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私メリーさん3

1 :創る名無しに見る名無し:2010/08/05(木) 01:31:24 ID:ZyEiSLO3.net
メリーさんの絵とかSSとかを投下するスレ。
ホラーでも猟奇でもほのぼのでも恋愛でも何でもOK

私メリーさん
http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1226239443/
私メリーさん2
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1263045685/

31 :創る名無しに見る名無し:2010/09/26(日) 23:35:26 ID:1XITokQe.net
額に稲妻があるのがハリー

32 :創る名無しに見る名無し:2010/09/26(日) 23:37:25 ID:ZqqpqBky.net
後輪だけで走るのはウィリー

33 :創る名無しに見る名無し:2010/09/26(日) 23:47:39 ID:TXEJXdg+.net
ワールド1のボスはラリー

34 :創る名無しに見る名無し:2010/09/27(月) 00:45:48 ID:tHns9gL7.net
似たような格好の人たちのなかで1人だけを見つけなきゃいけないのがウォーリー

35 :創る名無しに見る名無し:2010/09/27(月) 01:08:46 ID:6IypA4fu.net
ムサイおっさんがウォーリアー

36 :創る名無しに見る名無し:2010/09/27(月) 19:18:53 ID:iT/gdz7K.net
「私メリーさん。今このスレの軌道修正をするの」

37 :創る名無しに見る名無し:2010/09/27(月) 20:53:51 ID:DDLk7phU.net
私メリーさん。今スカイプで通話してるの。

38 :創る名無しに見る名無し:2010/10/05(火) 22:50:24 ID:yyVR+17i.net
やばい。やばいわ。
だんだん寒くなってきた。そろそろ野宿も限界ね。
早く次の獲物を見つけて転がり込まないと・・・
んっ!んん゛っ! あー! あーっあー んんっ!!!ペッ!

「私、メリーさん」

39 :創る名無しに見る名無し:2010/10/06(水) 00:13:24 ID:yOJBfqLo.net
>>ペッ!

を見るまで不健全な何かを思い浮かべた

40 :創る名無しに見る名無し:2010/10/07(木) 09:30:40 ID:AXMMaZ8M.net
発声練習かw

41 :創る名無しに見る名無し:2010/10/07(木) 22:19:20 ID:9C84yWRt.net
痰が絡んだんじゃね

42 :創る名無しに見る名無し:2010/10/08(金) 21:58:22 ID:fZb22Hmb.net
私メリーさん。iPhoneが爆発したの……。

43 :創る名無しに見る名無し:2010/10/16(土) 00:24:58 ID:qAMm0HOk.net
なにげに面白いからこのスレ続いてほしいな。。。。

44 :創る名無しに見る名無し:2010/10/16(土) 00:36:21 ID:gFuD6aNP.net
あなたの見えないところでこのスレは続いているの……

45 :創る名無しに見る名無し:2010/10/16(土) 11:52:40 ID:1bpjcfSC.net
ちゃんと
メリーさんは
監視してますよ
 ♭       
. 〃〆⌒へ  ♪
./´ノ ヘヽヽ )ヾ 
ノ( ○  ○)¶|y
ノ  > .▽丿 ミヘ)
〆^ん   《゙ン

46 :創る名無しに見る名無し:2010/10/16(土) 11:59:22 ID:gFuD6aNP.net
わたしめりーさん散

47 :創る名無しに見る名無し:2010/10/17(日) 00:52:48 ID:UKm13Ps9.net
メリーさんだけに、貴方の後ろでこっそり続けてるの・・・

48 :創る名無しに見る名無し:2010/10/18(月) 22:29:40 ID:knBX8ALU.net
私メリーさん 今スレの相当下のほうに居るの

49 :創る名無しに見る名無し:2010/10/19(火) 21:48:46 ID:ezJt/3h8.net
前スレ>>92続き
メリー「マッドガッサーさんも素敵なの」

そう言って誉めてくれた
嬉しくてしょうがない
あまりにも嬉し過ぎて死んでもいいくらいだ

するとメリーはマッドガッサーに
メリー「マッドガッサーさんにお願いがあるの?」

マッドガッサー「ん?なんだい?」
と、何時もより凛々しい顔で返事をする

メリーは照れながらマッドガッサーの耳元でゴニョゴニョと話しだす

すると…

マッドガッサー「あああああああああああああああああああーーー!!!!!!!!!!」

私は我慢出来なくなっていた…

メリーが欲しかった
メリーを自分の者にしたかった
足の爪先から、髪の毛一本残さず自分の者にしたかった
メリーが愛しくなっていた
メリーさえ手に入れられれば何も要らなかった

我を失い我が夢中で叫び、走り続けた

商店街の入り口まで走り続けていた…

誰も居ない真っ暗な商店街
朝や夕日が落ちるまでの時間、人で賑わっているが、全ての店が閉まり誰もが寝静まっている時は、まるでゴーストタウンの様子……
しかし、真っ暗で不気味な商店街の中に1人、誰かが立っていた

50 :創る名無しに見る名無し:2010/10/19(火) 21:49:59 ID:ezJt/3h8.net
メリーだった

マッドガッサーはメリーの所まで一歩一歩と歩み寄る
しかし、メリーは逃げるように走って行ってしまった
メリーさん「私を掴まえて欲しいの…掴まえられたら付き合ってあげるの…」
と、一言マッドガッサーに告げて…

それを聞いたマッドガッサーも走ってメリーを追う

マッドガッサー「はぁ…はぁ…はぁ…」

メリーを追いかけながら暫く走っていると何かに気がついた

マッドガッサー「(遠回りしながらアパートに戻ってる!?…いや、そんなのはどうでもいい。今は愛しきメリーと追いかけっこしてるんだから…)」

マッドガッサーは幸せそうに走っていた



10分後、
マッドガッサー「はぁ…はぁ…はぁ…」

体力的にバテてフラフラになりながらもメリーによる愛と気力でメリーを追っていたマッドガッサー

1M先にはメリーがピンピンして立っていた

マッドガッサーは今すぐ愛しきメリーを掴まえ抱きつきたかった
メリーと付き合いたかった
マッドガッサーの目も危なくなってきている
麻薬中毒者というよりメリー中毒者といった方がいいだろう

マッドガッサーがメリーに近づくとメリーはある建物に向かって行く

その建物はマッドガッサーが住む向かい側にある、マンションだった

メリーはそのままマンションへ行ってしまい、マッドガッサーを手招きで誘う

マッドガッサーも誘われるかの如くフラフラとゆっくりと歩きながらマンションへ向かう

メリーはマンションの階段を使い、一階上がると天使の笑みでマッドガッサーを手招きし、また一階上がると笑みで手招きして行った
マッドガッサーの体力は完全底をついており、倒れていてもおかしくない
もう、マッドガッサーはメリーにへの愛の力でどうにかなっていた


51 :創る名無しに見る名無し:2010/10/19(火) 21:53:03 ID:ezJt/3h8.net
マッドガッサー「はぁー…はぁー…」

遂にマッドガッサーは屋上まで辿り着きドアを開く、するとメリーは金網の奥に居た
マッドガッサーは何も考えず、メリーの名を呼びながら、無我夢中でメリーに歩んで行く

……真っ逆さまに落ちるまで



マッドガッサー
真BAD END

52 :創る名無しに見る名無し:2010/10/23(土) 01:02:42 ID:ArVrH4Yt.net
こんなのが1体くらい居てもいいじゃない、とか。
ttp://loda.jp/mitemite/?id=1476.png

53 :創る名無しに見る名無し:2010/10/23(土) 01:07:21 ID:obDKb1RY.net
死に神っぽいのか

54 :創る名無しに見る名無し:2010/10/23(土) 01:20:23 ID:SP98mlgD.net
見事なぺたん娘だな

55 :創る名無しに見る名無し:2010/10/23(土) 03:14:09 ID:pzEzounp.net
こういう娘もかあいい

56 :創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 20:27:24 ID:nHp5pYD2.net
貧乳こそメリーたんの真骨頂!

57 :創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 22:24:34 ID:n1uvqcOR.net
「私メリーさん 今あなたの後ろに居るの」
「近っ、メリーさん近いよ」
「そんなに恥ずかしがらなくてもいいわ。ところで、何か言う事があるんじゃないかしら」
「えっ」
「何か当たってない?」
「いや、何にも」
「そんなはずないでしょう。こんなに密着してるのに」
「こういう時のお約束ったらアレなんですけど、当たりませんね。 あっ、首に冷たいものが当たt」

58 :創る名無しに見る名無し:2010/10/24(日) 22:34:30 ID:nHp5pYD2.net
だいじょうぶ・・・、

すぐにあなたの首元は温かくなるわ・・・。







あなたの血でね?

59 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 15:09:07 ID:3ALgvV5P.net
「私メリーさん。今、鏡の前にいるの。鏡の前にめりーさんがいるの。」

60 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 15:13:37 ID:3ALgvV5P.net
ガシャーン。
メリーさんは恐怖のあまり鏡を叩き割った。

61 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 15:21:00 ID:3ALgvV5P.net
メリーさんは思った……。
(わたしってこんなにコワカワイイ顔だったんだ……。例えて言うなら、えーと、なんだっけ。……そう小悪魔よ!小悪魔!)
メリーさんは生まれて初めて鏡を目にしたのだ。


ぼ く の 家 で 。



〜小悪魔メリー〜

62 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 15:37:45 ID:3ALgvV5P.net
ヒロヤ「ただいま〜。うぃうぃ〜っとおお!?!?!?」
無残に散らばった鏡。
ヒロヤの脳裏をよぎった2文字。
――どろぼう!!


メリーさんはというと、びっくりして押入れの中に体育座りで隠れていた。
(あ、あれがうわさに聞いてた“鏡”なのね。こわかったー。)



63 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 16:00:05 ID:3ALgvV5P.net
ススーっ。
気になったメリーさんは押入れのドアをあけた。
メリーさん「(だれだろう。ちょっとかっこいいかも……ってうわっ!)」

びたん!

メリーさんはヒロヤにみとれてこけた。

ヒロヤ「!!」


64 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 16:11:09 ID:3ALgvV5P.net
ヒロヤはびっくり。

………………。

沈黙に耐え切れなくなったメリーさんが口をひらいた。
「わ、わたしメリーさん。ぐすっ。今、あなたの目の前にいるのっ。」
ヒロヤは、正直ドキドキした。


65 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 16:20:19 ID:3ALgvV5P.net
ヒロヤ「(メリーさんてアレか?今うしろにいるっていう都市伝説の。まぁ。目の前にいんだけど。)」
メリーさん「うしろ向いて!」
ヒロヤ「あ、わかりました。」
ひょいっ。
メリーさん「わたしメリーさん。今、あなたの後ろにいるの。(よし!)」
ヒロヤ「……。」
ぎゅっ。
ヒロヤ「えっ?」
なんとメリーさんが後ろから抱きついてきたのだ!
メリーさん「ウフフ(いーっぱい怖がらせちゃうもんね!)」

66 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 16:26:51 ID:3ALgvV5P.net
ヒロヤ「(え〜と、状況を整理するんだ。この子はメリーさん。メリーさんは都市伝説で、かわいくて、抱きついt。)」
ヒロヤはわけがわからなくなっていた。
ムリもないだろう。年齢=彼女いない歴のヒロヤには刺激がつよすぎたのだ。

67 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 16:35:29 ID:3ALgvV5P.net
ぎゅっ、ぎゅっ、ぎゅっ。
メリーさんはさらに体を密着させてくる。
メリーさん「ウフ(こわいでしょう!こわいでしょう!)」
ヒロヤ「(メリーさんは胸はぺったんこで、かわいくt)」
ヒロヤはますますパニクっていた。

68 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 16:39:58 ID:3ALgvV5P.net
ハァ……ハァっ……。
パニックになったヒロヤは過呼吸におちいった。

このままではヒロヤが死んでしまう!

メリーさん「(やった!こわがってる!)」


がくん。

ヒロヤの意識はここで途切れた。

69 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 16:55:13 ID:3ALgvV5P.net
目覚めるとメリーさんは洗面所の前で、先ほど割れた鏡でパズル遊びをしていた。

メリーさん「んーと、これは……ここねっ!」

70 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 19:02:36 ID:3ALgvV5P.net
ヒロヤもパズル遊びに加わった。
その光景ははたから見ると仲のよい“兄妹”そのものだった。

71 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 19:18:04 ID:3ALgvV5P.net
ヒロヤ&メリーさん『『できたっ!!!!』』
二人はすっかり仲良し。どうみても兄妹だ。
そしてヒロヤもそう思っていた。

ヒロヤ「(やっぱりおれたちって兄妹にしか見えないんだろうなぁ……。)」

恋心。
ヒロヤの心の中を埋め尽くしているものはそれだった。


72 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 19:25:51 ID:3ALgvV5P.net
鏡のピースをはめ込んでいるうちにヒロヤは気づいてしまったのだ。
胸を高ぶる感情に。

メリー!

73 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 19:35:50 ID:3ALgvV5P.net
メリーさん「かざろうっと♪」
ヒロヤ「手伝うよ。」
2人の共同作業。2人の時間が積み重なっていく。思い出は、こうして作られる。

74 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 19:39:25 ID:3ALgvV5P.net
だが、これはヒロヤの一方的な感情だ。
ヒロヤ「(メリーは……メリーさんはぼくのことをどう思っているんだろう?)」

そして、ヒロヤは尋ねた。

ヒロヤ「メリーさんはなぜおれの家に入れたの?」



75 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 19:45:59 ID:3ALgvV5P.net
メリーさん「知りたいの?」

ただならぬ雰囲気に鳥肌が止まらない。
ごくり。

ヒロヤ「おれ、メリーさんこと何でも知りたい。」

76 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 19:47:47 ID:3ALgvV5P.net
メリーさん「それじゃあ、聞いてちょうだい。」

ごくり。



77 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 20:00:03 ID:3ALgvV5P.net
話を聞き終わったおれは、正直どうしたらいいのかわkらなかった。そして、ますますメリーへの恋心はふくらんでいった。

まとめるとこうだ。
メリーさんは、今日初めて鏡を目にした。
メリーさんは鏡がとってもこわい><。(ただし、一度割れた鏡は平気らしい。)
メリーさんは小悪魔のようなかわいらしさ。

78 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 20:03:30 ID:PC5LidSK.net
投下時のマナーとして、書きながら投下というのはしない方がいいでよ。

79 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 20:11:03 ID:3ALgvV5P.net
ヒロヤ「で、なんで入れたの?」
メリーさん「それはお化けだから。他に理由がいるの?」
ヒロヤ「なるほどね。」



80 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 20:14:59 ID:3ALgvV5P.net
そうなんですか。知らなかったです。
教えてくださってありがとうございます。
すいませんでした。

81 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 21:22:26 ID:3ALgvV5P.net
>>78
そうなんですか。知らなかったです。
教えてくださってありがとうございます。
すいませんでした。

82 :創る名無しに見る名無し:2010/10/25(月) 23:50:03 ID:WtGnK4lJ.net
どうせ人いないんだから別にいいんだぜ。
ちゃんと書いた物を投下した方が見やすいのは事実だが

83 :創る名無しに見る名無し:2010/10/26(火) 19:43:13 ID:hjG9ZHCp.net
>>82
少し思いつくたびに投稿していたので……。
次からはある程度の長さになってから投稿してみたいと思います。
失礼しました。

84 :創る名無しに見る名無し:2010/10/26(火) 23:13:32 ID:Cl0GsHgV.net
待ってるぜ

85 :創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 11:33:44 ID:RcPS9BCb.net
続き書きました。もしよかったら暇つぶしにでも読んでやってください。


ヒロヤ「うん。話はよーくわかった。ぼくに任せて」
メリーさん「どうするの?」

ガシっ。

メリーさん「なっ、なに!?」
ヒロヤ「ぼくの目を見て」
2人は見つめあった。そして酔いしれる。今の二人は“男と女”。それだけだ。

……カッ!!!!
ヒロヤは目を大きく見開くと念仏を唱え始めた。
メリーさんもつられて目を大きく見開く。
ヒロヤ「ブツブツ……」
メリーさん「ヒロヤ……?」
ヒロヤ「うん。わかった。もう大丈夫だ、メリーさん」
メリーさん「どういうことなの?」
ヒロヤ「うん、どこから話せばいいかな……。メリーさんは昔、鏡をみてるね。」
メリーさん「ええっ?」
ヒロヤ「それもただの鏡じゃあない。……“三面鏡”だ。」

実は、メリーさんは小さい頃に一度だけ鏡を使っていたのだ。
そう、メリーさんは三面鏡を使いセルフカットをした。
だが、大失敗。
致命的な失敗だを犯したメリーさんは外に出られなくなった。これでは、電話をかけても会いに行けない。
そのトラウマが、メリーさんを無意識に鏡と引き離した。

ヒロヤ「三面鏡を克服すればただの鏡も平気になるかもしれない」
メリーさん「でも……コワイ」
ヒロヤ「ぼくがついてる。トライしよう?」


86 :創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 12:15:22 ID:RcPS9BCb.net
ヒロヤ「いくよ」
メリーさん「うん……」

さらっ。三面鏡を覆う布をはずす。

メリーさん「イ゛ヤ゛ア゛ア゛ア゛バア゛アアアアアア!!!!!」
三面鏡を直視したメリーさんが叫びだす。ものすごい勢いで背中をのけぞらせ暴れだす。

尋常じゃない。ぼくは直ちに110番通報をした。

ヒロヤ「助けてください!メリーさんが急に暴れだしたんです!早くぶちこんでくれ!」
警官「わかりました!今すぐメリーさんから離れてください!」
ヒロヤ「うわあああああああ!!!!」
ばたん!
警官「どうしました!?大丈夫で――」

ガチャッ。ツーツー。

ヒロヤ「(くっ、こんな時にこけるなんて!)」
メリーさん「ちょっと」
ヒロヤ「大丈夫メリーさん?」
メリーさん「今のはなに」
ヒロヤ「メリーさんしっかり!」
メリーさん「おい」
ヒロヤ「大丈夫だよメリーさん!ぼくがついてるからね!」
メリーさん「話しを聞――グバア゛ッ!!」
ヒロヤ「メリーさん!」
メリーさん「ハア゛ハア゛……大丈夫よ゛」

すごい鼻声だ。ぜんぜん大丈夫そうじゃない。
これは一刻を争う事態だ。
ぼくは一心不乱に祈り始めた。

(メリーさん!メリーさん!メリーさん!大好き!)


87 :創る名無しに見る名無し:2010/10/29(金) 12:18:40 ID:RcPS9BCb.net
いや、祈ってちゃダメだ。現実を見るんだ。前を向け。メリーさんを見ろ。
どうすればメリーさんを救える!?どうすれば!!

そうか!!!

ガシャーン。

何でもっと早く気づかなかったんだ。これでもう――
メリーさん「グバアアアアアアアア!!!!」
ヒロヤ「メリーさん!?」
メリーさんの体が徐々に変色していく。赤、青、緑、黄色、オレンジ――

これは――――虹色だ!!

なんてこった!メリーさんの体が虹色になってしまった!
ヒロヤ「綺麗だよ。メリーさん」
メリーさん「あ゛り゛がどう゛」
ヒロヤ「……このまま虹色として生きていくのはどうだろう?」
メリーさん「ヒロヤはそれでもいいの?」
ヒロヤ「メリーさんが、好きだから」
ヒロヤのこの言葉は、メリーさんの心の奥深くの“三面鏡のトラウマ”をかき消した。

シュウッ。ボッ。

ヒロヤ「あっ!三面鏡が消えていく!」
メリーさん「すごい!」

こうして2人は、手をとりあい末長く電話をして暮らしました。



88 :創る名無しに見る名無し:2010/10/31(日) 00:14:20 ID:+ejK+V83.net
お・・・わ・・・り!?

89 :創る名無しに見る名無し:2010/11/02(火) 12:33:28 ID:mhbMKu+t.net
こうして2人は、手をとりあい末長く電話をして暮らしました。

大事なことなので2度言いました。





が、そんなことはあるわけもなく2人の間にはさらなる困難が待ち受けているのです。

ヒロヤ  「これでもう大丈夫だね。鏡を見てごらん」
サッ。
僕は右手を差し出しメリーさんを洗面所の前に促した。
メリーさん「わたし……カワイイ」
ヒロヤ  「そうだろう」
メリーさんはうっとりと鏡を見つめている。そんなメリーさんを僕もうっとりと見つめている。

メリーさん「ヒロヤぁっ……!ヒロヤァっ……!」

鏡を克服したメリーさんは歓喜のあまり叫ぶ。
僕たちは抱き合い鏡に見守られながら眠りについた。

90 :創る名無しに見る名無し:2010/11/02(火) 16:19:51 ID:ONFivltc.net
次回、むらさきの鏡、登場?

91 :創る名無しに見る名無し:2010/11/07(日) 10:39:06 ID:wNM1otgG.net
>>90
すいません。出ないです……

92 :創る名無しに見る名無し:2010/11/07(日) 11:27:12 ID:wNM1otgG.net
翌日早朝。洗面所に朝日は射し込まない。
う〜ん、とけのびをしながら今日のメリーさんの第一声。
メリーさん「ん……むにゃむにゃ、でんきでんきでんわ」
パチッ、気持ちよく朝を迎えたメリーさんが電気をつけると、

メリーさん「キャーーーーーーーーー」

けたたましい叫び声。
この世のものとは思えない!

がばっ。ヒロヤ起床。
  ヒロヤ「メリーさん!?なっ、なんだこれは!」
メリーさん「か、鏡がっ!あたしがっ!……鏡がっ……!!」
2人が目覚めると洗面所一帯が鏡で埋め尽くされている!
上も下も、右も左もメリーさんも鏡。
  ヒロヤ「一体どういうことなんだ」
メリーさん「あっ……あ、あ、あ……あああ!!」
  ヒロヤ「メリーさん落ち着いて!」
メリーさん「ハァハァっ、ああああ!?ヒロヤっ」
ヒロヤはメリーさんを安心させようと優しく手を握ろうとするが、メリーさんは鏡になってしまったので、握れない。

つるんつるん。

ヒロヤの手が鏡をすべる音が洗面所に響く。
メリーさん「ヒロヤ、もういいよ……」
つるんつるん。だがむなしいかな、どれだけ鏡に手を伸ばしても、メリーさんには触れられない。
メリーさん「ヒロヤっ!ムリしないでっ」
  ヒロヤ「くっ……!」
ガンガン!!


93 :創る名無しに見る名無し:2010/11/07(日) 11:29:03 ID:wNM1otgG.net
メリーさん「ヒロヤっ、割れちゃう!」
  ヒロヤ「くそぉっ!!」
メリーさん「ヒロヤ。リラックス、リラックス」
メリーさんの助言で冷静さを取り戻したヒロヤは、落ち着いて辺りを見回す。
  ヒロヤ「こんな時だからこそ、落ち着かなきゃいけないと思う」
メリーさん「そうね」
  ヒロヤ「まず、メリーさんの体を調べてみようと思う」
メリーさん「えっ」
つるつる。ぺたぺた。きゅっきゅっ。
  ヒロヤ「(見事だ……)」
メリーさん「……ちょっとヒロヤっ!どこさわってんのっ!」
  ヒロヤ「ご、ごめん!気づかなかった!」
メリーさん「それどういう意味かしら?」
  ヒロヤ「小さくて、かわいいよ」
メリーさん「氏ね」
  ヒロヤ「どうやったら戻せるんだろう?」
メリーさん「しらないわよ」
  ヒロヤ「……そうだ!ペロペロしてみよう!」
メリーさん「なにそれ」
  ヒロヤ「ほら、動物ってケガしたらなめるじゃない?」
メリーさん「変なとこなめたらコロス」
  ヒロヤ「ぺろぺろ。ん、どうかな」
メリーさん「あったかい///」

ヒロヤのこの行為は、冷たい鏡になって“人のぬくもり”をを忘れていたメリーさんの心に深く深くしみわたった。
メリーさんのわだかまりがとけていく。

シュウッ。ポッ!

ぱりん!
洗面所の鏡がくだけちる。鏡になったメリーさんもくだけちる。
メリーさん「ぐあ!」
ところが驚くことなかれ、くだけちった鏡の中からメリーさんが飛び出してきたのだ。
  ヒロヤ「人肌むけたようだね」
メリーさん「ヒロヤのおかげ」

2人は完全に“鏡”を克服したようだ。


94 :創る名無しに見る名無し:2010/11/30(火) 18:17:52 ID:dy35CCtL.net
「私メリーさん、今あなたの街の駅にいるの」

「え゙っ?」

「私メリーさん、今あなたの街の駅にいるの」

「え゙っ?」

「……私メリーさん、」

「わしゃ耳が遠いんじゃ、もうちっとゆっくり喋ってくれんかの」

「わたし、メリーさん! 今、おじいさんの、街の、駅にいるの!」

「あぁ、マリか、元気だったか? 正月以来じゃの」

「……私……」

「おーい、ばあさんや、マリから電話だぞー」

「……ガチャ」

95 :創る名無しに見る名無し:2010/12/02(木) 01:38:32 ID:K13BvVsT.net
はい。もしもしぃー?

エディー?

96 :創る名無しに見る名無し:2010/12/07(火) 00:07:40 ID:xXYlGXOs.net
私 メリノさん
今 毛を刈られているの

97 :創る名無しに見る名無し:2010/12/17(金) 21:47:02 ID:0Ry+zktc.net
私メリーさん、今もメリーさんです。

98 :創る名無しに見る名無し:2010/12/17(金) 23:21:41 ID:IMMTr5T8.net
私メリーさん今貴方に後ろから
あっ……んっ……
そんなトコ指を入れちゃダメぇ……

99 :創る名無しに見る名無し:2010/12/20(月) 08:36:11 ID:o3DUzpQb.net
私ペリーさん今浦賀にいるの
か〜いこ〜くし〜てくださ〜い
開国すると女の子にモテるよ〜
モッテモテだよ〜
水虫だって治っちゃうよ〜
今なら洗剤5箱あげちゃうからさ〜
か〜いこ〜くし〜てくださ〜いよ〜

100 :創る名無しに見る名無し:2010/12/24(金) 23:52:18 ID:xanzpkIO.net
わたしメリーさん 今避難所にいるの

101 :創る名無しに見る名無し:2010/12/24(金) 23:54:11 ID:b8el1Esw.net
私メリークリスマスさん
多分毎年そんなネタが出てると思うの

102 :創る名無しに見る名無し:2010/12/29(水) 09:09:04 ID:HCdkB/t3.net
俺はテリーさん
正義超人だ
額のは米国の米だから
肛門じゃないから
ニコちゃん大王じゃないから

103 :創る名無しに見る名無し:2010/12/29(水) 10:50:53 ID:20FMJ3co.net
私テリーさん
今街角でハンバーガー食べてるの
私テリーさん
今電車を止めて子犬を助けてるの
私テリーさん
今ブーツのヒモが切れたの 不吉ね・・・
私テリーさん
王位継承編であんまり出番が・・・ない・・・?

104 :創る名無しに見る名無し:2010/12/30(木) 13:39:54 ID:8w3gulqp.net
わ、わたしメリーさん…っ!

なんで貴方、今、わたしの後ろにいるのっ?

て、て言うか後ろで何してるのよっ!?

105 :創る名無しに見る名無し:2010/12/30(木) 20:44:42 ID:oO1eM09Y.net
ナニしてんだよ言わせんな恥ずかしい

106 :創る名無しに見る名無し:2010/12/30(木) 22:22:59 ID:FuoHJ6Ns.net
「私メリーさん。今あなたの後ろに――」

『あーっと!ピッチャーからの牽制球にセカンドランナーのメリーさん刺されましたァー!』

107 : ◆91wbDksrrE :2010/12/30(木) 23:03:35 ID:40NrG4ll.net
「……私メリーさん。あいはぶあどりーむ」
「何故キング牧師」
「貴方なら、この夢叶えてくれると思ったの――でも」
「いや、今は無理でも、いつかは叶える……さ!」

 その瞬間、僕は前触れも無く振り返った!
 だが――

「私メリーさん。今貴方の後ろにいるの……いてしまうの」
「……ダメ、か」

 全く、視界の端にすら、その瞬間までは確かに僕の後ろにいたはずの
メリーさんの姿は映らず、そして、何事もなかったかのように、僕の後ろにいる。
 ……何を言っているか、理解してもらえているだろうか。
 要するに、僕はメリーさんを見る事ができないのだ。すぐ後ろにいるのに。肩に
置かれた手の温もりも感じるのに。それでも、見る事ができない。おそらくは、
悲しい顔をしているだろう、彼女を。

「ごめんなさい、なの……」
「いやまあ、種族的特性じゃあ、仕方ないと思うよ……」

 どんな時でも相手の後ろに現れ、常に背後をキープし続けるという、その特性。
それはメリーさんに限らず、彼女の一族誰もが持っているらしい。

「……私がもっと頑張れたら……」
「いや、それは無し。君が頑張ってどうにかしなきゃいけない問題じゃない」
「でも……」
「前も言ったろ? 僕がなんとかするって。させて欲しいんだ、って」
「……うん」

 きゅ、っと。彼女の腕が、僕の身体を抱きしめる。
 身体の前に回った手は、今にも折れてしまいそうな程に細く、か弱い。でも、
僕の身体に触れている部分は、暖かく、優しい。
 ……こんな女性(ひと)に、無理をさせるわけにはいかない。彼女がどうにか
しなきゃいけないんじゃない。僕がどうにかしなきゃいけないんだ。
 じゃなきゃ……それが出来なきゃ、僕には彼女の前に立つ資格は、ない!

「……じゃあ、行ってくるよ」
「今日も、なの?」
「鍛錬は、一日怠れば取り戻すのに三日かかるからね……だから、明日も、だ」
「……なの」
「ん? なんだい?」
「夜には、帰ってきてほしいの。一緒に……Dynamite見ましょ、なの」
「……ああ、約束するよ」

 そう言って、僕は一度だけ、身体に回された彼女の腕に自分の腕を重ね、そして
それをゆっくりと解いた。

「いってらっしゃい、なの」

 彼女の、寂しそうな声を背に、僕は家を出る。師である、かつて高名なマスクマンと
して名を馳せた、ニールという男が待つ、郊外の森へと。
 今日もまた、彼女を目の前で見る為の修行が始まるのだ。
 いつか――いつか僕は、彼女の夢を叶えてやる。

「彼女を……メリーさんをお姫様抱っこしてあげるのは、この僕だぁああああああ!!!」

 それは既に、僕の夢でもあるのだ――

                                            おわり

108 : ◆91wbDksrrE :2010/12/30(木) 23:04:11 ID:40NrG4ll.net
ここまで投下です。
何か前も同じようなの書いたような気がするけど気にしない。

109 :創る名無しに見る名無し:2010/12/31(金) 22:55:28 ID:nqRPe4Ct.net
私、マスクド・メリーさん

得意技は、素早い回り込みからのジャーマン・スープレックス三連発

リングの中だけが女の戦場とは限らないの
私からの着信は

死闘のゴングよ!



110 :創る名無しに見る名無し:2011/01/01(土) 18:40:44 ID:N8Lmf1/D.net
>>108
おお前スレのダメリーさんの人だ。また書いてくだしあ

111 :創る名無しに見る名無し:2011/01/02(日) 21:00:49 ID:tdX8neyS.net
ある電車が運転士の不注意により、停まるべき駅を大幅にオーバーランしてしまった。
しまった、と顔をしかめる運転士のところに車掌から連絡が入ってくる。

「運転士さん!行きすぎてますよ!」

「えーっと、そうですね。ブレーキの効きが悪くて、ハハハ……」

運転士は笑って誤魔化すが、車掌の盛大なため息を聞いて慌てて付け加える。

「じゃあ戻らないといけませんね」

「そうですね」

その時、運転席の窓ガラスがバンバンと叩かれた。

「運転士さん!降ろしてくれよ」

お客さんからのクレームである。

「じゃあ今すぐ戻りましょう」

運転士は車掌にそう告げる。

ところが

「ちゃんと輸送司令に許可を取らないと」

と車掌が言ってきたのだ。
これに運転士は困った。
ボケーっとしていたせいでオーバーランしてしまいました、だなんて口が裂けても言えない。

「お互い黙ってればばれませんよ。ね?じゃあ後退させますから!」

運転士は車掌に有無を言わせずに連絡を切った。
すると再び連絡が来たので、運転士はしぶしぶと受ける。

「私メリーさん。今あなたたちの後ろにいるの」

聞き慣れない女の声に一瞬ドキッとした運転士だったが、車掌が自分を恐がらせて思い止めさせるために裏声を使っているのだと判断して一方的に切る。
そして電車を後退させ始めた。
車掌は慌てて非常ブレーキをかけるも、踏切のところで電車を凝視していた少女を引いてしまった。
数週間後、二人とも左遷されたのは言うまでもない。
やはりメリーさんは恐ろしい。

メリーさん『無断後退編』完

112 :創る名無しに見る名無し:2011/01/06(木) 00:42:23 ID:qAlDfSco.net
メリーさぁあああああん!

113 : ◆91wbDksrrE :2011/01/07(金) 01:31:24 ID:JrvJXsle.net
※注 ネトゲについてのネタがありますが、中の人は実際はネトゲについては
    詳しくないので、現実にはありえない設定とかがあると思いますが、
    あまり気にしないでください(ぉぃ


「あけましておめでとうなの」
「もう三が日も終わって仕事始めだよ!? 今更あけおめって、お前こんな所でも
 ダメなのかよ! もはや駄メリーさんっていうかただのダメな人だろ!?」
「ツッコミ初めなの」
「嘘つけー! 正月一日にツッコミいれただろうが! お前がクリスマスから
 ぶっ続けでネトゲしてたから! なんだよ新春イベントでレアアイテムゲット
 確率アップって! 意味わかんねーよ!」
「新年を記念して、敵を撃破した時のレアアイテムドロップ確率が10%もアップ
 する、お得なイベントだったの。通常のそれが0.1%な事を考えたら、運営も
 大盤振る舞いしたものなの」
「意味がわからねえってそういう意味でわからねえって言ってんじゃねえよ!
 なんで正月早々からどころか、クリスマスからずっとネトゲし通してるんだよ!?」
「そこに期間限定クエストアイテムがあるからなの」
「お前みたいなのがいるからネトゲの運営は謙虚な姿勢を持てないんだな……」
「何かトラウマでもあるの? なの」
「いや、俺の話じゃないんだけどな……実は、俺の友人が」
「あら、友人いたの? なの」
「いるよ!? 超いるよ!? なんでいない設定なんだよ!?」
「私みたいな駄メリーさんの相手を律儀にしてくれてるから、てっきり友達の
 いない寂しい人なのかと思ってたの。暇つぶし、なの?」
「暇を潰す前に、俺はお前に穀を潰されてるんだがな……」
「だれうま、なの」
「上手いこと言いたくて言ってんじゃねえよ!? 現実にそうだろうが! ネトゲの
 課金が何故かやってもいない自分の口座から引かれていく俺の気持ちが
 お前にわかるか!? 俺怒っていいよな? 怒っていいよな!?」
「その代わり、こんなに可愛い私をいつも見られるんだから、眼福なの」
「眼福ってそういう時に、見られる方が言う言葉じゃねえだろうが! っていうか
 さっきから何なんだよこれは!? ツッコミ所が多すぎて話が進まねえよ!」
「貴方もだいぶキャラが変わったの……私の愛したあの人は、どこへ……なの」
「お前は一貫して駄目だけどな!」
「それが私の正義(ジャスティス)なの!」
「決めポーズ取ってんじゃねえ!?」
「……で、何の話だったの?」
「ああ、そうだよ、ネトゲ好きな友人の話だよ……ようやく話が戻せる……」
「とか言って、実は自分の体験談、なの?」
「ちげえよ!? 俺はネトゲとかやらない人なんだよ! やったら一発で廃人に
 なるのがわかってるからな!」
「ある意味駄目人間なの」
「駄目妖怪に言われたくねええええええ!!??」

114 : ◆91wbDksrrE :2011/01/07(金) 01:32:28 ID:JrvJXsle.net
「閑話休題、なの」
「……それも口で言う言葉じゃないと思うが……まあ、これ見てくれよ」

ttp://www.nicovideo.jp/watch/sm12150626

「……FF14なの?」
「ああ、酷いだろ? もう最近のFF、俺は見限ってたんだけどな……友人は、
 結構楽しみにしてたんだ、14。前の11もやりこんでたみたいだったしな。
 スクエアエニックスっていう大手でもご覧の有様かよ、っていう……」
「……で? なの」
「……それだけ、だけど」
「後日談というか今回のオチは? なの」
「特に、無いけど」
「……とんだ時間の無駄だったの」
「……なんだろう、この敗北感は……」
「話はそれで終わりなの?」
「そうだよ! 終わりだよ! 悪いか!?」
「じゃあ、新年の挨拶も終わったし、私はこれから狩りに行くの」
「……狩りって……ああ!? なんでお前PSPなんか持ってんだよ!?」
「PS3と光回線で、アドホックパーティーもばっちりなの」
「……うち、ADSL回線だったはずなんですけど? PSも、2のままだったはずなんですけど?」
「人類の進化は、目に見えない所で行われる物なの……」
「人外が人類の進化を語るなぁああああああ!!!???」

 今年もどうやらこんな感じのようである。
 トホホ……。

「……っていうか、もはや語尾にしかメリーさんらしさが残ってないって、どうなんだよ……」
「たまにはこんなメリーさんがいてもいいの」
「自分で言うなよっ!?」

                                おわり

115 : ◆91wbDksrrE :2011/01/07(金) 01:33:55 ID:JrvJXsle.net
ここまで投下です。

また書いてと言われたので書いたらご覧の有様だよ!

116 :創る名無しに見る名無し:2011/01/07(金) 02:17:12 ID:ZMMpH0y5.net
乙です。しかしリクエストしたモンが言うのもナニですが・・・

ダ メ リ ー さ ん こ こ に 極 ま れ り

という感じですなww
(ニートの親ってきっとこんな気持ちなんだろうなー)

117 :創る名無しに見る名無し:2011/01/08(土) 21:56:19 ID:bCfuTIM9.net

いーすら
萌ーたっ!!

. 〃〆⌒へ 
./´ノ ヘヽヽ )ヾ 
ノ( ●  ●)¶|y
ノ  >  ■丿ミヘ)
〆^ん   《゙ン

118 :創る名無しに見る名無し:2011/01/18(火) 06:22:01 ID:T6rXsQg/.net
電話がかかって来た。
『もしもし…私、……メリー………さ…ん』
なんだか死にそうな声だったので、とりあえず大丈夫かと聞いてみた。
『えへ…心配、してくれるんだ……嬉しい。……実はね……今、………貴方のうちの、近所の公園にギャーー(ドサドサドサドサ)』
それきり、通話状態のまま電話は沈黙してしまった。
不思議に思いつつも通話を終了したのだが、それから数ヵ月して春になって、近所の公園の屋根雪の溜まりから少女の遺体が発見された。
あのとき、俺がメリーさんを探していれば、あるいは助かっていたかも……と考えると、身を引き裂かれる思いだ。
やはりメリーさんは恐ろしい。

119 :創る名無しに見る名無し:2011/01/18(火) 06:47:30 ID:T6rXsQg/.net
しかしその遺体は検死を前に忽然と消えたらしい。
俺はそんな事を考えながら刺身にタンポポを載せる仕事を続けていた。
仕事の休み時間に製造ラインから弾かれた刺身を喰いながらモバゲーをしていると、着信があった。
『もしもし(モグモグ)私メリーさん(モグモグ)今あなたの家に居るんだけど(モグモグ)、なんで貴方、留守なのよ馬鹿』
何かを喰っているらしい少女の声。
どこかで会ったような聞いたことがあるような気がしたけど、どんな知り合いだったか聞くのも失礼だ。
こちらも刺身をクチャクチャ食べながら弁解する。
正月は刺身を食う人間が多いから滅菌生花の盛り付けも忙しく、元旦から働いていること、
クリスマス用の料理すら冷蔵庫から片付けていないことを述べた。
『ふーん……って、ちょっ……クリスマス用の料理!?』
冷蔵庫にはクリスマスからこっち三週間は経過したパストラミチキンやケーキ、刺身がはいったままだ。
それをありのまま伝えると、みるみるうちに電話の声が小さくなった。
『そんな……あかん………食べてもうた…完全に食べてもうた。パストラミとケーキ食べてもうた……』
少女はいきなり関西弁でうわごとのように呟くと、少女のほうから電話を切ってしまった。
俺は滅菌生花盛り付け担当のラインに戻った。

120 :創る名無しに見る名無し:2011/01/18(火) 07:42:51 ID:T6rXsQg/.net
俺はボロめのアパートの前に立っていた。
服装は探検隊風で、ジャングルにだって泊まれそうな感じだ。
なぜこんな恰好でアパート前に立っているかといえば、これも数ある掛け持ちバイトのひとつで、探検助手と言う仕事なのだった。
俺の前には地図を持った妙なオッサンが立っている。
彼の服装も探検隊風で、自称オカルト探検家かつ俺の雇い主なのだ。
「うーむ、ここに妖怪メリーさんの住み処があると、ウィキリークスの日本政府流出資料に書かれておったのじゃが」
ジュリアンアサンジにかまされましたかね、とか相槌を打っておく。
「とにかく入ってみるぞい。助手君、荷物を頼む」
了解しました隊長、と決められた符丁を返しながら、全く必要なさそうな大荷物を背負う。
そこで携帯が鳴った。
「助手君!仕事中は携帯を切るんじゃ!馬鹿たれめ!」
怒られ、すいませんと言いつつ電話に出る。
『私メリーさん。あなたこんなところでアルバイトしているのね』
その言葉に、俺は思わず辺りを見回した。
だが、隊長が”めりい”と言う表札が掛けられた部屋の鍵穴をガチャガチャやっているだけで、誰も見当たらない。
『刺身に花を載せるバイトなんて、本当にあるのねぇ』
なんだ、別の日のバイト先か。
俺は他のバイトの最中で今は話せない旨を伝えた。
『えー、他にもバイトしているの?今日会って呪い殺す予定だったのに』
全然こちらの話しを聞いていない。
そこへ隊長の歓声が轟いた。
「おお!開いたぞ助手君!妖怪メリーの住み処に突入じゃ!」
よかったですね隊長!不法進入の責は自分で取ってくださいね!と力強く返す。
すると電話の向こうの声が急に強張った。
『な、何してるの?!今メリーの住み処がどうとか…』
ピッ。
俺は通話終了ボタンを押し、携帯の電源を切った。

121 :創る名無しに見る名無し:2011/01/18(火) 07:46:35 ID:T6rXsQg/.net
最近メリーさん分が足りていません

122 :創る名無しに見る名無し:2011/01/18(火) 17:17:28 ID:sZtN2+YZ.net
>>118-120
受難続きのメリーさんに誰か愛の手を

123 :創る名無しに見る名無し:2011/01/19(水) 21:51:15 ID:5IgoZ9Xn.net
「・・・おっそいなあ。何してんだろ?」

prrrrr prrrrr prrrrr
「うー・・・」
prrrrr prrrrr prrrrr
ピッ

「もしもーし・・・」
「あ、もしもしメリーさん?」
「ふぁ・・・私メリーさ・・・今布団の中・・・に・・・い・・・」
「起きれ」
「ぐ・・・何?」
「いや何じゃなくて、買い物付き合えって言うから待ち合わせ場所来たんですけど」
「ああ・・・そうだっけ?」
「・・・。とりあえず起きる。着替える。出かける」
「私メリーさん・・・今起き・・・寒っ!無理。今布団の中に戻りました」
「おい」
「冗談よ。冗談。ヨーロピアンジョークよ。せかさないでよ。着替えたらちゃちゃーっと行けるんだから」
「着替えもちゃちゃーっと済ましてください。待ってるのも寒いんすよ」
「ふぅー・・・あったかい・・・」
「・・・メリーさん?」
「私メリーさん・・・今こたつの中に・・・はふぅ・・・」
「もうやだこの子」

124 :創る名無しに見る名無し:2011/01/20(木) 01:59:28 ID:BZeZu2xw.net
これで帰っちゃったら3時間くらいしてから電話で文句言われるんだよな・・・

125 :創る名無しに見る名無し:2011/01/21(金) 22:14:26 ID:ge9Piafx.net
ダスキン メリーメイド
ttp://www.duskin.jp/house/service/merrymaids/

これで何か書こうと思ったけどまとまらんわ

126 :創る名無しに見る名無し:2011/01/25(火) 19:26:58 ID:2h0BV/WM.net
がはっ!
脳が激しく揺れ景色が反転する。
慌てて体勢を立て直したあとも俺は内心混乱の極みにいた。(攻撃が…返って来る!?)
俺はたしかにメリーと名乗る少女のカタチをした影の顎に掌底を叩き込んだはずだった。しかし、一瞬ののち顎を打ち抜かれ地面に倒れていたのは俺だった。
「私、メリーさん。私に触れることは出来ないの」
混乱しながらも今度は足払いをしかける。フェイントも入れ、タイミングは完璧。避けられるはずは無い…と、思った瞬間、再び地に伏していたのは俺だった。
敵わない…敗北に沈みかけた俺の思考にふとノイズが混じる。(この状況…見覚えがある…?)
「はっ!J○J○5部!」そのことに気づいた俺が振り返ると…
「破ぁ!」
そこにいた少女のカタチをした光は揺らいで消えていった。
「私、メリーさん。今回は油断しただけなの…」
そういう彼女を見送ると、カッコつけてくわえタバコで歩いて来る商売敵Tに問い掛ける
「助けてくれと頼んだ覚えは無いが?」
「たまたま通り掛かったんでね、サービスの一環さ」
寺生まれってすげえ。俺は悔しながらもいつもの感想を抱かざるを得ないのだった。

127 :創る名無しに見る名無し:2011/01/25(火) 21:20:37 ID:HHSOHpxM.net
Tさんほんとどこにでも登場できる男だな。

128 :創る名無しに見る名無し:2011/01/25(火) 22:20:09 ID:2h0BV/WM.net
メリーSun→なんか光放ってそうって思ってレクイエム思い出して、じゃあ影はメリーMoonで…とか考えて
J○J○5部を普通に再現する感じで書きはじめたんだが、話の詳細思い出せなくてまとまらなくなってTさんに投げちゃいました

129 :創る名無しに見る名無し:2011/01/25(火) 22:28:44 ID:BVG5lcjk.net
『メリーさん』は、おのれの精神の背後だあーーーーッ

130 :創る名無しに見る名無し:2011/01/26(水) 10:56:43 ID:FZA0C/JC.net
『とるるるるるるぅん♪ ハイ、ドッピオです!』


『もしもし? 私メリーさん、お前に役に立ってもらうときが来たの。』


『わかりました、ボス、
僕もそれが生きがいです・・・!』

131 :創る名無しに見る名無し:2011/02/07(月) 15:57:38 ID:nPksl2H4.net
あげ

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