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【核戦争】世界滅亡後の作品創作スレ【大災害】

1 :創る名無しに見る名無し:2011/03/28(月) 00:52:14.47 ID:T2U23nwt.net
ある日世界は滅亡しました。
ここは核戦争その他の理由で世界が滅亡した世界観を使って創作するスレです。
滅亡・崩壊した理由や世界の状況に規則はありませんが、「核戦争」というワードを推奨します。
人類を救うために働くもよし、火炎放射器で消毒するもよし、新しい宗教を立ち上げて信者を集うもよし、世紀末救世主になるもあべし。
みんなで「世界滅亡後のお話」を作りましょう!

207 :創る名無しに見る名無し:2011/06/10(金) 10:23:27.65 ID:Tga+blEz.net
時々、こういうのは滅亡どころか始まってすらいない世界だなあ…と思う
作りかけのまま、始まることなく滅亡する世界ってのも物悲しいな

208 :創る名無しに見る名無し:2011/06/11(土) 05:58:31.67 ID:GJ1EWsOj.net
滅亡というテーマならバラードが傑作を山ほど残してる上に
手塚治虫ほか30〜40年ほど前の小説家や漫画家がやたら秀作連発してるんで
いまさらやるのは厳しいだろ

と思ったら
案の定ラノベやゲームのパクリばっかじゃん

209 :創る名無しに見る名無し:2011/06/11(土) 07:27:22.84 ID:99T5lBVZ.net
過去の遺物がかつて持ちそして失った現代性を再注入するためには現代の文脈に翻訳する必要がある。
現代性などは失するべくして組み込まれるものであるから良しとしても、時代にそぐわぬ文脈そのままそれが存在しても価値は著しく減る。
興味を引くことを読者に媚びる幻滅すべき姿勢であるとしか捉らえられない懐古主義的思想ならば、
それらに対抗する崇高な精神などを創作発表板で求められても困る。
明治か大正の文豪みたいな姿勢で真摯に創作したいなら一人でやるべき。

210 :創る名無しに見る名無し:2011/06/11(土) 09:30:15.03 ID:WrHaAHlB.net
>>208
似たような、定型化した作品群が作られるというのは
パクリやコピーとは違う

「ジャンルとして定着した」
というんだ


ちなみに海外文学・海外小説での文明社会滅亡後の世界を描く作品では
あえて、同一世界観の本編とは違う地域の話とかのスピンオフやシェアードを
原作者以外の複数の作家が書いて発表する事を許容していたりもするし
似たような作品を書くのは別に珍しくも無い
もちろん無断でパクったら著作権違反だが、そういうのの場合は著作元からして
こういった二次創作・三次創作を認可しているから成立するケース

これが、海外の小説や映画、ゲームで「滅亡後の荒廃した世界」ってのが人気があり多く作られる理由の一つでもある
ちなみに、日本においての滅亡後の世界というジャンルの定着に一番影響が大きいのは
映画「マッドマックス2」だと言われている

211 :創る名無しに見る名無し:2011/06/12(日) 11:22:54.41 ID:OOXyERUu.net
わからないことだらけだった。
テレビは沈黙しネットは断絶しラジオだけがソリストを勤めた。
『人類は致命的な失策を犯しました。詳しくは公表できませんが、我々は今、種としての終焉を迎えようとしています』
日曜のニュースで見たことがある皇室の偉い人の声がラジオから流れていた。
「玉音放送か。諦めてなんかいないくせに、建前が好きな爺さんだ、まったく」
「お父さん!ねぇ、今いったいどうなってるの?なんか知らない?…ていうか何その恰好」
父は全身に黒光りするエナメル風の質感を放つ素材の服を着ていた。まるで仮面ライダーだ。
「救国戦隊パラレルファイブの戦闘外装だ」
「壊れた…お父さんが壊れたー!」
「まて、聞くんだ智子。俺はすぐに皇室へ行き勅命を貰いに行かねばならない。簡潔に説明するから聞け」
「マジで壊れちゃってるー?!」
「……仕方ない、ちょっと見せてやる」
父はカメハメ波みたいなポーズを決めた。
出た。カメハメ波が。
「かかかかカメハメー!!?」
「違う、パラレルブラスター腰溜め打ちバージョンだ」
「ちょっ、まっ」
「羨ましいか?だが安心しろ。俺はパラレルファイブだが、お前は皇国天使48のメンバーだ。こいつを着るんだ」
渡されたのはやはりギンギラなヒーロースーツだった。
「今まで黙ってたが俺は改造人間だ。そして智子、お前はかあちゃんのクローン人間だ」
「さらっと何言ってんの?!」
「天使兵装に対する適正の高さからお前のかあちゃんはオリジナルとして選抜された。ちなみにかあちゃんはパラレルビビットパープリッシュレッドだ」
「しらねぇって!お母さんのカラーとかしらねぇって!」
「で、さっきも言ったがお前はアヤナミレイ的なポジションだから頑張れ。いくらでも換えが利くから普通に捨てゴマにされるから」
「ひぃぃぃ」
「じゃあ俺は皇室へ向かう。お前は都庁へ行け。生きて帰ったらまた会おう。愛してるぜ智子、我が愛娘」
滅亡の日本を救えるのか。
とある家族の奮闘が始まった。

212 :創る名無しに見る名無し:2011/06/12(日) 14:14:00.17 ID:4Mz9k0Go.net
>>211
面白そうではあるがどこのスレへの誤爆投下だ

213 :創る名無しに見る名無し:2011/06/12(日) 18:02:34.86 ID:OOXyERUu.net
>>212
此処用に書いたのにwww

214 :創る名無しに見る名無し:2011/06/12(日) 23:58:51.77 ID:OOXyERUu.net
アゲぽよー

215 :創る名無しに見る名無し:2011/06/13(月) 07:53:08.54 ID:9mXBiFO6.net
残虐描写はやめるべきだな
全年齢対象の板だぜ

216 :創る名無しに見る名無し:2011/06/14(火) 06:05:36.39 ID:0papEfOu.net
ポピュラスやシムシティで世界を滅ぼしてみるほうが全然面白いぞ。
世界がどんどん崩壊するさまをみてニヤリと笑うのがカタルシス。
わからんやつにはわからんよ。

217 :創る名無しに見る名無し:2011/06/14(火) 11:29:25.63 ID:shGGhCJ5.net
まあわざと大火災起こして消防署の効果で鎮火はするけど
火の回りの方が速くてついに消防署も燃えて
電気が断線して警察署も機能しなくなって犯罪率が増加し
発展した住宅区や商業区もどんどん縮小していくんだけど工場だけは何故かそのままで
最終的に都市の大半が焼け野原になるんだが、それでも住民が残ってて
奇跡的に燃え残った区画に燃え残った発電所から電線引いてやるとそこだけちょっと復活したりして
…っていうのを見てると、その町で北斗の拳やマッドマックス2みたいな光景が繰り広げられてるのが目に浮かぶね

しばらくニヤニヤしてると支持率下がりすぎて市長解任されてゲームオーバーだけど

218 :創る名無しに見る名無し:2011/06/14(火) 13:55:54.11 ID:chQTHb2f.net
チートで支持率が下がらないようにすれば面白いことになりそうだ

219 :創る名無しに見る名無し:2011/06/18(土) 18:48:15.64 ID:2EYNj1i0.net
ほえ?

220 :創る名無しに見る名無し:2011/06/19(日) 15:33:28.19 ID:wHhvbkjs.net
「Hello we are earthlings.Are you there?」

それはかつて、虚空の彼方にいるかもしれない遠い存在に向けて発信されたメッセージ。
データの劣化を抑える為に極力単純な形式をとった、アルファベット数文字からなる親善の言葉だった。

かつて人が宇宙に夢を抱いていた頃、この無窮の闇の広がりのどこかに人類以外の知的生命がいるのではないかと考えられていた時代があった。
どこかにいるかもしれない未知の知性に向けて、人々は電波に乗せたメッセージを送ったのだ。

長い時が流れ、やがて人類は滅びてしまったが、遠い昔に発信されたメッセージだけは受け取る誰かを求めて無限の闇の中を彷徨い続けていた。
莫大な距離と時間がデータを蝕み情報を損壊させても、それでもかつてアンテナに指向された方角のままに電波は飛び続けた。

やがて、遠い宇宙の果てでついに電波は拾われた。
「H………………….…o……e?」

遠い宇宙の果てに存在した、高度な文明を有する知生体はメッセージを翻訳機に掛け、読み上げた。
「ほえ?」と。

221 :創る名無しに見る名無し:2011/06/23(木) 00:22:08.66 ID:0YQ5GT55.net
う〜んどうだろうね

222 :創る名無しに見る名無し:2011/06/23(木) 19:29:05.72 ID:0YQ5GT55.net
「職務放棄」実践編


223 :創る名無しに見る名無し:2011/06/24(金) 19:09:58.68 ID:kbK6k7kv.net
>>220
何かとても悲しいです

224 :創る名無しに見る名無し:2011/06/29(水) 01:40:22.17 ID:m9zuhCEl.net
>>220
当然だよ。日本人が創った人工言語なんだから。
福沢諭吉もはじめはカナ漢字交じりの表記を普及させようとしたんだけれど五十音は彼らには難しすぎて教えられなかった。
そこで諭吉の弟子である井上角五郎が母子音あわせて半分以下の二十四種類で済む(そう。アルファベット26文字より少ない)ハングルを考案したんだ。
これによって世界一知能の低い朝鮮人と(むろん朝鮮人同士の間でも)言語による意思の疎通が可能になった。
もっともそれで話が通じるかどうかになるともう一段高いハードルがあるようだけど。

225 :創る名無しに見る名無し:2011/06/30(木) 11:01:42.55 ID:kt3NXtJk.net
ss書きの控え室ならエロパロですよ

226 :創る名無しに見る名無し:2011/06/30(木) 11:08:22.85 ID:n76vyGzP.net
誤爆な上にハングルを発明した人(李氏朝鮮の世宗大王であり1400年代の人物)を間違えるとか
本当に恥ずかしい間抜けが居たものだな

227 :浮上に込めた亡者の願い:2011/08/08(月) 01:10:05.31 ID:o2PlyM8H.net
巨大な電子掲示板の片隅に、忘れ去られ埋もれてしまった創作系スレッドが一つあった
誰も見なくなり、誰も書き込まなくなった死んだスレ
そこはまさしく滅びた後のスレであると言えた

そんなスレッドを、たまに思い出しては覗きに来るかつてのスレ住人が一人いる
自分が惹かれ、そして愛したテーマの下に作品が投下されていたこのスレから心が離れられない元住人
(続きモノのあの話は更新されただろうか?)
(もしかして、誰か新作を投下したりしてないだろうか?)
(かつて自分が投下した作品に誰か感想のレスでもつけてたりしないだろうか?)

日々の営みに忙殺されながらも、この場所を思い出すたびに見に来ずにいられない、そいつはそんな未練がましい奴だった
淡い期待を胸にスレを開いたとき、ひょっとするとを信じてスレタイ検索をかけるとき、そこには確かにそいつにとって希望が存在していた
希望とか、可能性とかいう名の鎖に囚われて、滅びたスレに現れ続ける自縛霊のような存在

いつの日か、再びこのスレが盛り上がる事を信じ続けて彷徨う霊魂は今日もまたスレを開いて無念を募らせるのだった
しかしその希望は、その思いは、そいつが現実に死んでしまうか、あるいはいつかスレ自体が消えてしまうまでは確かに存在し続けるだろう
非生産的であっても、可能性がある限りは待ち続けることに意味を見出そうと心が足掻くからだ

過疎の専門版には、そんなスレと亡霊達が他にも無数に存在するという
dat落ちや削除でもされない限り、彼らが成仏する事はない
しかしその未練と希望は彼ら亡霊達が過酷な現実を生きる上でのささやかな希望になっていたりもする

そして亡霊は未練を、希望を叶える為に、スレの復活を信じて!もう一度生者にならんが為にスレッドをageるのだ!!

いざ保守age!!

228 :創る名無しに見る名無し:2011/09/25(日) 22:33:52.09 ID:ArXLHI0X.net
            r 、
        r 、_ .⊆ヽ`二ミヽ、
      (`_ー-=r‐ァ゙=,三ミ、`、 } _
        ,⊆三彡' / ,r===゙゙'---‐¨=丶
       ,ゞ=,.= ‐' /              .:i
        し¬_r=彳、            .:::i
            }c`'ー--- ───---:::'{
          ,. ¬、_O   ___O__...::::::_2!、   いこう。ここもじきdatの海に沈む・・・
        /      .. ̄..  ....::::: ̄:: .:::::ヽ
        /         ,.-t_r‐テ=:.‐ャrテ‐x`.::::::::ヽ
     /      ,. イ `こニ ´゙  Fニ´「[`ヽ、:::::ヽ、
    , '"    ,.r‐'i"「:..._゙ゝ‐-ー- 、r  レ;z亠ッ`'ー゙=ミ- '
  ,f=‐:-,,-<. i::. l:. l:_,≦-`    ` -'" ´_=ミー"_,.:ヽ
 /.:.    `:.  ゙ヾ. l:..ヽ、彡,´        、ミミ゙ー"⌒:ヽ
_/.:._     :.   `'ー-、〃;"   ,,  ,、 、ヾツ   ...;;ヘ
⌒゙ー:...._   `;,,_   ''≠彡ッ彡;,ソ,,リ、,ミ_゙ 丶-‐....::::;;〉


229 :創る名無しに見る名無し:2011/09/27(火) 02:08:30.89 ID:ulUwoCtj.net
10月4日以降までまだスレが残ってたら>>173-178の続きを投下

230 :創る名無しに見る名無し:2011/09/27(火) 05:25:51.93 ID:vruPOn/M.net
確実に残るからさっさと投下しちゃえw

231 :創る名無しに見る名無し:2011/10/20(木) 20:31:48.42 ID:kvOEE1Gc.net
消えてはないけど放置化したな

232 :創る名無しに見る名無し:2011/10/20(木) 20:38:25.71 ID:UYuQiiN7.net

腐ジャニオタ雑談中w


http://jbbs.livedoor.jp/otaku/15028/

【J/U/N/E/談話室】

かつて土星に存在したJUNE小説板とその後継サイトを心より愛する人のための場所です



233 :創る名無しに見る名無し:2011/12/12(月) 02:53:46.80 ID:0bqv1Yok.net
誰もいないのなら私が創作する! 過疎に利く薬! すなわち創作である!

234 :創る名無しに見る名無し:2011/12/12(月) 02:54:16.04 ID:0bqv1Yok.net
 2617年 12月24日 雲量:割合 観測領域2 
 バッテリー残量63%
 記録容量58%消費
 通信:衛星通信途絶中
   :本社通信途絶中
   :一般ネットワーク通信途絶中

 大気組成:段階D 深刻な汚染
     段階Aに移行するまで数百年単位の時間が必要

 記録終了
 自己保全活動再開
 環境再生活動再開
 物資補充手段保全再開

 『それ』は地球上に残された最後の意思を持つ人工物であった。
 汚染されきった大地を捨てた人類が気まぐれに放置した『それ』は、従来型を凌駕する自己保全機能と思考能力を有していたのだ。時が流れ、ロボットたちが整備もされぬまま錆びて、朽ちていく中なかで、『それ』は残り続けた。
 人類の業はすさまじく、小型の動物や、汚染に強い昆虫類、宇宙や深海でも活動するウィルスを除き、すべてを無差別に殺傷してしまった。
 地は割れ、植物は枯れ、食物連鎖の繋がりすら断たれたなかで動物たちは餓えに苦しみ、やがて静かになっていった。
 地球上は大量の放射能とエアロゾルに覆い尽くされ、氷河期に突入していた。
 きっかけは人類の最終戦争であった。文明が進んでも、人はしょせん人でしかなかったのだ。アダムの末裔は愚かにも歴史に学ぼうともしなかったのだ。
 某国が発射した核ミサイルを皮切りに、各国が迎撃ミサイルと同時に核ミサイルを応射した。全自動で行われる究極の攻撃にして自滅の一撃。地球上のあちこちからミサイルが大気圏外に向かっては地上に突き刺さり、巨大な閃光を屹立させた。
 膨大な放射線が生命という生命を殺しつくし、熱線が地上を焼き払い、衝撃波が構造物を塵に変えた。
 もはや存続が危ういと決定した人類は資材という資材、資源という資源、財産と言える財産すべてを根こそぎ巨大な船に乗せて、地球を見捨てた。
 人類という管理者を失った文明は朽ちていくだけであった。
 僅かに残った人類も核の灰と寒さの中で溺れてしんでいった。



235 :創る名無しに見る名無し:2011/12/12(月) 02:55:27.92 ID:0bqv1Yok.net

 『それ』が目を覚ましたのは単純な出来心であった。
 プログラムに加えられた僅か数行にも満たない命令が忠実に実行されて、機能が立ち上がったのだ。
 とある開発者が、『もし地球を浄化せよと命令しておいたらどうなるのだろう』という出来心から生まれた偶然が、『それ』に目標を与えた。
 『それ』は開発者の趣味で古風なロボットの形態をしていた。ドラム缶に蛇腹関節の手足。透明なドームに覆われた凹凸のない頭部。かろうじて人間に近い形状であるものの、見るからに無生物であった。
 『それ』は目を覚ますと、まず自分のなすべき情報の確認を行った。
 すべて回線は不通であり、核戦争で地上が致命的なダメージを負ったことしかわからなかった。
 『それ』は人間以上の複雑さと柔軟さを誇るマニュピレーターを使い、様々なものを分解しては必要な部品を集めて、巨大な通信設備を整えた。世界中に通信を試みると反応があった。同志とでもいうべきロボット達がいたのだ。
 と言っても長らく整備を受けていなかった彼らは返事をするのに精一杯だったし、間もなく停止してしまうことが『それ』には分かった。
 『それ』は手を借りることをやめてたった一人で地上の浄化を遂行することに決めた。
 己が朽ちないように部品を集め、必要なものがあれば作成して、整備施設を整える。
 数年、十年もの時間をかけて地球温暖化を推進する施設を造り、稼働させる。
 作業は気の遠くなる時間を要した。助けも無く、たった一人で地球を暖め、浄化を待つなど、いくら時間があっても足りるものではない。
 だが『それ』は機械だった。人形は与えられた命令を疑問には思わない。せっせせっせと地球を暖める作業をしては、核の灰が浄化されるのを待ち続けた。
 放射性物質が半減期を迎え、地球が浄化するには十万年もの月日が必要となると『それ』は己で計算を出しても、諦めなかった。
 数百年経った。コンクリート造りの建物は氷河に埋まり、人類の残した痕跡は土に埋もれていった。橋は落ちた。ビルは倒れた。記録媒体の多くも経年劣化で失われた。
 『それ』は自らと地球再生の使命を果たすために必要なものを保持し続けた。
 一万年後。わずかに残った植物が進化を遂げて大地を覆い始めた。
 三万年後。人類の痕跡はほとんど消え去ってしまった。皮肉なことに太古の昔より存在していた頑丈な岩づくりの建物や記録媒体は健在だった。
 五万年後。街は消えていた。地形が変わっていた。コンクリート造りの建築物は雨風に晒されて見るも無残に砕けて砂に還っていった。『それ』は拠点を乾燥地帯に移していた。
 八万年後。人類を苦しめてきた有害物質のいくつかが驚異的な自然の再生力によって浄化されていった。『それ』の任務が功を奏したのか地球が温暖な気候へと移っていった。地上は進化した昆虫たちであふれた。
 十万年後――。

----年 --月-- - -量:-- 観測領域-
 バ--リー-量--%
 記録容量--%消-
 -信:衛-通--絶中
   :本社通-途絶-
   :一般ネットワーク通信---

 ----:段階A 浄化完了
     --移民の容易-大気組-

 --終-
 自-保全活動再開
 --再生--
 物資--手段-全再開


 ――通信 宇宙 受信
   アクセス不可……
   通信実行中エラー
   通信実行中エラー
   通信……

唐突に宇宙から降り注いできた通信波があった。受信機能が働き電波を拾った。
 だが、『それ』は通信を諦めた。
 AIの中枢に蓄積したわずかなバグが『それ』の機能を著しく低下させていたのだ。もはや身体を動かすこともままならなかった。中枢は矛盾したデータを出力し続けていた。
 だからせめて任務を続行するために施設の外に出ると、天を仰いだ。『それ』の望遠レンズが衛星軌道上を悠々と闊歩する人工物を目にした。
 『それ』は天に向けて手を伸ばした。人工物が手に入らなくなった影響でパーツの交換も整備もできずに錆びて赤く汚れた部分を。
 腕には筒のようなものが取り付けられていた。
 発射。
 ――パシュン。
 『それ』が長い時間をかけて作り上げた照明弾が夜空にオレンジの星を生んだ。

 「光あれ」

 『それ』はどこかで保存していたデータを再生すると、ぷつりとこと切れた。


236 :創る名無しに見る名無し:2011/12/12(月) 02:56:14.03 ID:0bqv1Yok.net
 十万年後の人類はひどく身体能力を落としていたので、機械の体を使わざるを得なくなっていた。彼らは長きに渡る旅の果てに母なる地球に戻ろうとした一派であった。
 彼らの一人が気まぐれに通信を入れた。事前の調査で人間に相当する知的生命体の存在は確認されなかったのだから、返信があるはずもなかった。
 
 「見ろよ、光がある」
 「ありえない。見間違いだろう」

 と、彼らはかつて人類が話していたような言語とは遠く離れた言葉で会話をした。彼らの見る先にはモニターがあり、明らかに人工的な光が地上付近で輝いていた。
 彼らのうちの調査者が地上に降り立ってみると、乾燥地帯の岩に紛れた人工の建物が存在した。そのすぐそばに、『それ』が横たわっていた。
 偶然なことに、彼らの機械の体と、『それ』の容姿は似通っていた。
 誰かが言った。
 
 「神ではないのか。我々の先祖は彼のような存在をそう呼称したそうだが」

 誰かが彼の中身が機械であることを見抜き、言った。

 「生き物ではないようだが」
 「神とは生物ではないと古文にあったが」
 「ならば神と呼ぶことにしよう」

 以後、彼は移民者たちの間で神と呼ばれるようになった。


 【終】

237 :創る名無しに見る名無し:2011/12/23(金) 15:49:46.75 ID:WFAy4wDw.net
久しぶりに見てみたら良い作品が来ていた
こういうの割と好み
投下乙

238 :sage:2012/01/07(土) 04:25:00.93 ID:0QCVasDl.net
スパコンの神か

239 :創る名無しに見る名無し:2012/01/07(土) 10:55:33.74 ID:RO0FYqal.net
ボーイチのHOTELを読んだに違いない

240 :創る名無しに見る名無し:2012/02/15(水) 14:03:54.07 ID:SOIRShg4.net
保守

241 :虹を探して:1:2012/04/22(日) 05:23:27.53 ID:gF9u5yVG.net
果てしなく広がる泥の海。
止む事無く降り続ける雨。
数百年晴れた事の無い空。

完結した自動生産施設の排煙に蔽われた市街は、今日も虹色の薄汚い工業排水に洗われている。
日々毒性を増していく大気は数歩先の視界さえも赤黒く遮ってしまっていた。
一定間隔で設置された石英水銀灯の輝きを頼りに、私は深々とぬかるんだ通りを壁伝いに移動する。

レインコートに防毒面、抗酸ヴェールと吸気筒、暗視ゴーグルに先導もぐら(モールビーコン)。
お洒落とは程遠い今日のファッションは残念ながら流行の先端を行くパラダイムスタイルなのだ。
土砂降りに掻き消されて聞こえないのを良い事に、せめて陰鬱なこの空の下でもと私は大声で歌う。
盛大に節を外した時代遅れなメロディはまだ工場に人間が必要だった頃の労働歌だ。

この星が行き詰る前までは当たり前に存在した生きる権利と働く義務。
別に懐かしむわけじゃないけど、半分機械になった今でもあの日々に感じてた温もりを忘れたわけじゃない。
年をとらなくなったからといって心まで錆びてしまう必要は無いのだ。

もぐらが目的地到着を告げて泥の海から顔を出した。
いつも「お疲れ様」と労ってやるのだがこいつが愛想を返してくれたことは一度も無い。
薄情な奴め。

配給ダクトから受け取った活性液を一息に飲み干すと、機械の体がほんのりと熱くなった気がした。
「今日も頑張りますか!」頑張る事など何も無いが、まあこれはクセみたいなものだ。
鉄と泥と煙と雨に蔽われたこの世界で、私は今日も生きていく。
ひとまずは、飽きるまで。

242 :虹を探して:2:2012/04/22(日) 06:30:27.63 ID:gF9u5yVG.net
1日1回活性液を補充する以外に私達にはやるべき事など無い。
早い話が毎日がエブリデイなのだ。
生きる事に飽きてしまった連中が早々と泥の下で腐ってしまうのも、まあ気持ちは分からないでもなかった。
お陰さまで今は並ばずに配給ダクトに辿りつけるのだから、先に逝った連中の事を恨む気持ちは無い。

さりとて気の合う仲間も密かに惚れてた片想いのアイツも口うるさい家族もみんなしていなくなった今、正直だいぶ退屈になってきてはいた。
泥を掻き分けながら次の街灯目指して進んでいると、不意に銃弾が飛んできた。
4区画先の廃官庁、型遅れなサイバネティクス野郎がへらへらと笑いながら生体軽機をブッ放しているのが見えた。
暇を持て余した死にたがりが見境無く仕掛けてくるのも最近ではもう珍しい光景だ。

生体弾頭の発する燐光の淡い緑色はとても美しいのだが、薄汚い雨に打たれてすぐに泥の中へと沈んでしまう。
ついクセで身をかわしてしまうが、その程度の運動エネルギーではどの道命中したところで大した被害は無い。
やわらかい癖にとても硬い妙な材質の装甲皮膚繊維に弾かれてしまうからだ。

とりあえずパラメトリックスピーカーで奴さんのいる部屋まで声を届けてみる事にした。
昔ならこの手の暇人はまず相手にしなかったのだが、何せ数ヶ月ぶりの話し相手だ。
種類は問わないから、ともかくお喋りがしたかった。
要はそれくらい会話に飢えていたのだ。

「ごきげんよう、アドレナリンジャンキー!!今日もいい天気だね!」
お?手を振ってきたぞ、良かったノリの良い奴みたいだ。
飛来する燐光が振り返してやった私の腕をかすめて泥を跳ね上げた。
「降りてきて一緒に雨に当たらないかい?外の空気は中々美味いよ」
返事代わりの弾幕に私は肩をすくめるとくるりと背を向けて通りを迂回する事に決めた。

向こうはあくまでも撃ち合いご所望らしい。
スピーカーを絞って最後に別れの挨拶をくれてやった。
「 ま た 来 る よ 兄 弟 ! !」
脳髄を震わせる指向性の超音響で奴を軽くシビレさせてやるつもりだったのだが。
振り返ってもう一度手を振ってやると、向こうも手を振り返してくれた。
距離が離れすぎていてLRADの効きが薄かったようだ。

久しぶりに会った人間と会話らしい会話も出来ずに別れるのは残念だったが、まあそんなものだろうとも思った。
残ってる連中にまともな奴がいるわけなかったのだから。
背中にバシバシと当たる生体弾の感触を楽しみながら私は官庁街を後にした。

243 :虹を探して:3:2012/04/22(日) 07:15:26.53 ID:gF9u5yVG.net
各坐した機動兵器の汎用マニュピレーターの下で少し雨宿りをする。
空を見上げ、雲を睨みながら鎮座する鈍色の棺おけは操縦席のミイラ共々とうに眠りについていた。
今は修羅地獄で戦場の夢でも見ているのだろうか?
それとも天国で英霊として酒池肉林を謳歌しているのだろうか?
何にせよ、結局のところ、この星には「敵」なんて攻めて来なかった。

一生懸命準備したのに、私達の手元に残ったのは勝利でも敗北でもなく泥の中の待ちぼうけだけだった。
緊張の糸が切れた後のゆるくてだらけた空気の中で、完備されたオートメーションに生かされながら暇を持て余す惰民達。
遊んで暮らせるのは良いのだけれど、正直思いつく限りの楽しい事は生身の内にやり尽くしてしまった感がある。

まあ、それでも「飽きた」なんて言い出す気になれないのは今一つ納得できないからなのだが。
本当に「敵」は攻めて来ないのか?
この星の目指すべき方向性は、到達点は、もっと他の形をしていたのではないか?
私の人生とか、ただ泥の中で活性液をすすりながらぶらつくだけで良いのか、とか。
内容は限りなく不毛だが、わりと考える事は沢山ある。
考えるだけで一日が終わる事もあるのだから中々高燃費な心を持っていると自画自賛してしまう。

多脚の泥掻きオートマトンが地平の端で作業をしているのが見えた。
いくら片付けたところでこの泥が本当に片付く事など無いと言うのに、不毛だ。
何も考えずに機体を動かしてるあいつと、考え事をしていて動かない私と、どっちが有意義な存在なのだろう?
この考えも、やっぱり不毛だ。

しかし、不毛な考え事と言うのは楽しい。
時間を忘れて没頭するほどに実に楽しく日々を過ごせるのだから。
不規則な雨の音と薄汚れた視界とが思索とは無縁だった私を哲学者へと変えてくれたのだ。
成果を上げる事無くこの星を泥の塊へと変えた自動生産施設を私はとても愛おしく思った。

244 :虹を探して:4:2012/04/22(日) 08:11:09.86 ID:gF9u5yVG.net
目の前で震えている物体はいったいなんなのだろうか?
怯えたまなざしで私を見上げ、歯を鳴らしながら部屋の隅へと後ずさっているこいつ。
背中には傷付いたレビテーション・ユニットが一対。
ふむ?飛行型か。

幼い頃、親に連れられて祈祷を強制された宗教施設のフラスコ画、こいつはなんとなくアレに描かれてた神の使いとやらに似ていた。
端正な顔立ち、華奢な肢体、無垢な皮膚、一対の翼。
光輪こそついていないが保守的な懐古主義者なら敬虔な感情を抱きそうなルックスをしている。
「お前さんはアレかい?どこかのセクトの偵察ユニットか何かなのかい?」
なるべく穏やかな感じでそう話しかけてやるが、向こうは相も変わらず怯えたままだ。

「黙ってちゃ分からないよ。どっから来たんだい。その羽は誰にやられたんだい?」
目の前のこいつの翼は明らかに被弾による破損を受けているようだった。
どこかの暇人に攻撃されたか、あるいは。
「もしかしてお前さん、宇宙(そら)から来たんじゃないのかい?」
部屋の隅っこで怯えたまま、そいつは何も答えようとはしなかった。

半日ばかり睨めっこをしている内にやがてそいつは眠りについた。
極度の緊張と不安、それに疲労が溜まっていたのだろう。
ゆすっても話しかけてもピクリともしない、まるで泥のように眠ってしまった。
安らかなその寝顔はとても幼く綺麗なものに見えた。

私はそいつが寝ている隙に破損したレビテーション・ユニットを調べてみる事にした。
見慣れぬ規格の機械の翼は、まあ直せそうも無いわけじゃないレベルのそこそこの破損具合。
撃ったのは恐らく地対軌道砲だろう。
まあ、これで大体の事は想像がついた。
後はこれをどうするか、だが。

神の使いに良く似た何かは寝ながら涙を流していた。
泣く機能までついてるなんて高性能な事だ。
何か夢でも見ているのだろうか?
それとも単に冷却液で頭部の放熱を行っているだけなのだろうか?
私には判断がつかなかった。

他人が何を考えているのかなんて未来永劫分かりやしない。
物理的な距離や精神的な距離、社会的な距離や相関的な距離がどんなに近かろうと遠かろうと、肉体を異にする限り他人の心の中身は永遠に謎だ。
およそ他人の心に関する限り、私達は自分の培ってきた常識と感性によって漠然と状況から推し量る他無いのである。
「渉外用インターフェイスとしてみるなら、涙は中々優秀な機能を持っていると言えるよね」
誰に言うでもなく呟いたが、それが私の出したこの問いへの結論だった。

245 :虹を探して:5:2012/04/22(日) 08:58:09.50 ID:gF9u5yVG.net
レビテイターは羽ばたく事無く浮力を与え、神の使いを高く高く舞い上がらせる。
飛ぶというよりは浮かんでいく感じだ。
まあ、結局のところあいつはどこかの偵察ユニットなのだろう。
最初に当たりをつけた通りだと私は思う。
「敵」なのかどうかは分からない、しかし明らかにアレはこの星の外から来たものだった。

光学観測装置の視界の中で、神の使いが大気圏突破用の緩衝ジェルを展開するのが見えた。
この星を覆う無駄に分厚い雲を翼から展開した力場によって薙ぎ払う。
ぽっかりと丸い晴れ間がそらに現れて、数百年ぶりに本物の陽の光が大地に射した。

そう言えばと、ふと思い出す。
雲がこの星を覆いつくしてから数十年かそこいらの内は、わりとみんなして軌道砲やらなにやらで晴れ間を作ったものだが、いつの間にかやらなくなったな。
まあ別に、晴れたら何があるでもなし、やらないから困るでもないのだけれど、ふと思い出したのだ。

神の使いに良く似た何かが成層圏を抜けてどこか遠くへと行ってしまった。
地対軌道砲が何発か飛んだが、当たったのかどうなのか。
砲撃の後の空に丸い晴れ間が幾つか開いて、薄明光線を作り出した。
「天使の梯子」とかって、かつて呼ばれてたアレだ。

まあ、奴が「敵」なのかどうなのか、そんな事は結局のところどうでも良かった。
もし「敵」なら、偵察ユニットが持ち帰った情報を元にいよいよ本当にこの星へと攻めてくるのだろう。
その時はようやくこの星がしてきた準備が役に立つ。
それは恐らく、とてもとても喜ぶべき事なのだ。
格納庫の奥で眠っていた数十億の機動兵器群と大深度工廠がようやく日の目を見れる。
暇を持て余した連中も生きがいと死に場所を見つけられるだろう。

そして、もし奴が「敵」ではなくて単なる旅行者か何かであったなら。
袖触れ合うも他生の縁、数百年ぶりに人助けしてやった事になる。
それはそれで気持ちの良い事だ。

空には中途半端な晴れ間と雲との間にやはり中途半端な虹が掛かっていた。
私はその虹をしばらく眺めた後、次の暇つぶしを探してアテも無くブラつき始めた。
無限に続く死ぬまでの暇つぶし探し。
目的を失った世界の、それは永遠のライフワークだった。

次の虹を探して、私は歩き出す。

246 :創る名無しに見る名無し:2012/04/22(日) 11:17:51.94 ID:oH5DGEyt.net
>>241-245

とても面白かったよ
仕事中だが、いいもの読ませてもらった

247 :創る名無しに見る名無し:2012/04/23(月) 12:12:56.84 ID:0ycRZuwm.net
俺もなぜか仕事中なんだが、ほんと面白かった。ありがとう。

248 :創る名無しに見る名無し:2012/05/21(月) 12:59:36.56 ID:82eSnuIl.net


249 :創る名無しに見る名無し:2012/11/19(月) 16:09:03.72 ID:Xi6UIJO/.net
.

250 :創る名無しに見る名無し:2012/11/23(金) 23:49:53.32 ID:4GKMjvvZ.net
てst

251 :創る名無しに見る名無し:2012/12/04(火) 16:06:33.54 ID:skLvM7fX.net
てst2

252 :創る名無しに見る名無し:2012/12/23(日) 17:10:36.35 ID:rz/cuI4E.net
マスコミは騒ぐのが仕事、トラブルイベント飯の種、興味関心注目を集める為なら誇張扇動捏造もする。十分なリテラシー教育を受けていない者ほど偏向思想デマ宗教エセ科学に感化洗脳される。史上最多発行トンデモ本は新約聖書/感情自己責任論

253 :ななしさぬ:2013/07/20(土) NY:AN:NY.AN ID:ZjQfLksK.net
ここは日本中央部であろう・・そのような声がどこからか聞こえた気がした・・
朝・・空気清浄器の宣伝がされていた・・マウスのような小さい空気清浄器もあれば,
ビルみたいに大きい空気清浄器があった・・自分は思った・・人は・・生きる文明を持っていると・・
自然は崩壊し・・緑でいっぱいだった山もいまや茶色の砂山だ・・
人間とはこれほどまでもやるのか・・。
兄が言った「そういえば・・最近いろいろと高くなってきてないか?」
弟「まあ仕方ないでしょ・・今は活きるか死ぬかの問題なんだから・・」
兄「・・・そうか・・もう後には引けないのか・・」
弟「何くさいこと言ってんだw」
すると兄は外へ出て行った・・
弟「・・あ・・防護服つけたかな・・」
そう・・地球は汚染され続けていた・・しかし中には・「まだ戦争は終わってない!!もっと爆弾を作れ」というやつもいる
もう人類は滅びるのだろうか・・いっそ滅びるなら・・元の地球にしてから滅亡したい・・
自分はそのことをよく思う・・

254 :ななしさぬ:2013/07/20(土) NY:AN:NY.AN ID:ZjQfLksK.net
ある日のニュース、いつもと同じ被害ものばかりだった・・しかし何かいつもと違っていた・・
後ろに武装した人がいたのだ・・その番組はいわばZIPのようなニュース番組だから・・
どうせネタだろうとでも思っていた・・翌朝
また同じニュース番組を見ると目を疑った・・
なんと・・テロリストらに占領されていたのだ・・
テロリストたちはこういった・・
「いいか早く核爆弾をなくしてエネルギーを作れ!!さもなくは・・このビルを爆破する!!」
よく見るとテロリストらの足元に何か黒と緑が合わさった色の箱がある
おそらくそれが爆弾であろう・・
現場にいたならば強行突破していたかもしれない・・
しかし自分は今家の中・・
この放送局ならば歩いて30分くらいでつく
しかし治安部隊や警察が出ているため意味などないだろう・・
「自分にも強力な武器があればな〜・・・・」
と一人でつぶやいた・・
すると兄が返ってきた・・
しかし今日はとても大きい袋で厳重な箱に何かを入れていた・・
おそらくアタッシューケースに入れているわけだからよっぽどのものだろう・・
自分は聞いた 
「なあそのアタッシュケースに何を入れているんだ?」
そういうと兄はすぐに答えた・・
「銃だよ」
耳を疑った・・
銃などどうやって手に入れたのだろう・・
密入しているわけない
自分は考えた・・そして兄に向って言った
「それ・・エアガンでしょ」
すると兄は言った
「いや実弾入りの本物だ・・」
「え?なんでそういうのもってるの?」
「近くにトラックがあったんだ・・そこに箱があってな・・「危険」とは書いていたんだけど・・ついつい見たくなって・・」
「んで?」
「箱を開けたら・・武器があったんだ・・自分は思いついた・・・」
「・・・お・・おう・・(兄よ・・壊れたのか?)」
「これならテロリストらから身を守れる・・」
「・・・・でも・・撃てる?」
「大丈夫だ・・サバゲーで100kllだしたから」
「(そういやサバゲー中毒だったな兄・・」
ほら!!武器を持て!!
その一言で自分は武器を取った・・
「今から復興だというのに・・大丈夫か?・・」

255 :超音波テロの被害者:2015/03/23(月) 23:47:11.56 ID:0C4Mz85H.net
聞こえる声、音。超音波テロの加害者の声。
「もらいました」という声とともに、
形のあるもの、ないもの、奪っていき、壊していく
超音波テロの加害者の声。

超音波による物理的な力で、
ものが飛び、ものが壊れる。
それが人間の体に対してまで。

身体の表面を突き抜け、内臓を攻撃される。
頭蓋骨を突き抜け、意識を失わされる。
聞こえる声、認識できない声で、精神的なダメージ。
人間の体を壊そうとする超音波テロ。

「見続けるのがいやだから、殺して終わる」、
「証拠隠滅だ」という超音波テロの加害者の声とともに
強烈な超音波の攻撃。
叫ばされ、いたぶられ、
超音波テロの卑劣な被害にあっています。
心の底から被害を訴え、祈っています。

天に神に届きますように。

256 :創る名無しに見る名無し:2015/03/23(月) 23:47:37.44 ID:0C4Mz85H.net
I'm suffering from dirty strong supersonic attacks!! Supersonic terrorisms!!
Help me!!

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