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【SS】 コメディ  【ラブコメ】 【パロディ】

1 : 忍法帖【Lv=10,xxxPT】 :2011/08/07(日) 18:18:56.22 ID:qUti1FzT.net
ジャンル:コメディの作品は何でもござれ

ラブコメでもパロディでもシットコムでもブラック気味でもOK
コメディと名がつけば、迷わずここへ投稿して下さい
明るく笑える作品を ときに感動を与える名作を 今の時代は必要としている気がする

短編、長編なんでも構いません

228 :創る名無しに見る名無し:2019/08/13(火) 19:51:24.68 ID:oxhptmnv.net


229 :創る名無しに見る名無し:2019/08/13(火) 19:54:10.93 ID:oxhptmnv.net
尾多君の紹介で、われわれ隠れ研はもう一人の大物オタクに会うことにした。
尾多君は、「この人がすごいんだよ」と言っていた。

体型は彼に似ていて太っていた。というか顔をよく見なければ違いが良く分からない。
「この人が、スナック伊藤君です。」
研田君はいった。
スナック伊藤は振り向いて、
「んんー、ぼくちんになにか用?」
と言った。
「尾多君の紹介できたんだ。すごいそうだね」
「尾多君が・・・・・・ぼくちんそんなにすごくないと思うけど。」
「・・・君のことを教えてほしいんだ」
「たいした情報はないんだけどなあ。まあ、ぼくちんは、味方キャラと同じくらい敵キャラのフィギュア
も持ってるよ」
「ほう・・・・・じゃあ美生物戦士でいうと?」
「第25回登場の「空中生物」なんかは気に入っていて12体くらい持ってるよ。」
「そんなに!すごい!」
すると、彼は興奮しだして、「これが「空中生物」だよ」といって小型パソコンを取り出して見せた。

230 :創る名無しに見る名無し:2019/08/13(火) 19:58:04.22 ID:oxhptmnv.net
「どうしたらあの生物を倒せるの」
美生物戦士だ。空中にいて困っている。
「そうだわ!」びよよよ〜〜〜〜〜ん!!

「そうかその手があったのか」
私は感心した。
「「空中生物」は手ごわい敵だったんだ。・・・・・・・それ以外で言うと、そうだな〜。第57回放送
「食べる生物」のフィギュアも7体くらいもってるよ。」
「そんなに!さすが!」
そして、また見た。

すると、美生物戦士は倒した「食べる生物」をよく見ると、おいしそうに感じた。
そこで美生物戦士は料理が苦手だが何とか調理した「食べる生物」を食べてみた。「おいしすぎる〜。」

彼によると、「食べる生物」自体は、さほど強くはないという、しかしおいしいと言うことで人気が
出たらしい。
ちなみに経費の関係で、彼へのプレゼントはなかった。だから、尾多君からプレゼントをもらったという
情報が伝わる前に早めに会いに来たのだ。
代わりに、ガチャガチャを彼の前でやってそれをプレゼントした。反応はなかった。
こうして、われわれは、「じゃあ」と言って別れた。

231 :創る名無しに見る名無し:2019/11/23(土) 20:06:06.42 ID:/O6lKzCg.net
次々と

232 :創る名無しに見る名無し:2019/11/23(土) 20:06:58.10 ID:/O6lKzCg.net
草野球をすることになった。
それで監督を囲みながら、状況の確認をしていた。相手チームも同じように集まっている。
「これから相手チームのメンバーを読み上げる」
監督は名前を読み上げはじめた。
「一番、だっふん
 二番、竹子
 三番、スーパー俺
 四番、四番
 五番、とうちゃん
 六番、足の裏二世
など、だ。よく覚えておくように」
「ラジャー!!」
我々は答えた。
「特に三番、スーパー俺には注意するように」
「ラジャー!!」
守備につく間に同僚のZさんが、わたしを振り返り、
「監督はああいってるけど俺は七番も気をつけないといけないと思うぜ。
誰かは知らないけどな。」
「ラジャー!!」
わたしは答えた。
監督はベンチを振り返った。すると、通ってる学校のジャージを来た女子マネージャー
が、ベンチでゼリーをスプーンをすくって食べていた。
「マネージャー!相手チームの様子はどうだ。」
マネージャーは双眼鏡を取り出し、相手チームを見た。
「良好です。」
「そうか・・・それはやっかいだな。・・・そのまま監視を続けてくれ。」
「ラジオ」
マネージャーは答えた。

233 :創る名無しに見る名無し:2019/11/23(土) 20:08:25.58 ID:/O6lKzCg.net
「一番・・・だっふん」
放送でアナウンサーが読み上げた。
そういう感じで試合は進んだ。我々も相手チームも一進一退で9回まで進み
サヨナラで勝った。
「やったー!よくあそこを抑えたな。」
「なんのきみも・・・」などと言い合った。
監督は、
「よくがんばってくれた、よくがんばってくれたまえ」
監督の決まり文句だ。今日の試合のねぎらいと次も見据えての発言だ。
「ラジャー」
「それとマネージーが試合中さぼって焼いてくれたサツマイモが焼けているので
それでお祝いだ」
「うほうほ」
「どうぞ。」
マネージャーは親指を立てた。
そしてその場にシートを敷いて、おのおの焼き芋を食べてから帰った。

234 :創る名無しに見る名無し:2019/12/31(火) 18:51:06.31 ID:u8oJDtrL.net
【平行関係】
溶けたアイスが手首を伝う。
暑い日差しの下で私は友人の晃の言葉に戸惑っていた。
晃「俺もうすぐ、この町を出て都会へ行くんだ。」
こんな田舎ではよく聞きそうな在り来たりな言葉に私はどうしようもなく戸惑っていた。

晃とは小学生の時からの幼なじみだ。
地元がかなりの田舎だったためつるむ相手を選ぶことも出来なかったこともあり自然と仲良くなった。
晃は性格に少々難があるものの容姿は割とマシである。
恋愛をするには絶望的なこの町において晃は割と貴重な存在だったりするため、彼の発言は私を中途半端に揺さぶった。

晃「沙織?」
晃が私を呼ぶ。
沙織「聞いてる。」
晃「アイス溶けてるぞ。そんなにショックか。」
沙織「面倒くさいなお前。」

晃「おいおい、面倒くさいなって去り行く友に言う言葉かよ。」
沙織「大袈裟なんだよ。この町から離れたって電波は何処へでも通じるんだから、事後報告でちょうどいいんだよ。」
晃「そう言うもんか。」
晃はつまらなさそうにそう答えた。
だが、実際晃がこの町から消えたらいよいよ恋愛も望み薄になるのは間違いないだろう。
新たな出逢いを夢見るほど私は乙女にはなれなんだ。

沙織「で?どんな反応を期待してたんだよ。」
晃「せめて別れを惜しむべきだったかな。」
沙織「惜しまれても行くくせに。意味ねえだろ。」
晃「まあな。」


晃がこの町を出ていく。
口先だけは大したことないように言ってみたものの、物理的な距離を置くことには不安はあった。
人口の少ない辺境の地に取り残されると考えたら尚更だ。
私の恋愛はいつの間にかサバイバルと化しているようだ。

すみれ「沙織・・・大丈夫・・・?」
彼女も晃と同じ私の幼なじみである。
沙織「んーちょっと寝不足かも。昨日晃が面倒なこと言うもんだから一晩中考え込んじゃってさ。」
すみれ「もしかして・・・ようやくコクられたの?」
沙織「ちげぇよ。ようやくってなんだ?」

235 :創る名無しに見る名無し:2019/12/31(火) 18:51:33.59 ID:u8oJDtrL.net
放課後すみれに晃との一件のことを話した。
すみれ「そっか・・・晃君この町出てっちゃうんだね。」
沙織「まぁ、それ事態は大したことないんだけどな。」
すみれ「この町からイケメンが消えちゃうね。」
沙織「それな。」

誠「それは聞き捨てならねえな、イケメンならここにいるだろうが!!」
こいつは誠、学校一番の脳筋である。
一応友人でもある。
すみれ「あっ・・・うん。」
沙織「今日は武志は一緒じゃないの?」
武志「ここにいます。」
物陰から彼は姿を表した。
沙織「忍者かお前は。」

武志は誠のおまけみたいな存在である。
学校一番の秀才なのだが、体が弱いため気の強い誠に半ば強引に友人にされている。
この極端な二人を足して2で割るとちょうど晃になるような気がすると、彼等に会うたびに思う。
そう、私は普通な恋愛或いは無難な恋愛がしたいだけなのだ。


誠「あいつこの町を出ていくのか。」
沙織「らしいよ。」
誠「じゃあ沙織は俺と結婚するのか。」
沙織「どうゆう理屈だよ。」

誠「晃と結婚しないならもう俺と結婚するしかないだろ。」
沙織「何で私は晃と結婚することが前提で生きてるんだよ。」
誠「お前昔晃と結婚するって言いふらしてたろ。」
沙織「何?」

誠「それはもう情熱的に結婚するって言ってたぞ。」
武志「確かに言ってたね。」
すみれ「私にも言ってた。」
沙織「ウソだろ。」

そう言われてみれば確かに言っていた。
あれは小学生低学年の頃の話。
理性より本能で動いてた頃の話。
所謂黒歴史である。

あの頃の私は若かった。
沙織「私晃のお嫁さんになるー!」
晃「俺もなるー!」
晃は晃で当時から馬鹿だった。

今思えば私は単純に恋愛をしていたのかもしれない。
付き合っていたりはしていないので随分と地味な話ではある。
しかしながらこのまま事が進めば色恋沙汰があった場合と同等の何かを失いそうな気がした。
何より誠が言うようにこいつと結婚するしかなくなる可能性もなくはないのだ。

236 :創る名無しに見る名無し:2019/12/31(火) 18:51:56.47 ID:u8oJDtrL.net
電波は何処へでも届く時代だけど。
それは人との繋がりを軽薄なものにしている気がする。
晃もそれを不安に思っているのだろう。
想いが通じあってる訳ではないが、お互い何かしら不安を抱えている奇妙な間柄である。

誠「それでいつ出てくんだ?」
沙織「今日。」
誠「今日!?」
すみれ「送別会もなしに出てっちゃうの!?」
武志「それで今日いなかったのか。」
沙織「そう。」


自宅から見えるこの町は明日から晃がいない町。
こんなことを考える私は割と結構人情深いのかもしれない。
思いとは裏腹なことを言ってしまうことはよくあるけれど。
そうゆうところが人間たる証拠なんだとか思っていた。

そんなことを考えていたら部屋の窓に何かが当たり音を立てた。
窓を覗くと晃が手をふっていた。
晃「よっ!」
沙織「何しに来た。」

その日の夕方晃と一緒に町を一望できる公園へと足を運んだ。
この公園は晃とよく遊んだ場所だった。
田舎を離れるのが名残惜しいと思い、思い出に浸るような男に都会での生活は無理だとか思った。
そう、きっとこいつは今無理をしているに違いない。

沙織「思い出に浸っても余計空しいだけだろ。」
晃「空しくなりたい気分なの。」
沙織「私といても空しかった?」
晃「さあ、どうだったかな。」

何だかいい感じに恋愛が発展するかと思ったが、随分と淡白な返事が帰ってきた。
どうやら最後に下心を爆発させに来た訳でもないらしい。
出ていくのをやめる訳でもないようである。
こいつは本当に田舎の思い出を噛み締めるために私を巻き込んだらしい。

沙織「お前やっぱり都会に向いてねえよ。」
晃「何で?」
沙織「いちいち陰気だから。」
晃「もうすぐいなくなるのに容赦ねえなお前は。」

沙織「どうせ連絡とれるんだから大丈夫だろ。」
晃「連絡はとれてもお別れはお別れだからな、特別な何かが欲しかったんだよ。」
沙織「だったら送別会の後に出てきゃよかっただろ。」
晃「それもそうだな。」

237 :創る名無しに見る名無し:2019/12/31(火) 18:54:05.28 ID:u8oJDtrL.net
しばし沈黙があった。
正直お別れってゆうものの実感がわいてこない。
連絡がとれるし死ぬわけでもないのだからやっぱりさほど問題はない。
しかし変な不安だけはやっぱり拭えなかった。

沙織「私といて楽しかった?」
晃「さあ、どうだったかな。」
沙織「答えなよ。」
晃「断る。」

沙織「普通こうゆう時コクったりするもんじゃないの?」
晃「お前に?」
沙織「他にいねえだろ。」
晃「冗談でしょ。」

よく分からないが晃をぶん殴っといた。
晃は私を目を丸くしてこちらを見た。
私は殴った自分がよく分からず拳を見ていた。
晃「何すんだよ。」
沙織「さあ、なんとなく。」
とぼけた返事を返す私に晃はため息をついた。

晃「まぁ楽しかったよ。」
沙織「ん?」
晃「すげぇ楽しかった。」
沙織「ん?」

晃「今日はありがとうな。」
沙織「おう。」
晃「また連絡する。」
沙織「おう。」

晃「それじゃ。」
沙織「からの?」
晃「えっ?」
沙織「えっ?」

晃「なんだよ。」
沙織「キスくらいしてやろうか。」
晃「いらねえよ、じゃあな。」
沙織「おう。」

晃はわずかに顔を赤くしてその場を後にした。
気があるならキスくらいすればいいのにとか思った。
何はともあれこれで晃はこの町からいなくなる。
けれど寂しいと思うだけの実感がなかった。

238 :創る名無しに見る名無し:2019/12/31(火) 18:54:30.15 ID:u8oJDtrL.net
すみれ「沙織。」
夕陽を見つめていた私にすみれが歩み寄った。
沙織「見てたの?」
すみれ「うん。」

すみれ「行っちゃったね。」
沙織「最後にキスくらいしてやろうと思ったのになぁ。」
すみれ「えっ?ふられちゃったの?」
沙織「・・・・・・。」

ふとこの何の進展もない晃との関係を思い返した。
結局恋愛に発展しなかったものの、晃はそんな関係を楽しいと言ってくれた。
結局平行線を保ったまま今の世界は回っているのであった。
そんな平行線の上で当たり障りなく生きてる私はそれに相応しい返事をすみれに返すことにするのだった。

沙織「さあ、どうだったかな。」 


おしまい。

239 :創る名無しに見る名無し:2020/05/04(月) 20:11:05 ID:bw9YNguJ.net
こういう時こそ。

240 :創る名無しに見る名無し:2020/05/04(月) 20:12:36 ID:bw9YNguJ.net
2531年の7月7日、今日は、有名RPGゲーム「地面クエストCCLXVI(266)」の発売日だ。
このRPGの第一作目が発売されてから、530年以上の月日が流れこれが266作目となった。
このRPGの主人公「アレコレ」は、画面内の野原で寝転がっていた。
「ちょっと!アレコレ、早くモンスターを倒しに行け!」どこからか声が聞こえた。
彼は起き上がり、
「はいはい、わかってますよ、プレイヤーさん。倒しに行けばいいんでしょ」
この時代のRPGは、AIが搭載されていて、プレイヤーに口答えするようになっている。
「しかし一体、何回魔王を倒せば、やつは死ぬんだ」
アレコレは言った。
「何を言ってるんだ、はやく・・・」
「はいはい、行きます行きます、コントローラーの信号は来てますからご安心を」
 
この時代、RPGゲームについては、製作者がアイデアをひねり出すのに非常に苦労していた。例えば武器や
モンスターである。
アレコレは武器屋へ行った。
「武器買いたいんですけど」
「これはこれは、いいのそろってますよ」
さっそく武器屋は、武器を一通り見せた。
見てみると・・・「20年前に作られた剣」「100年前に見つかった剣」「300年以上前からこの町に伝わる剣」
などである。数字が多いのはもはやアイデアがつきたこのゲームの製作者たちが、数字を入れることで無限に
武器を増やせることを思い付いたからである。
「これなんかどうです」
「120年前いた魔物が持っていた剣」と書いてある剣を取り出した。妙なマークがついてる以外は見た目
は普通だった。
「うーむ」
「アレコレ」は悩んだ。

241 :創る名無しに見る名無し:2020/05/04(月) 20:14:03 ID:bw9YNguJ.net
しばらくして、アレコレは町の外へ出ていた。武器は買わず、すでで戦うことにした。
30秒ほどしてから、モンスターが現れた。
「でたな」
変わった音楽が流れる。
「魔王の手下の手下の手下の手下の手下の手下の手下の手下の手下の手下の手下」が現れた。
モンスターの名前を考えるのも難しくなっているようだ。
「要するに、最下級モンスターか」
ここは、ゲームの初めの町周辺である。
だが素手だったので、ぎりぎりでなんとか倒せた。運よくモンスターは宝箱を持っており、「けっこう丈夫な棒」
を手に入れた。1番か2番目に安い武器だがこれでだいぶ楽になるだろう。
一度町に戻り、体力を回復させまた、外に出た。
またしばらくしてから、モンスターが現れた。
「魔王のゴミ」と「地面ミミズ」が現れた。
魔王は強大な力を持ってるのでそのゴミでさえ最下級モンスター並の力を持っているというニュアンスだろう。
「地面ミミズ」は一作目から出てきているモンスターだ。
このモンスターたちも何とか倒した。

そういう感じでレベルを上げていき、今度は人間同士の組織の争いが起きているという次の町に行った。
その組織のリーダーは、演説している。
「2日前、我々の仲間の1人がボコボコにされた。彼は一か月は復帰できないだろう。仲間がやられてだまっ
ているわけにはいかない。奴らはこの町のルール違反をおかしたのだ。ルール違反で攻撃されれば、我々にも
同じルール違反の攻撃が許容されたのと同じだ。それでわれわれは・・・・・」
とかなんたらかんたらそういう感じで話は続いていた・・・。

242 :創る名無しに見る名無し:2020/05/04(月) 20:15:45 ID:bw9YNguJ.net
アレコレは、そのリーダーの近くに立っていた。
「・・・奴らは強大だが、必ず何か手はあるはずだ。我々はそう考え、そのカギを握る人物を探し当てたのだ」
そのリーダーはアレコレを紹介した。
「モンスター退治を専門にしている、アレコレ君だ。」
拍手が起こった。
「奴らはモンスターを雇っている、君のうわさを聞いて、仕事を頼みたく事務所に手紙を送ったのだ。」
なぜか勘違いされているが、そういう職ではなく、事務所もないのだが、話が拡大していた。送ったのは
主人公の自宅だろう。その手紙を読む前にここに来たのだ。
「はあ」
この町には、2つの組織が対立していて、1つは大きな組織、ここは小さな組織だ。一方は大きい上にモンスターもお
り味方してもRPG的に意味がないため、アレコレはこちらに味方することになる。

それで、奴らの内情探るべく(というか実際はこの件で主人公だけで敵は全部倒してしまうのだが)アジトに
乗り込んだ。
ダンジョン・・・・・というのはこの時代にはあまりない。製作者のアイデアは枯渇しており、そこそこの広さで
一本道になっていた。ただ、洞窟には、たまに、床下収納庫があり、そこに宝箱が眠っていることも多い。よって
たいていのプレイヤーはゆっくり進むのだ(つまり、色が変わっているところを調べると床下収納庫が出てくる
ことがあるので宝箱欲しさに調べながら進む)。

いろんなイベントがありつつも、この両組織ミッションはクリアした。大きな組織のリーダーはモンスターが化け
ていたのだった。
味方をボコボコにした、犯人(人間)はモンスターに指示されたためアレコレは。小組織には引き渡さず事情を話し
しばらく町の牢屋に入れられることになった。
そういう感じで物語は進んでいく。

243 :創る名無しに見る名無し:2021/05/02(日) 18:54:59.25 ID:nQy/9Lk3.net
たまには。
しかし、私が書いた文章に、過剰に反応する人がいるので
そういう人は心の余裕のある時にみてほしい。

244 :創る名無しに見る名無し:2021/05/02(日) 18:57:40.31 ID:nQy/9Lk3.net
「事件です」
「・・・・・・そうか」
われわれは現場へ向かった。

現場につき、ある屋敷に入った。
「これがメッセージです」
わたしは、探偵メンバーの一人、本探君から紙を受け取った。
そこにはこう書かれてある。
「私の身に何かがあれば、10年以内に犯人のもとへ客を装った誰かが情報を探りに来るだろう。そして犯人だと分かれば
正しい対応を犯人にするだろう。その客は私ではない。犯人が故意に私に危険な攻撃をしたと明らかな場合にである。
そして、その客の特徴は・・・」とここでとぎれている。
「・・・・・変わったダイイングメッセージだな、時間的なこととか。」
「それ、ダイイングメッセージじゃありませんよ。被害者は生きてます。」
「なに」
「そういえばまだ、事件の名前を言ってませんでしたね・・・。「山虹川荘連続軽傷事件」です。 」
「・・・・・・・それ、早くいってくれよ、直接聞いた方が早い気がするが」
「なんでも、一回ダイイングメッセージを書いてみたかったとのことです」
「は」
私は少し考えたが
「まあ、何かのヒントを書いてるかもしれん。一応見てみるが・・・・・・この10年以内というのは、軽症の今の話なのか
それとも、これから何か起こってそこからということなのかはっきりしないな」
「細かいところ気にしますね」
「まあ、探偵に限らずだがそういう人物が多少はいるのががちょうどいい」

245 :創る名無しに見る名無し:2021/05/02(日) 19:00:30.64 ID:nQy/9Lk3.net
その時ドアをノックして、家政婦が入ってきた。手に傷テープを張っている。
「ようこそおいでくださいました!皆さん鍋でもどうぞ。」
彼女はなべを両手にそういった。
「ああ。鍋そこに置いといて。」
わたしは言った。
後、傷の具合もだいじょうぶかと聞いた。
しばらくして鍋を囲みながらさらに我々は、考えていた。時間だけが過ぎた。
しばらくシーンとして鍋の音だけが響き渡っていた。
グツグツ、グツグツ、グツグツ、グツグツ・・・・・。
「これはひょっとして・・・普通のことを単にひねって書いただけなのかもしれないな。」
「ええ?」
「我々はダイイングメッセージというのが頭にあって深く考えすぎていた。」
「・・・」
「普通に考えると事件の捜査は10年以内に行われるだろう。単にそのことを言っているだけだったんだ。」
「じゃあ、この「客を装った」というのは?」
「探偵などわれわれのようなメンバーに配慮したんだろう。われわれは身分を隠して潜入することもあるからな。現に
われわれは依頼を受けている。私も多少興味あるがオカルトでは年数などはよく出てくる話だ」
「なるほど、そもそも彼軽傷ですもんね。そこまで謎というわけではないでしょうね」


そして数日後犯人が急に見つかり、われわれは話を聞いてる最中突然逃げ出した犯人を追いかけている。
「まてー!」
その途中、
「ちがうっての!それじゃあUFOは飛ばないだろうが!さっきつくった半重力エンジン・・・」
という言葉が倉庫の様な所から聞こえたが、今は関係ないのでそのまま追いかけた。
「つかまえたー!」
多少もめたが、こっちは数人なので拘束することができた。
こうして我々は、依頼を達成した。

246 :創る名無しに見る名無し:2021/07/10(土) 23:41:33.32 ID:ko5lidZm.net
つづき

247 :創る名無しに見る名無し:2021/07/10(土) 23:44:17.98 ID:ko5lidZm.net
この事件を解決する途中にあったことを我々は整理している。
・・・・・・・・
「会いますか。このメッセージを書いた本人に」
本探君は言った。
「なに、あっていいのか?」
「?どういう意味です?」
「いや、いいなら会おう。そりゃもちろん」
われわれは。今彼が住んでる住宅に行った。
チャイムを鳴らし、しばらく待っていると家政婦らしき人が出てきて応接間へ通された。
しばらく座って待ってると彼が現れた。

「お待たせしました。私が被害者です。」
そういって、彼は「よろしく」と手を差し出した。私は「こちらこそよろしく」と言って
がっちり握手を交わした。
「さ、本探君も」
本探君もがっちり握手を交わした。
「ここではなんですから、場所を変えませんか」
「ええ、いいですよ」
我々は、移動した。
しばらくして総合エンターテイメント施設に到着した。
「「ターマメーマー」未来ロボ現る!」「「ターマメーマー2」未来ロボ味方になる!」
「ターマメーマー1、2同時上映!!」
映画館には、そう書かれてあった。
「この中で話し合いますか?」
「うーむ、別のところにしよう」

248 :創る名無しに見る名無し:2021/07/10(土) 23:46:32.97 ID:ko5lidZm.net
そしてわれわれは、施設の中にある喫茶店に移動した。
「どうしてこのようなメッセージを?わたしは、普通の成り行きを説明したものだと
思っております。」
「ご察しの通りそうなんですが、単純に犯人へ圧力を与えたかっただけです」
「なるほど、一応聞きますがこの「客を装った」というのは」
「直接話を聞きにきましたとそのまま会っても犯人が本当のことをしゃべるわけはありませんと考えて」
「ああ、わかります。」
「まあ、でも普通に考えると犯人を捜すならはじめは犯人より犯人とそれなりに関係ある人に何人か会って
情報を聞くもんなんでしょうけどね。推理小説の読みすぎかもしれませんが、小説ならそうでしょうし。
いきなり犯人が分かるわけがありませんから・・・・・」
「まあ、そりゃそうです。まったく無関係な人も情報持ってる場合もあるでしょうけど。」
「よく小説に出てきそうな自白剤入りのスープでもあれば話は別なんでしょうけど」
「そ、そ、そ、そんなものは使用しません」
などといった会話をして喫茶を出た。
彼と別れ、さっき気になっていたターマメーマーを見た後、ゲーセンで遊びながら客からさまざまな情報を
聞き出した。
その後、すべり台をすべっているおじさんに話を聞いた結果、有用な情報を得られ、それを元に犯人の所に
たどり着いたのだった。

249 :多分これがこの板への初レス:2021/11/04(木) 12:20:09.05 ID:fEOtGEEP.net
ミーーンミンミンミンミーーー    ケェーロゲロ ケェーロゲロ

ミーーンミンミンミンミーーー    ケェーロゲロ ケェーロゲロ

ミーーンミンミンミンスリーーー    ケェーロゲロ ケェーロゲ・・・・(three[3]?・・・・・・)

※注 ( )内は脳内で思った事

250 :創る名無しに見る名無し:2022/01/04(火) 00:56:51.68 ID:O/BqGgso.net
続きが書きたくなってきた。

251 :創る名無しに見る名無し:2022/01/04(火) 00:58:29.02 ID:O/BqGgso.net
「ようやく次の件だな。あの探しものは公園でなくしたんだっけ。」
私は新しく入った依頼の話をした。
「それが、前の件のつづきであの文書は一応そのまま置いておくっていうんですよ。」
「まだやんのかよ!!このネタ!!」
「いえ、あの事件は解決しました。彼もそういっています、しかしこのマーク・・・」
「ああ、何のマークか分からない紙が落ちていたな。」
つまり、山虹川荘連続軽傷事件において実は調べてもわからない謎のマークの紙が現場に落ちていた。
それが犯人が所属していたどこかの組織ではないかと彼は疑っていた。心配性な彼はまた来るのではないかと。
しかし、解決はしたのにそのままの文書では事情を知らない人には意味も通りにくいため、和らげるために
いくつか改めることにしてもらった。
10年以内を30年以内にする。これは、10年後のことを考えている人は多いが、30年後のことを考えてる
人は少ないため意味が和らぐというもの(10年以内も入ってると彼を説得できた)。トラブルが起こりそうなら
できるだけ起こる前にトラブらないような言葉で解決するという内容を入れることである。
ということで、次の件に移ることができた。

252 :創る名無しに見る名無し:2022/01/04(火) 01:00:55.06 ID:O/BqGgso.net
そして次の依頼は、なくしてしまったもの(依頼主はメモリーだと言っていた)を探すというものである。
依頼主がわれわれの所の来た理由は、公にされたくないということであった。
「この公園でなくしたということだな。」
私は言った。
「ええ、もちろんこの公園前までメモリーはあったらしいという話ですから、公園とは限りませんが。」
しばらく探し回っていたが、そういうものは見つからない。
しかし、向こうでブランコをこいでるおばさんを見つけた。
「おお、あの人に聞いてみよう。」
ダダダダダダダッダダダダダダダダッダダダッダダッダダダダダダッダッダダッダダダダダダダ
われわれは、ダダダダダダダッダダダダダダダダッダダダッダダッダダダダダダッダッダダッダダダダダダダ
とおばさんに近寄った。
「おばさん、聞きたいことがあります。」
私は言った。
「あら何かしら」
おばさんはブランコから降りた。
「探し物なんですが・・・」
と写真を見せた。
「知りません」
という風に聞き込みも続けた。もちろん外見だけで、詳しい内容は伏せてある。

253 :創る名無しに見る名無し:2022/01/04(火) 01:02:30.99 ID:O/BqGgso.net
次に、シーソーをしながら、携帯ゲームをしている少年2人に聞き込みをした。
「知らんかね。」
「・・・ああこれ見たことあるよ。」
「おお!本当かね。どこに・・・」
「そんなことよりおじさん、このレアイテムの場所知らない?」
少年たちがやってるのは、「地面クエスト」というRPGゲームだ。「知らない」というと、
「じゃあ、おじさん、一緒にゲームやって探してよ。見つけたら、教えてあげるから。」
「ええ!しかし、おじさんそのゲームやったことないな。」
「大丈夫だよ、こうこうこう押して、地面に床下収納庫を見つければいいんだよ。」
「ああ、それならできそうだな。」
こうしてわれわれは、少年と一緒に、レアアイテム「光るズボン下」を探すことにした。
・・・・・・・・・・
2時間以上はたったであろうか。
わたしは、何個目かの床下収納庫を見つけた。
「次こそ・・・」
床下収納庫を調べた・・・・・・・・なんと!「光るズボン下」を見つけた。
私は小さくガッツポーズした。
「やったー!!」
少年たちは喜んだ。
そうして、少年たちに場所を教えてもらい、ややこしいところにあったメモリーケースを
見つけ依頼を達成したのであった。

254 :創る名無しに見る名無し:2022/05/05(木) 19:23:50.99 ID:xkNPcpcI.net
つづきはもっとある。

255 :創る名無しに見る名無し:2022/05/05(木) 19:26:27.93 ID:xkNPcpcI.net
われわれは、探し物の件で依頼主と対面してソファに座っている。
しばらくしてから、
「ここがどこだかわかりますか?」
と依頼主は言った。
われわれはあたりを見回した。
しばらく見渡していると、
「ここは私の家です。」
依頼主は言った。
私は、出された紅茶をずずっとすすった。
「あの、依頼の件ですが探し物はあれが全部ではないということですね?」
「そうです、別の袋に入ってたと思いますが。2つほどありません。」
私は、写真が入った資料を見た。
「あ、よかったら食パン食べてくださいよ。」
われわれの前には、マーガリンが塗られた食パンが置いてあった。
「あ、ではいただきます。」
わたしは、両手で食パンをもち、一口二口かじった。
本探君も、同じように食べていた。
「その食パンは、そこら辺のスーパーの食パンです。それに対し私の食パンは
高級店の食パンです。」
依頼主は、片手で食パンを持ちながら言った。
「・・・」
われわれはおいしく食べた後、再び資料を見た。
「とにかく探してみましょう。」
わたしは言った。

256 :創る名無しに見る名無し:2022/05/05(木) 19:29:59.25 ID:xkNPcpcI.net
われわれは、再び公園に来た。
今度は、近くの道路も探してみた。
「いぬか、からすが持って行ったんでしょうか」
「うーむ」
「おーい」
すると依頼主が追いかけてきた。
「すいません。あとの2個は家にありました。」
「そうでしたか。ではこれで解決ですね。」
「ええ、しかし、捜索しているところを見学したいので、まだ見つかってないこと
にして捜索続けてもらえませんか?お金も払ってあります。」
「・・・・・・・・別にいいですけど。」
こうしてわれわれはあったけどなかったことにして捜索を続けることにした。
しばらくすると何かうれしいことがあって、小躍りしているおじさんを発見したので聞いてみた。

257 :創る名無しに見る名無し:2022/05/05(木) 19:31:44.51 ID:xkNPcpcI.net
「これなんですが」
わたしは写真を見せた。
「知りません。」
「でしょうね。そうでしょうね。そういうと思ってました。」
「・・・なんと!あなたは未来が読めるんですか!」
おじさんは言った。
「まあ、多少は・・・」
「感動です。」
おじさんと握手した。
そのように、次々と、聞き込みをつづけた。たまに茂みの中を探して見せたりした。
一時間以上たってから、
「分かりました。さすが玄人です。」
依頼主は言った。
「もし本当にこの2個もなくしていたとしても、その探し方ならすぐに探し出せたことでしょう。
本当に感動しました。」
l光栄です。」
われわれは握手した。
こうして我々は、無事事件を解決に導くことができた。

258 :創る名無しに見る名無し:2022/05/05(木) 19:43:37.33 ID:xkNPcpcI.net
>254 変な言い方なので、
つづきはもっとある。→もっとつづくよ。

259 :創る名無しに見る名無し:2022/05/19(木) 02:40:05.13 ID:7VLUlcRY.net
https://i.imgur.com/Sxk4NyM.jpg
https://i.imgur.com/VyS2K46.jpg
https://i.imgur.com/flxWg2T.jpg
https://i.imgur.com/9ao1Dmf.jpg
https://i.imgur.com/z0ZQvsb.jpg
https://i.imgur.com/oSK3wkn.jpg

260 :創る名無しに見る名無し:2022/08/15(月) 00:01:51.71 ID:1UioIikV.net
?リンクは見てないけど
つづ

261 :創る名無しに見る名無し:2022/08/15(月) 00:04:15.61 ID:1UioIikV.net
われわれは、今、ある依頼主の家にいる。
「どうぞ」
関係者らしき女性に応接間に案内された。
机には、なぜか大量のペットボトルのお茶が置いてあった。
そこで座っているとすぐ依頼主が来た。
「依頼はですね・・・並んで待って、品物を受け取ってくださいというものです。」
「その前にすいません、資料を置きたいんですが・・・」
私は依頼主に言った。
見ると、置けない。
「ああ、お茶で置けないんですね。お茶が好きなもので、なんとか、立てるか、バランス
よくお茶の上にでも置いてください。」
難しそうだった。いろいろ試行錯誤していると、端が少し開いていたのでそこに置こうとした。
「あ」
「どうぞ」
女性がそこにさっとティーカップを置いた。
「・・・」
「私の奥さんです。」
われわれはぺこりと礼をした。
「どうぞ、遠慮なく。」
依頼主は言った。
奥さんもぺこりとして、部屋を出た。
「・・・しかしどうしてそんなにお茶好きで?」
私は聞いた。
「無茶という言葉があります。茶がないと書きます。茶がないから人間は無茶なことをする
と私は思いつきました。それが3日前のことでした。」
「・・・なるほど、そういう考えも・・・しかしこの置き方の方・・・」
「どうぞ」
依頼主は、わたしと本探君に机のお茶を一本ずつ渡した。
そのお茶を手に持って、資料をその空いた空間に置こうとした。

262 :創る名無しに見る名無し:2022/08/15(月) 00:07:29.34 ID:1UioIikV.net
その時、子供たちが入ってきた。
みると、おもちゃを取り合っている。
「なに―――な―――。」
「こらこら、ここへは来ないように言ったのに」
「これぼくんだよー。」
子供たちが座って遊びだした。
「ボギャーン!!ドッゴーン!!」
ロボットが攻撃で多少壊れた音だ。
「このロボは、机に置いとかなきゃ。修理中。」
とさっき空いた空間に置いた。
「・・・」
「机のことは気にしないでください。」
依頼主は言った。
「いえ、そういう問題では・・・」
「それはそうとこの腕についてはどう思われますか?」
本探君が、(重さで)プルプル震えた半袖の腕を見せた。
「たくましい腕ですね。そういえば、もっている物体は、この上でも置いてください。」
と、折りたたみの小さい机を出してきた。
われわれはそこに物体を置き、依頼について話し合った。
その後、依頼の場所に行った。中が暗く分かりにくい建物だったが、正直、話を聞いて
る時よりは、難度は高くなく、依頼を達成できた。

263 :創る名無しに見る名無し:2023/01/03(火) 16:53:19.92 ID:1PO8X12m.net
つづ

264 :創る名無しに見る名無し:2023/01/03(火) 16:54:48.74 ID:1PO8X12m.net
われわれは、トラブルに悩んでいるという依頼主の家にいる。
「わたしは、自分のこういうやり方でみんなが幸せになると思っていました。しかし、少なくとも
一部の人たちには違っていました。私はその一部の人のことも考えおくべきだったかもしれません。」
依頼主は言った。
「言いたいことは分かります。よくある話です。」
私は言った。
「こんなこともあったのです。ちょっと耳を・・・」
私は耳を近づけた。
「!!!」
依頼主は、何事かを話した。
「なんて・・・事実だ。」
私は言った。
などといろいろ話した後、私はいったん席を立った。
「おっと、わたしとしたことがあろうことに」
ドン!
その時うっかり、最近はまっている「地面クエスト」の説明書をポケットから床に落としてしまったのだ。
「おや、おやりですか?裏技しってます?」
そんな流れで、たまたま依頼主から、裏技などを聞き出した私は、ゲームを進めることにした。
以下は、ゲームを進めているところである。

265 :創る名無しに見る名無し:2023/01/03(火) 16:57:46.33 ID:1PO8X12m.net
今、主人公勇者と、回復薬使いの2人は、ある村の人助けイベントをクリアしたところだ。
仲間の回復薬使いは、回復薬の効果を1.2倍にする能力を持っている。30回復するアイテムなら
36回復させることができる。
「本当にありがとうございました。」
村人からお礼として、カギの形をした首飾りをもらった。何かに使えそうだ。
その時、その様子を見ていた人物が話しかけてきた。
「あなた方のような人達を私は待っていました。」
見ると戦士の格好をした人物が話しかけてきた。
「ぜひ、あなた方の仲間に入れてください。」
そういって手を差し伸べてきたので、握手をした。待望の仲間である。
こうしてわれわれは、剣アレルギーの戦士を仲間にすることができた。
剣は持てないが、盾は持てる。

そしてわれわれはしばらく進んだ後、次のイベント未確認生物村へと到着した。
この未確認生物村では、ツチノコが出るという森に行く必要があった。そこでツチノコを発見しなければ
ならない。
「気を付けなされ。」
村長の言葉を聞いた後、われわれは森に向かった。
戦士には、適当にパチンコを持たせてある。
しばらくすると、モンスターが現れた。

266 :創る名無しに見る名無し:2023/01/03(火) 16:59:24.35 ID:1PO8X12m.net
つちへびが2匹だ。
「ん?」
このモンスターの形、どうみても「つちのこ」だ。早くも発見か。
モンスターが先制攻撃してきた。
つちへびAは、口から仲間をはきだした。
つちへびBは、口から仲間をはきだした。つちへびは、普通のへびの形に戻った。
ゾンビねずみAがあらわれた。
ゾンビねずみBがあらわれた。
ゾンビねずみAのこうげき、回復薬使いは、538ポイントのダメージを受けた。回復薬使いはしんだ。
ゾンビねずみBのこうげき、勇者は、462ポイントのダメージを受けた。勇者はしんだ。
戦士は、みをまもっている。
ゾンビねずみBのこうげき、戦士は、19ポイントのダメージを受けた。戦士はしんだ。
「・・・」
全滅したので、さっきの村に戻された。
難易度が高そうなので村長に再び話を聞いた。
「これはさっき言おうか言わまいか迷ったのですが、・・・あの森には、一撃死の攻撃力を持った
モンスターが出現します。」
「・・・」
われわれは、再び森に向かった。
途中、地面に宝箱があったため、それを開けた。なんと「くさった剣」を手に入れた。
試しに戦士に装備させてみた。なんと装備できた。剣と認識しなかったようだ。
多少べたべたしていたが。
その装備のおかげと、逃亡をうまく使うことにより、檻に入れられたツチノコらしき生物発見した。
その檻のカギをこのまえもらった首飾りで開けることができた。
「に゛ゃ ー」
イベントをクリアした。
その勢いで、依頼ももちろん達成した。

267 :創る名無しに見る名無し:2023/05/07(日) 01:08:11.86 ID:2akUcZeJ.net
つーづ

268 :創る名無しに見る名無し:2023/05/07(日) 01:11:14.31 ID:2akUcZeJ.net
探偵をやっていると、変わった依頼や不可能な依頼をする依頼者がやってくることがある。
ちょうど今、そういう依頼を受けているところだ。

それは「地底世界を探索してほしい」というものだった。
実は、ゲーム「地面クエスト」にそういうイベントがあり、それを見て影響を受けたという。偶然、
わたしは、そのゲームをやっていてしかもそのイベントの真っ最中であった。
いきなり依頼者は興奮気味に話しだした。
「地底には太陽があり、水も豊富です。太陽は夜に水の中に沈むのではないでしょうか。しかし
その太陽は消えたりしません。それはなぜか。それはギリシャの火のような水にも消えない構造でできて
いるからです。水は豊富ですが、温泉だらけでかぜをひきません。ギリシャの火は地底から流出した
技術なのかもしれません。多くの温泉も地底世界から湧き出ているのかもしれません。地底世界は
25時間周期で一日が終わりであり、元々地上の人類は地底世界の出身なのでしょう。」

と依頼者は元々あるオカルトの入ったゲーム内容と何の根拠はないがやたら独特の想像と思えるような
ものをあわせたようなことを興奮気味に言った。ゲームのこともありオカルト的なものもやや興味はあったが、
「しかしさすがに、そういう現実にあるかどうか分からないものは、達成できないものと
思ってください。」
しかし仕事がない時期だったこともあり低予算でできる範囲でいいなら調査はすると依頼を受けた。
ちなみにそのゲームのイベントは裏技的なイベントである。
あくまで参考のために、依頼主が影響を受けたという私がやっているゲームの現在の状況を説明する。
この間の続きだ。

269 :創る名無しに見る名無し:2023/05/07(日) 01:12:49.28 ID:2akUcZeJ.net
そして・・・
「こちらです」
ツチノコはいった。元々は地底世界の生物だというツチノコにつれられて、われわれは、地底世界へ
と向かった。
と言ってもしばらくは、その入り口に行くまでに地上の山々などを越えなければならず入口まで
長い道のりだった。途中町や村もいくつかあった。そして地底世界の入り口にたどり着いたのだ。
ちなみにその時点の武器の装備は、
勇者・打倒な剣、回復薬使い・90%OFFのつるぎ、戦士・くさった剣(+矢付き盾)だ。
戦士はくさった剣しか装備できずそのままだが、攻撃した敵に矢が飛んでいく「矢付き盾」を
装備している。その盾は防御がやや弱くスピードが多少落ちるのが難だが、攻撃されても
爆発しないと、プレイヤーに評判の(王道ではない)武器だ。
地底世界では、われわれは、以下のような会話をした。
地上の人類が地底世界の情報や技術を得れば、すべての地上の問題は解決するとか、
地底世界のことは、地上の一部の人たちによって隠蔽されている・・・など。
よくできているので、影響を受けたのだろう。

270 :創る名無しに見る名無し:2023/05/07(日) 01:14:40.97 ID:2akUcZeJ.net
リアルに戻る。
われわれがやったことと言えば、無理だと思いながらも形だけは整えるため、海岸にある洞窟に
カメラ付きドローンを飛ばして中の様子をできるかぎり見てみる、地面にたまに見かける
小さな謎の穴にカメラ付いた長い延長コードをつなげてどこまでいけるか調査、オカルト系の
書物にある資料の調査などだ。
洞窟にはこうもり、小さな穴からは、モグラといもむしが出てきただけに終わった。
「これが地底モグラです。」
本探君に見せた。
「・・・・・・・・・正直に、何もなかったといいましょう。」
そして依頼者にはゲームの話でなんとか場をしのぎ、調査して一応編集した(洞窟や生物
が映っている)映像と、得た資料を渡すということで、依頼は打ち切りに納得してもらった。

271 :創る名無しに見る名無し:2023/08/15(火) 02:00:40.17 ID:Ml0TQx8w.net
つづ

272 :創る名無しに見る名無し:2023/08/15(火) 02:02:46.49 ID:Ml0TQx8w.net
相変わらず仕事がないわれわれは、このあいだ打ち切りにしたはずの地底探索の依頼を
再び受けることにした。
彼が、まだ話足りないと多少妄想的な発想の話がまだあるようでつづけることにした。
決してネタがないわけではない。
つづけると分かって、彼は喜んだ。
「ジムのインストラクターなら何か知ってるかもしれない。」
「!!そうですね、いってみましょう。」
こうしてわれわれはジムへと向かった。
ジムでは、一人の男性インストラクターが、一人の女性を指導していた。
「パワーが入りすぎてるんだ。・・・もっと肩のパワーを抜いて」
あの〜と声をかけ、
「地底世界の話なんですが・・・・・」
「!!」
かれは、おどろいた顔をした。そして、
「わたしは・・・・・・何も知っちゃいないんだ。本当だ。・・・頼む・・・お願いだ、信じてくれ――!!」
こうして、われわれはジムを出ることにした。
しばらく歩いた後、
「あのインストラクター、明らかに。」
「ああ、なんだったんだろう。」

273 :創る名無しに見る名無し:2023/08/15(火) 02:04:57.33 ID:Ml0TQx8w.net
とりあえず、依頼主にその話をした。
「まあ、そう簡単ではありません。この前のつつきなんですが・・・」
探索は難しくとも話を聞くだけでも納得してくれそうだ。
「地上は、地底に似せて作られた世界なのかもしれません。海を見ると太陽はまるで、水の中にに沈んで
るように見えます。騙されて連れてこられた地底人でもいたんでしょうか。地上をまだ地底世界にいるのだと
思わせる必要があったのかもしれません。それとも単に移住するつもりだったのか。
地底は天国みたいなところだとすると・・・そういえば天国という言葉が、ありますが、天国とは、「てんじょう」
のある国のことを言ってるのかもしれません。天井のある国それはまさしく地底世界といえます。
反対に地上は、天井はなく地面だけといえます。地上こそ地獄のことでしょうか。」
「ちょっとまってください、いっぺんに言われると分からないので、箇条書きでもしてみましょうか。」
興味はあるもののまったく根拠のない話なので探索の情報としてはあまり意味はないが、あとで聞き返され
た時、答えられないと依頼主の気分を悪くするだろう。
「そういえばヴぉイニッチなんとかというのがあります。きっと、ヴぉイニッチなんとかというのも地底世界のことが
書かれてるんでしょうか。よくわからない植物や温かい温泉みたいなところなのか裸の人々がいて、
生命のなる木みたいのもあるのかもしれません。例えば懐妊してる女性はその植物とつながることで、子供を
体内でなく、植物で産むこともできるということなんでしょうか。本には文字もあります。何の文字か分かり
ませんが、何か仕掛けがあるのか。例えば、付属の透明シートみたいのかが実はあってそこに点と線が書かれ
ていて、その透明シートをかぶせると完全な文字になるとか。」

274 :創る名無しに見る名無し:2023/08/15(火) 02:07:09.97 ID:Ml0TQx8w.net
「ではなぜそういう世界が隠されてると思います?」
「地底世界に人はたくさんいて、これ以上入れると困るとかあるのかもしれません。しかし、私が思うに
地上の技術も発展しています。そういうところがあっても地上の人が殺到することはありません。とりあえずは
映像だけでも映して、それが見られれば満足なのです。にもかかわらず、なぜか殺到するとか過剰に心配し、
利益を守るためとかで隠しているのでしょう。」

われわれは、試しにこの聞いた話をさっきのジムのインストラクターに見せに行った。
「!!」
インストラクターは震えている。
「いいから、いいから、わたしは何も知らないんだ。・・・おお!君、なんて速さとスピードだ、いいぞその調子!」
われわれの方を見ないようにして指導を続けた。
とにかく、主に依頼主の話を聞くという依頼は、一応達成した。

275 :創る名無しに見る名無し:2024/01/12(金) 17:46:22.54 ID:SskpVlNM.net
次のの

276 :創る名無しに見る名無し:2024/01/12(金) 17:48:41.77 ID:SskpVlNM.net
「「天地地球教」をご存知ですか?」
さっきのつづきだ。
「?それはどういう信仰をしている団体ですか?」
わたしは聞いた。
「信仰かどうかは分からないのですが、なんでも、地底と同じ生活をしてみようとうたっている団体です。
私とはいえば入会するつもりは全くないんですがしかしたまに彼らが持っている情報は得ています。
あなたならもっと多くの情報をもらえるかもしれません。」

ということで、しばらくしてこの団体にも聞き込みをすることにした。
取り次ぐとあっさり部屋に通された。
「私が代表です。」
中高年っぽい男性が入ってきた。
「どうも、わざわざすみません。しかし代表と今、おっしゃいましたが教祖はどなたです?あなたがそう
なんでしょうか?」
「残念ながら、わたしたちの団体には教祖はいません。私も顧問のような代表です。なにせ代表の私でさえ、地底の
ことはまだまだ分かってない状況なのですから。教えられることは少ないのです。「天地地球教」という名前も
こういう名前ならしっくりくるんじゃないかと雰囲気で付けられたものです。地底の未知のパワーを学習しようと
いう意味が込められています。まあ、わたしたちは、地底人が利用していると考えられる未知の地球パワーを
探求してますが、それに救いを求めているという人も受け入れてるのは間違いありません。
あなたも入会しませんか?今なら入会するとこの地底服がもらえることでしょう。」
すると変わった模様の服を見せてくれた。
「631円払えば、このバッジもついいてきます。胸ポケットあたりにつけるといいでしょう。」
バッジもあるようだ。
「いえ」
「よければ・・・入会脱退はいつでも自由です。信仰もなく、サークルみたいなものです。だから何かを別に信仰
している人が入会したとしても特に今のところ問題ありません。日本での活動ですのでそういう人はたまたま
少ないですが。それでは中を案内しましょう。」

277 :創る名無しに見る名無し:2024/01/12(金) 17:51:10.60 ID:SskpVlNM.net
われわれは、講堂のようなところに案内された。
「あれはなんでしょうか?」
教壇のようなところの前に、ガラスか何かのケースの中に何か盛ってある。
「あれは、地底の土と噂されるものです。メンバーが発見して持ってきたものです。」
何か様々な色のついた土のようだった。
「さっき言ったように信仰とかはないんですが、年に数日間、業は行っております。」
「それは・・・」
「それは一日25時間の生活を数日間行うというものです。地底世界は、一日25時間だと想定してます。
慣れておかなければいけません。その業はここでも自宅でもいいです。」
われわれはいろいろ歩き続けた。
「地底世界は、地上にはない動植物、技術、物質があると考えられます。
・・・・・・ここだけの話ですが私たちの長年の研究では、ツチノコは、地底世界の生物ではないかという説に
最近至りました。」
「ああ、その話は知ってます。」
「これをご存知で!!・・・どこでこの極秘情報をえられたのですか?」
「あ、それはテレビゲームです。」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・
とにかく、ツチノコはなぜあんな形をしてるかも私たちは試しにいろいろ考察しました。」
「それはなんでしょう。」
「地底世界は栄養が豊富な所です。そうすると、動物は、みんな太るか体が大きくなる可能性があります。まあ、
人間は、ある程度食べたい量違って決めてますから、太っている人もいれば、そうでない人もいると思います。
だとするとツチノコは太るわけですが、なぜあのような形をしているかとすると、手足のない形状でそのまま太ると
動きが素早くなくなる可能性があります。そこで、動きが素早いままになるよう中心あたりだけ太るという動物になった
と思われます。」
「なるほど」
「ツチノコが、たまに地上で見かけるのは、人間は通れないが、へびくらいの大きさの空洞が、地底から地上ににいくつも
空いてるためだと考えられます。」
「ああ」
「しかし地底世界などもそうですが人類を幸福にする真実の情報は、何かの権力によって、隠蔽や捏造されているといわ
れております。しかし我々は隠蔽や捏造するような権力乱用の団体には屈しません。」
大きな部屋に案内された。
・・・・・ここが地底食食堂です。今、何人かのメンバーが食べてます。さあ、あなたがたもどうぞ。」
そうしてわれわれは、地底食のようなものをご馳走になった。地底食の持ち帰りも可能だということで、依頼者に食事と
報告をするべく事務所に戻ったのだった。

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