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柔道日本代表応援掲示板

1 :クベールタン女王様:2012/06/10(日) 00:40:33.43 ID:vPyF3xnu.net
みんなで柔道日本代表応援だ
誰か書き込みに来て下さい

241 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/20(日) 19:53:15.21 ID:aucc1IBw.net
体重無差別で争う柔道の全日本女子選手権が20日、世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)78キロ超級代表
最終選考を兼ねて横浜文化体育館で開催される。前日会見が19日に行われ、ともに78キロ超級で優勝候補の2人、
山部佳苗(23=ミキハウス)と田知本愛(25=ALSOK)が出席した。
今月上旬の選抜体重別選手権優勝の山部が「来年こそは」と目標に掲げたのは、大会ポスターの主役だった。
12年大会で初優勝しながら翌13年の大会ポスターは「メーンじゃなかった」と、この日同席した田知本愛が起用された。
そして、今年のポスターは「良い投げられ方されている」と自ら苦笑いする昨年大会の準決勝(対緒方亜香里)、大内刈りで
一本負けした場面。そんな3年越しの願いが来春にかなっていれば、「しっかり勝って代表になりたい」という希望も
かなっているはずだ。

柔道山部 来年こそポスター主役
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20140420-1288099.html

女子柔道界のセンター獲りだ!体重無差別で争われる、20日の全日本女子選手権(横浜文化体育館)の前日会見が行われ、
優勝候補の山部佳苗(23=ミキハウス)と田知本愛(25=ALSOK)が出席した。
今大会後に発表される8月の世界選手権代表の座も左右する戦い。今月上旬の選抜体重別で直接対決を制した山部は
「私はまだ2番手」と気を引き締めた。2番手の悲哀は今大会のポスターで身に染みて味わっている。前年優勝者が起用
されるのが通例だが、12年に山部が優勝した翌年を飾ったのは田知本。今年はポスターに載ったと思ったら、昨年優勝の
緒方亜香里に投げられている場面だった。「やっぱり1番手じゃないから。来年こそは」と立場を逆転させる2年ぶりのVを狙う。

山部 もう“2番手”イヤ!女子柔道界のセンター獲る!
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/04/20/kiji/K20140420008007360.html

体重無差別で争う柔道の全日本女子選手権が20日、世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)78キロ超級代表最終選考を
兼ねて横浜文化体育館で開催される。前日会見が19日に行われ、ともに78キロ超級で優勝候補の2人、山部佳苗(23=
ミキハウス)と田知本愛(25=ALSOK)が出席した。
銅メダルに終わった昨年の世界選手権の雪辱に燃える田知本は、「全日本は一番取りたい。負けられない」と9回目の出場で
初の日本一に意欲十分。順当なら決勝で対戦する山部とは「私の方が押されている」と通算成績では後手を踏む。2歳下の
ライバルを倒せば、代表が見えてくる。

柔道田知本は雪辱に意欲
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20140420-1288098.html

柔道のロシア・ジュニア国際は19日、ロシアのサンクトペテルブルクで行われ、男子は73キロ級で山本悠司(天理大)が優勝した。
66キロ級は末木貴将(筑波大)が制し、磯田範仁(国士舘大)が3位に入った。

女子は48キロ級を高橋瑠依(東京・修徳高)が制し、52キロ級では山本玲奈(福岡・沖学園高)が優勝、森由芽香(帝京大)が
3位となった。

山本悠司、末木貴将らが優勝
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140420-1288142.html
                                                                          

242 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/20(日) 19:58:25.96 ID:aucc1IBw.net
体が勝手に反応した
山部佳苗 すごく重みのある大会なのでうれしい。(決勝は)自分の組み手になろうと思っていた。体が勝手に反応した。
落ち着いて柔道ができた。

田知本愛 去年と同じ思いはしたくないという気持ちで頑張ったが…。組み手が雑になるところがある。自分の悪い
パターンになってしまった。

http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042000164

体重無差別で争う柔道の第29回全日本女子選手権は20日、8月の世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)の78キロ超級
代表選考会を兼ねて横浜文化体育館で行われ、全日本選抜体重別選手権覇者の山部佳苗(ミキハウス)が2年ぶり2度目の
優勝を果たし、初めて同級代表に選ばれた。
山部は決勝で昨年の世界選手権銅メダルの田知本愛(ALSOK)に内股透かしからの払い腰で一本勝ちするなど、初戦の
2回戦から5試合をオール一本で制した。
世界選手権代表の追加選手として、78キロ超級の田知本、57キロ級のロンドン五輪金メダリストの松本薫(フォーリーフジャパン)が
決まった。

山部が2年ぶり優勝=オール一本、初代表に−全日本女子柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042000130

体重無差別で争う柔道の全日本女子選手権は20日、世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)女子78キロ超級代表
最終選考会を兼ねて横浜文化体育館で行われ、優勝候補同士の対戦となった決勝で23歳の山部佳苗(ミキハウス)が
25歳の田知本愛(ALSOK)に鮮やかな払い腰で一本勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を果たした。5戦すべて一本勝ちだった。
9度目の出場で初優勝を目指した田知本愛は昨年に続き決勝で敗れた。市橋寿々華(大阪府警)と岡村智美(コマツ)が3位。
山部と田知本愛は78キロ級超級の世界選手権代表に選ばれた。また57キロ級でロンドン五輪金メダルの松本薫
(フォーリーフジャパン)が同級2枠目で世界選手権代表に追加選出され、女子の代表9人が出そろった。

山部が2年ぶり2度目V 全日本女子選手権
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/04/20/kiji/K20140420008012430.html

体重無差別で争う柔道の全日本女子選手権は20日、世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)女子78キロ超級代表
最終選考会を兼ねて行われ、優勝候補同士の対戦となった決勝で山部佳苗(23)=ミキハウス=が、田知本愛(25)=
ALSOK=に鮮やかな払い腰で一本勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を果たした。5戦すべて一本勝ちだった。
9度目の出場で初優勝を目指した田知本愛は昨年に続き決勝で敗れた。市橋寿々華(大阪府警)と岡村智美(コマツ)が3位。
山部と田知本愛は78キロ級超級の世界選手権代表に選ばれた。また57キロ級でロンドン五輪金メダルの松本薫
(フォーリーフジャパン)が同級2枠目で世界選手権代表に追加選出され、女子の代表9人が出そろった。
山部佳苗「すごく重みのある大会なので、どうしても取りたいタイトルだった。2年前はまぐれ。結果に実力がついていなかった。
世界選手権では金メダルを目指して頑張る。最近は欲が出てきた」
田知本愛「去年と同じ(悔しい)思いをしたくない気持ちで畳に上がったけど…。最初から自分の(攻める)柔道を出せなくて
悔いが残る。今日の反省を生かしてまた頑張る」
南條充寿・日本女子監督「山部は絶対に代表になるという気持ちが出ており、最後の一本勝ちにつながった。まだまだ伸びしろが
あるので、次の目標に向けて精進してほしい。田知本愛は技術うんぬんではなく、心の部分に課題がある」
斉藤仁・全日本柔道連盟強化委員長「山部と田知本愛はライバルとして激しい試合を昨年から闘ってきた。プレッシャーが
かかる中で決勝までよく残った。世界選手権に期待する。ただ今回は若手にもう少し奮起してもらいたかった」

山部、田知本に1本勝ちで2年ぶりV
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140420-OHT1T50144.html
                                                                               

243 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/20(日) 20:06:08.84 ID:aucc1IBw.net
柔道女子の無差別級日本一を決める全日本女子選手権が20日、横浜市の横浜文化体育館で行われる。初優勝を目指す
田知本愛(25)=ALSOK、2年ぶり2度目の覇権奪回を狙う山部佳苗(23)=ミキハウス=が19日、試合会場で意気込みを
語った。
前回大会は78キロ級の緒方亜香里(23)=了徳寺学園職=が準決勝で山部、決勝で田知本をそれぞれ破り、14年ぶりに
78キロ超級以外の選手が制した。田知本は「悔しい思いをした。投げきる練習をしてきた」と自信の表情。山部は「しっかり投げる
のが日本の柔道」と最重量級のプライドをにじませた。

田知本&山部、最重量級のプライドで無差別級日本一狙う/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140419/jud14041916220001-n1.html

柔道の世界選手権(8月、ロシア)の78キロ超級代表最終選考会を兼ね、無差別級で争われる全日本女子選手権
(横浜市・横浜文化体育館)が20日、行われる。2年ぶり2度目の優勝を狙う山部佳苗(23)=ミキハウス=が19日、
試合会場で会見。来年の大会ポスターで“主役”奪取を誓った。「去年はいい投げられ方をしたので…今年こそは」。
前回大会は準決勝で一本負け。今大会のポスターは、そのシーンが使われている。6日の全日本選抜体重別では
78キロ超級を初制覇。この大会で優勝し、文句なしで世界切符を手にしたい。

今年は投げ返す!山部、全日本女子2年ぶりV誓う/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140420/jud14042005020001-n1.html

柔道女子、無差別の日本一を決める「全日本女子選手権」が20日、横浜市で行われ、山部佳苗選手が2年ぶり2回目の
優勝を果たしました。
「全日本女子選手権」には全国各地の予選を勝ち上がった選手など35人が出場しました。
決勝では、山部選手と去年の世界選手権の78キロを超えるクラスで銅メダルを獲得した田知本愛選手の優勝候補の2人が
対戦しました。
試合は、先に指導を2つ取られた山部選手が、残り2分4秒相手が技を仕掛けてきたところに払腰を決めて、一本勝ちしました。
山部選手は5試合すべて一本勝ちで、2年ぶり2回目の優勝を果たしました。
山部選手は「決勝の払腰は、相手の攻めに体が勝手に反応しました。去年は大きな大会で負けてばかりいたので、その悔しさが
ばねになった。どうしても優勝したかったので、うれしい」と笑顔を見せました。
大会のあと、全日本柔道連盟の強化委員会が開かれ、8月にロシアで行われる世界選手権の女子の代表メンバーが選ばれました。
そして、今月6日に発表された6人に78キロを超えるクラスの山部選手と田知本選手の2人、57キロ級の松本薫選手が加わりました。

柔道全日本女子選手権 山部が2年ぶり優勝
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140420/k10013886861000.html

柔道・全日本女子選手権(20日・横浜文化体育館)――体重無差別で日本一を争い、23歳の山部佳苗(ミキハウス)が、
決勝で田知本愛(ALSOK)に一本勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を飾った。
山部と田知本はともに、8月の世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)の78キロ超級代表に選ばれた。3位は市橋寿々華
(大阪府警)と岡村智美(コマツ)。

山部佳苗が2度目の優勝…柔道・全日本女子
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20140420-OYT1T50084.html

78キロ超級の山部佳苗(23=ミキハウス)が初の世界切符をつかんだ。
決勝で田知本愛(25)に一本勝ちして2年ぶり2度目の優勝。世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)代表最終選考会で
頂点に立ち、初の代表の座を手にした。
優勝候補同士の対戦となった田知本愛(25)との決勝では、3分56秒に内股すかしのように決めた払い腰で鮮やかに一本勝ち。
「すごくうれしい。自分の組み手になったら体が勝手に動いてくれた。優勝しないと代表はないと思っていた。これからも
思い切りある、一本を取れる柔道をしたい」と喜びに浸った。

山部佳苗V田知本破り「体勝手に動いた」
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140420-1288336.html
                                                                                  

244 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/20(日) 22:23:20.66 ID:aucc1IBw.net
体重無差別の全日本選手権で、大会を盛り上げたのが本来は70キロ級の新井。初戦の2回戦で清水を合わせ技一本で破ると、
体重105キロの橋本と対戦した3回戦も大内刈りで有効を奪って勝利。4回戦で110キロの田知本に指導の数の差で敗れた
ものの、足技で攻めて場内を沸かせた。「胸を借りる気持ちでいった」と試合後はすがすがしい表情だった。
 昨年11月のグランドスラム東京大会で初優勝した20歳のホープ。全日本選抜体重別選手権では初戦で不覚を取り、
世界選手権代表入りを逃したが、「出られる大会でアピールしたい」と次の目標を見据えた。

大会盛り上げた新井=全日本女子柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042000197

初出場の岡村が3試合連続の一本勝ちで4強入りした。初戦の2回戦は大外刈り、3回戦は崩れ上四方固めで勝ち、4回戦で
当たった強豪の白石も鮮やかな内股で撃破。山部に準決勝で一本負けしたが、健闘ぶりが光った。
昨年4月のアジア選手権では計量で失格となる失態があり、強化指定から外された。「初心に戻って、人より(練習を)やって
やろうという気持ちだった。一歩一歩進んでいきたい」と今後の活躍を誓った。

岡村、初心に戻って健闘=全日本女子柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042000205

優勝以外、世界の舞台につながる道はないと山部は思っていた。ライバルに向かう気持ちの後押しとなった。
田知本との決勝。指導のポイントでリードされたが焦らなかった。開始3分56秒。攻め急いだ田知本の内股を透かし、
払い腰で投げ倒した。内股透かしは6年前の田知本との初対戦で一本勝ちした技。「体が勝手に反応した」と言葉が弾んだ。
山梨学院大4年生だった2年前に日本一となったことが、苦しみの始まりにもなった。「負けられない不安があった」。肩書が
重しとなり昨年は不本意な結果が続いた。
指導の厳しいミキハウスに入社後、「大丈夫なの?」と心配する声が耳に入った。おおらかな性格の道産子に火が付いた。
「自分で選んだから悔しくて」。薪谷翠コーチとともに昨年5月に大阪から東京に拠点を移し、出稽古の機会が増えるなど
環境が良くなったのも奏功。今年2月に欧州で2大会続けて優勝し、「海外で弱い」という印象も拭い去った。
初代表をつかみ、欲も増してきた。「金メダルを取りたい」。薪谷コーチは「メンタルが強くなったのが一番」とまな弟子の成長に
目を細めた。

苦しみ乗り越え復活=山部、初の世界切符−全日本女子柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042000217

山部佳苗(ミキハウス)が田知本愛(ALSOK)との決勝を払い腰での一本勝ちで制し、2大会ぶり2回目の優勝を遂げた。
田知本は2大会連続の準優勝。全日本柔道連盟は試合後に強化委員会を開き、8月の世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)の
代表9人中残る3人に、78キロ超級の山部と田知本、57キロ級のロンドン五輪金メダリスト、松本薫を選んだ。全日本女子の
南條充寿監督は22年ぶりに個人戦で金メダルゼロに終わった昨年の雪辱を込めて「金メダル3個を目指す」と目標を掲げた。
2年前と違い、地に足
決勝で先に指導二つをもらっても山部は落ち着いていた。攻め急いだ田知本の内股をかわし、その勢いを利用しての払い腰。
昨年の世界選手権銅メダリストを畳に打ち付け、5試合オール一本勝ちで、初の世界選手権代表をつかんだ。
幼い時から札幌刑務所の道場に通い、刑務官で柔道六段の父・徳一さん(54)から教え込まれた技は、天性の才を感じさせる。
だが山梨学院大4年だった2年前、伏兵ながら、この大会を制したことが、逆に足取りを重くした。「負けたら、どうしよう」。以来、
先行されると、雑な攻めで自滅した。
拠点を東京に置いた昨年5月から、国立スポーツ科学センターに通い、一から筋力強化に努めた。食欲が落ちれば、所属の
薪谷翠コーチが手料理で励ましてくれた。自身、2004年アテネ五輪金メダルの塚田真希(現・東京女体大柔道部長)に
はね返され、五輪の舞台を踏めなかった薪谷コーチの「我慢だ」の言葉が胸に響いた。
2月のグランドスラム・パリ大会を制し、田知本にも6日の全日本選抜体重別選手権決勝から連勝。国際ルールより2分長い
1試合6分勝負の今大会で組み手争いを制し続けたのは、センスを生かす筋力を養った証しだ。
世界の扉を開いたが「まだまだ挑戦者。先には試練も待っている」。2年前と違い、頂に立っても地に足がついている。

柔道:山部佳苗2大会ぶり優勝 全日本女子選手権
http://mainichi.jp/sports/news/20140421k0000m050079000c.html

245 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/20(日) 22:53:30.28 ID:aucc1IBw.net
全日本柔道連盟の強化委員会は20日、世界選手権女子代表で未定だった残り3人を発表した。
全日本女子決勝で対戦した山部、田知本と、ロンドン五輪57キロ級金メダルの松本薫(フォーリーフジャパン)が追加され、
7階級9人の代表が出そろった。
「国際大会での実績が抜けている」(南條充寿・全日本女子監督)として、57、78キロ超級で代表2人を起用。松本は今月の
全日本選抜体重別で初戦敗退したが、実績が評価されて選ばれた。
女子は昨年の世界選手権個人戦で金メダルゼロに終わっており、斉藤仁・強化委員長は「最低でも金メダル三つを取りに行く」と
雪辱を誓った。

柔道女子代表出そろう…五輪「金」の松本ら追加
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20140420-OYT1T50106.html

8月の世界選手権女子代表は、今月の全日本選抜体重別選手権後に48キロ級から78キロ級の6階級で各1選手を決定。
7階級で最大9人までが出場できるため、全日本柔道連盟強化委員会は78キロ超級の田知本愛と57キロ級の松本薫を
「2人目の代表」に選んだ。
2年ぶり日本一の山部は78キロ超級で文句なしの代表に決定。さらに最近の国際大会で日本勢の優勝が続く同級と57キロ級で
「2枠目」を活用することとし、田知本と松本を選んだ。松本は選抜体重別の初戦で敗れたが、2月のグランプリ・デュッセルドルフ
の優勝が評価された。
日本女子は昨年の世界選手権で22年ぶりに金メダルなしの惨敗。南條充寿監督は「今回は金メダル3個が目標。2人派遣の
階級は必ず金メダルを取りたい」と話した。

「2枠目」は国際大会成績で判断=世界選手権、目標は金3−女子柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042000203

全日本女子選手権(20日、横浜文化体育館)大会後の全日本柔道連盟強化委員会で世界選手権女子代表9人が出そろい、
南條監督は「金メダル3個が目標」と語った。特に78キロ超級と57キロ級で確実に優勝を狙うため、代表2枠目を使うことを
決めた。
57キロ級の松本は5日の全日本選抜体重別選手権1回戦で一本負けしたが、2月のドイツでのグランプリ大会を制した内容を
「金メダルのロンドン五輪に近い」と評価。78キロ超級は山部、田知本愛がすんなり決まった。
日本女子は昨年の世界選手権個人で22年ぶりの金メダルゼロと惨敗。斉藤委員長は「最低でも三つ取りにいく」と巻き返しを
誓った。

南條監督、日本女子は金3個が目標 代表9人が出そろう/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140420/jud14042020590005-n1.html

一瞬の勝機を山部は逃さなかった。決勝の開始3分56秒。思うような組み手ができずに焦って仕掛けたライバルの攻めをかわし、
得意の払い腰で畳に沈めた。「体が勝手に反応した」。華麗な一本勝ちで2年ぶり2度目の頂点に立った。
かみしめた女王の実感は、前回とは比べものにならなかった。初優勝はロンドン五輪選考会を兼ねた2年前。選考対象外の
気楽な立場だった。
女王の重圧に襲われたのは、連覇がかかった前年の大会前だった。社会人1年目。食事がのどを通らず、体重もどんどん落ちた。
窮地に手を差し伸べてくれたのが、所属先の薪谷翠コーチだった。東京を拠点に二人三脚での日々。課題だったパワー不足を
補うために筋力トレーニングを本格的に始めた。薪谷コーチは「全く力がなかった。普通の選手がリハビリのときにこなすくらいの
メニューから始めた」と振り返る。
地道な努力が次第に成果に表れ、今年に入ってから2月に欧州の2大会を制覇。今月6日の選抜体重別選手権でも田知本を
退けて初優勝を飾った。そして、再び手にした女王の称号。「どうしても取りたいタイトルだった」と喜びで笑顔がはじけた。
結果を出していく中で、無欲だった23歳に「五輪で金」という明確な目標が芽生えた。重量級の新エースの看板を背負い、まずは
初の世界選手権で大暴れする。

山部 重圧乗り越えて女王返り咲き
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140420/mrt14042022150001-n1.htm

柔道のロシア・ジュニア国際最終日は20日、ロシアのサンクトペテルブルクで行われ、女子は78キロ級で浜未悠(東京・淑徳高)、
63キロ級で鍋倉那美(愛知・大成高)が優勝し、嶺井美穂(神奈川・桐蔭学園高)が3位だった。70キロ級で池絵梨菜(東大阪大
敬愛高)が2位。

浜、鍋倉が優勝 ロシア・ジュニア国際
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/04/20/kiji/K20140420008014140.html
                                            

246 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/21(月) 13:32:15.62 ID:kPz48ooT.net
山部佳苗(23=ミキハウス)が2年ぶり2度目の優勝を飾り、世界選手権代表の座を勝ち取った。準決勝を鮮やかな内股透かしで
勝ち上がると、田知本愛(25=ALSOK)との決勝でも内股透かしから払い腰を決め、3分56秒で一本勝ち。前回の優勝以降は
不振に陥ったが、元世界無差別級女王の薪谷翠コーチ(33)との二人三脚で復活を遂げた。大会後には全日本柔道連盟の
強化委員会が行われ、8月の世界選手権(ロシア)の代表追加3選手が発表された。
畳の上にズドン!と大きな音が響いた。体重無差別で行われた大会の決勝は、大方の予想通りの最重量級頂上決戦。指導の数
で劣勢に立っていた山部だが「落ち着いてやろうと思っていた。体が勝手に動いた」と相手の動きに素早く反応。内股を透かし、
払い腰を合わせて田知本を裏返した。
「昨年は悔しい思いをした一年間だったのでうれしい」。日本一を決める今大会を初制覇したのは2年前。「実力がないうちに
勝ってしまった」と重圧に苦しみ、結果も出ずに不振に陥った。食事も喉を通らなくなり体重は10キロ近く落ちたという。しかし、
所属先の薪谷翠コーチの指導で心身ともに立ち直った。薪谷コーチは食欲のない山部を気遣って一緒に食事をし、時には
手料理を振る舞った。練習相手としても常に厳しい声を掛けられ、2月には苦手としてきた国際大会で2連勝。自信も芽生えて
2週間前の選抜体重別に続いて決勝で田知本を連破。「この1年間で欲が出てきた」と女王は日本一の“次”を見据えた。

≪松本ら追加代表≫今大会の結果を受けて78キロ超級は山部と田知本の2人に決定。57キロ級の松本薫(26=フォーリーフ
ジャパン)も追加選出され、女子代表全9選手が決まった。

山部 2年ぶり日本一で世界選手権代表、田知本を裏返し!
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/04/21/kiji/K20140421008013430.html

体重無差別で争う柔道の全日本女子選手権は20日、横浜文化体育館で行われ、山部佳苗(23)=ミキハウス=が、
オール一本勝ちで2年ぶり2回目の優勝。8月の世界柔道(ロシア・チェリャビンスク)78キロ超級代表に選出された。
決勝の3分56秒には世界柔道同級銅メダルの田知本愛(25)=ALSOK=の内股を透かして一本勝ち。「昨年は悔しい
思いをした。このタイトルはうれしい」と笑顔を浮かべた。
前年覇者として臨んだ昨年大会は準決勝敗退。他の大会でも結果は出ず、精神的な疲弊から105キロの体重は「10キロも
減った」(山部)という。昨年5月から所属の薪谷翠コーチとマンツーマンで肉体改造に着手。体重も戻り、今年2月のGSパリで
国際大会初優勝。帰国後は髪を茶色に染め、「性格も明るくなったと言われている」(薪谷コーチ)と心身ともにイメチェンに
成功した。
女子代表の南條充寿監督は「伸びしろがある。持ってる力はあんなもんじゃない」と世界舞台での活躍に期待していた。

【柔道】山部、オール一本V!8月・世界柔道代表に選出
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140420-OHT1T50299.html

78キロ超級の山部佳苗(23=ミキハウス)が初の世界切符をつかんだ。決勝で田知本愛(25)に一本勝ちして2年ぶり2度目の
優勝。選抜体重別選手権に続く連勝で、世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)代表に選出された。大会後の強化委員会で、
78キロ超級の田知本、57キロ級の松本薫(26)も同代表に選ばれた。
山部は一瞬のタイミングを逃さなかった。攻めあぐねて内股をかけてきた田知本の足を外すと、「体が勝手に動いた」と
内股すかし(公式記録は払い腰)で鮮やかに一本勝ち。父徳一さん伝承の得意技で準決勝に続き勝利を奪い、「優勝しないと
代表はないと思っていた。うれしい」とオール一本勝ちで頂点に立った。前回の優勝は2年前。以降は成績が出ず、深く悩んできた。
体重が10キロも落ちる中、昨年5月から所属先の新谷コーチと2人で拠点を大阪から東京に移し、食事面も見てもらった。不振を
抜けようやく見えた世界の舞台。「最近明るくなったと言われます」と話す23歳の未来も明るい。

山部佳苗オール一本勝ちで初の世界切符
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20140421-1288550.html

247 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/21(月) 13:32:51.88 ID:kPz48ooT.net
体重無差別で争う第29回皇后杯全日本女子選手権(東京新聞、東京中日スポーツ後援)は20日、世界選手権
(8月・チェリャビンスク=ロシア)女子78キロ超級代表最終選考会を兼ねて横浜文化体育館で行われ、優勝候補同士の
対戦となった決勝で23歳の山部佳苗(ミキハウス)が25歳の田知本愛(ALSOK)に鮮やかな払い腰で一本勝ちし、
2年ぶり2度目の優勝を果たした。5戦すべて一本勝ちだった。
9度目の出場で初優勝を目指した田知本愛は昨年に続き決勝で敗れた。市橋寿々華(大阪府警)と岡村智美(コマツ)が3位。
山部と田知本愛は78キロ超級の世界選手権代表に選ばれた。また57キロ級でロンドン五輪金メダルの松本薫(フォーリーフ
ジャパン)が同級2枠目で世界選手権代表に追加選出され、女子の代表9人が出そろった。
鮮やかというほかない決着だった。決勝。残り2分あまりで山部は田知本の内股を透かし、そのまま払い腰で一本勝ち。
ライバルを豪快に投げ飛ばし「欲しかったタイトル。すごくうれしい」と満面の笑みを浮かべた。
初戦からオール一本勝ちと隙がなかった。決勝は先に指導を取られたが、磨きをかけた組み手で優位に立ち、圧力をかけると、
逆に追い込まれた田知本は「組み手が不十分なのに仕掛けてしまった」。
間合いの取り方のうまさ、勘の良さが山部の真骨頂。「体が勝手に反応した。自分の柔道ができた」と胸を張った。
ロンドン五輪直前の一昨年の大会で初優勝。ただ、当時は実績も乏しく「代表を目指す気持ちはなかった」。一方で女王として
「負けられない。負けたらどうしよう」と自ら重圧をかけ、連覇がかかった前回大会は準決勝敗退。その後も成績は下降線を
たどった。
この1年、付きっきりで指導した元世界女王の薪谷翠コーチは「『こんなに練習しても勝てないのか』とこぼすこともあった。
我慢するよう言い続けた」と明かす。食生活や精神面を見直し、故障者用のリハビリメニューで体の使い方を基礎から確認。
「センスだけでやっていた」(薪谷コーチ)ところに土台ができ、今年2月の国際大会で2連勝。山部は「悔しさが生きている」と
振り返る。
まだ成長途上で第一人者の意識もないという山部だが、「最近は欲が出てきた」とも。2016年五輪を目指すと明言したのも、
心身の充実ぶりと成長の証しだ。

山部 オール一本V 「体が勝手に反応した」
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2014042102000102.html

柔道・全日本女子選手権(20日、横浜文化体育館)世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)女子78キロ超級代表最終
選考会を兼ねて体重無差別で争われ、山部佳苗(23)=ミキハウス=が決勝で田知本愛(25)=ALSOK=に払い腰で
一本勝ちし、2年ぶり2度目の優勝を果たした。5戦すべて一本勝ち。スランプからはい上がった23歳は代表の座を射止め、
世界の頂点を目指す。
開始3分56秒。ライバルを鮮やかな払い腰で下した。山部が2年ぶり2度目のV。したたる汗をぬぐうと笑顔が弾けた。
「すごい重みのある大会。このタイトルが欲しかった」
山梨学院大4年だった一昨年に初優勝。だが、「まぐれだった」と振り返る。ミキハウスに入社し、連覇を狙った昨年は準決勝敗退。
スランプに陥った。
復活を支えたのは、かつて世界選手権を制した所属先の薪谷翠コーチ(33)。「力がないからリハビリのようなメニューから
始めた」と同コーチは振り返る。成果は今年に入って表れた。2月に欧州の国際大会で連続優勝。今月6日の選抜体重別選手権
でも田知本を破って優勝を飾った。
「去年は負けてばっかりで、その悔しさが生きている。欲が出てきた」。日本重量級のエースへ。波に乗る23歳が、初の世界選手権
でも頂点を目指す。

オール一本勝ち!山部、2年ぶり2度目V/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140421/jud14042105030001-n1.html

2年連続で決勝に進出した田知本だが、指導の差で優位に立ちながら「相手に誘われて、不十分の組み手のときに
入ってしまった」という内股を透かされ、払い腰を合わされて一本負け。山部には指導の差で敗れた選抜体重別78キロ
超級決勝に続く連敗で「前回は面白くない試合だったので攻めようとしたけど」とがっくりした様子だった。全日本女子の
南條監督は「技術面より精神的な波があるのが課題」とした。

田知本 逆転一本負け、山部に連敗…「攻めようとしたけど」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/04/21/kiji/K20140421008013580.html

248 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/21(月) 22:57:26.38 ID:oMe/9K1g.net
父親譲りの伝家の宝刀だ。体重無差別で行われる全日本女子柔道選手権(20日、横浜文化体育館)は78キロ超級の
山部佳苗(23=ミキハウス)がオール一本勝ちで2年ぶり2度目の優勝。世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)初代表
に決定した。
決勝の相手は最大のライバル、田知本愛(25=ALSOK)。山部は田知本が内股を仕掛けてきた瞬間、逆に豪快な払い腰で
叩きつけた。柔道を始めたころ、柔道六段で札幌刑務所の刑務官を務める父・徳一(のりかず)さん(54)に教わったという
「内股すかし」。山部は「最後は体が勝手に動いた」と歓喜に浸った。
2年前、勢いでつかんだ初優勝が皮肉にもスランプの始まりになった。「後から考えれば、あれで『勝たなきゃいけない』という
プレッシャーが生まれた」(母・苗美さん)。社会人1年目という環境の変化も重なり、山部は心身のバランスを崩す。体重は
10キロ減り、成績も振るわない日々が続いた。しかし、昨年5月、拠点を大阪から東京に移し、薪谷翠コーチ(33)の
マンツーマン指導で、復活のきっかけをつかんだ。
恩師の山梨学院大柔道部の山部伸敏監督(45)は、愛弟子の成長に目を細めつつも「ここが到達点じゃない。まだ根詰めて
練習をやっていない」と強調。目指すは世界選手権、さらには2016年リオ五輪での金メダル獲得だ。山部も「試練はたくさん
待っていると思う。その試練を一つひとつ、乗り越えていきたい」。伸びしろ十分の女子重量級新エースが世界の頂点を目指す。

山部“父親譲りの宝刀”で全日本女子柔道78キロ超級V
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/258354/

全日本柔道連盟(全柔連)は21日、東京都文京区の講道館でアスリート委員会を開き、5月上旬に東京都内で行われる
日本男子強化合宿で選手の意見や要望を集める「アスリートミーティング」を初めて開催することを決めた。
全柔連理事の田辺陽子委員長は「現役選手の声を吸い上げ、組織に反映させていく試み。競技人口拡大やセカンドキャリア
充実などのアイデアも聞いてみたい」と述べた。選手には事前にアンケート用紙を配布する。日本女子強化合宿でも実施する予定。

【柔道】5月に「アスリートミーティング」初開催 選手の意見や要望を集約
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140421-OHT1T50155.html

全日本柔道連盟は21日、東アジア選手権(5月9、10日・ウランバートル)に20日の全日本女子選手権で3位に入った
78キロ超級の市橋寿々華(大阪府警)、男子では100キロ超級の百瀬優(旭化成)、60キロ級で全日本ジュニア選手権
2連覇の大島優磨(国士舘大)ら男女各7選手を派遣すると発表した。
9日に男女14階級、10日に男女団体戦が実施される。

東アジア選手権に百瀬、市橋らを派遣/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140421/jud14042116220003-n1.html
                                                                             

249 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/22(火) 21:10:37.97 ID:Bph1XOaR.net
全日本柔道連盟の強化委員(女子担当)に就任した“平成の三四郎”古賀稔彦氏(46)が、世界選手権
(8月、ロシア・チェリャビンスク)での女子復活に太鼓判を押した。
就任2年目の南條充寿監督(41)は20日の会見で「金メダル3個が目標です。これが報道によって選手の耳にも入っていく
だろうから、それをエネルギーにしてもらいたい」と話した。ただ、昨年の世界選手権は暴力問題の影響もあり、女子は個人戦で
金メダルゼロの屈辱に終わった。急な高いハードルの設定は、エネルギーどころか選手に必要以上のプレッシャーを与えかねない。
しかし、かつて女子コーチを務めた古賀氏は「昔なら(重圧に)なった」と前置きしつつも、この見方を否定。「今の時代の感じだと、
そこまで厳しくはない。現代っ子というのもあるし、そう言うほど、選手は危機感とか感じていない」
背景には代表チーム全体の変化もあるという。「ボクたちの時代は男社会ですから。監督、コーチの危機感も選手にビンビン
伝わった。今はもう優しい感じです。こういう時代はナチュラルな雰囲気で」。昨年から始まった全柔連の改革により現場の指導
体制も一新された。女性の強化委員も増え、風通しはよくなっている。一見、無謀なように見える目標も重荷にはならないという。
代表の力を十分に引き出すためには時代に合った意識付けやサポートが必要。「金メダル3つを踏まえた上でのプラスアルファを
目指すということ」。世界選手権に向け三四郎の手腕も注目を集めそうだ。

世界柔道「女子は金3個」古賀稔彦氏が太鼓判
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/258713/

お家芸の「ニッポン柔道」が前代未聞の事態に直面している。低迷が深刻な男子100キロ級について、29日の全日本選手権
(東京・日本武道館)の結果次第では、8月の世界選手権(チェラビンスク=ロシア)に代表を派遣せず、同期間に海外合宿を
行うなどの“荒療治”が検討されている。日本男子の井上康生監督ら五輪金メダリストも輩出した名門階級の再建は待ったなしの
状況に追い込まれている。
最重量の100キロ超級を除く階級の代表は本来、選考会を兼ねた4月5、6日の全日本選抜体重別選手権後に発表されるはず
だった。しかし、大会前日に開かれた全日本柔道連盟(全柔連)の強化委員会後、斉藤仁強化委員長が「出さずにがっつり鍛えた
ほうがいいという判断もある。今しか大胆なことはできない」と見送りの可能性について言及した。
選抜体重別では、熊代佑輔(ALSOK)が初優勝を飾ったが、この時点では代表は決定しなかった。今後、準優勝の羽賀龍之介
(旭化成)らも含めて全日本で優勝争いに絡まなければ見送る公算が大きい。井上監督は「国内で勝てば選ぶという安易な考えは
ない」とも断言した。
男子で五輪、世界選手権を通じて代表派遣を見送った例は過去にない。決断を迫られた背景には、100キロ級の深刻な低迷がある。
現行の体重区分となった1999年以降の世界選手権9大会で、日本は100キロ級で3連覇の井上監督や代表コーチの
鈴木桂治氏らが計5度の優勝。井上監督は2000年のシドニー五輪でも金メダルに輝いた。しかし、ここ1年間の国際大会では
優勝が一度もなく、4月3日現在の世界ランキングでは階級別で唯一、30位以内がゼロという惨状だ。
今回の世界選手権では、100キロ級の派遣を見送ることで、競争が激しい他階級の代表を1人増やすこともできる。
見送った場合の強化策として海外での短期合宿案などがあるが、パワーで圧倒される海外勢との差をどう埋めていくか、
具体策はこれからだ。リオデジャネイロ五輪は2年後に迫り、低迷脱却への道筋すら立てられない事態が深刻さを物語っている。

低迷の男子100キロ級、世界選手権見送りの荒療治も
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140422/mrt14042213420001-n1.htm
                                                                                 

250 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/25(金) 18:52:41.71 ID:EaMVarTV.net
体重無差別で争う柔道の全日本選手権は29日、世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)100キロ超級と100キロ級の
代表選考会を兼ねて、東京・日本武道館で行われる。全日本選抜体重別選手権100キロ超級の決勝を戦った上川大樹
(京葉ガス)と七戸龍(九州電力)が中心の争いとなりそうだ。
元無差別級世界王者の上川は筋力トレーニングの成果などで復調。2月のグランプリ・デュッセルドルフに続き、選抜体重別で
優勝し、初の日本一を目指す。
七戸は選抜体重別では上川に屈したが、2月のグランドスラム・パリを制すなど力を付けている。順当なら上川と七戸が顔を
合わせる準決勝が大一番となりそうだ。
昨年準優勝の21歳、原沢久喜(日大)も粗削りながら、切れのある技を武器に再び上位を狙う。73キロ級世界王者の大野将平
(旭化成)の挑戦も見もの。香川大吾(広島・崇徳高)、田中源大(山口・高川学園高)の2人の高校生の戦いぶりにも期待が集まる。
全日本柔道連盟は、国際大会で低迷する100キロ級の代表派遣を見送る可能性を示唆している。その通りになれば、日本男子
初の屈辱。選抜体重別優勝の熊代佑輔(ALSOK)らにとっては、井上康生日本男子監督らを納得させるだけの内容と結果を
見せなければならない正念場だ。

上川、七戸の争い=29日に全日本柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042500717

柔道女子78キロ級の岡村智美(25)=コマツ=がどん底から再起の階段を上っている。体重無差別で争われた20日の
全日本女子選手権(横浜文化体育館)では、78キロ超級以外の選手で唯一、4強入り。「初心に戻って一からやってやる」
との思いを忘れず、再び大舞台を目指している。
昨年4月のアジア選手権(バンコク)。代表に選ばれながら、計量で体重超過により、失格となった。翌月、全日本柔道連盟の
強化指定選手から外れた。故郷の熊本から広島・清水ケ丘高を経て名門入りし、2010年には世界選手権代表に選ばれた
実績が泣く屈辱。「日々の節制もそうだし、長期間で(体調管理など)いろいろ考えることを学んだ」と今では言えるが、当時は
ふがいなさに顔を伏せた。
所属の12年ロンドン五輪78キロ超級銀メダルの杉本美香コーチは練習だけでなく、オフの日も調整方法を指導してくれた。
「当時は何とかなるという甘い考えで、減量に間に合わなかったが、普段から体を絞るようになり、体にキレも出た」と所属の
松岡義之監督。昨年11月の講道館杯で優勝し、強化指定選手に戻った。
3月の全国高校選手権で初優勝した修徳高(東京)へ出げいこに行き、男子相手に鍛錬を重ねるなどした成果が出たのが
全日本女子選手権。4回戦で、78キロ超級の白石のどか(JR東日本)を内股で畳に打ちつけた。準決勝で、優勝した
山部佳苗(ミキハウス)に敗れるまで全3試合で一本勝ちした。
松岡監督は「本来、技のスピードもキレもある」と認める。その上で「自らをコントロールできなければ、相手もコントロール
できない」。8月の世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)代表切符は所属の後輩の佐藤瑠香(るいか)に持ち去られたが、
岡村は「多くの人の力を借りながら、土台をしっかりさせて一歩一歩」。16年リオデジャネイロ五輪に向け、失敗を糧にしていく

柔道:どん底から再起 女子の岡村「初心に戻って一から」
http://mainichi.jp/sports/news/20140425k0000e050194000c.html

251 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/26(土) 21:20:30.63 ID:TLiIw5+m.net
柔道の1992年バルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦氏が26日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターでの
全日本女子ジュニア強化合宿に参加し、実技指導などを行った。
古賀氏は今月、全日本柔道連盟(全柔連)女子強化委員に就任。2020年東京五輪で主役になる年代の選手とともに、乱取り
などで汗をかいた。
練習前には「自分がヒロインだと思って練習から目立つように」と声を掛けたが、稽古は全体的に静かな雰囲気。「真面目だけど、
おとなしいのは今の時代の子どもだからかな」と感想を口にした。一方で、「(いい)素材は持っていると感じた。指導者がどう引き
出すかにも懸かる」と期待を込めた。
古賀氏は現役時代に「平成の三四郎」の異名を取り、現在は環太平洋大総監督を務める。過去には全柔連強化コーチとして04年
アテネ、08年北京両五輪の女子63キロ級を連覇した谷本歩実らを指導した。

古賀氏が実技指導=女子ジュニア世代に「目立て」−柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo&k=2014042600301

1992年バルセロナ五輪の金メダリストで、4月に全日本柔道連盟の女子強化委員に就任した古賀稔彦氏が26日、東京都北区の
味の素ナショナルトレーニングセンターで始まった日本女子ジュニア強化合宿に参加し「私が主役になるというヒロイン願望を持て」
と熱い口調で訴えかけた。
参加した34選手は大学生や高校生が主体。2020年東京五輪を狙う世代で、環太平洋大総監督として女子を指導する古賀強化
委員が特別に招かれた。“平成の三四郎”は練習前に自身の体験談を交えつつ、目標に向けた努力の尊さを説いた。
乱取りでは選手に胸を出し、豪快な投げも披露した。練習後に古賀氏は「選手がもっと自分の柔道をアピールすることが今後の
大きな課題。その姿勢を引き出すのが指導者の役目だ」と述べた。

【柔道】古賀氏、東京五輪世代を熱血指導「ヒロイン願望持て」
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140426-OHT1T50246.html

252 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/27(日) 18:56:53.93 ID:QHqYl4Dm.net
92年バルセロナ五輪柔道男子71キロ級金メダリストの古賀稔彦氏(46)が都内で始まった全日本ジュニア女子の強化合宿
で初めて講師を務めた。
全日本柔道連盟の強化委員に就任した古賀氏が斉藤仁強化委員長らに要請されて実現したもので、20年東京五輪を目標と
する世代が対象。「自分の欠点を認めること」など約30分の講義に続き、実戦形式の稽古で35人の参加者と汗を流した。
古賀氏は「普通に一生懸命という感じでアピールが足りない」と話す一方で「個性を引き出すのも指導者の仕事。自分が
(指導を)やれば、強くなる」と要請があれば今後も講師を務める意向を示した。

古賀氏 ジュニア女子強化合宿で初の講師、強化に自信
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/04/27/kiji/K20140427008050030.html

柔道の女子ジュニア強化合宿が26日に都内で行われ、バルセロナ五輪71キロ級金メダリストで大学女子2連覇中の
環太平洋大総監督の古賀稔彦氏(46)が“ゲスト指導者”として登場。練習後には、女子35選手に対して「目立つ練習
をしている選手がいなかった。もっと自分を出してほしい」と活を入れた。
4月に全日本柔道連盟(全柔連)の強化委員になった古賀氏は、20日の全日本女子選手権後に斉藤仁強化委員長や
山下泰裕副会長から現場指導を頼まれたという。この日の練習前には「世界一になるには、一匹狼(おおかみ)になれ。
ハングリーさが必要だ」と40分に及ぶ“講義”も行い、乱取りでは選手と組んで汗を流した。
「組んでみると、選手はいいものを持っている。自分が教えたら絶対に強くなる」とニヤリ。今後も依頼があれば強化合宿
での指導を行う考えだ。

【柔道】古賀氏「目立つ練習を」女子ジュニアにカツ!
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140426-OHT1T50391.html

全日本女子ジュニア合宿が26日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターであり、報道陣に公開された。
全日本柔道連盟の強化委員に新たに就任したバルセロナ五輪男子71キロ級金メダリストの古賀稔彦氏が初指導を行い、
おとなしい印象の選手たちに「もっと目立て」と熱い口調でハッパをかけた。
練習に先立ち、古賀氏は自身の経験をふまえた心構えを訓示。具体的な将来像をイメージすることや、自分で考えて行動
することの重要さなどを説き、乱取りでは大声を張り上げながら選手とともに汗を流した。
「絶対に五輪に出たい人は」という問いに一人も手を挙げないなど、高い能力がありながら消極的な選手の姿勢に古賀氏は
不満の様子。「普通に一生懸命。真面目だけど打たれ弱く、何か言われないようにと存在感を消そうとする」と感想を述べ、
「勝つためには自分を出していいのだと教えたい」と意欲的だった。
古賀氏は大学女子の強豪・環太平洋大総監督を務め、今月から強化委員に就任した。

古賀氏、初指導「もっと目立て」 全日本ジュニアに熱く
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2014042702000099.html

253 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/28(月) 17:29:50.55 ID:Zwt5StI7.net
体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権は29日、東京・日本武道館で行われる。低迷が続く日本重量級に光明は
見えるのか。注目はV候補の100キロ超級・上川大樹(24=京葉ガス)と原沢久喜(21=日大)だ。
上川は先の全日本選抜体重別選手権(福岡)で優勝し、世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)の最終代表選考会となる
今大会でもV本命に挙げられている。だが、京葉ガス師範の関勝治氏(74)は「勝ち方をちょっと覚えただけ」と手厳しい。あくまでも
目標は“世界最強の男”テディ・リネール(25=フランス)を撃破することだからだ。
一方、昨年準優勝の原沢陣営は「自分の柔道スタイルを殺してまで勝負するところじゃない」(金野潤監督)と慎重。今大会は上川、
原沢に七戸龍(25=九州電力)を合わせた三つどもえの激戦が予想される。実績で劣る原沢が世界選手権の代表権を勝ち取る
には「最低でも優勝」(同監督)が条件になることは必至。つまり、試合によっては一発勝負の戦法を取ることが不可避となるが、
金野監督は「3人の誰が代表になってもリネールには勝てないと思う。世界選手権は大目標ですけど、最終的にはオリンピックで
リネールに勝って金を取る。そのために、今年はしっかり組んで投げにいく柔道を確立したい」と長期的なリネール対策を優先
させるという。
動の上川に対し、静の原沢――。両陣営の姿勢は対照的だが、合言葉は「打倒リネール」で一致している。
                                                                             
柔道全日本選手権V候補2人の視線は“打倒リネール”
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/260855/
                                                                     

254 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/28(月) 17:30:23.02 ID:Zwt5StI7.net
体重無差別で柔道日本一を決める全日本選手権が29日、東京・日本武道館で行われる。世界選手権(8月・チェリャビンスク=
ロシア)100キロ超級と100キロ級の代表選考会を兼ねているが、全日本柔道連盟(全柔連)は結果次第では100キロ級の
選手派遣を見送る可能性を示しており、判断が注目される。
男子が五輪や世界選手権で出場しない階級が生じたケースは過去になく、現実となれば異例の事態。背景には100キロ級の
低迷がある。昨年から主要国際大会で優勝者が一人もおらず、最新の世界ランキングで日本勢の最高位は32位と、全7階級の中
で最も苦戦を強いられている。
派遣を見送れば試合のための調整が不要になるので、その期間を体力強化や海外合宿などにあて、地力の底上げを図ることに
なる。今年は五輪中間年ということもあり、「大胆なことをするなら今しかない」と斉藤仁強化委員長。この階級で五輪、世界選手権
を計4度制した日本代表の井上康生監督は「選手選考は2016年五輪を見据えて行っている。五輪で勝つためにどうするかだ」と
話す。
全日本選手権には全日本選抜体重別で100キロ級を制した熊代佑輔(ALSOK)らが出場する。彼らの発奮を促すための
「荒療治」でもあり、意地を見せたいところだ。
鈴木桂治コーチに聞く 

柔道日本代表が世界選手権の男子100キロ級の選手派遣を見送る可能性があることについて、男子重量級担当の鈴木桂治
コーチに聞いた。

派遣見送りを検討するに至った理由は。

最近の海外での試合を見ると、現状の100キロ級は井上監督が掲げる「世界一」という目標に届いていない。最も重要なのは
2016年五輪。それなら今回の世界選手権の期間は強化中心にやろうと。

実戦経験を積むことも強化につながるのでは。

若手なら挑戦ということでもいいが、現在の100キロ級の候補者はそういう立場ではない。「しょうがない、こいつにしよう」という
選び方なら選ばない方がいい。派遣するには全日本選手権で3位以上は求めたい。

100キロ級の日本勢と海外勢の差は何か。

精神面だと思う。日本人選手は技術はあるし、体力も全くかなわないというほどの差はない。精神的な弱さ、甘さがあるのではないか。

100キロ超級は(ライバル関係にある)上川大樹(京葉ガス)と七戸龍(九州電力)がそれぞれ2月の欧州遠征で優勝した。彼らの
ような競争関係や相乗効果が100キロ級にはない。ずばぬけようとする選手も、しがみついていこうという選手もいない。そういう悪い
流れがある。
100キロ級にも人材はあるが、少し成長が遅い。それは指導者の責任でもある。他の階級が良い結果を出しているだけに、自分も
悔しい思いはしている。

具体的な強化プランは。

単身での海外遠征は考えている。自分も現役時代に他の階級の選手と1カ月半ほど欧州を転々とした。「これだけやったんだから」
という精神的なタフさや、勝ちに対する欲が生まれた。

強化のあり方を考える契機にもなるか。

たまたま今回は100キロ級だったが、いずれ同じようなことが違う階級でもあるかもしれない。世界で勝つためにはある程度、
頭を柔らかくしても良いかもしれない。

低迷の男子100キロ級  世界選手権見送りも
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2014042802000111.html


柔道男子 無差別級の日本一は
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140428/k10014086761000.html
                                                            
                                                             

255 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/28(月) 17:38:39.98 ID:Zwt5StI7.net
体重無差別で争う柔道の全日本選手権は29日に東京・日本武道館で行われる。
注目選手が28日に東京都文京区の講道館で記者会見し、上川大樹(24=京葉ガス)は「全員が目標とする大会で優勝するのは
誇りだと思う。理想は秒殺でオール一本」と強気な言葉で初優勝を誓った。
大会は世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)100キロ超級と100キロ級代表最終選考会を兼ねる。5日に全日本選抜
体重別選手権100キロ超級を制し、代表入りが有力な上川は「まずはここで勝つ。その力が自分にはある」と言い放った。
25歳の七戸龍(九州電力)は「全日本では毎回悔しい思いばかりなので力を出し切りたい」、昨年準優勝の原沢久喜(日大)は
「思い切った柔道をする」と初の日本一へ意気込んだ。
昨年の世界選手権73キロ級を制して出場権を得た大野将平(旭化成)は「軽量級の僕が重量級を投げれば会場は素直に
沸いてくれる」と不敵に笑った。
国際大会で不振が続く100キロ級は、今大会の結果次第で世界選手権に代表を派遣しない可能性がある。熊代佑輔
(ALSOK)は「勝っていくしか選ばれる道はない」と悲壮な決意を示した。

上川大樹V宣言「オール一本」29日全日本
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140428-1292386.html

柔道男子、無差別の日本一を決める全日本選手権が29日、行われるのを前に、優勝候補でロンドンオリンピック代表の
上川大樹選手や、去年の世界選手権代表、七戸龍選手が共に初優勝に向けて意気込みを語りました。
大会は、ことし8月にロシアで開かれる世界選手権の代表選考会を兼ねていて、全国各地の予選を勝ち上がった選手など42人が
出場する予定です。
28日は、ロンドンオリンピックの100キロ級を超えるクラスの代表で、今月の全日本選抜体重別選手権で優勝した上川選手や
同じ階級で、去年の世界選手権代表の七戸選手など有力選手5人が都内で記者会見しました。
初優勝を目指す上川選手は、「柔道家が目標にする大会に出場できるのは誇りであり、その大会で優勝したい。しっかり結果を
出して世界選手権に出場したい」と意気込みを語りました。
また、同じく初優勝がかかる七戸選手も「最近の全日本選手権では100キロを超えるクラスの選手が優勝していないが、ことしに
入って国際大会で優勝するなど階級のレベルが上がってきている。その中で一番になりたい」と意欲を示しました。
全日本選手権は29日、東京の日本武道館で行われます。

柔道男子 無差別級の日本一は
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140428/k10014086761000.html

体重無差別で争う柔道の全日本選手権(29日、日本武道館)を前に有力選手が28日、東京・文京区内で会見を行った。
前年度準優勝の原沢久喜(21)=日大=は「結果だけにこだわらず一戦一戦戦っていきたい」と意気込みを語った。5日の
全日本選抜体重別選手権の100キロ超級で優勝した上川大樹(24)=京葉ガス=は「(勝てば)柔道家として誇りになる。
自分の調子をピークに上げて、試合に臨む」と力を込めた。
今大会は世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)の100キロ超級と100キロ級の代表選考会も兼ねて行われる。

原沢、上川らが全日本選手権に向け会見/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140428/jud14042815230001-n1.html
                                                                         

256 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/28(月) 23:30:09.17 ID:2NpZJXW8.net
体重無差別で争う柔道の全日本選手権(29日、東京・日本武道館)の有力選手が28日、東京都文京区の講道館で
記者会見し、全日本選抜体重別選手権100キロ超級で優勝して勢いに乗る上川大樹(京葉ガス)は「全日本選手権の
優勝は柔道家の誇り。それを目標にしてやる」と初の日本一への意欲を見せた。
大会は8月の世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)の100キロ超級と100キロ級の代表選考会を兼ねており、中でも
100キロ級の選手の戦いぶりが注目される。同級は最近1年間、主要国際大会で日本勢の優勝がなく、初めて代表派遣が
見送られる可能性もある。選抜体重別で同級を制した熊代佑輔(ALSOK)は「選ばれるためにはここで成績を残さなければ」
と悲壮感を漂わす。
全日本は過去2年、100キロ超級以外の選手が優勝した。熊代は「表彰台に上がるのが最低限の目標」と決意を語った。

上川、熊代ら意気込み=29日に全日本選手権−柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042800662
                                                                             
体重無差別で争う柔道の全日本選手権は29日に東京・日本武道館で行われ、注目選手が28日に東京都文京区の講道館で
記者会見した。
昨年の世界選手権男子100キロ超級代表の七戸龍(25=九州電力)は5月10日に結婚することを明らかにした。
お相手は北九州市に住む29歳のOLで約4年半の交際を実らせ、福岡市内で挙式するという。
七戸は5日の全日本選抜体重別選手権決勝で上川に逆転負け。世界選手権代表入りも懸かる今大会は雪辱を期している。
「彼女からは『負けたら悲しい』といつも言われる。発奮材料になればいい」と照れながらも初優勝をにらんだ。

柔道100キロ超級の七戸龍が5月に結婚
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140428-1292454.html

                                                                      

257 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/28(月) 23:30:41.89 ID:2NpZJXW8.net
体重無差別で争う柔道の全日本選手権(29日、日本武道館)を前に有力選手が28日、東京・文京区内で会見を行った。
ともに17歳2カ月の香川大吾(広島・崇徳高)と田中源大(山口・高川学園高)は、これまでの最年少出場記録を更新する。
2020年東京五輪へ向けた期待の星といえる2人は初々しく抱負を語った。
香川は目標とする柔道家として、同じ左組みで全日本9連覇の山下泰裕の名前を挙げる。体重130キロ超と恵まれた体格で
「憧れの大会に出られてうれしい。ガツガツ攻めて高校生らしい柔道をしたい」と笑みを浮かべた。足技が得意な田中は
「緊張よりも楽しみの方が大きい。(全日本選手権は)テレビでしか見たことがない」と胸を躍らせた。

東京五輪の星だ! 17歳の香川と田中は最年少出場へ/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140428/jud14042818160003-n1.html

柔道男子の体重無差別で争う全日本選手権は29日、8月の世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)の100キロ、100キロ超級
代表選考を兼ね、東京・日本武道館である。有力選手が28日、東京・講道館で記者会見した。
今月初めの全日本選抜体重別選手権で100キロ超級を制した上川大樹(京葉ガス)はロンドン五輪2回戦敗退後の不調から
立ち直って威勢がいい。「ここ2年は100キロ超級が優勝していない。オール一本勝ちする」と最重量級の威信も懸け、初優勝を
宣言した。
100キロ超級の昨年の世界選手権代表、七戸龍(九州電力)は順当なら、選抜体重別決勝で敗れた上川と準決勝でぶつかる。
来月10日に結婚を控えており、「(婚約者から)『負けると悲しい』と言われる」と発奮した。
選抜体重別100キロ級優勝の熊代佑輔(ALSOK)。この階級は成績不振から代表派遣見送り案もあるだけに「表彰台」を
最低限の目標とした。

柔道:「オール一本勝ちする」 上川、全日本へ抱負
http://mainichi.jp/sports/news/20140429k0000m050032000c.html

体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権(29日・日本武道館)を翌日に控えた28日、ロンドン五輪100キロ超級代表の
上川大樹(京葉ガス)ら注目選手が記者会見に臨み、大会への意気込みを語った。
全日本選抜体重別を制して勢いに乗る上川は、「この大会は柔道家の目標。優勝を目指すだけ」と初制覇に意欲を示した。
世界選手権100キロ超級の代表選考も兼ねており、「世界選手権で優勝を狙っているので、しっかり結果を出したい」と力を込めた。
順当なら準決勝で上川と対戦する昨年の世界選手権代表、七戸龍(九州電力)は「代表選考のことは考えず、力を出し切りたい」
と闘志を燃やす。
一方、昨年の世界選手権73キロ級を制して初の出場権をつかんだ大野将平(旭化成)は「1回でも多く会場を沸かせたい。
自分の柔道を全日本の畳で表現したい」と自然体で挑む。

「柔道家の目標の大会」へ上川大樹らが闘志
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20140427-OYT1T50241.html
                                                                             

258 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/29(火) 19:55:14.78 ID:ZdRjXRpK.net
体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権は29日、東京・日本武道館で世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)
100キロ超級、100キロ級代表最終選考会を兼ねて行われ、王子谷剛志(21)=東海大=が決勝でロンドン五輪代表の
上川大樹(24)=京葉ガス=に豪快な大外刈りで一本勝ちし、初優勝した。上川は初の頂点を逃した。
世界選手権81キロ級代表の永瀬貴規(20)=筑波大=が王子谷との準決勝まで勝ち残り3位と大健闘。西潟健太(旭化成)も
3位に入った。ともに初優勝を狙った七戸龍(九州電力)、昨年準優勝の原沢久喜(日大)は準々決勝で敗退した。
王子谷 剛志(おうじたに・たけし)神奈川・東海大相模高3年の10年に高校総体、全日本ジュニア選手権100キロ超級優勝。
11年に世界ジュニア選手権2連覇。ことし2月の欧州オープン(オーストリア)準優勝。得意は大外刈り。東海大4年。186センチ、
136キロ。21歳。大阪府出身。


【柔道】21歳・王子谷、初優勝!決勝で上川から一本勝ち
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140429-OHT1T50131.html


柔道男子、無差別の日本一を決める「全日本選手権」が東京の日本武道館で行われ、21歳の王子谷剛志選手が初優勝を
果たしました。
大会には全国各地の予選を勝ち抜いた選手、42人が出場しました。
21歳の大学4年生で、重量級のホープと期待される王子谷選手は、4試合のうち3試合で一本勝ちして決勝に進みました。
そして決勝では、ロンドンオリンピック代表で今大会の優勝候補に挙げられていた上川大樹選手と対戦しました。
試合は、序盤から互いに組み合って技を掛け合い、互角の展開となりました。
しかし残り1分42秒、王子谷選手が上川選手に力ずくで「大外刈り」を決めて、一本勝ちしました。
王子谷選手は初めての優勝です。
無差別で日本一を争うこの大会で、100キロを超えるクラスの選手が優勝したのは3年ぶりです。
「五輪に出場し優勝を」
王子谷選手は、「この大会で優勝するのは、柔道をしている者にとっては誇りなのでうれしい。これからは、自分がチャンピオン
だという自覚を持ちながら試合に臨んで、2年後のリオデジャネイロオリンピックに出場し、優勝できるように頑張りたい」と時折、
笑顔を見せながら話していました。

柔道全日本選手権 王子谷が優勝
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20140429/k10014109281000.html

体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権は29日、東京・日本武道館で世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)
100キロ超級、100キロ級代表最終選考会を兼ねて行われ、21歳の王子谷剛志(東海大)が決勝でロンドン五輪代表の
上川大樹(京葉ガス)に豪快な大外刈りで一本勝ちし、初優勝した。上川は初の頂点を逃した。
世界選手権81キロ級代表の20歳、永瀬貴規(筑波大)が王子谷との準決勝まで勝ち残り3位と大健闘。西潟健太(旭化成)も
3位に入った。ともに初優勝を狙った七戸龍(九州電力)、昨年準優勝の原沢久喜(日大)は準々決勝で敗退した。

21歳の王子谷が初優勝 決勝で上川に一本勝ち
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140429/mrt14042919390006-n1.htm

王子谷が初優勝=全日本柔道. 体重無差別で争う柔道の全日本選手権は29日、東京・日本武道館で行われ、21歳の
王子谷剛志(東海大)が決勝で上川大樹(京葉ガス)を破って初優勝した。

王子谷が初優勝=全日本柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042900366

見返したかった
王子谷剛志 優勝候補に挙げられず、見返してやろうという気持ちだった。後半に(相手の)息が上がってきたところを
攻めるのをイメージした。目標を一つ達成できてうれしい。
戻って来たい
大野将平 この舞台に立てて幸せ。実際にやってしんどいと感じたけど、また戻って来たい。久しぶりに負けて、
悔しさを味わえた。

全日本柔道・談話
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_date1&k=2014042900456

259 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/29(火) 21:08:05.18 ID:ZdRjXRpK.net
試合になると人のよさが顔を出し、練習量に見合う結果を出せない。「稽古場横綱」のふぜい漂う王子谷に、東海大の
上水監督は「シャイでいいやつ」。人物評にトゲがある。
「東の上川、西の七戸」の前評判に加え、3番手には高校時代からカモにしてきた原沢の名。「どの記事を読んでも
自分の名前がまったくない」。身を焦がすようなジェラシーは、青年の福相に鬼のしわを刻んだ。
組み手では太い右腕を首にからませ、いやがる相手を内懐で黙らせた。フィニッシュは鉄塊さならがらの右足を
たたき込む大外刈り。準々決勝で原沢を、決勝で上川をのし「いつも『つまらない柔道』と言われてきたので」。
善人面と決別し、準決勝では裏芸の背負い投げで初顔合わせの永瀬を仰天させている。
東海大の主将を任じ、山下泰裕、井上康生という巨人の系譜を継ぐ21歳。全日本王者の系譜に名を連ねても
「努力の人」という根は変わらない。「自覚を持ちたいが、まずは一つ一つの大会を勝つこと」。やはり人好きのする
笑顔に戻ってしまうのだった。

「シャイでいいやつ」王子谷が初優勝
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140429/mrt14042919530008-n1.htm

返し技を狙って誘った大外刈りだったが、相手の圧力に屈してそのまま天を見上げた。初優勝を狙った上川は決勝で
本負け。「柔道家としてこれを取らないと一流ではない」と強くこだわった全日本のタイトルを手にすることはできなかった。
大会後に発表された世界選手権男子100キロ超級代表にともに選ばれた七戸も今大会の頂点に届かず、「日本の顔」が五輪、
世界選手権に3年続けて選ばれない結果を招いてしまった。
上川は大会前、「オール一本で優勝する」とあえて目標を口にし、有言実行を誓った。2月のグランプリ大会を制し、5日の
全日本選抜体重別選手権は決勝で七戸を破っての優勝。この日も決勝まですべて一本勝ちだった。敗戦がよほど
悔しかったのか、一度は取材を拒否して帰ろうとしたほど。「勝たないといけなかった」。表情に無念さをにじませた。
2月のグランドスラム・パリ大会を勝っている七戸は、順当なら上川と対戦するはずだった準決勝を前に力尽きた。
九州地区予選でも敗れた相手に、先に有効2つを奪って優位な展開からの逆転負け。「ポイントを取った後に引いてしまう
癖がある。課題として意識したけど…」と反省の弁に終始した。
2人を代表に送り出す井上康生監督は「世界で戦っていける選手」と、重量級再建を託して奮起を促す。タイトルを逃した
悔しさを糧にできるか。

3年続けて「日本の顔」世界選手権代表に選ばれず
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140429/mrt14042919580010-n1.htm

「今回は見送ります」−。男子100キロ級の世界選手権派遣見送りを決め、記者会見場に姿を見せた全柔連の斉藤仁
強化委員長と井上監督は険しい顔つきだった。
期待された選手たちは全日本の序盤戦であっけなく敗退した。5日の選抜体重別選手権覇者の熊代は、初戦で81キロ級の
永瀬にいきなり一本負け。敗戦直後にすでに結果を受け入れた様子で「情けない結果だった。期待に応えられる状態ではない」
とうつむいた。
かすかな希望があった選抜準優勝の羽賀も2回戦で七戸に力負け。「こんな結果では何も言えない」と意地を見せることが
できなかった。
今後は大学年代を中心に有望選手を優先的に国際大会に派遣するなど、強化策を抜本的に見直す。「どうすれば2年後の
五輪で金メダルを取れるか」(井上監督)。難題が突きつけられた。

初の派遣見送り決定 世界選手権、男子100キロ級
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140429/mrt14042919550009-n1.htm

優勝候補本命の上川は、決勝で王子谷に一本負け。王子谷が大外刈りを狙っているのは分かっていたそうだが、「向こうの
前に出る気持ちが強かった。返し切れなかった」。畳にたたき付けられた場面を無念そうに振り返った。
4年前に世界選手権で優勝したが、「柔道家として、これを取らないと一流ではない」と意欲を燃やした全日本選手権では
またも頂点に立てず。準決勝までも慎重な試合運びで後手に回る場面が目立った。「勝たないといけなかった。きょうから
切り替えてやりたい」。実績が評価され、世界選手権代表には選ばれたが、大きな課題が残った。

上川、また頂点ならず=全日本柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo&k=2014042900496
                                                        

260 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/29(火) 21:15:42.39 ID:ZdRjXRpK.net
体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権は21歳の王子谷剛志(東海大)が決勝でロンドン五輪代表の
上川大樹(京葉ガス)に豪快な大外刈りで一本勝ちし、初優勝した。上川は初の頂点を逃した。
王子谷は準々決勝で昨年準優勝の原沢久喜(日大)に大外刈りで勝ち波に乗った。大学生の日本一は2008年の石井慧以来。
世界選手権81キロ級代表の20歳、永瀬貴規(筑波大)が王子谷との準決勝まで勝ち残り3位と大健闘。西潟健太(旭化成)も
3位に入った。初優勝を狙った七戸龍(九州電力)は準々決勝敗退。昨年の73キロ級世界王者、大野将平(旭化成)は1勝したが
3回戦で王子谷に屈した。
今夏の世界選手権男子代表が出そろい、100キロ超級に上川と七戸が選ばれた。不振が続く100キロ級は、2年後の
リオデジャネイロ五輪へ向け若手強化に専念するとして初の派遣見送りが決定。73キロ級でロンドン五輪銀メダルの
中矢力(ALSOK)、66キロ級の高市賢悟(東海大)が追加で選出された。

王子谷剛志の話「きついこと、苦しいことをやってきて一つの目標を達成した。全日本チャンピオンの自覚を持ち、一つ一つの
大会を勝つことで引っ張っていける。(2年後の)五輪に出場して金メダルを取りたい」

山下泰裕・全日本柔道連盟副会長の話「上川を倒した大外刈りなど、王子谷のいいところが出ていた。ああいう技を出すと
世界が見えてくる。これで一皮むけて成長してほしい」

井上康生・日本男子監督の話「上川はここ一番で勝ち切れなかったが、少しずつ復調の兆しは見えてきた。七戸はまだまだ甘い。
王子谷の意識が高くなってきたので、原沢を加えた4人で競わせていきたい」

王子谷が初優勝 ロンドン五輪代表・上川に一本勝ち/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140429/jud14042918350002-n1.html

全柔連は29日、昨夏の世界選手権メダリストを幼少時代に育てた道場指導者6人を特別表彰した。日本武道館での
全日本選手権開会式後、宗岡正二会長から記念の盾が贈呈された。
全柔連によると強化委員会からの提案で初めて実現し、来年以降も前年の五輪、世界選手権メダリストの出身道場指導者を
表彰するという。
男子で60キロ級を初制覇した高藤直寿(東海大)と66キロ級2連覇の海老沼匡(パーク24)を指導した栃木県の野木町
柔道クラブの福田健三氏らが伝統ある畳に立ち、場内から大きな拍手を浴びた。全柔連の宇野博昌事務局長は「優秀な
選手を最初に導いた方々への感謝の気持ち。全国の指導者の励みになればうれしい」と述べた。

高藤、海老沼らメダリスト育てた恩師を特別表彰/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140429/jud14042916170001-n1.html

73キロ級の世界王者として推薦枠で出た大野。2回戦で100キロ級の穴井を破り、会場をどっとわかせた。3回戦では
優勝した王子谷と6分間を戦い抜き「同じ階級の人とやるのと疲労感が全然違う」と肩で大きく息をした。
体重無差別での戦いに無上の喜びを感じるという。「正々堂々と組み手を2本持ち合った。逃げずに体重差と向き合えた」と
表情には充足感も。今後は心身をリセットし、2連覇の懸る世界選手権に備える。

「逃げずに」73キロ級世界王者・大野 2回戦で100キロ級の穴井破る
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140429/mrt14042919490007-n1.htm

広島・崇徳高3年の香川が初戦の2回戦で藤田を破る殊勲の星を挙げた。3回戦で2010年優勝者の高橋に一本負けし、
「自分の柔道をさせてもらえなかった」と力の差を感じたが、「一つ勝つのが目標だった」。180センチ、135キロの17歳は
「東京五輪で金メダルを取ることが夢」と目を輝かせた。
山口・高川学園高3年の田中は旗判定で初戦敗退。「いい経験になった。将来は井上康生さんや石井慧さんのようになりたい」
と話した。

17歳香川が初戦突破=全日本柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042900501

優勝候補の一角、七戸は準々決勝で逆転負けした。過去に敗れて苦手意識がある西潟に対し、大内刈りなどで有効を
二つ奪ったが、払い腰で倒され、けさ固めで抑え込まれて一本負け。七戸は「ポイントを取った後に引いてしまう癖がある。
意識したつもりだったけど」と悔やんだ。
世界選手権の代表には入ったが、大舞台で力を発揮できなかった。「スタミナがあれば、もっと余裕のある試合ができる」と
向上を誓った。

七戸、準々決勝で不覚=全日本柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042900502
                  

261 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/29(火) 21:59:09.31 ID:ZdRjXRpK.net
1試合6分で戦う伝統の舞台。決勝で王子谷は上川の消耗を待った。
「前半にいくと、力があるから返される。疲れたときに一撃食らわすつもりだった」。上川が準決勝で残り9秒までの激戦だったの
に対し、王子谷は1分もかからない楽勝。その差も生かし、4分18秒、得意の右大外刈りが豪快に決まった。
上川には3月の東京都選手権では大外刈りで負けていた。巻き返しの戦略が「接近戦」。最重量級ではリーチで劣るため、
相手を射程圏に置くように組み手や足の運びを工夫。東海大の上水研一朗監督は「短いレンジの打ち合いに強い」。狙いがはまった。
2010年、11年に世界ジュニア選手権を連覇した逸材も、過去2年は全日本出場を逃すなど伸び悩んだ。その間に同じ年の
原沢(日大)が前回大会で準優勝。今大会の有力選手にも名前が挙がらず、「見返してやろうと思った」。準々決勝では、気迫
あふれる大外刈りで原沢を仕留めた。
大学王者の東海大で主将を務める。今年の世界選手権出場はかなわなかったが、「出場して金メダルを取りたい」。2年後の
五輪に向け、21歳の道が大きく開けた。

戦略当たり、豪快一撃=王子谷、21歳で頂点−全日本柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042900504

勝負は4分を過ぎてからと決めていた。その時が来たとばかりに前に出た王子谷。4分18秒。得意の大外刈りでロンドン五輪代表
の上川に天を仰がせた。くすぶっていた21歳の大器に笑顔が戻った。
会場のどよめきが番狂わせを物語る。3月の東京予選の対戦では開始早々、足技を仕掛けたところを見透かされて転がされ
敗れた。今回の狙いは「粘って、相手の息が上がる後半に仕掛ける」。豊富な練習量で培ったスタミナへの自負からだった。
大阪府警の警察官で柔道五段の父高次さん(53)に勧められ小学1年で競技を始めた。「不器用で、受け身もできなかった」と
母の慶子さん(52)。だがひたむきさは当時から。大外刈りだけを磨き続け、東海大1年時には世界ジュニア選手権連覇を
達成した。
だがシニアでは研究し尽くされ、技が出せない。この数年はタイトルから遠ざかった。今大会前、どの記事にも有力選手の中に
自分の名が見つからず、「見返してやろうと思った」。出世争いで先を行かれた同い年の原沢久喜(日大)との準々決勝では
闘志をむき出しに。決め技は、やはり大外刈り。だが背後には、相手との間合いを詰める組み手など、工夫と地道な鍛錬が見えた。
最重量級の復活を期す日本男子柔道界に、頼もしい新鋭が加わった。

全日本柔道:王子谷、4分過ぎ「勝負」 無差別級・初優勝
http://mainichi.jp/sports/news/20140430k0000m050068000c.html

262 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/29(火) 21:59:41.78 ID:ZdRjXRpK.net
選手が28日に記者会見し、初出場する世界選手権73キロ級金メダリスト・大野将平(22=旭化成)が参戦を決意した理由を
明かした。
前年度の世界王者として出場権を獲得した大野だが、やはり最大の不安は体重差。100キロを超える大柄な選手との対戦は、
軽量級の選手にとって常に負傷のリスクがあるもの。不測の事態となれば、代表に決定した世界選手権(8月、ロシア・
チェリャビンスク)にも影響しかねない。
それでも大野は所属の中村兼三監督(40)と話し合いを重ね、出場を決めた。「軽量級のボクが挑戦することが大事。それを
見た子供たちがあこがれてくれれば。出るだけでは意味がない」。全日本は軽量級でも重量級と真っ向勝負できるのが醍醐味。
その魅力を広めるための決断だった。
さらに大野には、もう1つ目的がある。「絶対違った緊張感が畳の上に上がるとあると思うし、それが今後の試合に絶対生きてくる。
試合場が高く、1試合場しかない、ああいう緊張感は全日本しかない」。1万人を超える大観衆が一挙一動を見守る。その緊張感を
体感できればオリンピックに向けての武器となる。
大野は「いろんなことを経験して、それを自分の引き出しに入れておくことが大事」と先も見据えていた。

柔道界の「小さな巨人」大野が重量級と真っ向勝負する2つの理由
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/261408/

全日本選手権(29日、日本武道館)73キロ級の世界王者大野は、初戦は23キロ重い相手を
速さと技の数で上回り突破。しかし続く王子谷との3回戦では指導三つをもらい敗れた。憧れの
舞台を経験し「負けることの悔しさを味わえて良かった」と語った。
2009年から脚取りが規制されており、小さい選手にとっては攻め手が大幅に制限される。
大野が136キロの王子谷とまともに組み合って勝負するのは至難の業。それでも「逃げずに
立ち向かえたのはよかった。もう1度挑戦したい気持ちは強い」と闘志はなえていなかった

大野、憧れの舞台で「悔しさを味わえて良かった」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140429/jud14042920480003-n1.html

史上最年少の17歳2カ月で出場した香川大吾(広島・崇徳高)は初戦の2回戦で有効を奪って優勢勝ち。3回戦は2010年
大会覇者の高橋和彦(新日鉄住金)に小外刈りで技ありを奪われ、抑え込まれた。「大人の強さを思い知った」と悔しさを
かみしめた。
香川より誕生日が1日早い田中源大(山口・高川学園高)は初戦で積極的に前に出て指導三つを引き出したが、終盤に
追いつかれ旗判定の末に敗れた。「体力が続かなかった。もっと練習しないといけない」と反省した。

17歳2カ月、香川が最年少勝利 3回戦で敗退「大人の強さ思い知った」
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140429/mrt14042921380011-n1.htm

意地すら見せられなかった。100キロ級の一番手の熊代は初戦で2階級下の永瀬(筑波大)に小外刈りを受け、一本負け。
「情けない気持ちでいっぱい」とうなだれた。
同級から代表を選出しない可能性は、今月上旬の全日本選抜体重別前に示されていた。同級はこの一年間、主要国際大会で
優勝がなく、この大会でも結果は出なかった。井上康生日本男子監督は「世界で勝つ選手を考えると厳しい現状。立て直すために、
こういう決定にした」と説明した。
代表派遣の見送りは五輪、世界選手権を通じて初めて。五輪中間年の今年しか打てない荒療治には、伝統の階級への強い危機感が
あればこそだ。
国際大会には若手にチャンスを与える。強化合宿を頻繁に実施し、外国勢とのパワーの差を埋めるために、食事から改善も
図るという。
井上監督は「2016年(五輪)に向けて、(100キロ級を)諦めたわけではない。必ずいい結果が取れるように準備していく」。
苦渋の決断が効果を発揮するのか。時間的な猶予もそう長くはない

立て直しへ苦渋の決断=100キロ級派遣せず−柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014042900517

263 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/29(火) 23:08:38.79 ID:ZdRjXRpK.net
柔道・全日本選手権(29日・日本武道館)――体重無差別で争い、21歳の王子谷剛志(東海大)が2度目の出場で初の
日本一に輝いた。
ロンドン五輪男子100キロ超級代表の上川大樹(京葉ガス)は決勝で王子谷に一本負けしたが、準々決勝敗退の七戸龍
(九州電力)とともに8月の世界選手権(ロシア)同級代表に選ばれた。代表候補が不振に終わった100キロ級は、初の
派遣見送りが決まった。

21歳王子谷、初の日本一…柔道・全日本選手権
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20140429-OYT1T50052.html

大学4年生の王子谷剛志(21=東海大)が初の日本一に輝いた。
決勝ではロンドン五輪代表の上川大樹(24)を大外刈りで下して、3年ぶり2度目の出場で戴冠を手にした。「自分を信じて戦って、
良い形で終われた。チームメートの応援が聞こえて、固い柔道をしてはだめだと思った」と前に出て豪快に投げ飛ばした。
東海大相模高3年で世界ジュニアを制した逸材。東海大の先輩になる井上康生は3回、山下泰裕は9回の優勝があるが
「自分はまだ1回ですけど、誇りに思いたい」と偉大な先輩に近づくために、さらに上を目指す。

王子谷、初V「固い柔道してはだめだと」
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140429-1293083.html

ロンドン五輪100キロ超級代表の上川大樹(24=京葉ガス)が、初優勝目前で散った。
1回戦から圧倒的な力で勝ち上がり、初めて決勝進出。しかし、王子谷剛志(21=東海大)に4分18秒、大外刈りで一本負けした。4月上旬の選抜体重別を制した勢いで頂点を目指したが「相手の方が前に出る気持ちが強かった」と話した。
13年世界選手権100キロ超級代表の七戸龍(25=九州電力)も準々決勝で敗れて「これが結果。次に頑張るしかない」。
昨年この大会で準優勝の原沢久喜(21=日大)も準々決勝で優勝した王子谷に敗れ「1からやり直して、来年優勝できるよう
にしたい」と話していた。

上川が決勝進出も一本負け「これが結果」
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140429-1293093.html

注目された高校生コンビが、夢舞台で奮闘した。
史上最年少の17歳2カ月20日で出場した香川大吾(広島・崇徳高)は、初戦の2回戦で藤田武志(26=石川県警)に隅落としで
有効を奪って勝利。3回戦では優勝経験もある高橋和彦(29=新日鉄住金)に敗れたものの「1番年下だけど、やっぱり高校生
だと思われないように頑張った」と胸を張った。
香川と同じ中国予選を突破して17歳2カ月21日と1日違いで2番目年少出場記録を作った田中源大(山口・高川学園高)は、
初戦の2回戦で鈴木誉広(21=山梨学院大)に挑んだが、旗判定で惜敗。「緊張したけれど楽しかった。いい経験になりました」
と話していた。

注目の高校生コンビが夢舞台で奮闘
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140429-1293091.html
                                                                             

264 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/30(水) 13:39:01.40 ID:IhQZRfl7.net
全日本選手権(29日、日本武道館)世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)100キロ超級、100キロ級代表最終選考会を
兼ね、体重無差別で行われた。王子谷剛志(おうじたに・たけし、21)=東海大=が決勝で2012年ロンドン五輪代表の
上川大樹(24)=京葉ガス=に豪快な大外刈りで一本勝ちし、初優勝した。大学生の日本一は2008年の石井慧以来、6年ぶり。
世界選手権代表には選ばれなかったが、最重量級エース候補に躍り出た。
両手を大きく突き上げ、喜びを爆発させた。王子谷が2度目の挑戦で日本一の栄冠をつかんだ。
「後半に(相手の)息が上がってきたところを攻めるのをイメージした。キツいこと、苦しいことをやってきて一つの目標を
達成できてうれしい」
決勝はロンドン五輪100キロ超級代表の上川。4分18秒。思い切り右足を振り上げ、豪快な大外刈りで優勝候補を転がした。
下馬評は高くなかった。上川、七戸龍(九州電力)が2強の存在で、それに続くのは高校時代から対戦成績で圧倒してきた
同学年の原沢久喜(日大)だった。
「どの記事を読んでも(自分の)名前がまったくなかった。見返してやろうと思いました」
大阪・泉佐野市出身。大阪府警に勤務し、柔道五段の父・高次さん(53)の影響で7歳で道場に通い始めた。高次さんから
繰り返し見せられたのは大学の先輩でもある日本男子代表の井上康生監督(37)の現役時代のビデオ。大阪を飛び出し、
東海大相模中、高と進学したのも、その影響だった。
世界選手権代表からはこれまでの実績の違いから漏れたが、憧れの人でもある井上監督は「少しずつ力を付けて来ている。
(上川らと)競い合ってくれたら」と期待を寄せた。
100キロ超級の選手としては3年ぶりのV。大学生としては2008年北京五輪100キロ超級金メダリストの石井以来、
東海大勢では03年の井上監督以来の日本一だ。重量級エースの系譜を継ぐ。
「全日本チャンピオンの自覚を持ち、一つ一つの大会を勝つことで引っ張っていきたい。(16年リオデジャネイロ)五輪に出場して
金メダルを獲りたい」
100キロ超級の新たなホープは、早くも王者のプライドを持っていた。

王子谷、上川倒し初V!100キロ超級に21歳新星現る/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140430/jud14043005030002-n1.html


世界選手権の100キロ超級代表は上川と七戸が選ばれたが、ともに不本意な結果に終わった。
選抜体重別を圧勝し優勝候補の大本命だった上川は、決勝で「自分から誘った」大外刈りを返せず一本負け。一時は
取材を拒否するほどショックを受けていたが「初戦から後手後手で…。勝ちたい気持ちが強かったんですかね?」と首をひねった。
七戸は九州予選でも判定負けした西潟にポイントをリードしながら逆転負け。「体さばきのミス。苦手意識があるのかも」とうなだれた。

上川ショック準V「後手後手」、七戸逆転負け「体さばきのミス」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/04/30/kiji/K20140430008067410.html

81キロ級世界選手権代表の永瀬が体重無差別の醍醐味(だいごみ)を示した。準々決勝では100キロ超級の高橋和から
浮き落としで有効を奪うなど準決勝まで進出。王子谷に敗れたものの「他の大会と全く雰囲気が違って貴重な経験になった」と
満足げ。
73キロ級世界王者の大野も3回戦で王子谷に敗れたが、60キロの体重差がありながら指導3つの差で黒星。「実際に戦うと
相当しんどい。でも、きょうの負けでまた戻ってきたいと思った」と再挑戦に意欲を見せた。
田中源大(高川学園高3年)緊張したけど、楽しく感じることができた。最初から飛ばしていったけど6分間の試合で体力が
続かなかった。
香川大吾(崇徳高3年)相手の力が強くて大人の強さを思い知らされた。最低限の目標が1つ勝つことだったので、とりあえず
1勝できて良かった。(ともに17歳2カ月の史上最年少出場。田中は初戦で判定負け、香川は1勝し3回戦で一本負け)

中量級選手健闘 永瀬4強、大野3回戦負けも再挑戦に意欲
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/04/30/kiji/K20140430008067450.html
                                                                                 

                                                                         

265 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/30(水) 13:40:58.32 ID:IhQZRfl7.net
伏兵の王子谷剛志(21=東海大)が得意の大外刈りをさく裂させて大会初優勝を飾った。準々決勝では同い年で昨年準Vの
原沢久喜(21=日大)、決勝では上川大樹(24=京葉ガス)をいずれも大外刈りで撃破した。東海大勢としては03年の
井上康生(現全日本男子監督)以来11年ぶりの全日本制覇。大会後の強化委員会で決まった8月の世界選手権代表からは
外れたものの、最重量級を担う新たなタレントが台頭した。
新王者の恩師でもある東海大相模高監督の林田和孝氏は王子谷をこう評する。「彼はうさぎではなく亀。ゆっくりやっていけばいい」。
決勝の上川戦でも、王子谷はゆっくり、焦らずにチャンスを待っていた。
準決勝の伏線もあった。王子谷は81キロ級の永瀬を52秒で下したが、上川は100キロ超級の相手と5分以上の激闘を戦って
いた。「前半で勝負にいくと返し技がある。疲れたところに一撃を食らわせる」。勝負に出たのは残り2分を切ってから。右足を
飛ばし、全身に力を込めると、上川の156キロの巨体は音を立てて畳に沈んだ。
シャイな性格で不器用なタイプ。小1で柔道を始めた時には受け身がうまくできず、布団の上で何度も前回り受け身の練習を
繰り返したという。地道な歩みは当時からのものだった。全国初制覇も高3になってから。昨年のこの大会は同い年の原沢が
準優勝。ライバルに一歩先んじられて悔しさを味わった。しかし“亀の歩み”は止めなかった。昨年12月に東海大の主将に就任。
責任感が増し、稽古への取り組みも一層厳しくなった。
そんな王子谷がこだわりを持つのが大外刈りだ。小学生の時の得意技は体格に任せた払い腰。だが林田氏の助言がそれを
変えた。「それでは世界に通用しない。返されてもいいから、これから6年間は大外刈りを磨きなさい」。中高6年間で愚直に
磨き上げた武器は、日本一を決める舞台で最高の輝きを放った。
憧れの井上康生監督以来となる全日本のタイトルを東海大にもたらした。「井上先生は3回、山下先生は9連覇。自分はまだ
1回だけど誇りに思っている」。21歳での全日本制覇はむしろ早いぐらいだ。世界選手権代表には選ばれなかったが、王子谷に
とって大きな一歩となる優勝だった。

王子谷 剛志(おうじたに・たけし)1992年(平4)6月9日、大阪府泉佐野市生まれの21歳。警察官の父・高次さんの影響で
6歳から柔道を始める。小学校では府大会2位、中学では全国3位が最高成績。東海大相模高3年時に高校総体、全日本
ジュニア、世界ジュニアで優勝。世界ジュニアは翌年も連覇した。今年の選抜体重別は準決勝で七戸に敗れて3位。趣味は読書。
1メートル86、137キロ。右組み。

21歳王子谷が初V 大外刈りさく裂!東海大勢11年ぶり栄冠
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/04/30/kiji/K20140430008067400.html

全柔連強化委員会は、世界柔道の男子代表の残り4枠を追加発表。100キロ級の1階級だけ派遣が見送られ、6階級9人の
代表が決まった。
100キロ級は全日本選抜選手権優勝の熊代佑輔(ALSOK)が有力候補だったが、初戦負け。断腸の思いで同級初の
派遣見送りを決めた井上監督は「重量級には思いがある。再建が急務。16年リオ五輪に向けて、決して諦めていない」と説明した。
強化練習や国際合宿参加を積極的に行う方針を示した。
66キロ級に全日本選抜初優勝の高市賢悟(東海大)も選出。ほぼ無印だった高市について井上監督は「サプライズと思われるが、
高市は外国選手には負けなし」と評価した。

【柔道】100キロ級史上初の世界柔道派遣見送り
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140429-OHT1T50307.html

選抜体重別を制した熊代が81キロ級の永瀬に初戦で一本負けした100キロ級は、今年の世界選手権への派遣見送りという
異例の事態となった。
大会終了後の強化委員会を経て決定し、同階級出身の井上康生監督は「寂しいけど、ショック療法です」と話した。今後は
週1度のペースで強化選手の合同練習を行うことや、海外遠征を増やすことなどを決め、同監督は「最終的には16年五輪が目標。
諦めずにやる」と再建を誓った。

100キロ級は世界選手権派遣なし、康生監督「ショック療法」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/04/30/kiji/K20140430008067460.html
                                                                            

266 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/30(水) 13:46:08.97 ID:IhQZRfl7.net
世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)の100キロ超級と100キロ級代表の最終選考を兼ねて体重無差別で行い、
王子谷剛志(21)=東海大=がロンドン五輪代表の上川大樹(24)=京葉ガス=に豪快な大外刈りで一本勝ち。
上川は100キロ超級代表に選ばれ、V逸で選出の屈辱を世界選手権で晴らす決意を見せた。初優勝した王子谷は
国際大会での実績不足で選ばれず、また100キロ級は史上初となる派遣見送りとなった。
21歳の王子谷が、2度目の出場で初優勝した。東海大出身では85年に9連覇した山下泰裕、03年に3連覇した井上康生以来だ。
柔道部の主将を務め、約110人の部員に畳の上で3度、胴上げされ祝福。実績不十分で世界柔道代表には選ばれなかったが、
16年五輪が期待される柔道界のプリンスは「歴史を受け継ぐことができた」と喜んだ。
「小学1年の時は、受け身もできなかったほど不器用な子だった」と観戦した母・慶子さん(52)が言うように、手足の長い選手に、
不利とされる太くて短い腕を生かす組み手を研究。ひたすら磨いてきた大外刈りで上川を投げて日本一の称号をつかんだ。
部屋にはいつも後輩がたむろするほどの人格者だ。1学年下の後輩で60キロ級で世界制覇した高藤直寿からは「実力と王子の
名があっていないから」と「タマゴタニ」と呼ばれてきた。タマゴの殻を破った21歳は「いい気分です」と笑った。

【柔道】21歳・王子谷、初の日本一「いい気分です」
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140429-OHT1T50299.html

世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)の100キロ超級と100キロ級代表の最終選考を兼ねて体重無差別で行い、
王子谷剛志(21)=東海大=がロンドン五輪代表の上川大樹(24)=京葉ガス=に豪快な大外刈りで一本勝ち。
上川は100キロ超級代表に選ばれ、V逸で選出の屈辱を世界選手権で晴らす決意を見せた。
負けて世界代表に選ばれた上川が、悔しさを大爆発させた。畳を下りるや「ヴァ〜、クッソ〜!」と絶叫。
「オール一本勝ちで世界切符」を公約に掲げ、準決勝までは実行できた。しかし、王子谷との決勝。残り1分42秒に
指導1つの差でリードしていたが、王子谷の放った右の大外刈りにつかまり、体重158キロの巨体を
背中から畳につけた。4度目の正直をかけて挑んだ全日本の決勝で屈辱の一本負け。「勝ちにこだわりすぎた。気合が
空回りしてしまった」と唇をかんだ。
5日の全日本選抜選手権を制覇。今大会で上位なら代表入りはほぼ確実で、競技会終了後の全柔連強化委員会の
選考発表では、準々決勝で一本負けした全日本選抜2位・七戸とともに選ばれた。日本代表の井上康生監督は上川を
選んだ理由として「決勝で勝ちきれなかったのが課題。だが、国際大会や全日本選抜で勝ち、少しずつ復調してきている」
と説明した。
柔道家なら誰もが憧れる伝統の全日本選手権。試合時間(6分間)が国際試合より1分間短く、実績不十分な選手が
優勝するケースも近年増加。国際大会派遣選考の対象から外すことも議論されているが、上川は「柔道家としてこれを
取らないと一流になれない」と悔しさを募らせた。世界柔道での重量級の金メダルは10年東京大会以来ない。「この悔しさを
ぶつけたい」と誓った。

【柔道】上川「クッソ〜!」一本負けも屈辱の100キロ超級代表選出
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140429-OHT1T50290.html

大阪府出身だが、全国から強豪の集まる神奈川県の東海大相模中、同高、東海大で鍛えてきた。長所は誰もが認める
稽古熱心さ。無尽蔵のスタミナが大一番で生きた。100キロ超級の選手としては3年ぶり、東海大勢では03年の井上康生
以来の日本一だ。
「五輪は子供の時から憧れだった。金メダルを取りたい」。世界選手権代表には入れなかったが、追いかける時間はたっぷりある。
大阪府出身だが、全国から強豪の集まる神奈川県の東海大相模中、同高、東海大で鍛えてきた。長所は誰もが認める
稽古熱心さ。無尽蔵のスタミナが大一番で生きた。100キロ超級の選手としては3年ぶり、東海大勢では03年の井上康生以来の
日本一だ。
「五輪は子供の時から憧れだった。金メダルを取りたい」。世界選手権代表には入れなかったが、追いかける時間はたっぷりある。

王子谷、粘って初V 大外刈りで一本
http://www.daily.co.jp/general/2014/04/30/1p_0006919899.shtml
                                                           

267 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/30(水) 13:49:57.23 ID:IhQZRfl7.net
体重無差別で柔道日本一を争う全日本選手権は29日、東京・日本武道館で世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)の
100キロ超級と100キロ級の代表最終選考会を兼ねて行われ、21歳の王子谷剛志(おうじたに・たけし=東海大)が
100キロ超級同士の決勝でロンドン五輪代表の上川大樹(京葉ガス)に豪快な大外刈りで一本勝ちし、初優勝した。
上川は初の頂点を逃した。王子谷は準々決勝で昨年準優勝の原沢久喜(日大)に大外刈りで勝ち波に乗った。
大学生の日本一は2008年の石井慧(さとし、当時国士舘大)以来。
世界選手権81キロ級代表の20歳、永瀬貴規(筑波大)が王子谷との準決勝まで勝ち残り3位と大健闘。西潟健太(旭化成)も
3位に入った。初優勝を狙った七戸龍(九州電力)は準々決勝敗退。昨年の73キロ級世界王者、大野将平(旭化成)は1勝したが
3回戦で王子谷に屈した。
今夏の世界選手権男子代表が出そろい、100キロ超級に上川と七戸が選ばれた。不振が続く100キロ級は、2年後の
リオデジャネイロ五輪へ向け若手強化に専念するとして初の派遣見送りが決定。73キロ級でロンドン五輪銀メダルの
中矢力(りき=ALSOK)、66キロ級の高市賢悟(東海大)が追加で選出された。
ノーマークに発奮 本命撃破
大会前、どこを見ても優勝候補の中に自分の名前はなかった。「悔しかった。見返してやるつもりだった」。大いに発奮した
王子谷は準々決勝の原沢、決勝の上川と本命視された面々を破って初の日本一。どうだと言わんばかりに両拳を突き上げた。
決勝は約20キロも重い上川の圧力をしのぎ、動きが鈍った開始4分すぎに大外刈り一閃(いっせん)。東京都予選の準々決勝で
開始早々に一本負けを喫した相手に、「辛抱強く戦おうと思った」と体力を削っての後半勝負が当たった。
準々決勝は長身の原沢に振り回されないよう間合いを詰め、やはり大外刈りで一本勝ち。前回準優勝の同学年のライバルを、
「世界に通用する技を」と中学時代から磨いた宝刀でなぎ倒した。
大阪府泉佐野市出身。柔道5段の父、高次さんに何度も見せられた日本代表の井上康生監督の映像に感化され、7歳で
柔道を始めた。神奈川・東海大相模高3年と大学1年の時に世界ジュニアで2連覇。重量級のホープとして注目されつつ、東
海大の上水(あげみず)研一朗監督は「引っ込み思案なところがあった」。シニアでは結果が出ず周囲をやきもきさせたが、
「とにかく練習する」(上水監督)という地道な日々がようやく結実した。
実績不足が響いて世界選手権の代表からは漏れたが、「子どものころからの憧れ」という五輪まで2年ある。東海大の先輩で
もある日本代表の井上監督は「少しずつ力をつけ、意識も高くなってきた」と選手層の底上げにつながる21歳の台頭を歓迎し、
伸びしろに期待した。 

21歳王子谷が初V 柔道全日本選手権
http://www.tokyo-np.co.jp/article/sports/news/CK2014043002000105.html

全日本柔道連盟(全柔連)は29日、8月の世界選手権(ロシア)への男子100キロ級の代表派遣見送りを決めた。同階級で
低迷が続き、2016年リオデジャネイロ五輪へ向け若手強化に専念するとし、初のケースとなった。
同階級は4人を派遣した今年2月の欧州遠征3大会では3位が1人だけ。男子7階級の世界ランキングでは唯一、20位以内に
日本勢はいなかった。今大会でも全日本選抜体重別で優勝した熊代佑輔(ALSOK)が2階級下の相手に初戦負け。反対意見も
出なかったという。
全柔連の斉藤仁強化委員長は「100キロ級は世界選手権に出ても思わしくない結果で落ち込むならば、強化に取り組んだ方が
いい」と話した。
100キロ超級は上川大樹(京葉ガス)、七戸龍(九州電力)の2人が選ばれ、73キロ級でロンドン五輪銀メダルの中矢力
(ALSOK)、66キロ級の高市賢悟(東海大)が追加で選出され、男女を含め全代表選手が出そろった。

低迷男子100キロ級…8月世界選手権初の派遣見送り/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140430/jud14043005020001-n1.html

                                                                              

268 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/30(水) 13:53:33.10 ID:IhQZRfl7.net
100キロ超級の王子谷(おうじたに)剛志(21=東海大)が初の日本一に輝いた。決勝でロンドン五輪代表の上川大樹(24)に
得意技の大外刈りで一本勝ち。史上初の世界ジュニア選手権100キロ超級2連覇を果たした大器が、不振を乗り越えた。
やはり絶対の自信を持つ、この技だった。「中盤から後半の疲れたところに一撃をくらわす」。ずっと王子谷は耐えた。158キロの
上川の圧力を受け続け、指導の差で先行されても、相手の体力が落ちるのを待った。4分18秒。勝負の一瞬がきた。一気に
相手との間合いを詰めて、右脚を振り上げる。勢いよく上川の背中を畳にたたきつけた。
小1で始めた柔道は「不器用」から始まった。基本の前回り受け身ができずに、家で布団を敷いて猛特訓したほど。「だから、
小学生の6年間は背負い投げなんてできず、大外刈り一本」と父高次さん(53)は懐かしむが、本人にはまだ先が。「中学入学の
時、高校まで6年間は大外を磨きなさいと先生に言われて」。それこそ何万回と練習してきた。その技で日本一をつかんだ。
最高の興奮に、大きな体で畳を跳ねた。
10代後半で史上初の世界ジュニア2連覇を達成した。ところが、その後はパッとしない。東海大の上水監督は「引っ込み思案で
遠慮がち」と性格を説明する。闘志が足りないわけではない。よく稽古に励むが成績が伴わない。そんな不振打開に、同監督が
命じたのは主将就任。その意図は「責任感を持たせたかった」から。仲間を引っ張らないといけない状況。徐々に心に変化が
生まれてきた。
同時に、ライバルの存在も火を付けた。同学年の原沢(日大)が昨年大会で準優勝。評価で差をつけられ、見返したかった。
その好敵手との準々決勝では「意地が出た」と、これまた大外刈りで一本勝ち。鬼気迫る表情に「遠慮がち」な姿はもうなかった。
中学時代からあだ名は「玉子谷」。「王子には早いと言われていたからですが、今回で少しの殻くらいは破れました」とはにかむ。
これまで返し技中心の柔道で最重量級の4番手。国際大会の実績などが考慮されて世界選手権代表には届かなかったが、
男子代表の井上監督は「4人で競ってほしい」と上川、七戸、原沢とともに名前を挙げた。“一殻むけて”「王」に近づくのは
これからだ。

王子谷剛志(おうじたに・たけし)1992年(平4)6月9日、大阪府生まれ。柔道経験者の父高次さんの影響で7歳で競技を始める。
小学時代には府大会2位が最高も、才能を見込まれて神奈川・東海大相模中に入学。東海大相模高3年時は高校総体、
日本ジュニア、世界ジュニアを制覇。特に世界ジュニア100キロ超級の日本人の優勝は山下泰裕以来34年ぶりだった。
国際大会では12年W杯優勝などがある。得意技は大外刈り。右組み。世界ランク49位。家族は両親と姉、弟。
186センチ、137キロ。

王子谷が日本一 一殻むけた「玉子」
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20140430-1293211.html

柔道の全日本選手権が29日、日本武道館で行われた。
今大会が世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)代表の最終選考会となった重量級は成績不振の100キロ級が五輪、
世界選手権では史上初の派遣見送り。100キロ超級に上川と七戸龍(25)が選ばれるなど男子代表9人が出そろった。
日本柔道界が、苦渋の決断を下した。過去五輪、世界選手権を通じて全階級に派遣をしてきた全日本柔道連盟が、世界選手権の
男子100キロ級代表選出を見送ることを決めた。1カ国9人の出場枠を使い、代わりに66キロ級と73キロ級の選手を追加発表。
00年シドニー五輪100キロ級金メダリストで全日本の井上康生監督(35)は「寂しいですね。強化のために(100キロ級は)
見送ります」と話した。
選抜体重別が行われた今月上旬、井上監督は「100キロ級は選ばないかも」と話した。優勝した熊代への追試が今大会だったが、
初戦で81キロ級の永瀬に完敗。「情けない。これでは選んでもらえない」という熊代の言葉通りになった。
もちろん、100キロ級を捨てるわけではない。「16年五輪で金メダルの目標は変わらない」と井上監督は話す。強化委員会では、
大学生と卒業後数年の若手を積極的に海外に送り経験を積ませる予定。さらに選手を毎週招集し、出げいこなどで競わせる
プランも明かした。選手へのカンフル剤になることも期待して同監督は「金メダルへの1年のブランク」と話した。

康生監督「寂しい」100キロ級世界見送り
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20140430-1293213.html
                                              

269 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/04/30(水) 23:06:46.42 ID:i8OWMQfQ.net
伏兵Vの裏に亡き破壊王――。8月の世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)の最終選考会を兼ね、体重無差別で柔道日本一を
争う全日本選手権(29日、東京・日本武道館)は100キロ超級の王子谷剛志(おうじたに・たけし=21、東海大)が初優勝を飾った。
決勝で優勝候補筆頭の上川大樹(24=京葉ガス)に豪快な大外刈りを炸裂させ、一本勝ち。誰もが驚く大番狂わせの結末と
なったが、不振の続く重量級に現れた「新星」には意外な男の“魂”が乗り移っていた。
絶好調の上川が2、3回戦を一本勝ち。準々決勝は反則勝ちだったが、準決勝も一本勝ちで決勝進出。王子谷は冷静に勝機を
待っていた。そして、試合前に立てた作戦が的中する。「前半に勝負にいくと大外返しがある。後半で相手が疲れた時、一撃を
食らわすんだ」――。156キロにまで増量し、スタミナのなくなった上川は動きが鈍る。王子谷はそのスキを見逃さず、4分18秒、
上川の巨体を豪快に畳に叩きつけた。
大学1年で世界ジュニア2連覇を成し遂げた王子谷は、かつて同学年のライバル、原沢久喜(21=日大)を圧倒していた。
しかし、その後は立場が逆転。代表争いでも原沢や上川に注目が集まり、王子谷には日の当たらない日々が続いた。
この日は準々決勝で原沢も撃破。「悔しい思いがあった」と反骨心が燃え上がった。東海大勢の全日本優勝は2001年の
井上康生監督(35)以来の快挙。その井上監督の若かりし日の雄姿が強さの源だ。「お父さん(高次さん)がすごい柔道好きで、
井上先生のビデオを何十回と見させられました」(王子谷)。井上監督には大会前に食事に誘われ、アドバイスも受けた。
さらに、王子谷にはとっておきの“秘密兵器”があった。それは決勝直前までヘッドホンで聴いていた音楽。「ちょっと恥ずかしいんで
すけど…橋本真也さんの『爆勝宣言』なんです。最近は聴いていますね」。柔道出身のプロレスラーで「破壊王」の異名をとった
橋本さんの入場テーマ曲で闘志を高めていたのだという。
「後輩にプロレス好きなヤツがいて、プロレスの曲いいなみたいな感じで探してたら、橋本さんのがあった」。王子谷自身、
橋本さんの試合を観戦したことがあるわけでもない。動画サイト・ユーチューブでチェックした程度だった。
しかし、プロレスファンの間でも絶大な人気を誇る「爆勝宣言」はすぐに気に入った。何より、橋本さんの壮絶な戦いぶりに
「やっぱ男だな」と心を奪われたという。その橋本さんが激闘を繰り広げた後、盟友になった暴走王・小川直也(46)の必殺技
「STO」こと大外刈りで優勝を決めたのも、何かの因縁かもしれない。
世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)代表には選ばれなかったが、2016年リオデジャネイロ五輪は十分、間に合う。
「破壊なくして創造はなし!」は橋本さんが残した名ゼリフ。「破壊しちゃうと柔道はダメです…」と「柔道界の破壊王」襲名は
やんわり拒否したものの、低迷の続く重量級に頼もしい新星の誕生となった。

伏兵V!王子谷の秘密兵器は破壊王の「爆勝宣言」
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/261838/

全日本柔道連盟は、世界選手権に史上初めて100キロ級の代表を派遣しないことを決定した。
代表候補だった熊代佑輔(25=ALSOK)、羽賀龍之介(23=旭化成)が相次いで2回戦
で敗退。特に熊代は2階級下の永瀬貴規(20=筑波大)に一本負けする屈辱だった。2000年
シドニー五輪同級ではオール一本勝ちで金メダルを手にした井上監督は、苦渋の表情を浮かべつつ
「この1年間の国際大会の結果を見て、世界で勝つ選手という意味では派遣するにはあたらない」
と説明。「2016年(リオ五輪)に勝つための決断」と“ショック療法”であることを明かしたが、ニッポン柔道に衝撃は広がりそうだ。
全日本選手権の結果を受け、新たに代表に選ばれたのは100キロ超級の上川、七戸龍(25=
九州電力)、73キロ級の中矢力(24=ALSOK)、66キロ級の高市賢悟(21=東海大)
の4人。これで男女とも世界選手権の代表はすべて出揃った。

柔道世界選手権に「100キロ級」代表送らず
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/261835/
                                              

270 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/01(木) 19:43:35.62 ID:f62Xanb2.net
全日本柔道連盟は1日、韓国の仁川で9月から10月にかけて開催されるアジア大会の代表を発表し、全日本選手権で
初優勝した男子100キロ超級の王子谷剛志(東海大)の他、世界選手権代表派遣が見送られた男子100キロ級には、
全日本選抜体重別を制した熊代祐輔(ALSOK)が選ばれた。代表選手は次の通り。
【男子】▽100キロ超級 王子谷剛志(東海大)▽100キロ級 熊代祐輔(ALSOK)▽90キロ級 吉田優也(旭化成)
▽81キロ級 長島啓太(日本中央競馬会)▽73キロ級 秋本啓之(了徳寺学園職)▽66キロ級 高上智史(旭化成)
▽60キロ級 志々目徹(了徳寺学園職)
【女子】▽78キロ超級 稲森奈見(三井住友海上)▽78キロ級 梅木真美(環太平洋大)▽70キロ級 新井千鶴
(三井住友海上)▽63キロ級 阿部香菜(同)▽57キロ級 山本杏(国士舘大)▽52キロ級 中村美里(三井住友海上)
▽48キロ級 山岸絵美(同)。

王子谷らがアジア大会代表=柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014050100552

全日本柔道連盟は1日、仁川アジア大会(9月19日開幕・韓国)の男女代表計14人を発表し、男子100キロ超級に
全日本選手権で初優勝した王子谷剛志(東海大)、女子52キロ級にはロンドン五輪代表で世界選手権2度制覇の
中村美里(三井住友海上)が選ばれた。中村は前回の広州アジア大会を制した。
8月下旬の世界選手権(チェリャビンスク=ロシア)代表メンバーは、アジア大会と試合間隔が約3週間と短いため
選ばれなかった。
他の代表は次の通り。
【男子】60キロ級 志々目徹(了徳寺学園職)▽66キロ級 高上智史(旭化成)▽73キロ級 秋本啓之(了徳寺学園職)
▽81キロ級 長島啓太(日本中央競馬会)▽90キロ級 吉田優也(旭化成)▽100キロ級 熊代佑輔(ALSOK)
【女子】48キロ級 山岸絵美(三井住友海上)▽57キロ級 山本杏(国士舘大)▽63キロ級 阿部香菜(三井住友海上)
▽70キロ級 新井千鶴(三井住友海上)▽78キロ級 梅木真美(環太平洋大)▽78キロ超級 稲森奈見(三井住友海上)

全日本王者の王子谷ら代表 仁川アジア大会の柔道
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140501/mrt14050117040002-n1.htm

271 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/01(木) 22:48:42.78 ID:f62Xanb2.net
全日本柔道連盟は1日、アジア大会(9〜10月、韓国・仁川)代表の男女各7選手を発表した。
男子は、4月29日の全日本選手権で初優勝した100キロ超級の王子谷剛志(おうじたにたけし)(東海大)を選出。
8月の世界選手権(ロシア)に代表派遣を見送った100キロ級には、全日本選抜体重別選手権を制した
熊代佑輔(ALSOK)が選ばれた。
女子は、57キロ級の山本杏(国士舘大)や70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)ら若手のほか、ロンドン五輪
52キロ級代表の中村美里(同)らを選んだ。
                                                                                
全日本覇者・王子谷ら、アジア大会代表に…柔道
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20140501-OYT1T50109.html
                                                                         
                                                                        

272 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/01(木) 22:49:45.26 ID:f62Xanb2.net
全日本柔道連盟は1日、アジア大会(9〜10月、韓国・仁川)代表の男女各7選手を発表した。
男子は、4月29日の全日本選手権で初優勝した100キロ超級の王子谷剛志(おうじたにたけし)(東海大)を選出。
8月の世界選手権(ロシア)に代表派遣を見送った100キロ級には、全日本選抜体重別選手権を制した
熊代佑輔(ALSOK)が選ばれた。
女子は、57キロ級の山本杏(国士舘大)や70キロ級の新井千鶴(三井住友海上)ら若手のほか、ロンドン五輪
52キロ級代表の中村美里(同)らを選んだ。
                                                                                
全日本覇者・王子谷ら、アジア大会代表に…柔道
http://www.yomiuri.co.jp/sports/etc/20140501-OYT1T50109.html
                                                                         
                                                                        
                     

273 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/03(土) 17:02:26.25 ID:HsdKln0S.net
生半可な対症療法では低迷を脱出できないという覚悟の表れだろう。全日本柔道連盟(全柔連)は8月の世界選手権
(ロシア・チェリャビンスク)で男子100キロ級の代表派遣見送りを決めた。世界大会に男子がエントリーしないのは五輪、
世界選手権を通じて初めてだ。ニッポン柔道再建に向けた強烈なショック療法の効果のほどは――。

今だからこそできる思いきった強化策
「世界で勝つというところを考えると厳しい現状がある」。100キロ級、100キロ超級代表の最終選考会だった29日の
全日本選手権後、井上康生監督は険しい表情で見送りの理由を述べた。最有力候補だった熊代佑輔(ALSOK)は
アピールどころか、初戦で2階級下の永瀬貴規(筑波大)に一本負け。「代表に選んでもらっても期待に応えられる
状態じゃない」と諦める始末だ。
この1年間、国際大会優勝は熊代による東アジア大会の1度だけ。グランドスラムなど主要大会では勝てず、同じく
再建途上の100キロ超級の上川大樹(京葉ガス)、七戸龍(九州電力)が欧州遠征で優勝し光明が差し込んできたのに
対して不振が目立っていた。
ただし、全柔連の斉藤仁強化委員長は「我々は決して100キロ級を諦めたわけではない」とも話す。「思わしくない結果や
試合内容で落ち込むよりは、今だからこそできる思いきった強化策で、新たな気持ちで出発したい」。どうせ惨敗して自信
を失うくらいなら、じっくり力を蓄えようという割り切りだ。
「自分の柔道つくり込む時期は必要」
リオデジャネイロ五輪出場権が懸かる世界ランキングのポイントが大きく加算される来年の世界選手権では、派遣見送りと
いう選択肢は取れない。「今だからこそできる」策なのは間違いない。
たとえ負けても世界を経験してこそ強くなるという考え方もあるが、ある強化委員は「大会に出ずに自分の柔道をつくり込む
時期は必要。実際、それで上川は復活したんだから」と語る。
ロンドン五輪の敗戦後、しばらく海外派遣メンバーから外れた上川はその間に筋力アップなどで地力をつけた。結果、
今年2月の欧州遠征では世界ランク1位のラファエル・シルバ(ブラジル)に一本勝ちするなど結果を残している。
その例を見習おうというわけだ。
どうすれば16年に金メダル取れるか
今後は20代前半の若手に絞った強化策を進めるという。選手単独の海外遠征も検討し、国際大会や国際合宿にどんどん参加。
強化選手を毎週集めて筋力トレーニングや食事の見直しで体力増強も図り、心身ともにタフな選手を育成する算段だ。
「どうやったら16年に金メダルが取れるかと考えて今後の計画をつくっていく」と井上監督は熱っぽく語る。かつて自身が
シドニー五輪を制し、世界選手権3連覇を果たした階級。前例踏襲ではない道を選べるのも35歳の青年監督ならではだ。
ふるいにかけられた中から、リオで輝く人材は台頭してくるだろうか。

100キロ級再建へ荒治療 世界柔道に代表派遣せず
http://www.nikkei.com/article/DGXZZO70633340R00C14A5000000/?n_cid=DSTPCS005

274 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/03(土) 17:06:06.61 ID:HsdKln0S.net
8月にロシア・チェリャビンスクで柔道の世界選手権が行なわれる。
同大会の日本代表の中でも注目を集めているのが48kg級で選ばれた近藤亜美だ。
高校を卒業して三井住友海上に入社したばかりの近藤は、4月5日、全日本選抜体重別選手権に初出場で
初優勝を遂げたのが決め手となって代表に選ばれた。畳の上では表彰式でも表情を緩めなかったが、畳を降りると一変。
「1試合1試合をきちんとやろうと思っていたら、優勝していた感じです」
満面の笑みを浮かべた。
「(他の選手の)胸を借りるつもりでいました」という言葉からも、無欲の勝利だったことがうかがえる。だが、このところの
成長は目を見張るものがある。昨年は高校総体優勝など好成績を残し続け、11月のグランドスラム東京ではロンドン五輪
金メダリストと昨年の世界選手権チャンピオンを破って優勝したのだ。
「48kg級は近藤と言われるようになりたいです」
躍進を支えているのは思い切りのよさである。選抜体重別での決勝が象徴的だった。この階級の実力者であり「憧れていました」
という会社の先輩、山岸絵美を相手に、立ち上がりから臆せず仕掛けると、開始23秒で有効を奪い勝利したのだ。その姿勢は
高校総体決勝でも、グランドスラム東京でも一貫していた。どれだけ力があっても、大会で出し切れるかどうかが重要だ。
選手たちが課題とするところでもあるが、近藤の慎重になり過ぎない、試合で力を出せるところが好成績につながっている。
女子日本代表の南條充寿監督も笑顔だった。
「試合に強いタイプですね。いちばんの収穫です」
48kg級と言えば、谷亮子をはじめ、福見友子、山岸、今回は怪我で欠場した浅見八瑠奈などそうそうたる選手が数々の
国際大会で結果を残してきた。日本女子の牙城とも言える階級である。
「自分はぽっと出の選手」
と言う近藤だが、その階級にいることを自覚するからこそ、こう結んだ。
「48kg級は近藤と言われるようになりたいです」
初めて臨む大舞台でも、そして注目されるようになった今後も、思い切りのよさを貫けるかどうかが、鍵を握る。

柔道女子48kgの“新星”、18歳の近藤亜美に注目。〜谷、福見、浅見超えを目指せ〜
http://number.bunshun.jp/articles/-/816486

日本オリンピック委員会(JOC)が2020年東京五輪での全28競技の入賞を目指し、有給の強化責任者である
ナショナルコーチを15年度から五輪の全競技に拡大して設置する方針であることが1日、関係者の話で分かった。
これまでは五輪でメダル獲得が有望な競技に限定していたが、国際競技力が低い競技でも強化を充実させる。
ナショナルコーチ制度は09年度からスタートした文部科学省の委託事業。各競技の強化全体を見渡すゼネラル
マネジャーの役割を担い、国から年間約1400万円を上限に賃金が支給される。
14年度はJOCの競技団体ランクで上位に置かれた柔道、水泳、レスリング、体操など18競技が対象となっている。
JOCは既に文科省に拡充を要望した。

全競技にナショナルコーチ 東京五輪に向けて
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140501/oth14050123320009-n1.htm
                                                                             

275 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/05(月) 17:22:30.75 ID:H3zw/I0/.net
柔道の世界王者4選手が集結し、チビっ子柔道家に世界の技を伝授した。
4日に東京都文京区の講道館で行われた全国少年柔道大会の合同練習会にロンドン五輪男子66キロ級銅メダリストの
海老沼匡、上川大樹、大野将平、高藤直寿世界選手権代表4選手が参加。投げ技のコツを教えたり、一緒に乱取りなどを行った。
4選手の中でも一番人気だった海老沼は、常に子供たちに取り囲まれながらも真剣に指導。「小学生は僕らトップ選手が
言うことを全て真に受ける。目をキラキラさせて指導を受けてくれるので中途半端なことは言えない」と語り、大野も「自分の技を
分かっていないと教えるのは難しい。でも単純に楽しかった」と振り返った。

世界王者4選手が柔道教室 真剣指導の海老沼「中途半端なこと言えない」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/05/04/kiji/K20140504008096550.html

柔道の世界選手権男子代表の4選手が4日、東京都文京区の講道館で行われた全国少年大会の合同練習に参加し、
技の指導や乱取りの相手をした。
参加したのは60キロ級の高藤直寿(東海大)、66キロ級の海老沼匡(パーク24)、73キロ級の大野将平(旭化成)、
100キロ超級の上川大樹(京葉ガス)。柔道界の相次ぐ不祥事で柔道離れもささやかれる中、全国から集まった約300人の
子どもたちはめったにない機会に興奮気味だった。
得意の背負い投げを伝授した海老沼は幼少の頃、井上康生現日本男子監督の指導を受けたことがあり、「貴重な体験になる」と
話した。
先の全日本選手権決勝で敗れた上川は「『惜しかったけど、頑張って』と言ってくれました」と励まされ、小さな柔道家との
触れ合いを楽しんでいた

トップ選手の指導に興奮=柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014050400163

柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)に出場する66キロ級の海老沼匡(パーク24)、73キロ級の大野将平
(旭化成)ら男子代表4選手が4日、東京都文京区の講道館で5日の全国少年大会に出場する小学生男女約300人に
柔道教室を開き、個々の得意技を丁寧に説明した。
海老沼は世界選手権2連覇の原動力となった背負い投げの入り方を指導し「トップ選手の言葉を子供は真に受ける。
中途半端なことはできない」と乱取りの相手も務めた。大外刈りを教えた大野は「言葉で伝えるのは難しい」と苦笑いした。
60キロ級の高藤直寿(東海大)は小内刈り、100キロ超級の上川大樹(京葉ガス)は足払いを実演。終了後は記念撮影や
握手などに応じていた。

海老沼ら4人が小学生指導 柔道男子代表、300人に講道館で教室
http://sankei.jp.msn.com/sports/news/140504/mrt14050418430001-n1.htm

柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)に出場する66キロ級の海老沼匡(パーク24)、73キロ級の大野将平
(旭化成)ら男子代表4選手が4日、東京都文京区の講道館で5日の全国少年大会に出場する小学生男女約300人に
柔道教室を開き、個々の得意技を丁寧に説明した。
海老沼は世界選手権2連覇の原動力となった背負い投げの入り方を指導し「トップ選手の言葉を子供は真に受ける。中途半端な
ことはできない」と乱取りの相手も務めた。大外刈りを教えた大野は「言葉で伝えるのは難しい」と苦笑いした。
60キロ級の高藤直寿(東海大)は小内刈り、100キロ超級の上川大樹(京葉ガス)は足払いを実演。終了後は記念撮影や
握手などに応じていた。

海老沼「中途半端なことはできない」代表4人が小学生指導/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140504/jud14050418440001-n1.html
                                                                           

276 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/05(月) 17:29:57.37 ID:H3zw/I0/.net
8月の柔道の世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)で3連覇が懸かる男子66キロ級の海老沼匡(パーク24)が4日、
今月にフランスへ単独遠征することを明らかにした。期間は約3週間の予定。現地でフランス代表チームの練習などに参加する。
日本男子の井上康生監督は、強化策の一環として、選手の自立を促す海外武者修行を導入する考えを示していた。今回は
海老沼自身が希望したという。

海老沼が仏へ単独遠征=柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014050400177

柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)で3連覇を目指す男子66キロ級の海老沼匡(パーク24)は4日、
フランス代表チームの強化合宿に単独で参加するため、12日に渡仏して約3週間滞在すると明らかにした。五輪や
世界選手権での実績がある選手による単身での海外武者修行は異例。
昨年後半から男子日本代表の井上康生監督の方針により、孤独な環境で心身を鍛えることを目的に若手を単独で
ロシアやモンゴルに送ってきた。自ら手を挙げた海老沼は「一皮むけたい。孤独になって考える時間が大事。何でも
吸収して強くなりたい」と話した。練習は主にパリで行われる。

海老沼が単独渡仏へ 中旬から仏代表合宿に参加 世界V3へ強化
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/05/04/kiji/K20140504008097570.html

柔道のロンドン五輪男子66キロ級銅メダリストの海老沼匡(24=パーク24)が、今月中旬からフランスに単身武者修行に
出かける。
4日には東京都文京区の講道館で行われた全国少年大会の合同練習会で上川、大野、高藤と指導員を務め、「もう一皮
むけるため。そういうことができるのも(五輪中間年の)今年しかない」と全日本男子の井上康生監督から打診を受けて
即決した理由を語った。
期間は約3週間で、フランスチームの合宿などで稽古する。全日本柔道連盟からの派遣となるが、同行スタッフはなく炊事、
洗濯など生活面まで全て自力でやるしかない。全く分からないフランス語に関しては「アプリがあると聞いたので」と不安を
感じさせながらも、「いろいろ吸収したい」と2年後の金メダルのために異国で心身ともに鍛え上げる。

海老沼 仏へ単身武者修行「いろいろ吸収したい」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/05/05/kiji/K20140505008098340.html

8月の世界柔道(ロシア・チェリャビンスク)男子66キロ級代表で、12年ロンドン五輪同級銅メダリストの海老沼匡(24)=
パーク24=が4日、来週から単身でフランスへ渡り、約3週間の武者修行を行うと明かした。
この日は全国小学生大会合同錬成会が都内の講道館で行われ、5日の全国少年大会に出場する小学生男女約300人に
技の指導などを行った。
「もう一皮むけたい。今年しかできない」。海老沼は1週間ほど前、男子代表の井上康生監督(35)に提案され、フランス行きを
決めたという。同国の代表チームなどで練習する予定だが、現状ではどの都市に行くかも未定という。12日出発で、帰国は
29日の予定。「言葉? フランス語のアプリがあるらしいので…」。世界柔道2連覇中の実力者は、言葉の通じない異国の地で
心身にさらなる磨きをかける。

【柔道】海老沼、世界柔道Vへ仏で武者修行
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140504-OHT1T50308.html

柔道の全日本男子は5日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで、世界選手権代表決定後最初の
強化合宿を公開し、実戦的な乱取りや寝技の研究などに取り組んだ。
合宿にはブラジル・チームから9人が参加。100キロ超級の上川大樹(京葉ガス)は強豪ラファエル・シルバと胸を合わせた。
井上康生監督は「5、6月は質量とも追い込んで地力をアップしたい。(金メダル3個だった)昨年以上の結果を残したい」と
抱負を語った。
90キロ級のベイカー茉秋(東海大)は別調整で筋力トレに励み、「筋力を強化して、外国勢に力負けしない体にしたい」と
意欲を示し、81キロ級の永瀬貴規(筑波大)は「81キロ級は世界で勝てないと言われる。見返したい」と話した。

井上監督「昨年以上の結果を」=柔道男子代表が合宿
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014050500210
                                                                             

277 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/05(月) 17:30:29.78 ID:H3zw/I0/.net
柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)男子日本代表は5日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンター
で強化合宿を報道陣に公開し、初出場となる81キロ級の20歳、永瀬貴規(筑波大)は「技のスピードと力で一本を取って世界一
になりたい」と宣言した。
永瀬は体重無差別で争った4月29日の全日本選手権で3位に食い込んだ。合宿参加中のブラジル代表との乱取りでは
全身のバネを生かした投げ技を披露。「世界のレベルはすごく高い。てっぺんは厳しいが壁を破りたい」と日本勢の苦戦が続く
階級での奮闘を誓った。

柔道、20歳永瀬「壁破りたい」 男子日本代表が合宿公開
http://www.47news.jp/CN/201405/CN2014050501001553.html

8月の柔道世界選手権(ロシア)男子90キロ級代表のベイカー茉秋(19)=東海大=は、「強豪と組んでも張り合える力は
持っている。オール一本勝ちで世界王者になりたい」と意気込んだ。昨年の世界選手権(ブラジル)男子60キロ級を制した
大学の先輩、高藤直寿(20)に刺激を受けており、「その後を追いたい」と話した。米国人の父を持つ期待の若手は「プレッシャーは
ない。絶対に優勝しないといけない」と不振が続く重量級の再建役に名乗りを上げていた。

ベイカー「オール一本勝ちで世界王者になりたい」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140505/jud14050512560004-n1.html

16年リオ五輪での柔道米国代表入りを目指す総合格闘家・石井慧(27=I DASH RHINO)が4日(日本時間5日)、
米ネバダ州リノで行われた全米体重別柔道選手権の無差別級に出場。準々決勝で、昨年も敗れている日本の元強化選手・
高橋徳三(37)に反則負けした。
1回戦を不戦勝、2回戦を投げ技1本で勝ち上がった石井は、高橋に奥襟を取られて攻められず、指導を繰り返し受けた。
互いに攻めを出せない状況で、4度目の指導を受けた石井が反則負け。
「高橋先輩は強かった。全然柔道をさせてもらえなかった。優勝して帰りたかったが、両者指導の後、もう1回ボクだけ指導を
取られ気持ちが切れてしまった」と石井は無念そうに話した。試合前には、米国柔道連盟のホセ・ロドリゲス会長と会談。
同会長から米国市民権がなくても国際大会に出て、世界ランクの順位を上げられるとアドバイスされた。「国際大会にも
出られるということなので、これから試合に出てアピールしていけたらと思います」と前向きに話していた。

石井慧 準々決勝で高橋徳三に反則負け
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140505-1296003.html

柔道の全米体重別選手権は4日、米ネバダ州リノで行われ、2008年北京五輪男子100キロ超級金メダリストで総合格闘家の
石井慧が国籍などを問わないオープン参加クラスに出場し、3回戦で反則負けした。
1回戦を不戦勝ち、2回戦を一本勝ちした石井は3回戦で日本の元強化選手、高橋徳三と対戦し、指導を4度受け反則負けした。
石井は昨年のこの大会でも決勝で高橋と対戦し、手で相手の脚に触れて技を防いだとして反則で敗れた。

石井の話「優勝して帰りたかった。体は非常に動いていた。今回の負けを糧にルールをもっと考え、練習して強くなっていきたい」

石井「優勝して帰りたかった」…3回戦で反則負け
http://www.sanspo.com/sports/news/20140505/jud14050510290001-n1.html

石井は昨年の決勝で闘った高橋との再戦で、またも反則負けを喫した。脚取りが禁じられ、攻めないとすぐに指導を受ける
新ルールにまだ対応できていないことを露呈。総合格闘技で活躍する石井は「柔道をずっとやっているわけではないので
(対応が)すごくしんどかった」と準備不足を認めた。
米国柔道連盟は市民権取得を目指す外国籍の選手を一部の国際大会に派遣する方針。石井は「そういう試合に出て
アピールしないといけない」と意欲的だった。

準備不足認める石井「すごくしんどかった」
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/05/05/kiji/K20140505008101590.html
                                                                            

278 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/06(火) 16:03:52.41 ID:xM5Qd9+7.net
柔道全日本男子代表の井上康生監督(35)が、世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)のキーマン”に
中量級の新鋭を指名した。
5日、東京都内で合宿を公開した井上監督は、世界選手権の目標について「昨年以上の結果を残していきたい」と表明。
昨年は軽量級が金メダル3個を獲得したが「世界の情勢からすれば、前の階級は力を持っている」と軽量級への信頼は
変わらない。
そして他の階級の奮起を促し、とりわけ81キロ級の永瀬貴規(20=筑波大)、90キロ級のベイカー茉秋(ましゅう=19、
東海大)の新戦力には「高校時代から(2016年)リオデジャネイロ五輪に期待されていた選手。十分に力は持っている。
今年の世界選手権から世界のトップを目指しながら力をつけさせたい」と即戦力”としての活躍を期待する。
合宿では技術の修得だけでなく、意識改革にも着手。代表としての自覚、誇りを身につけさせるため、練習の30〜40分前には
過去の世界選手権の映像を道場で上映しているという。「ウォーミングアップしながら見れるよう、毎回流している」(井上監督)。
代表の若返りは、全体の活性化にもつながる。「16年に向け、若い世代が出てくるのは非常にいいこと。常に競わせながら
オリンピックに向かわせたい」と井上監督は目を光らせた。

柔道世界選手権に注目株! 井上監督がキーマンに指名したのは・・・
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/263390/

世界の山下が重量級復権のために一肌脱いだ。柔道の全日本男子が都内での強化合宿を公開。井上康生監督の要請を
受けた全日本柔道連盟の山下泰裕副会長(56)も2日間限定の“臨時コーチ”として参加した。
稽古後には100キロ超級の上川、七戸、原沢の3人を呼び、身ぶりも交え直々に助言。山下副会長は「自分の力を出す。
相手の力を出させない。両方の側面のことをお伝えした」と説明。上川によれば「しっかり足を出せと言われた。足を出して
崩して入らないと投げられない。崩せば相手の組み手も力も弱くなる」と技術的なヒントだったという。8月の世界選手権(ロシア)も
見据えて柔道界一丸で最重量級の強化に取り組んでいる。

重量級復権へ!“世界の山下”が強化合宿で臨時コーチ
http://www.sponichi.co.jp/sports/news/2014/05/06/kiji/K20140506008106490.html

柔道の男子全日本強化合宿が5日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンター(NTC)で公開された。8月の
世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)へ井上康生監督(35)は「昨年以上の結果。金メダル3つ以上は取りたい」と目標を掲げた。
昨年のリオデジャネイロ大会は、60キロ級から、66、73キロ級と3日連続で金メダルを獲得したが、81キロ級以降はメダルなし。
今回は100キロ級の派遣を見送り日本選手が出場するのは6階級。半数以上の階級で優勝を目指す。3日に始まった合宿では、
アップ中に道場のモニターに過去の世界柔道の映像を流し、「日の丸を背負う重み、世界柔道の重みを感じてほしい」と奮起を
促している。
目標は16年リオ五輪での全階級制覇。「ここからはいわばサバイバル。選手には、一つひとつの大会で五輪の1枠を争っている
意識づけをしていきたい」と力を込めていた。

【世界柔道】康生監督、目標は「金3個以上」
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140505-OHT1T50289.html

8月の柔道世界選手権(ロシア)の日本男子代表が5日、東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開した。
90キロ級のベイカー茉秋(ましゅう、東海大)は現在、体重が87キロしかなく、筋力トレーニングなどで1カ月で2キロずつ増やし、
最終的には93キロを目指す計画を立てた。東海大浦安高時代は5カ月で10キロ増量した経験があり、「軽いより重い方がいい」
と脱“細マッチョ”を誓った。

ベイカー、脱“細マッチョ”へ増量計画「重い方がいい」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140506/jud14050605010001-n1.html

279 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/06(火) 16:05:13.48 ID:xM5Qd9+7.net
柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)男子日本代表は5日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで
強化合宿を報道陣に公開した。 
100キロ超級代表の上川大樹(京葉ガス)が昨年の世界選手権銀メダル、ラファエル・シルバ(ブラジル)と熱のこもった稽古を
展開した。
世界ランキング1位のシルバはブラジル代表の一員として来日中。上川は2月のグランプリ大会(ドイツ)で一本勝ちしたが、
乱取りでは身長2メートルを超える大男との激しい組み手争いに大汗をかいた。「技はなかなか掛からなかったが、全力を
出し切ったから腕がパンパンに張っている」と充実感に浸った。

100キロ超級の上川、世界ランキング1位と猛稽古/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140505/jud14050518540007-n1.html

柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)男子日本代表は5日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで
強化合宿を報道陣に公開した。 
日本男子の井上監督は8月下旬の世界選手権に向け、多くの代表選手を6〜7月に欧州などで行われる国際大会に出場させる
方針を示した。「ルールも変わったし、海外勢との(解釈の)差を埋めていく。世界選手権で勝つ前提としてこなしたい」と説明した。
フランス代表合宿に今月中旬から単独で参加する66キロ級の海老沼匡(パーク24)には「世界にはいろんな宝が眠っている。
海外勢から研究されるリスク以上に得られるものが多い。一回り二回り成長する姿を望んでいる」とエールを送った。

井上監督、代表選手を国際大会に出場させる方針/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140505/jud14050518280006-n1.html

柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)男子日本代表は5日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで
強化合宿を報道陣に公開し、初出場となる81キロ級の20歳、永瀬貴規(筑波大)は「技のスピードと力で一本を取って世界一に
なりたい」と宣言した。
永瀬は体重無差別で争った4月29日の全日本選手権で3位に食い込んだ。合宿参加中のブラジル代表との乱取りでは全身の
バネを生かした投げ技を披露。「世界のレベルはすごく高い。てっぺんは厳しいが壁を破りたい」と日本勢の苦戦が続く階級での
奮闘を誓った。
代表を選ばなかった不振の100キロ級を除く6階級の9選手が顔をそろえた。3階級を制した昨年からの上積みを目指す井上康生
監督は「9人9様で非常に面白いタレント性のあるメンバーがそろった。全階級金メダルを狙えると信じている」と期待した。1日から
の合宿は6日に終わる

20歳の永瀬「壁破りたい」苦戦が続く階級で奮闘誓う/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140505/jud14050518020005-n1.html
                                                                                 

280 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/07(水) 15:31:40.10 ID:M/pvl63w.net
How To Win

IPPON - via throw or submission
SUPERIOR DECISION - 12 Point Spread, such as 12-0, 14-2, 17-5
DECISION - Score more points than opponent at the end of schedule match time.
OVERTIME - If no points are scored in scheduled match time, then a 1-minute overtime will be used for Juniors and
Masters and 2 minutes for Seniors. The first contestant to score will win. If neither contestant scores an Ippon or points,
then the referee and mat judges will declare the winner based on effective attacks.

How To Win for Age Groups
Ages 15 and older: Ippon can be scored by a throw, choke or armlock.
Ages 11 to 14: Ippon can be scored by a throw, pin (25 seconds) or choke.
Ages 10 and under: Ippon can be scored by a throw or pin (25 seconds).
Scheduled Match Time
5 Minutes - Seniors
3 Minutes - Masters
3 Minutes - Juniors
In Freestyle Judo, there is no difference in time between women's and men's matches.
Win by Ippon

THROW - Throw opponent with control and force on back or back/side.
ARMLOCK - Opponent taps out or referee stops the contest.
CHOKE - Opponent taps out or referee stops the contest.
PIN (Ages 14 and Under) - Hold opponent in Osaekomi for 25 seconds.

Ippons are not scored for Osaekomi (Pins) in Senior or Masters.
You must use a throw or takedown technique to go to the ground. Pulling an opponent to the mat without attempting an
actual throw ("pulling guard") is considered passive and will result in a penalty.

Scoring Points
4POINTS (Waza-ari)
THROW - Opponent lands mostly on the back or back side but not enough for Ippon.
PIN - Hold opponent for at least 20 seconds.

2POINTS (Yuko)
THROW - Opponent lands on side or back in what would be Yuko in regular AAU rules.
PIN - Hold opponent for at least 20 seconds.

1POINT (Koka)
THROW - Opponent lands on front torso (not hands and knees) or on buttocks or light on side.
PIN - Hold opponent for at least 5 seconds and less than 10 seconds.
BREAKDOWN - Turn opponent onto back with control from a stable ground position.
GUARD PASS - Get past opponent’s legs with control.
GUARD SWEEP - Roll or sweep opponent over with control from the Guard position.

Grip Fighting and Gripping
Freestyle Judo allows for more varied gripping than the regular judo rules. You are allowed to hold the belt or hold onto t
he same side of the jacket or sleeve as long as you are not overly defensive. A good thing to remember is that when
you grip or grab your opponent anywhere; don’t lock your elbows out to keep him or her away from you. You are allowed
to grab your opponent’s legs or pants (in the gi category, but you can’t use his pants in the no gi category) as long as
you are attempting a throw or takedown.

NO-GI GRIPPING - A judogi jacket is not used, but the rules are the same otherwise.
Newaza (Groundfighting)
THE REFEREE WILL ALLOW THE ACTION TO CONTINUE AS LONG AS HE OR SHE SEES THAT THERE IS ACTION OR
PROGRESS IS TAKING PLACE.
You must use a throw or takedown technique to go to the ground. Pulling an opponent to the mat without attempting an
actual throw ("pulling guard") is considered passive and will result in a penalty.

http://www.freestylejudo.org/                                                

281 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/10(土) 14:55:02.51 ID:xqcS7O1X.net
柔道の東アジア選手権は9日、ウランバートルで行われ、日本勢の男子は100キロ超級の百瀬優(旭化成)、
66キロ級の橋口祐葵(明大)、60キロ級の大島優磨(国士舘大)が優勝した。
女子は52キロ級で谷本和(ALSOK)が優勝したほか、63キロ級は西川真帆(龍谷大)、78キロ級は
日高美沙希(大体大)、78キロ超級は市橋寿々華(大阪府警)が制した。

百瀬、谷本ら優勝=東アジア選手権柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014051000102
                                                                 

282 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/10(土) 20:45:20.02 ID:6yqQoDsP.net
柔道の東アジア選手権は10日、ウランバートルで団体戦が行われ、日本女子は準決勝でモンゴルを4−1、
決勝で韓国を5−0で下し優勝した。日本男子は4チームのリーグ戦で韓国と台湾に勝ったが、優勝した
モンゴルに2−3で敗れて準優勝だった。
                                                          
日本女子が団体戦V=東アジア柔道
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014051000298
                                                                  

283 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/12(月) 22:10:25.08 ID:m//HXkNb.net
ロンドン五輪柔道男子66キロ級銅メダリストで世界選手権2連覇中の海老沼匡(パーク24)が12日、フランス代表合宿に
参加するため成田空港からパリへ出発した。志願して臨む単独武者修行を前に「精神的にも肉体的にも、もう一回り強くなる」と
誓った。
海老沼はフランスの国立スポーツセンターなどで練習し、30日に帰国予定。選手の自立心を養うため単身での海外遠征を
導入した日本男子の井上康生監督からは「柔道をするだけじゃなく、フランスの街にも出ろ」と異国での社会勉強も求められた
という。「この経験を必ずプラスにしたい」と目を輝かせた

フランス武者修行の海老沼「一回り強くなりたい」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140512/jud14051218000001-n1.html
                                                                       

284 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/14(水) 22:06:29.72 ID:z29hcM78.net
8月にロシア・チェリャビンスクで開かれる柔道の世界選手権女子日本代表が14日、東京都北区の味の素ナショナル
トレーニングセンターで行われている強化合宿を報道陣に公開し、精力的に汗を流した。
合宿に参加しているブラジルの強豪選手らと乱取りに取り組み、全日本女子選手権で2度目の優勝を果たし78キロ超級で
初代表となった山部佳苗(ミキハウス)は「日本に来てくれてありがたい」と組み手対策などに生かした。
同じく63キロ級で初代表の20歳、田代未来(コマツ)は「少しプレッシャーはあるが、普段通り、自分のやるべきことを
やっていきたい」と話した。

山部ら精力的に練習=柔道女子日本代表
http://www.jiji.com/jc/c?g=spo_30&k=2014051401000

柔道の女子日本代表が14日、都内で行っている強化合宿を公開した。8月にはロシア・チェリャビンスクで世界選手権が
控えており、代表選手9人も参加した。
48キロ級で初出場する近藤亜美(19=三井住友海上)はこの日の午前中に行われたロシアの格闘技サンボの講習について
「独特な(関節の)取り方があって、違う競技のことを勉強するのは楽しいですね」と課題である寝技強化のヒントになった様子。
初の大舞台が近づいてきたが「元気よくやりたい」と快活に話した。

近藤亜美 サンボ講習で寝技強化のヒント
http://www.nikkansports.com/sports/news/f-sp-tp0-20140514-1301006.html

柔道の世界選手権(8月・チェリャビンスク=ロシア)女子日本代表は14日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニング
センターで強化合宿を報道陣に公開し、初出場となる78キロ超級の23歳、山部佳苗(ミキハウス)は「大きな舞台で試合が
できるのはすごく光栄。金メダルをしっかり取りたい」と誓った。
4月の全日本女子選手権で2度目の優勝を果たした山部。来日中のブラジル代表も練習に参加しており、「自分は世界のトップに
比べると劣っている。日本に来てくれてありがたい」と積極的に乱取りなどに挑んだ。代表最年少の19歳で48キロ級の近藤亜美
(三井住友海上)は「自分は若さだけで闘っているので、プレッシャーも何も感じない」と初々しく話した。
昨年の世界選手権で日本女子は個人で22年ぶりの金メダルゼロと惨敗。金3個を目標に掲げる南條充寿監督は「悔しい思いを
8月にぶつけたい。今回は結果が問われる」と巻き返しを誓った。12日からの合宿は17日まで行われる。

初代表の山部「金メダルをしっかり取りたい」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140514/jud14051417260001-n1.html
                                                       

285 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/15(木) 17:33:51.63 ID:xY0QiTEQ.net
柔道の女子日本代表が14日、都内で強化合宿を公開した。8月にロシア・チェリャビンスクで開催される世界選手権
48キロ級代表の近藤亜美(19=三井住友海上)は、遠征中のブラジル代表選手らとも乱取りを行うなど、精力的な
動きを披露。南條監督が金メダル3個を目標に据えたことに「自分は初日なので、勢いをつけられれば金メダルもいっぱい
取れると思う。元気よくやりたい」と声を弾ませた。代表最年少の「切り込み役」の目下の課題は寝技。午前中にはロシアの
格闘技サンボの講師を招いた講習にも参加し、「いまはまったく駄目なんですが、違う競技で勉強になった」と目を輝かせていた。

48キロ切り込み19歳近藤にサンボ
http://www.nikkansports.com/sports/news/p-sp-tp0-20140515-1301178.html

柔道全日本女子の南條充寿監督(42)が8月の世界選手権(ロシア・チェリャビンスク)に進退をかける意向を示した。
14日、都内で強化合宿を公開した南條監督は2年契約が切れる来期の続投について、世界選手権の結果を重視することを表明。「結果は問われると思っています。自分の中で(進退ラインは)なきにしもあらず。あとは上が決めること」と険しい表情で話した。
昨年、暴力・パワハラ問題で辞任した園田隆二前監督(40)の後を継ぐ形で就任したが、昨年の世界選手権では22年ぶりの
金メダルゼロの屈辱。惨敗には騒動の影響があったとする声も多かったが、今年はそうはいかないとの思いがある。
「金メダルがないなら厳しい。それは覚悟している。しがみつくつもりはない」と南條監督は本紙に断言。万が一、同じような
成績になれば辞任も辞さない構えだ。
強化委員会は女子だけで金メダル3個を目標に設定。この数字の達成が南條監督の進退ラインに直接、結びつくことはないが、
責任の所在を明確にした格好だ。
合宿初日には斉藤仁強化委員長(53)も「昨年の世界選手権は覇気がなかった。攻め切るとか、イチかバチかの勝負が
できなかった」と選手にゲキを飛ばした。反省を踏まえ、合宿では新たな取り組みにも着手。サンボの元全日本王者・
松本秀彦氏(41)を招き、関節技や寝技の強化に乗り出した。不退転の決意でタクトを振るう南條監督が、女子柔道を
よみがえらせるか。

世界柔道で女子「金ゼロ」なら南條監督辞任も覚悟
http://www.tokyo-sports.co.jp/sports/othersports/266609/

柔道の女子強化合宿が12日、東京・北区の味の素トレーニングセンターで公開された。南條充寿監督(42)は8月の
世界柔道(ロシア・チェリャビンスク)での金メダル3個獲得へ“異種格闘技講習”を取り入れた
午前練習で特別講師を務めたのは「サンボ絶対王者」と呼ばれ、全日本62キロ級13連覇を達成した松本秀彦氏(41)。
背後からの関節の取り方、防ぎ方を教えた。世界柔道63キロ級代表の田代未来(20)=コマツ=は「相手が仕掛けて
きたときの対応ができる」とヒントを得たようだ。昨年の世界柔道48キロ級決勝で浅見八瑠奈(26)=コマツ=が関節技で
一本負けするなど、海外勢の関節技に苦しんでいた。
前日の練習にはバルセロナ五輪金メダリストの古賀稔彦氏(46)を特別コーチとして招くなど、昨年大会で金ゼロに終わった
南條監督は現状打破へ試行錯誤の最中。「今回は結果を問われる大会。進退? 考えないわけではない」と退路を断って臨む
覚悟だ。


【柔道】日本女子、金3個獲得へサンボ!“異種格闘技講習
http://www.hochi.co.jp/sports/etc/20140514-OHT1T50310.html

柔道の世界選手権(8月、ロシア・チェリャビンスク)へ向けた女子代表合宿が14日、東京・北区のナショナルトレーニング
センターで報道陣に公開された。ブラジルなど3カ国の代表も参加しており、「外国人選手と多く組み合って稽古することが
目的」と南條充寿監督。4月の全日本女子選手権を制した78キロ超級の山部佳苗(ミキハウス)は、昨年の世界選手権
同級銀のマリア・アルテマン(ブラジル)らと乱取りし、「分が悪いが、いろいろ勉強しながらやっている」と前向きだった。

山部ら、外国勢と乱取り「勉強しながらやっている」/柔道
http://www.sanspo.com/sports/news/20140515/jud14051505000001-n1.html
                                                                            
                                                                               

286 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/16(金) 00:37:06.43 ID:urqbySpP.net
女子日本代表選手への暴力指導や暴言、6055万円にも及んだ助成金の組織ぐるみの不正受給、さらにはそれを
幹部の飲食費用などに当てた目的外使用、あげくは現職全柔連理事による女性へのわいせつ行為、2013年は
春先から柔道界の不祥事が続々と表面化した。膿が出たとされる年が明けた。問題はどこにあったのか、社会的な
信頼が地に落ちた組織の改革は上手く行っているのか。

 全柔連の抱える組織的な問題に早くから警鐘を鳴らしていた人物がいる。バルセロナ五輪銀メダリストの溝口紀子である。
フランス代表チームも指導した溝口は豊富な国際経験からジェンダー(性差問題)を論ずる気鋭の社会学者でもある。一時は
セクハラ被害を受けた選手たちの駆け込み寺になっていたという彼女に話を聞いた。

日本柔道は家元ということであぐらをかいていた。
――昨年8月にブラジルで行なわれた世界選手権でコソボ出身のマイリンダ・ケルメンディが52kg級で優勝しました。私は
あの地域の紛争を'90年代からずっと追ってきたので感慨深いのですが、スポーツどころではなかった戦場から柔道の
世界チャンピオンが生まれた。翻って本家日本の柔道界は大きな汚点を残し続け、同大会で結果も出せなかった。

「そうですね。日本の女子は練習で追い込めなかったのが(金メダル0の)敗因だと言われましたが、畳の上で追い込むだけが
練習ではないんです。コソボのケルメンディのほうがよっぽど練習時間は短いし、乱取りの相手もいないわけです。そんな劣悪な
練習環境でも勝っている。その方法が何かというところを我々は小国から逆に学んで科学の言葉で言わなきゃいけないのにそれを
していない。日本は家元ということであぐらをかいていたことが、ロンドンで金メダルが男子ではゼロになったし、幾つかの不祥事も
それと同じような構造の中で起こっています。

―― 一方で今、言われた不祥事ですが、根源を探ると、構造的な問題として、実は現在のIJF(国際柔道連盟)の在り方、その
方針に行き着きますね。そこも可視化しないといけない。

IJFは会長のイエスマンだらけ。女性理事もゼロ。

'13年10月をメドに辞任の意思を表明する上村会長。1カ月後に内閣府勧告が下った。「ええ、改革が必要なのはIJFも同様です。
IJFは、全柔連をそのまま国際競技団体にしたようなところです。女性理事もいないし、その理事選出も半数以上が選挙でなくて、
会長の指名で決められています。自分の意を汲む人だけを入れて周りをイエスマンで固めているから評決も形骸化しています。
それとライセンスビジネス、放映権で稼ごうという考えから、商業主義に走って柔道そのものがないがしろにされている。選手を
商品として扱い、消費し、その結果消耗してしまった。柔道というのは思考の格闘技であるから、メンタルとか規範、礼節を
守らなければいけない。しかし、IJFや全柔連はガバナンスができなくて、コンプライアンス精神が欠如している、だから
本末転倒なんです」
昨年6月に来日し、去就が注目されていた上村春樹前全柔連会長を擁護する演説を続けたIJFの現会長であるマリウス・
ビゼールは柔道の商業化を一気に進めた人物として知られる。代表的なのが、五輪出場権とリンクさせたランキング制の導入と、
国際大会の放映権をIJFが一括管理して高額な値段で売るという放映権ビジネスである。
これの最大のクライアントは日本のフジテレビで、ビゼールと上村の蜜月関係の要因をここに見ることができる(上村の子息は
フジテレビ社員である)。ランキング制は有名選手が多くの大会に毎回出場することで番組コンテンツとしての価値を上げたが、
選手はそのための過密日程で疲弊し、大きくコンディションを崩した。

男の村社会では、男たちも被害者である。
「テレビの放送時間に合わせて、試合を開始してライブで見せるというのは譲歩するとしても、テレビ局の要請で五輪代表発表の
場に選手を呼んで天国と地獄のその瞬間の表情を撮影させるというのは、もう見世物会見そのままです。落選して落ち込んでいる
選手のことも考えず全くリスペクトが無い。体罰や暴言、過密日程、商品と見なされることで、(告発した15人の)彼女たちの行動は
ずーっと我慢を続けて来たことの最後の悲鳴であったと思います。負けた原因としてはそのことに触れず、『根性なかったから、
追い込んだ練習しなかったから』と必ず言うんですが、追い込んだ練習ってなんですか? 『心拍数どれくらい?』そういう
エビデンスがあって、追い込んだ練習という定義が初めてできるんじゃないですか。でもそうすると『お前生意気だ』で
終わってしまうんです。                 

287 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/16(金) 00:39:48.06 ID:urqbySpP.net
私は決してフェミニストでもないんですよ。そうではなくて、柔道そのものが男の村社会で男たちが逆に被害者で可哀想なんですよ。
私たち女は村の外に置かれていますから、立ち上がる勇気を持てたんですが、男子はそうではないんですね。強化のために
当てられた助成金や選手の賞金を幹部がくすねて飲食に使っていた。そういう感覚は俺たちが伝統を守ってやってる、選手を
育ててやったんだからいいじゃないかという男の村社会の論理、勘違いから出て来たと思いますね」

日本と相対化する意味でフランスでの指導を教えていただきたいのですが。日本のような暴力指導は存在しないのでしょうか。
「指導を受ける側の意識がまず異なります。例えば『回し』という稽古があります。1人の選手に次々と大勢の選手が挑みます。
それを傍から見るといじめですよね。でもフランスでも回し稽古やるんですよ。(テディ・)リネールが強すぎるので、5人1分がけで
やればすごく強度が上がるんです。そうすると回し稽古もちゃんと科学的なエビデンスを持って効果が出るんです。
フランスの選手も最初は『なんだこの練習は?』とか言うのですが、『いや、これはいじめではなくて、ちゃんと心拍数を上げて、
強度も上がる練習なんだよ』と答えると納得する。でも日本選手は、『しごきだ、ありがたく受け入れよう』となってそこから先に
踏み込めないし、質問するにも上にモノ申すのかという徒弟関係にあるので目的が分からないままに練習だけするということになる。
フランスは児童虐待などの暴力に対して、社会科学の思想がすごく進んでいるところなので選手とコーチは同権です。だから
コーチが殴ったら、法の裁きを受けます。

私は日本では、銀メダリストで、溝口先生と呼んでくれますけど、フランスだといきなり『NORIKO』ですからね。残念なことは、
日本のコーチが自分たちの指導力のなさをあからさまにしていることにさえ、気付いていないことです。海外の大会などでは
『日本のコーチは大丈夫かよ、選手を殴っているよ』とか言って見られているわけですから」

段位制度と徒弟制度で、高段者にモノが言えない。
一連の不祥事を見ていて醜悪だと思うのは、まさにパワーハラスメントで、あらがうことができない人たちに対しては殴ったり、
暴言を吐いて抑えつけておきながら、本来守るべき選手たちに対して圧力をかけてくるIJFのプレッシャーに対しては唯々諾々と
従って、選手がいかに疲れていても大会に差し出してしまう。内部から声を上げて変革をすることはなかなか困難だったの
でしょうか。
                                                                                
「それは柔道に段位制度があるからなんです。我々は皆、ピラミッドの中にいます。上村さんは9段ですよね。段位制度と
徒弟制度で高段者をみんな尊敬しなきゃいけない。頭じゃなくて柔道の実力主義なんです。だから頭脳明晰な人でも、
『お前何段なの、実績あるの?』って。実績なければ排除されちゃうような特殊な構造の中でモノが言えなくなっているんです」

内閣府が異例の勧告書を出すまでの経緯とは?
上村会長は度重なる不祥事を前にして4月に一度辞意を表明するも、6月になると10月までは務めるというふうに方針を
転換しました。これは9月に2020年の東京五輪開催が決まれば、来日させて擁護する演説をしてもらったビゼール(東京五輪を
監督するIOC調整委員でもある)の後押しももらって、そのまま辞めずに居残るっていうシナリオができていたとも言われています。
ところが、内閣府が全柔連に対して異例の勧告書を出して体制の再構築を求めた。それでついに上村会長は辞任をします。
どのような動きがあったのでしょうか。「一般法人法に定められた職務上の義務に違反している疑いがある」という内閣府からの
勧告が効いたわけですが。

「これは私が内閣府のカードを使いました。私が山口香さんと北田典子さんと一緒に片山さつき議員の所に行って陳情したのです。
内閣府の公益認定等委員会で監督してほしいと、実際に現場で起きていること、調査したことをメディアには言えないことも含めて
報告しました。その後も問題は表面化して来ました。福田二朗全柔連理事からわいせつ行為を受けた被害者の女性からSNSを
経由して私のところに告発があったのです。
                                                                                

288 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/16(金) 00:43:07.78 ID:urqbySpP.net
そこで北田さんに相談すると彼女はすぐに被害者の女性から事情聴取をして全柔連の執行部に事件の概要を報告しました。
組織が独自に調査をしてくれるのではないかという期待があったのです。しかし、全柔連からは『現在は余裕が無く、
ハラスメント規定も明確でないので対応できない』という回答が戻って来ました。保身のための隠蔽です。それで自浄作用は
ないという考えに至ったのです。このままでは上村さんにフェードアウトされてまた表舞台に出られてしまう。元々、調査のために
立ち上げられた第三者委員会に対する全柔連の動きっていうのは、もう隠れ蓑と言うかアリバイ作りと言うか『はい、聞きました』
というだけでした」
                                                                            
アスリート議員だけでなく、あの女性議員も立ち上がった。
全柔連が特例財団法人から公益財団法人に移行したため全柔連に対する監督官庁が文科省から内閣府に替わっていた。
危機感を持っていた溝口は議員会館を回った。橋本聖子を筆頭に共感してくれた女性アスリート出身の議員は多くいたが、
内閣府にものが言える立場の議員はいなかった。ふと地元である静岡選出で総務大臣政務官の任にあった片山さつきの名前を
思い出した。ある日、たまたま磐田市に選挙応援に来ているという情報が入り、直談判すると片山は対応してくれた。
                                                                               
「柔道の問題は今、どうなっているの。報告書ある?」
 しばらくするとメールが入り、GWに中央合同庁舎でのミーティングが実現した。片山は説明を受け、不祥事に関する資料に目を
通すと、役人を呼びつけ「この柔道の問題は今、どうなっているの。報告書ある?」と詰問した。全柔連から上がってきている
報告書との間にはあまりに大きな齟齬が生じていた。一回事件が起こる度に報告書を出すようにしていたが、やはり、記述は
手ぬるく、暴力問題については「0〜2名」と曖昧な表現になっていた。そこに片山がメスを入れた。
内閣府が全柔連に指導勧告したことをモスクワ五輪ボイコットと同様に政治がスポーツに介入したとネガティブに捉える論調が
一部にあるようだが、あまりに浅薄な意見である。
これは公益法人としてのガバナンスの問題で自浄作用が無いことを見越しての指導である。米国による圧力で五輪をボイコット
させられた事件とは本質が異なる。
                                                                             
「パワハラ体質根絶のはけ口がメディアになっている」                                              
上村会長が辞めて、宗岡正二さんが新しく会長になられてから半年、柔道界はどのように改革を遂げていると感じていますか。
「上村さんが辞めてから、パワハラ体質をセクハラも含めて声を上げて根絶しようという動きが出てきた。だけど、そのはけ口が
メディアになっているんです。私はそれはまずいと思います。そういう駆け込み寺を作って欲しいと言ったら予算がついてスポーツ
法学会で3月まで暫定的に『スポーツ指導における暴力相談窓口』というものが開かれることになりました。こういうものを
利用してもらいながら、内部からも変えていかないといけないですね」
全柔連は組織改革として1月31日にそれまでの評議員53人を総辞職させ、新たに30人を選定した。その中には溝口の名前も
あった。まさに全柔連の中からの改革を期待されての抜擢であろう。今後も注目していきたい。
                                                                                
<女子柔道、暴力・パワハラ問題から1年> 溝口紀子 「柔道の男社会に対峙した個としての女性たち」                
http://number.bunshun.jp/articles/-/789109                                                     
                                                                               

289 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/16(金) 00:45:59.95 ID:urqbySpP.net
昨年4月から英国のラフバラ大学を拠点に、2020年東京五輪・パラリンピックに活用できる欧州のスポーツ施策を研究してきた
元レスリング日本代表チームコーチで専修大学の久木留毅教授に帰国命令が出た。東京五輪に備えるためだ。
久木留教授に改めてお話をうかがったところ、東京五輪・パラリンピックを成功させるカギは5つあるという。久木留教授の調査を
軸にポイントをまとめてみた。

(1)オカネの流れを一元化する
日本オリンピック委員会(JOC)が各競技団体に下ろす選手強化費。日本スポーツ振興センター(JSC)のスポーツ振興くじ(toto)
助成、スポーツ振興基金助成、競技強化支援事業助成、スポーツ医・科学サポートに加えて、メダル有望種目向け「マルチサポート事業」。

大きく分けると国の補助金とスポーツ振興くじの売り上げになる。五輪強化費としてはJOCの約26億円とJSCの約27億円が
クローズアップされることが多い。競技団体からすれば別々に書類を作成しなければならず、とにかく事務作業が煩雑だ。

英国の場合、エリートスポーツ(UKスポーツが担当)、地域スポーツ、学校スポーツとわかりやすく整理されている。

日本もエリートスポーツについてオカネの流れを一元化する必要がある。

(2)競技団体のガバナンスを強化する
JOCを通じた選手強化費は現在、競技団体側が3分の1を企業の寄付金などで用意しないと、残り3分の2の国の補助金を
受けられない仕組みになっている。

下村博文・文部科学相は東京五輪・パラリンピックについて選手強化費を国が全額負担する方針を明らかにしている。単純に
言えば、現在の強化費約26億円の半分に当たる約13億円が増額されることになる。

また、「スポーツ庁」ができたあかつきには、文化庁並みの1千億円程度の予算がつくともいわれている。文科省スポーツ関係
予算は12億円増えて過去最高の255億円になったばかりだが、一気に4倍に膨らむ可能性がある。

「世界の中で少ないとはもう言えない金額だ」(久木留教授)。問題なのが各競技団体のガバナンスだ。

日本フェンシング協会の第三者委員会は2011年度からの2年間で、JOCからの補助金など約6100万円について不適切な経理が
あったと指摘。JSCからの助成金約900万円は「不正で詐欺」と認定した。

領収書を水増しして請求したオカネは強化費用に充てていたという。不適切な会計処理は日本フェンシング協会以外にも複数の
競技団体で発覚している。

多くの競技団体は「古き良きアマチュア精神」で運営され、会計処理や会計監査などのガバナンスにまで手が回っていないのが
現状だ。アマチュア・スポーツだから「無報酬が当たり前」をいつまでも続けていては良い人材は集まらない。

予算を増やすなら、各競技団体のガバナンス強化も避けて通れない。

(3)個人商店から脱皮せよ
久木留教授は「現場はいつも頑張っているんです。しかし、いつまで経っても個人商店のままでは世界には勝てません」という。

世界選手権の男子陸上400メートル障害で2度銅メダルを獲得した為末大氏がソチ冬季五輪で、日刊スポーツ紙に「結果不振
選手批判はブラック企業の論理」と寄稿して大きな話題になった。
                                                             
為末氏いわく。
「私は日本的精神論とは、(1)足りないリソース(資源)を気持ちで補わせる(2)全体的問題を個人の努力に押し付ける、だと
考えている。結果が出せないことに批判が集まるたび、ここ数年続くブラック企業を想像してしまう」五輪でメダルを獲ることを
目標にするのか、それとも参加することで満足するのか。

英国は1996年アトランタ五輪の金メダル1個という惨敗を喫したが、翌97年、エリートスポーツ政策を担うUK スポーツを設立。
2012年のロンドン五輪では金メダル29個という見事な復活を遂げた。

UKスポーツは国庫や国営宝くじの分配金を成績に応じて各競技団体に分配し、エリート選手の強化・育成を行っている。

ロンドン五輪では強化費として五輪代表に総額2億6400万ポンド(約455億円)。パラリンピック代表に4800万ポンド(約82億
9千万円)がつぎ込まれた。

日本の選手強化費とは文字通り、一桁違うのだ。
                                                                              

290 :名無しさん@お腹いっぱい。:2014/05/16(金) 00:47:38.40 ID:urqbySpP.net
良い成績を残せば手厚い支援を受けられるが、思ったような成績があげられないとジリ貧状態に陥る。選択と集中による
「妥協なき投資戦略」を断行したことが、ロンドン五輪での成功につながった。
                                                                              
オランダはソチ五輪でメダル24個を獲得したが、うち23個がスピードスケート。残り1個はショートトラックスピードスケートだった。

久木留教授は「ロンドン五輪で日本の選手団が38個のメダルを獲ったことが東京・銀座の50万人パレードにつながった。それが
2020年東京五輪・パラリンピックを呼び寄せた」という。                                            
                                                                               
五輪で成果を出せば自ずと裾野が広がるという「活火山方式」を柱に据えるのか。
                                                                              
現在、柔道、水泳、レスリング、体操、サッカーをAランクに位置づける「マルチサポート事業」を一段と徹底するのかどうかが
大きな分かれ目になる。
                                                                              
(4)スポーツ・イノベーションを起こせ
科学技術立国をこれまで自負してきた日本だが、スポーツでは明らかに英国の後塵を拝している。久木留教授の説明は
わかりやすくて、面白い。
                                                                               
「日本にはドラえもんはいっぱいいても、のび太くんがいないんです」

「こんなこといいな できたらいいな あんなゆめ こんなゆめ いっぱいあるけど」という科学的な好奇心を持ったコーチが
現場にいないのだ。
                                                                             
英国では2008年北京五輪で、スマートフォンで撮影したフォームを遠征先から自分のコーチに送って見てもらったり、自分の姿を
リアルタイムで撮影した姿を特殊なメガネで見ながらボートを漕いだりするトレーニングが当たり前になっていた。

10年バンクーバー冬季五輪では、滑降競技のカナダ代表はGPSで滑ったコースを確認しながら、ベストなコースを選択していた
という。

日本は技術があっても、それをまだ十分に使いこなせていない。「スポーツ馬鹿」を大量に生産してきた日本スポーツ界の
構造的な問題といえるだろう。

根性論、人情話を売り物にしてきた日本メディアにも責任がある。
                                                                              
(5)競技団体の体質を改善せよ
英国ではUKスポーツがエリートスポーツの司令塔になって改革に取り組んだ。一番、困難を伴ったが、重要だったのは
各競技団体の体質改善だったという。

「古き良きアマチュア精神」と言えば聞こえはいいが、そこには「経営の理念」「科学の精神」が欠けている。スポーツ庁が司令塔
になって、各競技団体の体質を改善できるのか。

女子競泳の千葉すずさんは00年シドニー五輪の代表選考で落選。千葉さんが「選考基準が不明瞭」と国際機関「スポーツ仲裁
裁判所」に提訴したことがきっかけとなり、日本水泳連盟の選考基準は透明性を高めた。
       
女子柔道強化選手への暴力行為やパワーハラスメントも競技団体の体質の古さが根っこにある。

イノベーションとは技術革新ではなく、新しい価値を生み出すことにある。東京五輪への挑戦は、スポーツ界にとどまらず、
日本にとって真の構造改革を進めることとも言えそうだ。

東京五輪で結果を残すための5つのカギ
http://blogos.com/article/81962/
                                                                              

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