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モブ少女-3-

1 :創る名無しに見る名無し:2010/08/21(土) 21:50:34 ID:K+opM8ob.net
※新ジャンルじゃなくて、単発オナニー台詞系ssです、期待して開いた方はすんません
※移転騒動があった為3スレ目立てました、前スレはこちら↓
「モブ少女」
 http://namidame.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1252765752/
「モブ少女-2-」
 http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1256653829/
※一応最後まで構想は練ってありますが、反応見ながら書きたかったので書き溜めてません
※投下予告はなるべくしたいと思っていますが、リアルの都合で更新が停滞する場合があります
※それでも付き合ってやるよって方は楊枝加えながらまったり見ていってやってください

255 :創る名無しに見る名無し:2012/07/15(日) 17:39:06.16 ID:tLmBZoCT.net
-喫茶店 音の集-

男A「はぁー、疲れた・・・」
男B「もう、歩けん・・・」
女A「だっらしないわね」
男A「いや、さすがに五キロはしんどいぜ」
友人「でも、綺麗な町並みだったね」
女A「そうね、正直期待してなかったけど、ゆっくりと散歩するには丁度良かったわね」
少年「・・・」ムッ
男B「はぁ〜、しかし少年は流石だな」
少年「ん?」
男B「この残暑の中、長距離歩いたってのに、汗一つ掻いてないぜ」
少年「あぁ・・・まぁ、慣れてるからな」
男B「んー、俺も朝走ろうかなぁ」
男A「どうせ続かないんだ、やめとけ」
男B「し、失礼な!これでも決めた事はやり通す主義なんだぜ」
男A「お前そう言ってこの間もダンベル始めたとか言ってたじゃねぇか」
男B「あ、あぁ〜、そうだっけか?」
友人「して、そのダンベルは今どこに?」
男B「あ、はは、えっと」
女A「あたしの所よ」
男A「ほら見ろ」
男B「やや、違うんだって!それはこいつが『使わないんなら頂戴』とか言うから貸してるだけであって」
男A「つまり使ってねぇんじゃねぇか」
男B「ま、まぁ、そうともいうな」
男A「しん○すけかお前は」
友人「・・・ん?なんでまた女Aがダンベルなんか欲しがるんだい?」
女A「う」ギクッ
友人「・・・ははぁん」
女A「な、なによ・・・いいでしょ別に」
友人「大丈夫、大丈夫、まだまだ引き締まってる方だって」ポンポン
女A「う、うるさいわね!そんなんじゃないわよ!///」
友人「あんたに比べたら、あたしなんかぽっちゃりん子ちゃんだからさ、気にするな」
女A「べ、別にスタイル気にしてダイエットとかじゃないわよ!」
男A「ふ〜ん、お前も一応そう言う事気にするんだな」
女A「い、一応って何よ!ってだからそういうのじゃ」
男A「別にそんな太ってるようには見えn」
女A「ふんっ」ゴッ
男A「ごはっ!?」バタリ
女A「あんた、これ以上言ったら殴るわよ」ゴゴゴゴ…
男B「な、殴ってから言うなよ・・・」
友人「はははwww」ゲラゲラ

256 :創る名無しに見る名無し:2012/07/15(日) 17:43:48.10 ID:tLmBZoCT.net
友人「んでそれがさー!また面白くってwww」
男B「へぇ〜?今度見てみっかな」
友人「まじおすすめだって!その日一日の活動に支障をきたす位笑うよwww」
男B「え、じゃあやめよ」
友人「なんでさー!?」
男A「ははっwww」
女A「・・・」
女A(どうやら、元の調子に戻ったみたいね)
女A(だからって弄られるのは簡便だけど・・・)
女A(まぁ、ずっと俯いていられるよりはマシか)

テュルルル、テュルルル

友人「ん?ちょい失礼」カチャ
友人「ってあれ、社会からだ」
男B「あ?まだ集合時間じゃねぇよな?」
友人「んー、とりあえず出てみる」ピッ
友人「はいはーい、友人ちゃんですよー」
電話『――――!』
友人「なにさ、そんな慌てて」
電話『――――?』
友人「ん?いや、いないけど?」
友人「つうか、まだ旅館じゃないの?」
電話『――――』
友人「どしたのさ、何かあった?」
電話『……――』
友人「え?う、うん・・・」

電話『――――』

友人「・・・え?」


257 :創る名無しに見る名無し:2012/07/15(日) 17:47:45.39 ID:tLmBZoCT.net
電話『――――』
友人「ちょ、どういうこと・・・?」ワナワナ
男A「なんだなんだ?」
女A「さ、さぁ?」
少年「・・・」ムッ
電話『――――』
友人「だ、だってあの子、携帯持ってるはずじゃ・・・」
電話『――――』
友人「い、いやいや、保健先生に預けたあとは、何も知らなくて・・・」
電話『――――』
友人「わ、分かった、とりあえずこっちでも探してみる」
電話『――――』
友人「そっちも何か分かったらすぐ連絡してよ、この電話で良いからさ」
電話『――――』
友人「ん、それじゃあ・・・」ピッ
男A「なんだったんだ?」
男B「やけに切迫してるような感じだったな?」
友人「・・・」
女A「どうしたのよ、何かトラブル?」
友人「・・・」
女A「ちょっと、何か言」
友人「まって、落ち着かせて・・・」ガタガタ
女A「ちょ、あ、あんた・・・」
少年「あいつに何かあったのか」
友人「!」
少年「・・・あったんだな」ムッ
男A「お、おいおい、何なんだよ?」
女A「あいつ?」
女A(少年くんがあいつって呼ぶのって・・・)
女A「・・・まさか」
友人「・・・」

友人「少女が、行方不明、だって・・・」

男A「!」
男B「お前はまたまたそんな、今時はやらねぇよwww」
友人「・・・」
男B「ははは・・・」
友人「・・・」
男B「・・・え?」

258 :創る名無しに見る名無し:2012/07/15(日) 17:53:15.74 ID:tLmBZoCT.net
男A「じゃあ、俺は京都駅から順番に回ってみる」
女A「あたしも行くわ、あんただけじゃ不安だし」
男A「お前、いくら俺でもこんな時にふざけたりは」
女A「分かってるわよ、でも極力まとまって行動した方が良い」
男A「・・・」
女A「それに、少年くんはともかく、あたしらを一人にする気?」
男B「だな、こんな夕暮れ時に女子が一人でいるのは危険すぎる」
男A「分かった、それじゃあ女Aは俺と一緒に、男Bと友人は旅館に戻って現状把握、少年はここら一帯だな」
友人「あ、あたしは大丈夫、一人で別の所探す」
男B「駄目だ」
友人「な、なんでさ!」
男B「聞いてなかったのかお前、俺たちまで迷子になったらどうする」
友人「それなら、私は少年君t」
男B「いいからこい」ガシッ
友人「あ、ちょ、ちょっと!」ズリズリ
女A「頼んだわよー!」
男B「おーう!」

女A「・・・強がっちゃって」
男A「友人があんなに取り乱してる所、初めて見たぜ」
女A「その前からずっと心配してたからね、気が気じゃないでしょ」
少年「・・・急ごう、日が暮れる」
男A「そうだな、見つけたらまずは社会に電話、そのあと俺らな」
少年「分かった」タスタス
女A「私達も行きましょう」
男A「おう」

女A(・・・)

『ど、どうしよう、どうしよう、あの子に、な、何かあったら・・・』

女A(何が、元の調子に、よ)
女A(・・・ばか)

259 :創る名無しに見る名無し:2012/07/15(日) 18:29:57.08 ID:tLmBZoCT.net
少女「・・・」ポツーン

カァーカァー

ザワザワ

少女「・・・」

少女(どれぐらい、時間経ったのかな)
少女(持ってない時は特に感じてなかったけど)
少女(携帯電話がないと、不便なんだなぁ・・・)

少女(すっかり、薄暗くなってきちゃった)
少女(降りようかな、どうしようかな・・・)
少女(でも、迷子になった時はその場所を動いちゃ駄目だって、言うよね)
少女(それに、あの石碑にはなるべく近づかないって決めたし・・・)
少女(うぅ、入ってくる時は平気だったのに、なんで門の前なんかにあるんだろう・・・)
少女(けど、ここにいたって、誰も来ないだろうし・・・)

少女(・・・)
少女(私、なんて馬鹿なんだろう)
少女(きっと皆、心配してるよね)
少女(迷惑、かけてるよね)
少女(・・・それとも)

少女(誰も、気に留めてないかな・・・)
少女(だって、私は『その他大勢』だし)
少女(単なる、パズルのピースだし)
少女(このまま、きっと・・・)

少女(・・・忘れ、られる?)
少女(あの、遊園地の人みたいに)
少女(保健先生みたいに)
少女(そこに建つ、慰霊碑の人達みたいに・・・)

少女「いやだ、なぁ・・・」

260 :創る名無しに見る名無し:2012/07/15(日) 18:34:10.45 ID:tLmBZoCT.net
カァーカァー

バサバサ

少女「・・・」

少女(ここを出よう)
少女(じっとしていたって、仕方ない)
少女(石碑も至近距離まで近づかなければ、フラフラしないだろうし)
少女(外に出たらもっと迷子になるかもしれないけれど、人に会えれば大丈夫)
少女(携帯でも借りて、学校に連絡するしかない)

少女「・・・よしっ」スクッ

トテトテ

トテトテ

ゴツンッ

少女「あぅっ!?」ドサッ
少女「いったた・・・な、なに?」
少女(なんか、壁みたいなものに、あたったような・・・)

少女「・・・ははっ」

少女(ま、まさか、そんな、ね・・・)
少女(見えない壁があるわけでもないし)スクッ

スタスタ

ゴツンッ

少女「っ!」
少女「・・・え?」

ペタペタ

少女「そ、そのまさか・・・?」
少女(門の所に見えない壁が・・・?)
少女(そ、そんな、そんな、さっきまでは無かったのに・・・!)

コンコン

少女「・・・」
少女(こ、こんなのって、あり・・・?)

261 :創る名無しに見る名無し:2012/07/15(日) 18:36:02.77 ID:tLmBZoCT.net
少女(な、なんで?どうして?)
少女(漫画でもあるまいし、そんな不思議な事があるわけ・・・)

『彼女にはちょっとだけ『勘違い』してもらいます』

少女「・・・」
少女(いや、ありえる)
少女(私は知っているじゃない、その最たるモノを・・・)
少女(神様が居て、人が簡単に忘れ去られて、記憶も改ざんされる)
少女(そんな世界に、何が起こっても・・・)

サラサラ…

少女「・・・?」
少女(あれ?音が・・・)
少女(何の音だろう、後ろから聞こえているような・・・)クルッ

サラサラ……

少女「!!」
少女(じ、神社が、砂になっていく・・・?)
少女(い、いや、神社だけじゃない、周りの木々や、地面、空気まで)
少女(『そこにあるもの』が、消されていっている・・・!)
少女(まるで、消しゴムで絵を消していくような、そんな感じで・・・)

サラサラサラ……

少女「・・・」
少女(それに、なんだか・・・)

サラサラサラサラ……

少女(なんだか・・・)

サラサラサラサラサラ……

少女(どんどん、こっちに近づいてきている、ような)

ザラザラサラザラサラ……

少女「っ・・・!」ゾッ
少女「だ、誰かっ!誰かいませんか!?」ゴンゴンッ
少女「お願いっ!誰かっ・・・!誰かぁっ!!」ゴンゴンッ

262 :創る名無しに見る名無し:2012/07/15(日) 18:38:34.70 ID:tLmBZoCT.net
少年「・・・」ムッ

少年(ひとまず俺たちの回った所には居なかった)
少年(行き違いかもしれないが、あいつは考えも無しに、ふらふらとする様な奴とは思えない)
少年(ましてや携帯電話も持たず、誰にも行き先を言わず、勝手に居なくなるなんて)
少年(そもそもがおかしい・・・いや、今はそんなことどうでもいい)
少年(ともかく、あいつの興味がうつりそうな所を回ってみるしか・・・)

??「そこの少年、少し宜しいでしょうか?」

少年「・・・」ムッ

??「あぁ、そんな睨まないで下さい、怪しい者ではありません」
少年「・・・いや、十分怪しいんですが」
??「えぇ!?どこらへんがでしょうか?」
少年(ジャージにサングラス姿の男を、怪しむなと言う方が無理な話だ)
少年「なにか、俺に用ですか」
??「えぇ、ちょっとお困りのあなたに人生のアドバイスを」
少年「間に合ってます、それでは」スタスタ
??「あぁ!うそうそうそ!ちょっと待って下さい!」ダバダバ
少年「すみません、急いでいるので」スタスタ
??「そんな事言わずに、お時間取らせませんからっ!」ダバダバ
少年「いえ、すみません」スタスタ

??「しょ、少女さんの居場所を知ってると言ってもですか!」

少年「・・・!」ピタツ
??「おっと、やっと止まってくれましたか・・・」

263 :創る名無しに見る名無し:2012/07/15(日) 18:43:29.47 ID:tLmBZoCT.net
少年「・・・お前、何者だ」
??「うぉぉ、その台詞を吐かれたのは流石に初めてです、いいですねぇ、実にいい!」
少年「・・・」ムッ
??「あぁもう冗談ですよ冗談、まったく、ユーモアに欠ける所はあっちもこっちも変わりませんね・・・」
少年「・・・」ムッ
??「いえいえ、私が少女さんを誘拐した犯人だとか、そう言うわけではないです」
少年「・・・」ムッ
??「はは、やだなぁ、そんな褒めないで下さいよ」
少年「・・・」ムッ
??「まぁ今は私が何者かなんでどうでも良いでしょう、ね?」
少年「・・・」ムッ
??「少女さんは今、○○寺という所に居ますよ」
少年「・・・」
??「ここからですと、少し先を右に曲がった所にある停留所から行けます」
??「って、あぁもう日も暮れてしまいますね、彼女もだいぶ怯えていることでしょう」
少年「・・・」ムッ
??「大丈夫、彼女は無事ですよ、ってだから誘拐犯じゃありませんってば」
少年「・・・」
??「ともかく、なるべく早く向かってあげて下さい、頼みましたよ?」
少年「・・・」
??「ではでは、お急ぎの処を失礼致しm」
少年「まて」
??「は、はい?」
少年「・・・助かった、恩に着る」
??「え?あ、あぁ、いえ、気にしないで下さい」
少年「じゃあな」スタスタ
??「・・・」
??「うむむ、流石ですね」
??「さて、これでどうなることやら」

264 :創る名無しに見る名無し:2012/07/15(日) 18:59:30.08 ID:tLmBZoCT.net
とりあえず、転載分はここまでにしておきます、若干修正したいので・・・
規制解除までは本スレに書き込めない状況が続くと思います
それまでにがっつり書き溜めて、一気にラストまで突っ切れたらいいなぁ

265 :創る名無しに見る名無し:2012/08/27(月) 20:11:23.22 ID:3qjTjK5S.net
>>1こと>>2です、規制中ですが例のごとく別環境から
4周年ってことで無理矢理にでも投下するよ!

266 :創る名無しに見る名無し:2012/08/27(月) 20:17:25.92 ID:3qjTjK5S.net
ザラザラザラザラ…

少女「うぅっ・・・」グスッ
少女(もう、目と鼻の先まで、消えちゃってる・・・)
少女(でも前には見えない壁があっていけないし・・・)
少女(一体何が起こってるの?こんなの、現実にあり得るの?)

ザラザラザラザラ…

少女(と、とにかく、何もしないのが一番意味がない!)
少女(落ち着いて、こういう時こそ、現状を把握しなきゃ)
少女「・・・」クルッ

ザラザラザラザラ…

少女(あの『消しゴム』は、問答無用で『そこにあるもの』を消していくみたい)
少女(もうお寺の影も見当たらない、そして、消えた後には真っ白な空間が残るだけ)
少女(どういうわけか空まで消えてるし、飲み込まれたらきっと私も消されてしまう)
少女(いままでの速度から考えて、大体・・・2分後には、ここに到達しているかも)

少女「・・・」コンコン

少女(そして、目の前の『見えない壁』)
少女(まるで門の扉が閉まっているかのように、このお寺から出る事が出来ない)
少女(いっその事、塀を乗り越えてみる・・・?いや、私の運動能力じゃ届きそうにないなぁ)
少女(神様みたく、ワープでも出来ればいいのに・・・)
少女(・・・あれ?)

少女「神様?」

少女(そ、そうだ、そうだよ!神様に助けてもらえれば!)
少女(あれだけ私の目の前に現れるんだもん、今だってきっとどこかで見てるに違いない!)
少女「神様!いますか!神様っ!」

267 :創る名無しに見る名無し:2012/08/27(月) 20:22:23.35 ID:3qjTjK5S.net
ザラザラザザラザラ…

少女「お願いします!助けて下さい!神様!!」

ザラザラザザラザラ…

少女「うぅ・・・」
少女(返事がない・・・もしかして、今はここに居ないの?)
少女(そしたら、そうしたら、もう、たすかるみちは)

ザラザラザラザラザラ…

少女「っ・・・!」
少女(あ、諦めちゃ駄目!何か、何か方法があるはず!)
少女(落ち着いて、状況を整理して、考えて・・・!)
少女(『空間が消える現象』、『見えない壁』、そして『神様の不在』)
少女(全てが偶然起こっている事とは考えられない、何か必ず、共通点があるはず・・・)

ザラザラザラザラザラ…

少女(あるはず、だけど)
少女(そ、そんなの、悠長に考えられる状況でもないよぉ!)

ザラザラザラザラザラ…

少女「うぅ、も、もうやだ・・・」ブルブル

268 :創る名無しに見る名無し:2012/08/27(月) 20:24:21.45 ID:3qjTjK5S.net
もはや怯えた声も擦れ、憔悴しきった体を支える事もかなわず、少女はその場にへたり込んだ。
空間の消滅は刻一刻と迫り、もはや少女の足先まで迫ろうという所にまで至っていた。
誰に見られるわけでもなく、誰に記憶されるわけでもなく、ただただその存在を、無へと返すときがやって来たのだ。

??「・・・」カタカタ

誰に見られるわけでもなく、誰に|

誰に見られるわけでもなく、誰に記憶されるわけでもなく、ただただそ|

誰に見られるわ|

誰に見られるわけでもなく、誰に記憶される|

??「・・・っ」カタカタ

誰に見られるわけでもなく、誰に記憶されるわけでもなく、ただただその存在を、無へと返す|

誰に見られるわけでもなく、誰に記憶されるわけでもなく、ただただその存在を、無へと返すときがやって来たのだ。
ついに少女は考える事を止め、華奢な体を震わせ|

??「追いつかない、か・・・」カタカタ

??「・・・なら!」カタカタ

誰に見られるわけでもなく、誰に記憶されるわけでもなく、ただただその存在を、無へと返すときがやって来たのだ。
ついに少女は考える事を止め、華奢な体を震わせることしか
と、その時、耳を劈くような音がし、目の前の壁が消えさったではないか。
それに気づいた少女は生き残る意思がわき上がるのを感じた!
全ては上手くいったのだ!
歓喜の声を上げ、少女は外へとその身を|

??「消させるもんか!僕のキャラクターを、消させたりなんかするもんか!」カタカタ

269 :創る名無しに見る名無し:2012/08/27(月) 20:24:54.60 ID:3qjTjK5S.net

    ピシッ


   パリーン!

少女「ひゃっ!?」ビクッ
少女「な、なに?今の音・・・」
少女「・・・!」
少女「あ、あれ?」
少女「・・・」スカッスカッ
少女「消えて、る・・・?」

少女(目の前にあった見えない壁が、無くなってる?)
少女「や、やった・・・?」
少女(出られる、の?)
少女「・・・」

ザラザラザラザラザラ…

少女「!」
少女(何がとかどうしてとか色々疑問だけど、とりあえずどうでもいい!)
少女(は、早く逃げないとっ!)

グイッ

少女「うわっ!?」

ドサッ

少女「っつ・・・」ジンジン
少女(こ、転んでる場合じゃない、は、早く立ち上がって・・・)

グイッ

少女「あれ?」

グイッ

少女「な、なんで?」
少女(脚が・・・何かに引っかかって・・・)チラッ

ザラザラザラザラザラザラザラザラ

少女「ひっ・・・!」

少女(ち、ちがう、引っかかってるんじゃない)
少女(私の、わたしの脚が・・・)

少女「消えてる・・・!」

270 :創る名無しに見る名無し:2012/08/27(月) 20:26:42.94 ID:3qjTjK5S.net
少女(そんなっ・・・足首から先が、消えている、何も無い!?)

ザラザラザラザラザラザラザラザラ

少女(ど、どんどん、向かってきてる・・・!)
少女(こ、このままじゃ、このままじゃ)
少女(私自身が、消されてしまう・・・!)

少女「い、やっ・・・」ズルッ

少女(な、なんでっ!?脚に、力が入らない・・・!)
少女(あ、諦めちゃ駄目だ、這ってでも、『これ』から逃げないと!)

少女「くっ・・・!」ズルッ

ザラザラザラザラザラザラザラザラ

少女「・・・」クタッ

少女(あ・・・)

少女(・・・あれっ)

少女(あれっ・・・)

少女(ちから、はいらな)

ザラザラザラザラザラザラザラザラ

少女「あ・・・」

少女(いしき、ぼーっと、あれ・・・)

少女「ぅ・・・ぁ・・・」

少女(わたし、きえ、このまま、だれも、しらない)

少女(そんな、いや、でも、きもち、いい)

少女(このまま、このまま、いやだ、わたし)

少女(このまま、だれも、しらない、きもち、このまま)

少女「・・・」

少女「・・・しょ、うねん、くん・・・」








ガシッ!


271 :創る名無しに見る名無し:2012/08/27(月) 20:28:16.37 ID:3qjTjK5S.net
少女「・・・へ?」

グイッ

少女(誰かが、手を・・・)

ドサッ


シーン…


少女「・・・ぅ」

少女(・・・誰?)

少女「・・・」


少年「大丈夫か」


少女「・・・あ」
少女(少年君・・・)

少年「おい、しっかりしろ」
少女「・・・」
少年「聞いているのか、おいっ!」
少女「・・・ぅ」
少年「!」
少女「しょ、うねん、くん・・・?」ジワッ
少年「あぁ、どうした?」
少女「少年君・・・少年君っ!!」ガバッ
少年「っ、お、おいっ」
少女「こ、こわっ、こわかっ・・・」ポロポロ
少年「・・・」ムッ
少女「うぅ、ひっく、あり、ありがとう・・・」ポロポロ
少年「・・・」
少女「うっ、くっ、うぅっ・・・」ポロポロ

272 :創る名無しに見る名無し:2012/08/27(月) 20:30:02.27 ID:3qjTjK5S.net
少女「・・・」グスッ
少年「落ち着いたか?」
少女「う、うん・・・」
少年「そうか」
少女「・・・」
少女(暖かい・・・)
少女(凄く、安心する・・・)
少女「・・・」
少年「・・・あの、だな」
少女「う、うん?」
少年「そしたら、そろそろ・・・」
少女「・・・?」
少年「いや、すまんが、離れてもらえると・・・」
少女「・・・??」チラッ
少女「・・・」ダキツキー
少女「・・・」
少女「・・・!」バッ
少年「・・・」ムッ
少女「あっ、あぅっそそそその、ご、ごご、ごめんっ!///」
少年「いや・・・」
少女「うぅ・・・///」

少女(うぁぁぁぁあぁぁぁああぁぁ!!な、何やってるんだろう!何やってるんだろう!)

少年「・・・」

少女「・・・///」

少女(き、気まずくなっちゃった・・・)

少女「あ、え、えっと、ありがとう、助けてくれて・・・///」
少年「いや、気にするな」
少女「そ、そんな、気にするよ」
少年「大丈夫だ」
少女「そ、そう?でも、ありがとうね」
少年「あぁ・・・」
少女「・・・///」
少年「ひとつ、聞いても良いか?」
少女「へ?あ、う、うん」
少年「どうして、あんな所で倒れていたんだ?」
少女「え?そ、それは、その・・・」
少女「・・・って、あれ?み、見てなかったの?」
少年「何をだ?」
少女「いや、その、ざざざー!って言うやつ・・・」
少年「・・・?」
少女「え、あれ?それから、引っ張って助けてくれたんだよね?」
少年「いや、俺は・・・ここに来たらお前が倒れていて」
少年「発作が起こったのかと思って、慌てて起こしただけなんだが」
少女「そ、そうなの?」
少年「あぁ」
少女「そ、そっか、そうなんだ・・・」
少年「・・・なにか、あったのか」ムッ
少女「あ、い、いや、見てないならいいんだ!」アワアワ
少年「・・・」ムッ

少女(少年君には、『アレ』が見えてなかった・・・?)
少女(・・・ますます、訳が分からない)

273 :創る名無しに見る名無し:2012/08/27(月) 20:31:52.91 ID:3qjTjK5S.net
少年「なんでもいいが、そろそろ帰ろう」
少女「へ?あ、そうだね・・・今何時なのかな?」
少年「7時過ぎだ」
少女「し、しちじすぎっ!?」
少年「とりあえず、旅館に連絡するぞ」
少女「う、うん・・・」
少女(そ、そんなに時間経ってたんだ・・・)

プルルルル

ガチャ

電話『――――』
少年「あぁ、俺だ、見つけた」
電話『――――!?』
少年「大丈夫そうだ、多少疲れているっぽいが」
電話『――――!!』
少年「○○寺だ、今からだと・・・1時間ぐらいか」
電話『――――』
少年「分かった、切るぞ」
電話『――――!』

ガチャ

少年「行こう」
少女「う、うん」
少女「・・・」
少女「あの、もしかしてなんだけど・・・」
少年「ん?」
少女「結構、大事になってる?」
少年「それは、もう」
少女「うぅぅ・・・」ガックシ

274 :創る名無しに見る名無し:2012/08/27(月) 20:33:39.70 ID:3qjTjK5S.net
-旅館ロビー- PM 8:52

友人「・・・」ソワソワ
女A「・・・」
友人「・・・」ウロウロ
男B「お、おいおい、ちょっとは落ち着けって」
友人「わ、わかってるさ・・・」ソワソワ
男A「とても分かっているようには見えないんだが」
友人「し、仕方ないじゃないか、心配なんだから・・・」
女A「少年君も一緒なんだし、大丈夫よ」
友人「う、うん・・・」

社会「あー、おせぇな・・・」イライラ
担任「少年の連絡通りなら、そろそろだと思いますよ」
社会「わーってるよぉ」
保健「・・・」シュン
社会「しっかし、お前も阿呆な事するなぁ」
保健「・・・」
社会「『あの時は確かに大丈夫だと思った』なんて、仮にも免許持ってる奴が言う台詞かよ」
保健「う、そ、それについてはさっきも・・・」
社会「あぁ?」
保健「・・・すみません」シュン
社会「確かに俺もあるけどよ、後になって冷静に考えてみたら、どうしてそうしたか分からない、なんて事はな」
保健「・・・」シュン
社会「まぁ、帰ってきたらちゃんと礼だけは言っとけよ」
保健「はい・・・」シュン

友人「うー・・・遅い・・・まさか途中で事故とか・・・」ウロウロ
女A「あーもう落ち着けっつうの!」バシッ
友人「ぐえっ!?」ヨロッ
女A「どうせそんな事言っている間に帰って――」

ガラガラ

女A「――きたわね」
友人「!」バッ
少年「・・・」ムッ
男A「おう!お帰り!」
男B「・・・ってあら?少女ちゃんは?」

少年「・・・」クルッ
少年「・・・おい」ムッ
少女「・・・た、ただいま・・・」ソーッ…

友人「しょ、しょうじょぉ〜!!」ダダダダッ!
少女「う、うわぁぁ!!」ビクッ

275 :創る名無しに見る名無し:2013/10/13(日) 02:25:51.40 ID:eBI0YMQl.net
n

276 :創る名無しに見る名無し:2013/11/09(土) 20:46:02.11 ID:t4exUjFI.net
キモヲタロリコン発達障害キモ眼鏡プレイヤー村井淳が全身殴打されて両手両足潰されてケツに鉄パイプ突っ込まれてグチャグチャに掻き回されてそのまま内臓ごと引きずり出されて全身にフッ化水素浴びせられて死んで死後も永遠と苦しみ続けますようにナァ〜〜〜ムゥ〜(-人-)

277 :創る名無しに見る名無し:2014/07/28(月) 18:26:39.91 ID:jcGjVtdr.net
お待ちしておりましたああああああああああああああ!

278 :創る名無しに見る名無し:2014/08/13(水) 22:01:55.52 ID:0u2SI2mN.net
>>1こと>>2です、いけるみたいっすね
明日の21時から投下していきます

279 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 21:00:24.31 ID:yyUJwICZ.net
友人「ひ〜ん、少女ぉ、よかったよぉ・・・」スリスリ
少女「あ、あうぅぅ!」ジタバタ
男B「案の定だな」
女A「ま、しばらくそっとしときましょ」
社会「って、わけにもいかねぇんだな」スタスタ
男A「あ、お、おい!」

社会「ほら、どいたどいた、担任そいつ抑えてろ」ペイッ
担任「はいはい・・・」
友人「あー!ちょ、ちょっとぉ!」ジタバタ
社会「よぅ」
少女「あ、しゃ、社会先生・・・」
社会「どっか怪我とかしてないか?」
少女「は、はい、大丈夫です」
社会「何か変なやつに捕まったとか、財布盗られたとか」
少女「い、いえ、そういうのではなく、あの、単純に迷子と言うか・・・」
社会「そうか、じゃあ遠慮はいらんな」
少女「へ?」

パコーン!

少女「あつっ!」ヒリヒリ
男A「!」
女A「ちょ!」
男B「おいおい!」
保健「しゃ、社会先生っ!?」
友人「な、な・・・」ワナワナ
友人「なにさらしとんねんわれぇ〜!!」ジタバタ
担任「うぉおい暴れるなぁ、どうどう・・・」

280 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 21:05:44.20 ID:BJ7CFdAf.net
少女ちゃんもスレ主さんもおかえりなさい

281 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 21:07:16.04 ID:yyUJwICZ.net
社会「事情は聞いた、保健から許可を貰って合流しにいったそうだな」
少女「は、はい・・・」ヒリヒリ
社会「その時に連れ添っていかなかった俺らにも責任はある・・・が、問題はそこじゃない」
社会「わざとじゃないとはいえ、お前の考え不足な行動のせいで集団に迷惑をかけた、それは分かるな」
少女「・・・はい」
社会「その歳になれば自己管理位できて当然だ、唯一の連絡手段を忘れてうろうろしていたのは頂けない」
社会「俺らがどれだけ心配してたか、分からないお前じゃないだろう」
少女「・・・」
社会「あー、まぁ・・・」ポリポリ
少女「・・・?」
社会「無事で何よりだ、一人で心細かったろうに」ポンポン
少女「!」
社会「おかえり」ナデナデ
少女「・・・」
社会「・・・」ナデナデ
少女「・・・っ、うぅ、す、すみ・・・」グスッ
社会「・・・」ナデナデ
少女「す、すみま、せんっ・・・」グスッ
社会「・・・ん」ナデナデ
少女「うっ、うぅ・・・」ダキッ
社会「うぉっと・・・」ヨロッ
少女「あ、ありがとう、ございます・・・」ヒック
社会「お、おう・・・」
少女「・・・」ヒック
社会「・・・」

-5分後-

少女「・・・」ヒック
社会「・・・」ナデナデ

社会「な、なぁ、そろそろ、これ、どうにかならんか・・・?」オロオロ
男A「自分でまいた種だろ」
女A「よかったわね」
友人「てめぇこら何少女泣かせとんじゃこりゃぶっとばしてやる!」バタバタ
男B「おー、どうどう、お前は落ち着け、な?」

282 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 21:15:36.40 ID:yyUJwICZ.net
-さらに5分後-

少女「す、すみません、つい・・・///」
社会「い、いやぁ、俺もついな、すまん」
少女「そんなっ、私がいけないんですから、当然です」
社会「き、嫌わない?」オドオド
少女「はい」
社会「ほ、ホントに?痛くなかった?」オドオド
少女「大丈夫ですよ・・・それに実はちょっと、良かったって思ってるんです」
社会「え?」
少女「ここに来る間、どうやって謝ろうって、ずっと考えてたんですけど」
少女「沢山迷惑かけたし、どうしよう、上手く言えるかなって、自信無くって・・・」
少女「だけど、社会先生が叱ってくれたので、すっきりと言えました」
少女「あの、改めて、大変ご迷惑をおかけして、申し訳ありませんでした」ペコリ
社会「あ、あぁ、いや、分かってくれたなら、それで、うん」
少女「はい、有り難う御座います」
保健「少女ちゃん」
少女「あっ!」
少女(そ、そうだ、保健先生!)
少女(あんな事になってたけど、だ、大丈夫だったのかな・・・?)
保健「私もね、謝らなきゃと思って」
少女「え?」
保健「本当なら、一人で行かせるようなつもりは、なかったんだけど・・・」
保健「どうかしてたみたい、なんだかボーッとしてて、結局こんなことに・・・」
少女「そ、そんな、保健先生は何も」
保健「ううん、それでも謝らせて、本当、ごめんなさい」ペコリ
少女「そ、そんな、えっと・・・もう大丈夫なんですか?」
保健「え?なにが?」
少女「あ、いえ・・・なんでもありません」
保健「?」
少女(やっぱり、覚えてないのかな)
少女(いや、きっと自覚が無いだけで覚えてはいるんだ)
少女(・・・ともかく、いつも通りの保健先生で良かった)

社会「さて、と、詳しく話を聞きたい所だが・・・」
社会「もう夜も遅い、それはまた時間がある時にでも聞かせてもらおう」
社会「風呂でも入って、ゆっくり疲れでも取ってくれ」
少女「は、はい、分かりました」
社会「んじゃ、俺らは戻るか、あとよろしくな女A」
女A「はい」
友人「あたしらも、お風呂行こ」
男A「俺らは部屋に戻るか」
男B「だな」
少年「・・・」タスタス
少女「あ、あのっ、少年君っ!」
少年「・・・」ムッ
少女「今日は、本当にありがとう」
少年「・・・あぁ」タスタス
友人「あいっかわらず無愛想だねー」
女A「そういうあんたは、すっかり調子乗ってるわね」
友人「な、なにがさ」ギクッ
女A「さっきまであーんなに、『ど、どうしよう!どうしよう!』って」
友人「わ、わぁー!さぁ暖かいお風呂が待ってるぞー!!」ワタワタ
少女「・・・ふふっ」クスリ

283 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 21:23:41.38 ID:yyUJwICZ.net
-202号室- PM9:49

友人「ふわぁ〜・・・さすがに疲れたなぁ」
女A「そりゃ、一日中歩き回ったんだからそうでしょうよ」
少女「ご、ごめんね・・・」
友人「いやいや、さっきもお風呂で言ったじゃん、気にする必要ないって」
少女「う、うん」
女A「まぁでも、今日はもう寝ましょ、明日も早いんだし」
友人「そうだねー、電気消すよ?」
少女「うん、おやすみ」
女A「おやすみ」
友人「はいはーい、明日も頑張ろー!」カチッ


少女(はぁ・・・今日は本当に色々あったな)
少女(神様が来て、保健先生がおかしくなって)
少女(迷子になって、変な石碑があって)
少女(分けも分からず消えそうになって、少年君が来てくれて・・・)
少女(・・・)
少女(あの時の少年君、かっこよかった、な)
少女(・・・)
少女(・・・?)
少女(あれ、なんだろう、この・・・)
少女(凄く、安心すると言うか、焦っていると言うか・・・)
少女(・・・)
少女(まぁいいや、今日はもう寝ちゃおう)
少女(明日こそは、何も起こりませんように・・・)

284 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 21:32:21.48 ID:yyUJwICZ.net
翌朝 -食堂- AM 7:02

友人「さぁ、メシだメシ!」
女A「朝っぱらから元気なやつね」
少女「女Aちゃんは眠そうだね」
女A「自慢じゃないけど、朝は弱いのよ・・・」
友人「低血圧そうだもんねー」
女A「別にそう言うわけじゃないけれど、なんかテンションが上がらないと言うか」
友人「あ〜、わかる」
女A「疑わしいわね」
友人「なにおぅ!これでも私だって朝は弱い方なんだぜ!」
女A「ごめん、全然説得力無いわ」
友人「そんなっ!ひどいっ!こんなか弱い乙女を捕まえて!」ウルウル
女A「はい少女、トレーとお皿」
少女「わ、ありがとう」
友人「無視すんなー!つか私の分は?」
女A「ごめんなさい、私の腕は2つまでしかないのよ」
友人「ちぇ、いいさいいさ自分でとりにいくさ」ブツブツ
女A「これで少しはテンション下がったかしら」
少女「ど、どうだろう・・・」

男A「おぅ、おはよう」
女A「おはよう」
少女「あ、おはよう」
友人「おりょ〜?あとの二人は?」
男A「男Bはまだ寝てる、少年は朝でかけたまま戻ってきてないよ」
女A「また走ってるのかしら」
男A「多分そうだろうな」
少女「・・・」
友人「ん?どした少女?」
少女「へ?な、なに?」ビクッ
友人「いや、なんか俯いてたから」
少女「い、いや、別に、なんとも・・・」ドキドキ
友人「・・・そう?」
少女「う、うん・・・」ドキドキ
友人「・・・」
少女「・・・」ドキドキ
友人「あ!少年君!」
少女「!」ビクゥッ
友人「じゃなかったわー」
少女「・・・」ホッ
友人「あんた、やっぱり昨日何かあったわね」
少女「う、うぇっ!?そ、そ、そんなこと」
女A「怪しいわね」
男A「怪しいな」
少女「な、なにもないって!」
友人「今更そんな言い訳は通用しないねぇ!さぁ今のうちに全部吐いちまいな!」
少女「う、うぅ・・・」

社会「お、いたいた、少女ちゃ〜ん」

少女「あ、はいっ!」
社会「食事中すまんな、昨日の事でちょっと話があるから、食い終わったら俺らの部屋まで気てくれ」
少女「も、もう食べ終わってるので、今行きます!」
社会「そうか?まだ時間あるし、急がなくても」
少女「い、いいえ!いきましょう!」ガタッ
友人「まてぇ!逃げるな!」
少女「よ、呼び出しならしょうがないよね〜」テッテッテッ
友人「く、くそぅ!後でじっくり話してもらうからなー!!」

285 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 21:37:14.24 ID:yyUJwICZ.net
社会「なんか、取り込み中だったか?」
少女「いえ、助かりました・・・!」
社会「そ、そうか、何か良く分からんが、役に立てたなら何よりだ!」
少女「は、はは・・・///」
少女(私って、本当に顔に出やすいんだなぁ・・・気を付けなきゃ///)
社会「んじゃ、俺らの部屋で話すか、保健と担任もいるから」
少女「はい」
社会「あー、言っとくが、叱る為じゃねぇぞ」
少女「え?」
社会「少女ちゃんなら昨日のアレで分かっていると思うし、それよりもお前の体調に付いて保健がな」
少女「そ、そうですか、わかりました」

女D「ん?」
女B「お、どうしたの?」
女D「・・・いや、なんでも」
女D(今の、確かに少女と社会だったわね)
女D(昨日、あいつが迷子になったとか言う話を聞いたけど・・・)
女D(私のせいに、なるのかしら)
女D(・・・めんどくさ)
女B「そういえば、女D?」
女D「あ?」
女B「結局さぁ、少年君の事はどうするの?」
女D「いや、昨日も言ったじゃん、もう止めだって」
女C「ほらね、言わんこっちゃない」
女D「なによ」
女C「修学旅行だからって、変に意地張らなくても良いって話し」
女D「別にそんなんじゃないわよ」
女C「どうだか」
女D「なに、やけにつっかかるわね」
女C「私はさぁ、あんたにはいい所あると思ってるから、ツルんでるけどさ・・・」
女C「もうちょっと、その衝動的な部分を直した方が良いと思うよ」
女D「・・・余計なお世話よ」
女C「はいはい」
女D「・・・」

286 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 21:42:30.65 ID:yyUJwICZ.net
-PM 9:00 旅館ロビー-

社会「ほい、それじゃあ今日から奈良に移動しての観光になるぞー」
社会「午前中は奈良公園に行って、午後から東大寺と正倉院を回るからな」
社会「明日一日は自由行動だし、まぁ今日位は大人しく付いてこい、以上!」

ハーイ

社会「うし、じゃあ旅館の方に挨拶して、バスに乗り込め〜」


友人「で、社会達とは何を話してたの?」
少女「大した事じゃないよ、体調には気をつけてって話しだけ」
友人「ほんとに?」
少女「うん、初日から崩してたから、無理はしないようにって、釘さされちゃった」
女A「そうね、辛かったらすぐに言うのよ、昨日先生から何種類か薬貰ってきてるから」
少女「あ、うん、ありがとう」
男B「おぉ、さすが優等生、抜かり無いぜ」
男A「じゃあうちの班は体調崩したら女Aに報告するってことで!」
女A「はいはい、なんでもいいから、とっととバスに乗りなさい」
男B「ちぇー、乗りワリィなぁ・・・」
女A「朝っぱらから元気なあんた達の方がおかしいのよ」
友人「ところで少年君は?」
男A「あー、なんか従業員の人から話しがあるって」
友人「へ?なんでまた?」
男A「さぁ?」
少年「・・・またせた」スタスタ
男B「おー、何の話しだったんだ?」
少年「大した事ではない」
友人「なんだいなんだい、少女も少年ももったいぶっちゃって!」
少年「・・・」チラッ
少女「・・・!」ピクッ
少年「・・・」ムッ
少女「あ、え、えーっと、皆揃ったし、乗ろう!」アセアセ
友人「お、おー?」
少女(う、なんだか、少年君と目を合わせられない!)
少女(昨日助けてもらったんだし、失礼なのは分かってるんだけど・・・)
少女「・・・」チラッ
少年「・・・」ムッ
少女「っ・・・///」パタパタ
少女(な、なんか、今日の私、変だ!)

287 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 21:45:20.67 ID:yyUJwICZ.net
-PM11:56 奈良公園-

友人「おー、ここが噂に名高い奈良公園か!」
男A「見ろ!鹿だ鹿!」
男B「おぉ、意外と小さいんだな」
女A「かわいい・・・」
男A「え?」
女A「な、なによ」
男A「いや、お前がそんな事言うなんて、珍しいなと思って」
女A「い、いいじゃない、別に」
友人「動物好きなの?」
女A「好きと言うか、まぁ、普通に可愛いとは思うけど」
友人「へぇ、意外だねぇ」
女A「なんでよ」
友人「いや、てっきり『あんなのただのほ乳類じゃない』とでも言うのかと」
女A「そんなドライな心は持ち合わせてないわよ・・・」
男A「普段の行いが悪いから、そう言われるんだ、うんうん」
女A「あんたにだけは言われたくないわ!」
男B「そんなことより鹿煎餅買いに行こうぜ!」
男A「おー、鹿煎餅!やっぱりここに来たからには買わなきゃな!」
友人「ほらほら、少女も行こう!」
少女「あ、うん、少年君も・・・」
少年「ん?」
少女「あぅ、いや、い、行こうか!///」タッタッタッ
少年「・・・」ムッ

288 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 23:05:35.60 ID:yyUJwICZ.net
友人「ほーれほれほれ、これが欲しいんだろ〜」ヒラヒラ
シカ「・・・」ドスドス
友人「お、おぉ、小さいかと思ったが、こうして餌をやってみると意外と威圧感が・・・」
シカ「・・・」ワラワラ
友人「ってちょ!あ、集まり過ぎ!順番順番!」
シカ「・・・」ワラワラワラワラ
友人「うぉぉぉ!モテモテなのは嬉しいけど!身動き取れん!」
男B「あいつ、シカにまで嘗められてないか」
女A「『こいつならちょろい』とでも思われてそうね」
少女「こっち全然来ないね・・・」
男A「おーい友人、独り占めしないでこっちにも少しくれよ〜」
友人「んな事言ったってぇ!あ、こら!スカートに鼻突っ込むんじゃない!」
シカ「・・・」ペロペロ
友人「ひゃっ!う、うひゃひゃ!も、もも舐めるな!た、助けてー!犯されるー!」
男B「とうとう物理的にも舐められ始めたぞ」
女A「『こいつなら食える』とでも思われてそうね」
友人「お、おまえらー!見てないで助けろー!」
男A「さて、俺らはあっちに座ってゆっくりと食べようぜ」
少女「え?これって食べられるの?」
少年「食べても害はない」
少女「そうなんだ」
女A「どんな味がするのかしら」
男B「シカの味じゃね?」
女A「・・・どんな味がするのかしら」
友人「くそっ!お前達!後で覚えてろよ〜!わ、わひゃひゃ!」

289 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 23:18:26.36 ID:yyUJwICZ.net
友人「はぁ、ひどいめにあった・・・」
少女「友人ちゃん、はい、ハンカチ」
友人「おぉ、ありがとう!っつても臭いとか残りそうだし、お手洗いで洗ってくるわ」
少女「あ、私も一緒に行くよ」
友人「いやいや、大丈夫」
少女「え、でも、ここ広いよ?迷子になっちゃったら・・・」
友人「あっはは!少なくともあんたに心配されるほどではないさ」
少女「む、どういう意味〜」プクー
友人「それにほら、いざと言う時には携帯が・・・あ」
少女「?」
友人「そういえば、昨日慌てて寝たもんだから、充電してなかった・・・」
少女「ほら!やっぱり私も一緒に行くよ」
友人「いや、ほんと、大丈夫だからさ」
友人(今の少女はいつ倒れるか分かんないし・・・)
友人(そうなったら、私一人じゃ対処できないしね)
少女「でも・・・」
男B「お、じゃあ俺が付いてっていいか」
友人「へ?」
男B「ちょうど催しちゃってよ、ついでだから」
友人「い、いやぁ、そんなに心配しなくっても大丈夫だって」
男B「ほら行こうぜ!確かあっちだったな」スタスタ
友人「あ、ちょ、ちょっとぉ!」タッタッタッ

少年「行ったな」
少女「う、うん、大丈夫かな友人ちゃん・・・」
男A「・・・」
女A「・・・」
少女「あれ、どうしたの、二人とも?そんなに考え込んじゃって・・・」
男A「ん?あぁ、いや・・・」
女A「修学旅行って、やっぱり何か魔力があるなぁ、と思って」
少女「???」

290 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 23:26:31.69 ID:yyUJwICZ.net
男A「さって、じゃああいつらが来るまで適当に待ってるか」
女A「あそこのベンチにでも座りましょ、ちょっと疲れちゃった」
男A「おー、そうだな」

スタスタ

ポスン

男A「・・・」
女A「・・・」
少女「・・・」
少年「・・・」
男A「・・・なんか、あいつらがいないと静かだな」
女A「えぇ、久しく感じてなかったから、逆に違和感があるわね」
少女「友人ちゃんも男B君も、その、元気だからね」
少年「無理に言い換えなくていいぞ」
少女「あぅ、はい・・・」
男A「明日の自由時間、どうする?」
女A「んー、一応プランが無いわけではないけど」
男A「ないけど?」
女A「せっかくだし、それぞれが行きたい所に行くのも良いかもしれないわね」
少女「行きたい所?」
女A「そう、例えば、この班をさらに二つに分けて、町をぶらぶらするの」
男A「ほう?」
女A「昨日行動して思ったんだけど、この人数で色々な所に行くのって、結構大変じゃない」
男A「あー、まぁ確かに、混んでると移動するのも一苦労だしな」
少年「店に入っても、迷惑になりやすい」
女A「そ、だから少人数で気楽に回った方がいいんじゃないかと思って」
男A「いいなそれ、俺は賛成」
少女「うん、良いと思うな」
少年「悪くない」
女A「ほんと?じゃあチーム分けは単純に男と女で良いかしら」
男A「えー、それじゃあつまらんだろ」
女A「なんでよ」
男A「どうせだからよ、一緒に行動した事無い面子とがいいな」
女A「例えば?」
男A「例えば・・・俺と、少女ちゃんと、少年とか」
女A「あんたそれ、私にあの二人のお守りを押し付けようとしてるでしょ・・・」
男A「あ、ばれた?じゃあ、俺とお前と少年」
少女「・・・頑張ります」
少年「いや、無理だと思う」
女A「二人に振り回される少女の姿が、容易に想像できるわね」
男A「えー!じゃあ・・・お!」
女A「なに?」
男A「いや、ふふふ、いい事思いついたぜ」
少女「ほんと?」
女A(絶対ろくでもない事だ)
少年(絶対ろくでもない事だな)
男A「まぁそれは明日までのお楽しみってことで、なんか喉乾いちまった」
女A「脈絡無いわねー、あんたは・・・」
少女「あ、じゃあ私買ってこようか?」
少年「俺も行こう」
少女「へっ!?」
男A「そうだな、スマン頼んだ、コーラかファンタで」チャリン
女A「あたしはお茶ね」チャリン
少年「わかった、行こう」
少女「う、うん」

291 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 23:38:55.82 ID:yyUJwICZ.net
少女「・・・」テトテト
少年「・・・」スタスタ

少女(な、なんかやっぱり、落ち着かない・・・)
少女(どうしたんだろう、少年君と一緒にいると、ざわざわして・・・)

少年「あそこに自販機あるな」
少女「あ、う、うん!早く持って行ってあげよう!」パタパタ
少年「・・・」ムッ

少女(うぅ、絶対変だと思われてるよね・・・)
少女(でも、私自身、どうしてなのか分からないし・・・)
少女(とりあえず、平常心、平常心・・・)

少女「え、えっと、男A君はコーラだったよね」チャリンチャリン
少年「あぁ」ポチッガシュヒョイッ
少女「女Aちゃんが、お茶で」チャリンチャリン
少年「あぁ」ポチッガシュヒョイッ
少女「しょ、少年君は・・・?」
少年「ん」ポチッガシュヒョイッ
少女「あ、紅茶か、じゃあ私もそれで・・・」チャリンチャリン
少年「あぁ」ポチッガシュヒョイッ
少女「友人ちゃんと男B君はどうしよう?」
少年「適当でいいんじゃないか」
少女「んー、じゃあ、コーヒーと・・・」チャリンチャリン
少年「あぁ」ポチッガシュヒョイッ
少女「お茶、でいいかな?」チャリンチャリン
少年「あぁ」ポチッガシュヒョイッ
少女「って、ご、ごめん少年君!私も少し持つね」
少年「いや、大丈夫だ」
少女「で、でも・・・」
少年「・・・なら、この二つを頼む」ヒョイッ
少女「あ、わわっ」ワタワタ
少年「戻るか」スタスタ
少女「う、うん」テトテト

少女(少年君は、いつも通りだな・・・)
少女(・・・なんだろう)
少女(なんというか、少し・・・) 

女D「ねぇ」

少女「へ?」クルッ
少年「・・・」ムッ

292 :創る名無しに見る名無し:2014/08/14(木) 23:49:37.56 ID:yyUJwICZ.net
女D「今、大丈夫かな」
少女「う、うん?」
女D「ちょっと、話さない?」
少女「え?い、いいけど・・・」
少年「・・・何の用だ」ムッ
女D「別に、すこし言いたい事があるだけ」
少年「・・・」ムッ
女D「そんな警戒しなくても良いよ、なんならここで話しても良い」
少年「・・・」ムッ
少女「あ、あの、少年君?」
少年「・・・」
少女「私も、女Dちゃんとお話したい、かな・・・?」
少年「・・・」
少年「・・・あっちで待っている」スタスタ
少女「あ、ありがとう」
女D「・・・」
少女「ご、ごめんね、なにかな?」
女D「・・・」
少女「女Dちゃん?」
女D「あっち、座れるから」スタスタ
少女「う、うん」テトテト

少女(なんだろう・・・?)

293 :創る名無しに見る名無し:2014/08/15(金) 00:07:32.04 ID:echvzvHy.net
少女「・・・」
女D「・・・」
少女「・・・」
女D「・・・」
少女(こっちもこっちで、きまずい・・・)
女D「昨日」
少女「え?」
女D「迷子になったんだって?」
少女「あ、えぇと、うん」
女D「ふーん」
少女「あの、誰から・・・」
女D「誰からも何も、昨日の夕方やけに慌ただしかったし、見てたら分かるでしょ」
少女「そ、そうなんだ」
少女(もしかして、皆知ってるのかな?)
少女(うっ、何か凄く、申し訳ない気分になってきた・・・)
少女「え、えっと、ごめんね?」
女D「はぁ?」
少女「その、色々と心配かけちゃったみたいで・・・」
女D「心配?心配なんてしてないけど」
少女「え?あ、そ、そうだよね・・・」
女D「・・・」ゴクゴク
少女「・・・」コクコク
女D「・・・」
少女「・・・」
女D「まぁ、心配はしてなかったけど」
少女「う、うん」
女D「私のせいかも知んないし、それは悪かったと思ってる」
少女「・・・へ?」

294 :創る名無しに見る名無し:2014/08/15(金) 00:19:42.96 ID:echvzvHy.net
女D「私がバスを間違えて教えなければ、あんな大事にはならなかったでしょ」
少女「う、ううん!そんな、そんなことないよ」
女D「るっさいわね、私が謝ってるんだから素直に受け取りなさいよ」
少女「あ、ええと、ご、ごめん・・・?」
女D「だーから、なんであんたが謝るのよ!謝るのは私でしょ!」
少女「うっ、そ、そうだね、あれ?そうなの?」
女D「っこの、あー、ほんとあんたイライラする」ガシガシ
少女「ご、ごm・・・あ、いや、えっと・・・」
女D「・・・」
少女「・・・」
女D「あー、もー、どうしてこうなるかな・・・」
女D「つまり、その、わ、悪かったわよ」
少女「う、うん」
女D「それだけ言いたかったの、じゃあね」スクッ
少女「あ、え、えっと、待って!」
女D「なに?」
少女「そ、その、ありがとう」
女D「・・・ふんっ」スタスタ
少女「・・・えへへ」
少女(やっぱり、悪い人じゃ無さそうだな)
女D「・・・」クルッ
少女「?」
女D「・・・」スタスタ
少女「・・・??」
女D「あと、あたし諦めたから」
少女「え?」
女D「少年君」
少女「あ・・・」
女D「それだけ」スタスタ
少女「・・・」ボーゼン
少女「・・・」
少女「・・・?」
少女(あれ?)
少女(どうして私、こんな・・・)

少女「・・・」フルフル
少女「・・・戻ろう」スクッ

295 :創る名無しに見る名無し:2014/08/15(金) 00:32:00.90 ID:echvzvHy.net
ひとまずはここまで
まだ見て下さっている方がいて、なんだか申し訳なさと嬉しさと半々です
今後は定期的(週一ペース)で更新していきます

296 :創る名無しに見る名無し:2014/08/15(金) 02:08:12.03 ID:dZE+KhSv.net
投下乙!続きも楽しみにしています
スレ主さんのペースでいいので無理はしないでくださいねー

297 :創る名無しに見る名無し:2016/07/21(木) 15:40:49.31 ID:Mg3NjyEf.net
大阪府三島郡島本町は暴力とイジメの
暴力とイジメのブラックタウンなの?

298 :創る名無しに見る名無し:2017/12/27(水) 12:05:39.50 ID:C1Z7QFDy.net
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

FCLO0BCKSO

299 :創る名無しに見る名無し:2018/05/21(月) 07:17:23.44 ID:tRZnwP6O.net
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

6DQWX

300 :創る名無しに見る名無し:2018/07/03(火) 20:36:04.53 ID:f1dClnnX.net
13B

301 :創る名無しに見る名無し:2018/10/17(水) 17:00:35.45 ID:ZU7x6aHX.net
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

65Q

302 :創る名無しに見る名無し:2022/05/19(木) 02:33:41 ID:7VLUlcRY.net
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303 :創る名無しに見る名無し:2023/10/11(水) 18:00:16.56 ID:1clLBlMi.net
…たぶん大丈夫です……はい……コレが伝説の土下座ですぅ……ごめんなさい

304 :創る名無しに見る名無し:2023/10/15(日) 20:57:28.93 ID:9gzDROAq.net
はじめまして、ロリコンです(無駄にカッコよく)

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