になる自治体と減収になる自治体ができるけど、
地域間格差を少しでも埋めるっていう意味では、そう批判される制度ではなかったはずなんだ。
ふるさと納税が批判されるとしたら、返礼品のせいで国全体として見たら間違いなく減収になってしまう制度であることと、なにより制度設計が高所得者に優しい「金持ち優遇政策」であることが主だと思う。

ふるさと納税自体には、割と賛成の立場。
というのも、「多少、都市部の自治体が減収になったとしても、それ以上に地方の自治体の税収は厳しい現実がある」と思うから。
だから国全体で見ても減収になる制度だとしても、「地域の魅力」を返礼・発信できる制度自体はそう悪くないと思う。
実際、これによってこれまで知らなかった場所について知った人、その地域でしか食べられてなかったものを口にすることで魅力に気付いた人は多いと思う。
ふるさと納税制度によって、「好きな自治体」や「訪れてみたい場所」「住みたい場所」を持つ人が増えることは将来的に見ればプラスに働くと思う。
問題視された返礼品合戦は、上限を制度で決めた(=是正された)わけだから、ひとまずはそれでいいと思う。

問題なのは、「金持ち優遇政策」になっている状況がいまだに是正されてない点にある。

そこで俺は提案したい。

「同じリターン(返礼)を得るのに、所得によって差を付ける」ようにしたらどうか、と。
つまり、今の制度だと所得が300万でも1,000万でも「1万円を寄附すれば5kgの米がもらえる」制度になっている。
そして所得が300万の人は3万円程度が控除額の限界だけど、所得が1,000万の人は10万円程度が控除額の限度なので、低所得者よりも高所得者のほうがより多くの返礼品を貰うことができてしまう。
これが「金持ち優遇」と批判される要因だ。

これを「300万円の所得がある人は、1万円の寄附で5kgの米がもらえる」「1,000万円の所得がある人は、4万円の寄附で5kgの米がもらえる」というように制度を変える。
寄附した分が控除されるのは変わらないが、寄附に対して得られるリターンに差を付ける。
リターンを得るのに必要とする寄附の量を、所得によって差を付ける。
いわば累進課税のような制度にすることで、所得差による不平等を是正する。
どうだろうか?

ふるさと納税は「同じ量の返礼(リターン)を得るために必要な寄附の量が所得に応じて変わる」制度とするべきだ。
それだけで「金持ち優遇」というふるさと納税の最大の欠陥を無くすことができる。

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