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勇者「これで終わりじゃぁあ!魔王「くっ!時よ戻れ

1 :創る名無しに見る名無し:2011/10/10(月) 01:05:26.99 ID:J2l7l7sg.net
最初の村
勇者「うおおお!って?あら」
牛「もー」
勇者の目の前には魔王の代わりに牛がいた。勇者は振りかぶった剣を腰の鞘に納めた。
勇者「どうなってんの?」
辺りを見渡すと長閑な風景が広がっている。勇者は牧場にいる様で牛に囲まれている。
村民「なにやっとるかぁ!」
杖を振り回しながら村民が勇者に向かって来る。
勇者「なにって?魔王はどこ?」
村民「魔王だ?魔王は世界の果てにおるわ!けったいな格好しおって、牛が驚いとるわ!出てけー!」

61 :創る名無しに見る名無し:2011/11/08(火) 17:51:32.12 ID:8b1XvHwb.net
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62 :創る名無しに見る名無し:2011/11/08(火) 17:52:18.75 ID:8b1XvHwb.net
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63 :創る名無しに見る名無し:2011/11/08(火) 17:54:41.88 ID:8b1XvHwb.net
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64 :創る名無しに見る名無し:2011/11/08(火) 17:55:56.90 ID:8b1XvHwb.net
・・・その瞬間、会場内に一発の銃声が響いた。

それはとても軽やかに聞こえた。乾いた銃声というのはこういうものなのだろう。
そして音響の優れたこの会場の中で、硬質な反共音が響き渡った。

同時に、壇上の>>60の頭が砕け散った。
まるで中から爆発したかのように、血と肉片らしきものがパッと飛び散るのが見えた。

そこからはまるでスローモーションのようだった。

頭を吹き飛ばされた>>60は、尚も己のブリーフパンツを手で掲げながら仁王立ちしていた。
私はその時、何かを叫んでいたかもしれない。
だが、何を言ったのか、全く記憶がない。

そして私の視界の中で、>>60のペニスがピクリと痙攣した。

ふたたび銃声がひびく。
それとともに、>>60の腹が破裂した。

>>60の膝がガクリと折れた。
そのまま崩れるように、>>60の身体が床に倒れた。

私は尚も壇上を見つめていた。
血まみれの>>60の死体に向かって、紺色の制服を着た武装警察隊の隊員たちが押し寄せてゆく。

会場はもはや収拾がつかなくなっていた。
泣きわめきながら逃げようとする群衆を、武装警察隊の連中が殴りつける。
観客への発砲は許可されていないのだろうか?その代わり彼らは銃床で遠慮なく群集の頭を殴りつけている。

「・・・おいミーシャ!早く抜けるぞ!」
イワンが私の裾を掴み、力強く引っ張った。
非常用通路へ連なる扉が、直ぐ目の前にあった。

私はよろめきながらも立ち上がり、イワンに続いてその扉の間に身を投げ出すように飛び込んだ・・・。

65 :創る名無しに見る名無し:2011/11/09(水) 12:20:48.08 ID:tS3GMwUH.net
異世界ファンタジーの物語書いてる。ちょっと見てくれるか?
http://toki.2ch.net/test/read.cgi/news4viptasu/1320491988/

そんな事より、僕の書いた高度な小説をみてよ!o(^▽^)o
スレ主の頭じゃ理解出来ないかもしれないけど、超面白いからさ(^ー゜)

66 :創る名無しに見る名無し:2011/11/10(木) 17:59:39.43 ID:1ICHYi5t.net
・・・勇者さまこと>>1は目覚めた。

それはこれから始まる伝説の幕開けとなる、英雄の目覚めそのものだった。
朝日が勇者さまのブサイクな顔を照らす。
目ヤニがたくさん溜まった目が、ゆっくりと開かれる。

眠い目をこすりながら、勇者さまは公園のベンチの上で身体を起こした。
寒さに震えながら立ち上がり、公園の水道の蛇口を捻って顔を洗い始める勇者さま。
薄くなった髪を気にしながら丹念に顔を洗い、汚れて茶色くなったタオルで顔をゴシゴシとこする。

その姿は完全に社会の負け犬そのものであった。
冒険に負け、かといって死ぬこともできずに、恥辱と屈辱に塗れながら生き恥を晒している・・・
・・・それが、現在の>>1こと勇者さまの偽りの無い本当の姿であった・・・。


・・・勇者さまこと>>1がファンタジーを目指した(=逃げ込んだ)のは、はるか遠い昔の高校生時代、
それは、どちらかといえばかなり偏差値の低い高校に通っていた時分のことだった。

ラノベの走りのようなファンタジーノベル(名誉のために名は伏せる)を読み、天啓を受けたのだ。
エロゲにも没頭し、現実ではありえない目くるめくロリエロ恋愛ストーリーの世界にどっぷり。

そして勇者さまは妄想を始める。

自分は太古の昔の伝説的英雄の血をひく勇者さま。
パッとしない中学二年生くらいの童貞男子が妄想するような幼稚なファンタジーの世界を、
この世界の真理を、そして本当の自分を探して旅をするのだ。

遠き先祖から受け継がれた伝説の剣、ティルフィングを携え、生まれ育った村を旅立つ勇者さま。
旅のお供はもちろん・・・美少女たち(※全員、萌えキャラで処女ってのが最大のポイント)

ツンデレの女戦士、ドジっ子ロリの魔法使い、回復系白魔法を使う清純派系王女様、
エルフ族とのハーフでちょっとヤンデレの美少女、ヴァンパイアの血を引く謎めいた妖艶な美少女(なのに処女)、
大体この辺りの定番美少女キャラを一通り取り揃え、しかも全員都合よく勇者さまこと>>1のことを愛していて、

身近な男キャラは出家僧侶だったらホモキャラだったりと事実上虚勢されてて勇者さまの恋のライバルとはならず、
つまり登場する美少女キャラは全部、勇者さまが独占でき、
そんな複数の美少女たちとの恋愛関係の方が肝心の冒険よりもエピソードとしては長くなったり、

もちろんエッチシーンなんて・・・・・・ねえ。

もっとも当時、現実の高校生活ではそんな甘い体験など一切なし。
それどころが「>>1くんって、キモいよね」と女子たち陰口叩かれる始末。
ヤンキー連中には嘲られ、クラスメイトの多くに距離を置かれ・・・

・・・そんなこんなで、中二病ムンムンのファンタジーに逃げ込むしかなかった高校時代の勇者さま。
のめりこめばのめりこむほどに、勇者さまは中二病を悪化させ、現実世界のレベルは下がってゆく。

そして2011/10/10(月) 01:05:26のことだった。・・・勇者さまはついに目覚めた。
「もしかしたら俺は本当に英雄なのかも!」と勘違いし、ついにこのスレを立てるに至ったのである・・・。



・・・目覚めたあの若き日からすでに幾年月が経っていた。

勇者さまは、未だに過酷な現実社会のなかを漂浪していた。
見果てぬ夢を追い求め、有りもしない才能を信じ、見果てぬ夢にすがり付いている冴えない男のままだ。

もう、とうに終わってしまった夢・・・だが、その事実を受け入れてしまったら、勇者さまは壊れてしまうであろう。
目覚めぬ夢のカケラに埋もれて、延々と彷徨っている今の勇者さまは、もしかしたら幸せなのかもしれない。

67 :創る名無しに見る名無し:2012/03/11(日) 03:24:55.45 ID:pUrtSSV2.net
しえ

68 :創る名無しに見る名無し:2012/05/19(土) 03:16:35.02 ID:SxzSI4Mf.net
大丈夫、続くから。

69 :創る名無しに見る名無し:2012/05/24(木) 15:46:04.81 ID:+3LALOJJ.net
支援

70 :創る名無しに見る名無し:2012/05/31(木) 06:12:42.17 ID:dPmaDhqD.net
どう続くねん?

71 :創る名無しに見る名無し:2012/06/12(火) 18:12:58.86 ID:ecGLTr+M.net
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72 :創る名無しに見る名無し:2012/06/12(火) 18:14:27.87 ID:ecGLTr+M.net
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73 :創る名無しに見る名無し:2012/06/12(火) 18:15:51.19 ID:ecGLTr+M.net
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74 :創る名無しに見る名無し:2012/06/12(火) 18:17:04.94 ID:ecGLTr+M.net
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75 :創る名無しに見る名無し:2012/06/12(火) 18:17:59.76 ID:ecGLTr+M.net
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76 :創る名無しに見る名無し:2012/06/12(火) 18:54:47.95 ID:ecGLTr+M.net
ドアを幾分乱暴に閉めた>>1は、歩きながらスーツのジャケットを脱ぎ払い、ネクタイを毟り取るように外した。
薄暗い部屋の中で、夜光塗料表示の時計だけが虚しく光っている。
窓の外には市街地の明かりが見える。このマンションは駅から遠いが、見晴らしだけは結構いいのだ。

「どうしたんだろう、俺は」そう>>1は自問自答した。
そしてズボンを脱ごうとしたとき、>>1は自分が激しく勃起していることに気付いた。
ドタバタと騒々しくズボンを脱ぎ捨て、>>1は部屋の明かりのスイッチをつけた。
蛍光灯の明かりが、>>1の部屋全体を照らす。いつもどおりの部屋だ。
29型の液晶テレビ、滅多に使うことのないプレステ3とHDDブルーレイプレイヤー。
ニトリで買った格安の二人用ソファーと、白木木目のテーブル。
テーブルの上には会社の資料に雑誌、テレビのリモコン。
そして、そこにはなぜか、一本のダイナマイトが置かれていた。

>>1はしばし呆然とそれを見つめた。たった今、自分が見た光景が信じられなかったのだ。
それはもう、完璧というくらいに、明らかなダイナマイトだった。
赤い保護用ポリエチレンにはDynamiteと印刷されたそれは、蛍光灯の明かりを受けて鈍く光っている。
そしてご丁寧にも雷管と雷管コードまで付いている。長さは大体25pほどか。太さは3センチ程度。
何と言うのか、自分のアナルにとてもマッチした挿入にジャストフィットなサイズではないか。
いや、普段から肛門を鍛え抜いている>>1にとっては少々物足りない太さだが、それは問題にはならない。
なにせ、これさ、爆発させて使うのだから。

77 :創る名無しに見る名無し:2012/06/12(火) 18:57:17.49 ID:ecGLTr+M.net
「なんで、こんなもんがあるんだ?」>>1は声を出して自問した。今朝、家を出たときにはこんなものはなかった。
というより、そもそも>>1は不動産会社のビル事業部で働いているのだ。
ダイナマイトに触れたり取り扱うことなど、まず無い。それに>>1自身、生まれて初めて本物のダイナマイトを見たのだ。
偽物じゃないかって?いや、>>1にはこれが間違いなく本物だと確信があった。もちろん根拠などない。
いやそれは正確ではない。これが本物に違いないと信じる根拠はあった。
なにせ>>1は昼間、神戸線の車内であれほど激しく肛門ダイナマイトプレイを渇望していたではないか。
それだけで充分であった。誰がいつ、どのように、そしてどうしてこのダイナマイトをここに置いたかなど、問題ではないのだ。
大事なのは、今、ここに、ダイナマイトが存在する、という事実だけだ。
>>1は冷静さを失っていた。額から滝のように汗が流れ落ち、呼吸も荒い。自分でも興奮しているのがわかる。
そして股間ははち切れそうなほど勃起し、肛門はもはや燃え上がるのではないかと思うほどに、熱い。

気付くと>>1はパンツまで脱ぎ捨てて裸になっていた。
つい数時間前、あの友美恵のような美女と抱き合ったことなど、頭から完全に消し飛んでいた。
そして手にはダイナマイト。さらに導火線に着火するためのマッチ(>>1は非喫煙者)。
>>1はソファーに手を掛け、そして手にしたダイナマイトをゆっくりと自分のケツへと運んだ。

もうこれ以上描写するのはきついので、細かくは描かない。
ただ>>1はダイナマイトを無事肛門に挿入し、その堅さと質感を感じ取って思わず呻いたことを記しておこう。
そしてこれが爆発したら、自分が完全に粉みじんになってしまうことや、
おそらくまさにその瞬間にこそ、誰もが感じ得ない究極の快感が得られるであろうことを思い、
全身にさぶイボが沸き立つのを感じた。目には意識せず涙が溢れてきた。
さあ、いよいよだ。いよいよ俺は、見果てぬ天国へ旅立つのだ!

78 :創る名無しに見る名無し:2012/06/12(火) 19:01:40.60 ID:ecGLTr+M.net
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79 :創る名無しに見る名無し:2012/06/12(火) 19:20:39.60 ID:ecGLTr+M.net
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80 :創る名無しに見る名無し:2012/06/12(火) 19:22:32.03 ID:ecGLTr+M.net
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81 :創る名無しに見る名無し:2012/06/13(水) 23:43:22.02 ID:bq0ktUeN.net
>>80
何この>>1かわいい

82 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 02:08:04.15 ID:73EiCPSs.net
>>1が可哀想なので、ちょっと>>35まで戻してみました
他の方の設定も使っています。ご容赦下さい。

83 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 02:11:14.11 ID:73EiCPSs.net
@
 危機は脱した。
 勇者と女戦士は、互いに助け合って大蛇を葬り去った。
 これが冒険に不可欠な、相互の想い。
 その想いを口には出さぬまま、二人はモンスターを撃滅し続けた。
 そして、旅路は首都へ至った。
「なあ女戦士。その…オレ達も付き合い長いしさ…そろそろ…」
「な…へ変なこと言わないでよね!それよりアンタは今夜の宿を探しなさい!」
 言いながらも、顔を赤らめる女戦士。勇者は少々にやつきつつ、首都の様子を見て回る。

 刹那、異音が轟いた。

 背中に衝撃を覚え、勇者はうずくまる。
「…人狼…狩りか?」
 故郷で稀に見た光景。
 人狼や吸血鬼の出現に際し、狩人は鉄砲から銀の弾丸を発射してこれを仕留めるのだ。
 そして今回、何故か自分が撃たれた。
 鎧に防がれ零れ落ちた光沢ある弾。そもそも前述通り、勇者の故郷では人狼狩りなど本当に稀だったため、異音を銃声だと判別できなかった。
 嫌に目つきの鋭い男が、自分へ鉄砲を向けていた。
「お前…賢者じゃないか!」
 勇者の視点では、彼は以前に別れた盟友。しかし妙だ。賢者との出会いはこんなものではなかった筈だが。
 勇者は混乱し、賢者は眉をひそめる。
「確かに、俺は王朝へお仕えする賢者という役職だ。その素早い推理も銀弾を通さない強固な鎧も、貴様が勇者であるという証明なのだろう」
 鉄砲、と称するには余りにコンパクトな火器を掌中で転がす賢者。
 勇者は内心うろたえていた。これほど雄弁で強気な人物だったろうか?
「お前!オレが勇者だって知って…何で攻撃してきたんだ?」
「無自覚か…益々救いようが無い」
 言って賢者は、一枚の書面を見せた。
「王国対魔王法第三十六条一項『勇者と魔王の対決は四年に一度のみ許可される』。そう定義されている。しかし貴様は、前の魔王が死んでから僅か二年で旗揚げした。これは法に抵触する行為だ」
「知ったことか!」
 勇者は衝動的に剣を振るう。だが生憎、斬撃が届かない。
 賢者は異なる位相の空間に逃げ込み、物理的な攻撃を回避したのだ。
「別に立件する気は無いが、今のも立派に殺人未遂だ。だから俺は、君を止めにきた」
 本来の空間へ戻り、賢者はまくし立てる。
「三十六条七項『勇者の立場にあって一項を無視する者は、これを武力によって制止しても良い』。というわけで、法を侵した勇者を止めに来た」
「…上等だ!」
 以前の歴史における思い出を、憤りが凌駕した。

84 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 02:16:00.63 ID:73EiCPSs.net
A
 勇者は、何も考えず感情のままに剣を振るう。
 賢者へ5000のダメージ。
「どうだ!さあ、お前のターンだぜ?」
「…流石に勇者。こちらのターンか」
 賢者は銀弾を放った。勇者へ20のダメージ。
 次のターンで勇者の勝利が確定する。
「ちっ、こんなもん痛くも痒くも…へっ?」
 勇者は絶句した。
 賢者はターンを無視し、尚も勇者へ弾丸を浴びせ続けているのだ。
「ちょっと待て!今はこっちのターンで…」
 賢者の持つ銃は、王朝の権威によって使用を許可された、石の魔力を動力源として秒間300発を連射する軽機関銃である。
 また、この機関銃を用いるに当たって賢者は鉱物の精霊と契約を交わしている。
 その精霊から転送される力により、事実上、魔物に有効な銀弾を無限に発射することができるのだ。
 勇者へ30のダメージ。勇者へ45のダメージ。勇者へ90のダメージ。勇者へ135のダメージ。
 鎧の劣化に伴いダメージは増す。勇者は全く反撃できず、倒れ込む。
「どうして…ターンを無視するんだ!」
 倒れたまま問う勇者を、徹底的に見下す賢者。
「おかしいだろう。何故ターンなんてものが存在する?実戦においてイニシアチブを握ったなら、そのまま攻撃を続行すれば良いじゃないか。何故お前は、というより勇者という連中は、わざわざ敵の出方を待つんだ?」
 勇者は唇を噛む。
 そのルールに疑問を感じた試しが無かった。だが確かに、おかしい。
 そして、今回は明らかに勇者の敗北であった。
 賢者は倒れた勇者へ、別の書面を押し付けた。
「執行猶予をつけてやる。勇者はあと二年、魔王との戦いを許されない。故郷で大人しく待ってるんだな」
 背を向ける賢者へ、勇者は怒鳴る。
「どうして!魔王を倒す事が許されないんだ!」
「一定期間魔王の存在を容認しなければ、我が国の経済が打撃を受けるからだ」

 勇者には理解できぬ言葉を吐いて、賢者は雑踏へ消えていった。
 賢者の言い分はおかしい。
 周囲を見渡せば、通行人は勇者である自分を嘲笑い、或いは罵倒している。
「気が早すぎる」「俺たちの食い扶持を無くす気か」
 そう言われる。
 それに女戦士が見当たらない。
 何もかもがおかしい。

 王が直轄するだけあり、首都は賑わっている。酒屋も多い。
 だが、賢者が通う店は席も含めて決まっていた。
 喧騒を忘れ、夜に静かに飲みたい。
 だが最近、その心地良い静寂も邪魔されている。

85 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 02:19:38.04 ID:73EiCPSs.net
B
「賢者?また独りで飲んでるの?」
 煙と化して壁をすり抜け、黒いボディスーツを纏う女が賢者の隣席へ出現した。
 女は鋭い牙を持ち、そこからは鮮血が滴っている。
 賢者はグラスを片手に息を吐いた。
「また…『飲んで』きたのか」
「あなたは私に飢え死にしろというわけ?」
 バンパイア・ハーフ。
 それも人間よりバンパイアとしての側面が強いこの女。
 賢者はこの女と付き合いが長い。欲求に忠実な彼女は、吸血したい時にするし、また性交もしたい時にする。
 その放埒が黙認されているのは、ひとえに首都の人口増加対策に他ならない。
 いわば王朝は、バンパイアに対して殺人の許可を与えているのだ。
 法に問われぬ殺人を行った女だが、それを気にも留めず、賢者の顔を覗き込む。
「浮かない顔ね?いつも以上に」
「今日…勇者を追い払ってきた。あれほど法を知らんバカだとは思わなかった」

 首都は人口増加に悩まされている。
 人口が増加すれば経済は圧迫され、増税を余儀無くされ、王朝の信用は低下する。
 そして、魔王をすぐに倒されてしまっては、ますます国家の生産力が低下する。
 魔王は「最果ての地」において定期的に蘇る生物だ。
 これを倒すべく勇者が冒険すれば、その間、薬草農家や武器屋など、生産者への需要が一時的には増加する。
 短期的には国家財政が潤うのだが、そう何度も魔王を倒されてしまえば、アイテムが供給過多となり、生産者には損害を与えてしまう。
 生産者の損失は王朝の財源損失にも繋がる。
 特に薬草農家の類いは、魔王と勇者の存在によって成立しているとすら言える。
 だから、魔王の撃滅は四年に一度程度が最もバランスが取れているのだ。

「それも分からず正義感だけで法を破り…アイツは王朝を破産させるつもりか?」
 酒のせいか、苛立ちを表出する賢者。女バンパイアはこれまた強い酒を飲み干し、賢者の肩に手を回す。
「忘れた方がいいんじゃない?それより、今晩どうかしら」
 賢者の耳へ、吐息交じりに囁く女バンパイア。
 だが賢者は、彼女の手を振り払った。
「俺は女を抱けない。知っているだろ?」
 女バンパイアは、少々陰鬱に俯く。
「ごめん…そうだったわね」
 賢者は去勢している。
 学問においては好成績だった彼だが、王朝に仕える際の登用試験では執拗に家柄を問われた。
 名門の出を優先的に登用する。名門であれば、学の有無は問題ではない。

86 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 02:23:05.58 ID:73EiCPSs.net
C
 しかし、名門の出でないのなら、学歴は必須。更に、王朝へ不義を働かぬ証明をせねばならない。
 その証明が、去勢であった。
 国家の柱にすら蔓延する、この偏見や不公平。
「…女バンパイア。そこまで飢えてるなら、勇者を誘ってみたらどうだ?少なくとも勢いだけは保証するが…女戦士がいるから気をつけるんだな」
 シニカルに笑う賢者。
「どこにいるの?」
「まだ首都を出てはいないと思う。少なくとも今夜は、どこぞの宿へ泊まっていると思うが」
 聞くや女バンパイアはまた煙と化し、何処かへ消えた。
 賢者は女バンパイアの飲んだ代金も支払う。最近はこれが半ば恒例だ。

 首都のとある宿。勇者は結局、女戦士と合流できなかった。
 これまで互いに苦難を乗り越え合った仲ではないか。
 苦戦中に行方をくらますなど、納得できなかった。
 そろそろ、男女の関係に発展できるかと期待していたのに。

 その女戦士は、別の安宿を既に取っていた。
 夜闇の中、衝立で仕切られただけの「個室」で、女戦士は自分の剣を眺めていた。
「…全部、勇者の手柄じゃない」
 そう呟いた。
 異常にレベルの高い勇者に対して、自分は常に足手まといではなかったか。
 その時、女戦士の「個室」へ黒煙が入り込んだ。
 それは直ぐに結集し、黒尽くめの美女の形態を成す。
「…魔物?」
「バンパイアハーフって言ってよ。勇者もあなたも勉強不足ねぇ」
 バンパイアに通用するのは銀、十字架、ニンニク、日光…
 だが女バンパイアは、牙を見せて苦笑した。
「別に噛みに来たわけじゃないってば」
「じゃあ…何?」
 女戦士の如何にも弱々しい剣を見ながら、女バンパイアは訊く。
「あなたは勇者が賢者に負けた時、逃げたわね?だから訊きたいの。あなたは勇者を、どう思ってるの?」
 女戦士は言い淀み、結局答えた。

「レベルが高いから、利用してるだけ」

続けば…良いよね

87 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 02:23:58.34 ID:73EiCPSs.net
以上です。
>>66の設定なんかも使わせてもらいました

88 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 18:46:41.88 ID:DODBlty4.net
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89 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 18:48:34.27 ID:DODBlty4.net
……病院にたどり着いてすぐに、俺は長い廊下をクネクネと通り、どこかの部屋に連れ込まれた。
どうやらそこは面接室らしく、窓際の机のところに医師らしい一人の男が座っていた。
そしてその男が語りかけてきたのだ。

「えっと……>>86さんですね」
面接を担当してたのは、何か胡散臭そうな学者ヅラした医師だった。
やつは俺こと天才ファンタジー作家>>86の個人データだかが色々と書き込まれてるらしい書類を、
銀ブチ眼鏡のツルをつまみながら凝視してやがる。

一方俺はというと、屈強な看護士の男二人に拘束衣を着せられ、椅子に縛り付けられていた。
縛り付けられたまま、俺は目の前の胡散臭そうな医師を怒りと殺意の篭った目でジッと睨みつけた。

実は俺、この世で一番嫌いなのはスレ荒らしだが、その次にに胡散臭い学者ヅラした医師が嫌いなのだ。
やっかいなことにこのスレにはその両方がいるんだ。俺の絶望的な状況を理解してくれたかい?
そして俺は何かをしゃべろうとしたが、しゃべれなかった。言い忘れたが俺は口にギャグボールを咥えさせられてる。

胡散臭そうな学者ヅラした医師の奴は、書類に目を通しながら俺をチラリと見た。
あ?何だテメエ、ホモか何かか?と、俺は言おうとしたが、さっきも言ったように俺はしゃべれない。
それから数分間、やつはまるで食肉牛の品質でも確認するかのような目で俺を観察してやがる。

というかさ、それよりも、散々待たされたせいで、やべえ、ちょっとションベンがしたくなったぜ。
早く済ましてくれないか?俺はそう訴えたかった。

何とか俺がションベンもれそうなのを伝えようと、俺は股間の辺りをモジモジさせ、看護士の一人に目で訴えた。
すると、そのゴリラに似たヒゲ面の看護士の野郎は、何を勘違いしたのか俺の目を見つめ、ウィンクしやがった。
おい、何を勘違いしてんだよ馬鹿!

……そう、このせいで俺はその日よりずっと、このゴリラみたいな看護士に時折ケツを掘られる羽目になったんだ。
つい最近、このゴリラ看護士は患者(※全部男)の何人かを性具として弄んだ廉でクビになったんだが、
それまでの三ヶ月ちかくの間、俺こと>>86はほぼ毎晩こいつにケツを掘られ続けるという素晴らしい天国――
――じゃなくて地獄を味わい続けたんだぜ。最悪ったらないよなマジで。

で、だ。俺の話というか回想は、このホモの毛むくじゃらのゴリ看護士のおっさんのことについてじゃないわけ。
俺が何でこんな山奥にある精神病院に収監されることになったか、というその理由なわけだ。
それは実に単純であり、なおかつむかつくくらいに不可解な理由だった。

「中二病ですな。それも相当末期の」
その胡散臭そうな学者ヅラした医師の奴は、あっさりとそう言った。

その一言だけ言い終えると、その医師は俺のカルテだかをバインダーにそそくさと仕舞いこみ始める。
仕舞いこみながら医師は続けて言った。
「長期入院が必要ですな、>>86さん。隔離病棟に個室がありますので、そこでしばらく安静にしてもらいますよ」
そう告げるとこの胡散臭そうな学者ヅラの医師は、俺を連れ出すように看護士たちにアゴで合図した。

もちろん俺に反論の機会などなかった。

というよりさっきも言ったとおり俺の口はギャグボールで完全に塞がれんだよ。
俺は「むうーっ!むうーっ!」と唸り声を上げながら、屈強な看護士の奴に引きずられて部屋から連れ出された。

90 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 18:49:57.93 ID:DODBlty4.net
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91 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 18:51:13.48 ID:DODBlty4.net
それからというもの、俺はありとあらゆるものから幼女を想像し、オナニーに励んだ。

もともと中二病(※もう俺はこの事実を受け入れている。その方が看護士のみんなも優しくしてくれるしね)の俺こと>>86
中二病ちっくな妄想や想像力の豊かさは半端ではないのだ。それは>>83-86の作品に集約されてるから読んでみ?

そんなこんなで俺こと>>86は、入院前の素敵なオナニーライフを取り戻すことができたんだ。
俺は勝った。俺は屈しなかったんだ。俺こと>>86の熱き中二病魂の炎を消し去ることなどできんのだよ。どうだ参ったか。


……だが、俺は慢心していたのかもしれない。

それがその後に起きた悲劇を呼び起こすことになってしまったのだ。俺は今、猛烈に反省している。
冒頭で告白したとおり、俺の人生そのものといっていいオナニーが、今はもうできなくなってしまったのだからな。


……ある日のことだった。俺こと天才ファンタジーラノベ作家(かつガチロリ)こと>>86はふと、こう思った。

「このストローを尿道に挿入してオナニーしたら、超気持ちいいんじゃないかな?」

日に三回、俺の隔離病棟に運ばれてくる食事。
そのパック牛乳についているストローを見て、俺はふとそんな馬鹿なことを思ってしまったのだ。
今は、それは悪魔が俺に乗り移ってそんな馬鹿なアイデアを吹き込んだに違いないと確信しているのだが。

俺は早速チャレンジした。いや、してしまったのだ。

当時の俺といえば、恐れをしらぬバリバリ立派な中二病患者。
こういう中二病丸出しの快楽の追及に対して躊躇などしなかったのだ。

俺はストローを手にとると、さっそく、これを挿入し始めた。

もちろん脳内では、憧れのエリちゃんをイメージする。イメージして僅か2秒で俺のちんこはフル勃起。
さすが俺だぜ。.>>86のような全ての女性を酔わせる素敵な文章を書くだけのことはある。
そして俺はちんこを手でゴシゴシとしごきながら、そのストローを尿道にゆっくりと差し込む。

「おうっ!おおおうう!」
俺こと>>86は監獄の中で唸った。
あまりの快楽で一瞬で射精寸前になっていた。

まずいな。すぐ射精しちゃうのはもったいない。
まだストローが尿道の奥まで十分入っていないのだから。

そこで俺は元気すぎる俺のちんこを宥めるために、あのガチホモゴリラ看護士の毛むくじゃらを思い出してみた。

すると……やばいっ!もう射精しちまいそうだ!

ふう危ない。あやうく射精してしまうところだった。
あの毛むくじゃらの手でちんこを手コキされた思い出は、まだ俺の心にトラウマを刻んでいたのだ。
俺は大きく深呼吸をしてなんとか射精を抑えた。元気すぎるのも問題だな、と苦笑しながらつぶやく。

数分して、俺のちんこはガチガチになりながらも、余裕が出てきた。
俺は注意深く、ゆっくりとストローを差し込んでゆく。ストローは徐々に、徐々に俺の尿道の中へと沈んでゆく。
俺の尿道の中でストローの外壁が擦れ、結構な快感が生ずる。

俺はその快感をコントロールしながら、さらにストローを奥へ奥へと差し入れてゆく。
素晴らしかった。こんなに気持ちがよいとは思わなかった。

俺は笑った。呆けたように笑った。頭の中でエリちゃんのセクシーポーズを想像しながら。
ああエリちゃん!天国は近づけりっ!

92 :創る名無しに見る名無し:2012/06/16(土) 18:51:57.09 ID:DODBlty4.net
と、その瞬間であった。
めりっ、という嫌な感触とともに、尿道の中に痛みが走った。

後はもう描写したくない。頼む勘弁してくれ。もうあんなこと思い出したくないんだ。

ともかく俺が覚えていることは、ちんこを抑えながら悶え苦しむ俺を発見した看護士たちが、
俺のところに駆け寄り、そのまま担架に乗せて運び出したところかな?

俺のちんこの辺りは真っ赤になってて、物凄く痛くてさ。
担架で運ばれてる途中もキャスターがガツンガツンと何処かに当たるたびにちんこに痛みが。

もういい、それからまもなくして俺は失神したわけだ。

そして冒頭のシーンに戻るわけだ。
俺はこうしてオナニー禁止を告げられたわけだ。

だがうれしいことに、俺は今一般病棟にいるんだぜ。なぜってちんこ直すのは外科だからさ。
もっともちんこがなおったら再び隔離病棟に送られるって聞いたんだけど。
なあに、良いってことよ。ちんこさえ治ればオナニー三昧の生活でムフフだぜ。

まあ、そういうこと。俺こと>>86は、これから当分オナニーを我慢することをここに誓う……。

……いや待てよ、それはやっぱ無理だわ。

とにかくだ、今後ストローを尿道に挿入するのはよすことにしよう。
中々気持ちよかったんだが、ちんこがこのような惨状になっては元も子もないからな。
次は牛乳瓶をケツの穴に挿入する位に留めておくことにしよう。

(終わりだな)

93 :創る名無しに見る名無し:2012/06/17(日) 18:09:44.48 ID:5DC94J6E.net
てすと


94 :創る名無しに見る名無し:2012/06/17(日) 18:12:40.66 ID:5DC94J6E.net
snipped (too many anchors)

95 :創る名無しに見る名無し:2012/06/17(日) 18:15:48.75 ID:5DC94J6E.net
「なんでもファンタジーおじさん>>86の英雄伝説ってさ、女戦士や女ヴァンパイアとか出てくるらしいぜ。
本人はこいつらを全部美少女キャラって設定にしてっけど、何だよハーレム設定のラノベかよ(笑)。
脳内中二病エフェクト掛かってるんで美人に見えてるんだろうな。かわいそうに、だからリアルな女にもてないんだよ。
え?二次元女で結構?もう聞き飽きたわそれ。キモヲタって決まってそういうんだな。
だから中二病満載の劣化ファンタジー妄想の世界に逃げて一人オナニーしてるんだよな」

ってな具合でとても辛らつな>>86批評をする小学五年生の海人くん、もうそろそろ塾の時間ですよ。
先月の公開模試で全国200番以内についに突入。このまま頑張れば灘や甲陽も充分に射程圏と塾の先生も太鼓判だ。
よっしゃ、勉強がんばるぞ。ついでにサッカーでMFのレギュラーとるぞ!
それと実は海人くん、最近、となりのクラスの真央ちゃんにコクられて今度もデートのお約束。
もう三回デートしてるから、今度家族がいないときに真央ちゃんを家に呼んで、いよいよ大人の階段を登っちゃう予定。
そんなことを思い、海人くんは最近剥け始めたおちんちんを軽く勃起させつつ(なんと既に>>86よりも大きい)公園を後にした。

「さっきからファンタジーおじさん(>>86)大蛇を倒すとかなんとか言ってるけどさ、大蛇って実はでっかいチンポのことじゃね?」
と言ってる一人の少年がいた。おやおや小学六年生の行彦くんじゃあないですか。
最近、同級生の吉村くんの家にお邪魔したときに、吉村君のお姉さんで中学二年生の彩乃さん相手に童貞を喪失したばかり。
彩乃さんは大変セクシーな美人のお姉さんで、吉村君をお使いに出させ二人きりになったその間に、二発もぶっ放してしまいました。
そのとき彩乃さんは「痛い痛い」と行彦くんに訴えてたけど、それ、処女じゃなくて行彦くんが巨根だったからなんだぜ。
彩乃さん、普段はチャットで知り合った30過ぎのサラリーマン相手にエンコウしてんだけど、そのおっさんより行彦くん大きかったんだってよ。
行彦くんすげえじゃん、小学生で勃起時19センチなんて、立派な「女殺しのエクスカリバー」じゃん。
>>86のとても粗末なおちんちんがとてもかわいそうに思えるよ。だって>>86のエクスカリバーなんて実に短小包茎で以下略。
そんで、とっても冒険心溢れるチャレンジャーの行彦くんなんだが、今ねらっているのは何と担任のユミコ先生。
ユミコ先生はまだ大学でて間もない新任の美人教師。ちょっとドジっ子でしかも巨乳。パイズリ最高。
そりゃ大学時代、尼崎の某店でトップクラスの人気だったもんね。パッと見清純派っぽいルックスが男心をそそります。
(※結局、行彦君はこの日から一ヵ月半後、無事ユミコ先生をモノにします。
だけどびっくりなことにユミコ先生、行彦君相手に生まれて初めてのアクメを味わったそうです。
今まであれだけ男のちんぽ搾ってきたのに、一度も無かったの?そっちのが不思議だわ)

96 :創る名無しに見る名無し:2012/06/17(日) 18:21:51.74 ID:5DC94J6E.net
snipped (too many anchors)

97 :創る名無しに見る名無し:2012/06/17(日) 18:24:32.21 ID:5DC94J6E.net
・・・数時間後、戦いは終わった。

たっぷりと放精し、満足げな笑顔の大蛇様。「いやはやごちそうさまでした。かしこかしこ」と挨拶しながらご退場。
大蛇様に組み伏せられていたのは、かの女戦士。もうすっかりオナゴの花を咲かせ散らしてしまいまし。
たっぷり中出しされ、おっぴろげられた秘所の中から愛液交じりの大蛇様の吐き出した毒液が溢れ出てドロリドロリ。
良く見れば女戦士、アナルからも大蛇様の毒液が流れ出ているじゃあ〜りませんか!もしかしてアナルも開発されちゃった?
でも女戦士さまはとっても満足そうです。さんざん絶頂に達し、あれだけ弄ばれ草臥れ果てたにも関わらず、
上気し桃色に頬を染め、幸せそうな笑顔を浮かべて眠っています。十ヶ月後が楽しみですね女戦士さま。

一方、勇者さまこと>>86はというと・・・言わないほうが良いんじゃない?え?大丈夫?
その辺の地べたに転がっていましたよ。勇者さま大丈夫?何かケツの穴から血が出てるけどさ。
あ〜あ、大蛇様に掘られちゃったんだ。女戦士を孕ましたついでに。かわいそうにね。
でもさ、>>86さんさ、一番の問題はやっぱ、大蛇様にケツ掘られてるときに射精しちゃったことだな。
こりゃまずいよ。勇者さまこと>>86さんはさ、中二病バリバリのお花畑ファンタジー脳の持ち主なんだぜ?
そういうラノベ系ファンタジーマニアっつったらロリってのが定番なんだからホモに目覚めちゃあかんでっしゃろ。

というのが勇者さま兼天才ラノベ系中二病ファンタジー作家さまこと>>86さんの語るファンタジーなんだけど。まあいいや。
なんかこんどはハーフバンパイアがどうとか言い出しちゃってるし。
でもこのハーフバンパイア、美少女キャラに見せかけて実は男で、しかも大変な巨根の持ち主なんだぜ。
しかもやっかいなことに、このハーフバンパイアは両刀使いで、オスでもメスでも穴は穴ってタイプで。
どうすんだろうね勇者さま。これ以上掘られたら肛門裂けちゃうよ。
ついでに現在女戦士は無事、御懐妊が確認されたとの速報が・・・。

98 :創る名無しに見る名無し:2012/06/17(日) 18:26:02.02 ID:5DC94J6E.net
そうとも知らず勇者さま。相変らず中二病エフェクト全開のまま熱く熱く熱弁中。
どうやら勇者さまはご自分のことを大蛇を倒してどっかの村だかを救った英雄だと思い込んでいるらしいのだよ。

公園に差し込む夕日の中、既に殆どの子供たちは家路についていた。
今、残っているのは小学3年生の雅人くんただ一人。雅人くんは親が迎えに来るのをまっている。
そして雅人くんは気付いた。熱弁を繰り広げる>>86こと勇者さまのケツの辺りが、何か滲んでいる。
まだウブな雅人くんは気付かなかったのだが、実はこれ、勇者さまの血とウンコ汁交じりの大蛇さまの毒液なのだ。
ウンコ臭さに混じり、例の生臭い香りが仄かに雅人くんの鼻腔をくすぐる。
ファンタジーおじさん(>>86)、もしかしてウンコもらしたのかな?と雅人くんが思った瞬間だった。
「まーくん、ご飯よ〜!戻ってらっしゃい!」と雅人くんのママの呼び声が。
雅人くん、ケツから血とウンコと精液を垂れ流しながら英雄を気取る>>86さまのことを気にしつつ、公園を後にする。
公園の入り口では雅人くんのママがちょっと怒ったような顔で雅人くんを迎えた。
「あれほど駄目っていったでしょ、まーくん。あんな変なおじさんに近づいちゃ!」
雅人くんのママはそう言って、ゲンコツで軽く雅人くんのオツムとコツンします。
「ごめんなさいママ。でもね、ファンタジーおじさん、ウンチもらしてるみたいなんだよ」
「ウンチ?ああ、あの人はね、かわいそうな人なの。中二病っていう病気を長いことわずらっててね」
ママは雅人くんの手を引きながら、そう答えて溜め息をつきました。
「中二病?それなあにママ」
雅人くんは尋ねます。中二病ってうんちをお漏らしする病気なのかと、ちょっと不思議に思いつつ。
「普通の人はね、思春期に罹患しても、数年以内に治っちゃうのよ。
でもね、あんなふうにファンタジーに逃げ込みつづけてるとね、こじらせてもう駄目になっちゃうのよ」
雅人くんにはよくわかりませんでした。曲がり角を曲がるところで、ふと雅人くんは公園の方を振り返りました。
そこにはまだファンタジーおじさんこと>>86さんがいました。薄暗い夕闇の中で、なおもなにやら叫び続ける>>86の姿が。
おそらく>>86ことファンタジーおじさんは、今また新たな冒険に旅立ち、予定調和とご都合主義の物語の中で安穏としているのだろう。
現実に侵食されること無く、ひたすらご都合主義に彩られた中二病ワールドを、これからも延々と彷徨い続けてゆくのだろう。

「ねえ、ママ。今夜のごはん、なあに?」
雅人くんは尋ねました。するとママは、
「今夜はね、ハンバーグよ。まーくんの大好きな」
と言って、にっこりと微笑みました。

(おわり)

99 :創る名無しに見る名無し:2012/07/04(水) 17:51:45.92 ID:HUkgFS/r.net
ファンタジーおじさん素敵。

100 :創る名無しに見る名無し:2012/09/14(金) 19:43:56.19 ID:oq5v2r36.net
続けたいんだがヒマがない


101 :創る名無しに見る名無し:2012/10/07(日) 18:52:09.69 ID:SShnKGtJ.net
派遣労働者として低賃金にあえいでいた主人公が、ついに派遣切りをくらい失業。
生活保護をもらおうと申請したものの、あえなく却下。
財布の中身はもう空。空腹で眩暈に襲われながらふらふらと歩いている主人公。
これからどうしようと困惑しているまさにその時、一人の老人が主人公の前に現れる。
老人は言う「君は勇者だ。この腐りきった世の中を正すためには、勇者である君が目覚め、悪を倒さねばならないのだ」
主人公は困惑する。そんなこと言われても商業高校中退でアニメとラノベくらいしか趣味の無い底辺の自分が勇者だなんて?
だが主人公は思う。そういえば自分はこんなくだらない下層の人間じゃなく、何か特別なものを授かってるにちがいないと。
勇者さまは老人に導かれるままに東亜反日同盟なる地下組織のアジトへと向かう。

アジトの前で老人は門番に「彼が入党希望者だよ。これで3000円だよな」といった。何かの暗号だろうか?
門番は老人に3000円を渡すと、老人は「毎度どうも!」と言いながら受け取り、主人公に「がんばれやアンちゃん」と言って去っていった。
中に入るとそこは普通の雑居ビルのようだったが、あちこちにスローガンの書かれた張り紙がしてある。
リーダーに会わせるといわれ、ついてゆく。そして応接間にいくと同盟のリーダーがいた。
リーダーは言った。「今の日本は悪の帝国主義に毒されて、君のような白き愛の戦士が虐げられているのだ。
米帝の搾取的資本主義とそれに追従しアジアの諸国に侵略的行為を繰り返し反省をしない愚かな日本政府。
そんな連中がこの今の日本社会を牛耳り、そして罪無き民人たちが苦しめられているのだ。
主人公君、君も我々とともに戦ってみないか?この腐りきった世の中を正し、日本人民たちを解放する戦いを!」
主人公は思った。自分がこんなに苦しんでいるのは、そんな悪い奴らのせいだったのかと!
そして激しい憤りに襲われた。血が滾る思いがした。
「そうだ主人公くんよ。その血の滾りこそ、君が勇者たる証だ。勇者の血を受け継いでいる君だからこそ、そのように血が沸き立つのだ!」
リーダーはそう言った。主人公は戦いを決意し、そして彼らの同盟に加わることにした。

それからというもの表立ってはフリーターを装い、運送会社の配送センターの積み込み作業員として働いた。
辛い仕事だが、いつか革命のために頑張るとの思いで主人公は耐えた。
給与は殆ど同盟に献金した。もちろん革命のためだ。悪を斃すには、資金が必要だからだ。
そんなある日のことだった。仕事を終え疲れ果ててアジトに向かった。教義を学ぶためのセミナーに参加するためだ。
アジトには自分と似たような若者たちがたむろしていた。皆疲れきった顔をしている。
主人公は彼らに混じり座ると、まもなくセミナーが始まった。
マントラを唱えながらやってきた同盟のリーダーは、主人公たち一人ひとりに聖水を与え、聖餅を与えた。
そして彼らの能力開発のためにと、全員に白い錠剤を配る。そしてそれらを飲み干すようにと指示する。
いつの間にか部屋にはエキゾチックな音楽が流れ始めた。主人公はクスリを飲むと、気分が高揚した。
まるで自分が自分でないようなそんな気分だった。そんなセミナーが数ヶ月続いた。

そして革命思想のレクチャーが始まった。壁には朝鮮の将軍様のご真影が高らかに掲げられていた。
その前でリーダーは「敵は米帝である!米帝に追従する日本政府である!そしてそれらを陰で操っているのは国際ユダヤ組織だ!」
リーダーの言葉はクスリでラリった主人公の耳に滑るように入ってゆく。
そして彼らが自分たちのような底辺の人間を搾取している事実に、殺意に近い怒りが沸き立った。
その日、主人公はリーダーの個室に呼ばれる。リーダーの個室は豪華絢爛。高級そうな絨毯にソファ。
大型のテレビやダイニングテーブル。キャビネットには高級そうな酒がならび、それを抜群の美女が給仕している。
その美女のの一人を抱きかかえ、豊満な尻を撫で回しながらリーダーは言った。
「君に一つ仕事をしてもらう。爆弾を抱え、米帝資本の会社のビルを爆破してもらいたい。これは革命のためだ!」
いきなりの命令に主人公は戸惑うが、リーダーはすかさず「これは勇者である君にしかできないことなんだ!」と畳み掛ける。
すでに一人前に洗脳された主人公はその言葉に感動し、「わかりました。やります!」と勇ましく答えた。

102 :創る名無しに見る名無し:2012/10/07(日) 18:54:29.61 ID:SShnKGtJ.net
まもなく千住のアジトへと移された主人公は、町工場を偽装した地下施設で爆薬を渡される。
盗み取ったパスでビルに入り込み、ビルの中枢まで向かい、そこで自爆する。
「君は殉教者となる。革命の英雄として永久に語り継がれる存在になるんだ」と実行犯の班長は主人公を励ました。
そして別れの杯を交わしているさなか、突然アジトの扉が蹴破られた。それはSATの部隊だった。
同盟の同志たちが次々と組み伏せられ、「確保!」「確保!」とされるなか、「逃げるぞ!」と実行犯の班長が言う。
だが主人公はビビッて動けなかった。すると班長は懐からトカレフを取り出しSATの隊員に向かって発砲した。
「現場C班!被疑者は銃器を所持しております!」「発砲許可を!」SATの隊員たちは言う。
主人公は何もできないまま床にズルズルと倒れこみ、嗚咽を始めた。
SATの隊員が発砲し、足を撃たれた班長は「痛い!」と呻きながらその場に崩れた。
まもなく主人公もSATの隊員に組み伏せられ、思い切り殴られて気絶した。

目覚めたのは留置所だった。周りには見知らぬ者達が収監されていた。
チンピラ風の男や、酔っ払ったサラリーマン、ケンカでもしたのだろうか、目の周りを腫らせた大学生風の男。
こういう人たちは悪しき帝国主義者たちによって収容所に送られて強制労働に従事させられる、と教わったことを思い出す。
それだけではなかった。こういう人たちの中には人体実験の検体にされたり、腎臓や肝臓を売られたりとかいろいろ。
主人公は恐れた。このままではいけない、何とか脱出しなければと!まもなく主人公は取調室に呼ばれた。
怖そうな四課の刑事さんたちがそこにいた。そして主人公に根掘り葉掘り聞き始めた。
はじめは主人公も耐えて黙秘した。だが元来へっぽこな性格の主人公が耐えられたのは5分ほどだった。
主人公の実家の部屋で主人公の持っていたネットで落とした児童ポルノの写真や違法ダウンロードしたエロアニメなどを提示されたのだ。
主人公は完オチした。そして今までの経緯を全てゲロった。あまりに簡単に全部を話すので刑事たちのほうが戸惑ったほどだった。

主人公は初犯ということもあり、執行猶予付きとなった。あと一歩で自爆テロ犯になってたことを思えば、恐ろしく寛大な措置だ。
ただ公安の監視対象となり、かつ保護監察官の下に定期出頭することを約束させられた。
また、かつての同志たちの情報があれば、それもちゃんと情報提供するようにと。
もちろん警察関係者も主人公にそんな期待などしていなかった。実質、ただの無能者である主人公を放逐したに過ぎない。
上記の措置も形式的なものであり、重要観察対象からは外れていた。

その後、主人公は何とか見つけた食品加工工場の倉庫運搬係の仕事を続けていた。
アルバイト扱いであり、時給550円という最低賃金以下の激務だった。
だがそれくらいしか仕事はなかった。いちおう前科がついてしまったからだ。
主人公は職場でいじめをうけながらも耐えた。だがそろそろ限界だった。
そんなおり、職場で知り合ったおばさんが主人公に声をかけた。おばさんは同盟の細胞だった。
リーダーは無事に逃げおおせた。そして主人公を探している。良ければ来ないか?と。
主人公はとまどった。これ以上関わると今度は逮捕され、刑務所行きは確実だ。
だがおばさんは「勇者であるあなたが一生このままでいいの?一生、資本家どもに搾取されるだけの人生なのよ?」という。
主人公は悩んだ。だがまもなくリーダーと再会することを承諾した。

一週間後、新川崎の雑居ビルに連れてゆかれた主人公は、その事務室の一つでリーダーと再会した。
リーダーは数人の美人OLたちを事務員に使っている内装業の会社の社長という肩書きだった。
もちろんそれは偽装であり、その資金源は全国にいる元学生運動闘士の革命支援者たちが提供したものだ。
リーダーは説明した。内装業は客の個人情報やプライバシーを覗き込めるので便利だと。
警察関係者や官僚、資本家のブタどもの家の幾つかにすでに盗聴器そのほかを仕掛けてると。
主人公は尊敬した。リーダーはそんなことをやってるんだと。さすがはリーダーだ。
リーダーは主人公に再び言う。もう一度革命闘争に参加しろ、と。主人公は即諾した。
だが現在の仕事は保護司の人に紹介されたので安易に離れられない。しばらく続けたいといった。
リーダーは「その件なら任せろ」と言った。数日後、保護司の家は火事になり保護司の一家は全員焼死した。偶然だ。

103 :創る名無しに見る名無し:2012/10/07(日) 18:57:29.75 ID:SShnKGtJ.net
主人公はリーダーの紹介で川崎の運送業の会社に転職した。めずらしくこの会社は同盟とかとは無関係の会社だった。
主人公が公安や四課のリストに載ってしまってるため、そういう会社に主人公を置くのは危険だと判断したためだ。
連絡は月一回、それ以上はよほどの緊急時で無い限り連絡とるのは禁止。と言い渡された。
主人公はそれを承諾し、真面目に働き始めた。運ばれてきた荷物の伝票を調べ、順次トラックに積み込む仕事だった。
辛い肉体労働だった。だが革命の志がそれを支えた。

半年ほど後のことだった。主人公は自宅へ帰る途中、三人の男に呼び止められた。
物陰に来るように言われ、主人公は警戒しながらそれについてゆく。三人の男は公安警察の調査官だった。
彼らのワンボックスカーに乗るように言われ、その中で三人の調査官に言われた。
「君の行動は完全に把握している。半年前にリーダーと面会し、君が再び同盟に加わっていることも知っている。
表立っては同盟のメンバーとされていないものの、地下活動員として飼っていることも知っている。」
そして何枚もの写真を見せられた。そこには主人公の姿がたくさん写っていた。
部屋でオナニーに耽る主人公の姿すらそこにはあった。主人公は思わず目を逸らせた。
すると調査官は言った「ちょっと本庁に来てもらおうか?」

取調室とは明らかに違う一室に連れて来られた主人公。調査官は言った。
「君は洗脳されて自爆テロまでやらされそうになったというのに、何故まだあの男に従うのか?」
主人公は答える「それは革命のためです。悪しき資本家や帝国主義者を倒すために、リーダーと共闘していたのです」
調査官は呆れた。あのリーダーという男は職業左翼で、労組利権の上がりやパチンコ業のシノギで裏活動をしている男で、
一方で北の国への送金の一部を着服したり、南の国の方の情報員にネタを流したりしているのだと。
北の国生産の覚せい剤を南の国の方の連中と結託して覚せい剤の流通に関わり。南北両方の麻薬利権のハブになってると。
そういった理由で四課や公安だけでなく、JCIAや厚生省の麻薬捜査官もマークしている男だと。
調査官はそういった話をそれぞれ証拠を挙げながら主人公に説明する。
近いうちにリーダーは逮捕され、おそらくは相当長い懲役になる。だからいい加減目を覚ませ。主人公に怒鳴りつけた。
主人公は激しく動揺した。その証拠はまさしくリーダーがそういった犯罪に手を染めていたことを示している。
だがこれは公権力の捏造の証拠かもしれない。こうやって俺を追い落とそうとしているのかもしれない。
主人公には思い当たることがたくさんあった。リーダーは常に美女に囲まれ、美味い飯を食い美味い酒を飲み、贅沢していた。
そういった美女たちにクスリを盛り、性奴隷にしている、という噂すら聞いたことがあった。もちろん信じなかったのだが。
だけど数ある写真の幾つかはそれを裏付けていた。どこかの秘密クラブで美女たちと乱交パーティーしているリーダーの写真。
そういえば昔、飲まされていたあの薬は、おそらく向精神薬だろう。

主人公は再び完オチした。「わかりました」と答えた。
主人公は低偏差値の低学歴だが、ここまでくれば自分が捨て駒にされかけていることを理解した。
そして自分が公安に何かを要求されているのだということを。でなければこんな証拠を易々と見せてくれるわけがない。
主人公は答えた。「僕は何をやればいいんですか?」そして調査官は説明した「内部情報を提供して欲しい」

こうして主人公はダブルエージェントとなった。警察関係者は幾つかの情報を主人公にリークしてくれた。
殆ど微たるネタだが、とりあえず主人公が同盟に提供できるネタだ。
一方主人公は月一回の連絡を週一回に増やして貰い、かつ捜査員にリーダーや幹部たちの動向を伝えた。
これも微々たるネタだったが、それでも幾つかの重要情報に繋がる情報もあったため、無駄にはならなかった。

104 :創る名無しに見る名無し:2012/10/07(日) 18:58:44.82 ID:SShnKGtJ.net
だが主人公は鬱屈としていた。リーダーが自分を騙した、という事実が許しがたかった。
リーダーは自分に使命を与えてくれた人だと思った。だがそれは違ったのだ。
自分を利用し、吸い上げた利益で背後にいる北や南の国の人たちと利益を分け合っていたのだ。
彼らもまた搾取者だった。そして主人公はここでもまた、底辺の人間だったのだ。主人公は決意した。

主人公は週一回の連絡の日に、リーダーに面会を求めた。もちろんこれは公安にも内緒だった。
リーダーは渋ったが、「自分には革命に迷いがあります。もう一度リーダーに教示してもらいたいです」と懇願した。
リーダーはめんどくさそうにOKした。
主人公からのこの電話を切ったのち、リーダーは「バカってめんどうだな」と高笑いし、
洗脳して性奴隷にしている美女のマムコへのスラストを再開した。

当日、主人公は新川崎のビルへと出向いた。そしてリーダーに招かれ部屋に入った。
後ろ手にドアを閉め、リーダーが此方を振り返った瞬間、主人公は懐に仕込んでいた出刃包丁をリーダーの腹につきたてた。
「よくも俺を騙したな!貴様!」主人公はそう叫びながらリーダーの腹を何度も何度も刺した。
リーダーは口から血を吐きながら主人公を睨みつけた。睨みながら崩れ落ち、床に仰向けに横たわった。
主人公はリーダーの上に馬乗りになりながら、尚も包丁を振り上げ、突き刺した。何度も何度も。
そして異常を察知した美女OL(リーダーと北の国の工作員の性奴隷)たちが部屋に入ってきて悲鳴を上げる。
盗聴器でリーダーの部屋の様子を聞いていた公安の調査官たちは動転し、銃を携え大急ぎで事務室へと駆け上がっていった。

主人公は尚もリーダーの腹を刺していた。何度も何度も。
主人公は確信していた。主人公にとっての魔王とは、このリーダーだったのだと。
主人公はこのリーダーを倒すことで、真の英雄になれたのだと。
主人公は笑った。美女たちや公安の調査官たちが唖然と見つめる前で高らかに笑った。
自分はこの世界を救ったのだ!自分は英雄だ!勇者だ!と叫びながら。

おしまい

105 :創る名無しに見る名無し:2012/10/08(月) 04:14:10.33 ID:Y4NZbLCA.net
米帝と国際ユダヤ組織という魔王の統治の下、新自由主義という悪が席捲する現代社会。
格差社会が進み、貧富の差が拡大してゆき、富める者はさらに肥え太り、貧しき者はさらに搾取されてゆく・・・。
そんな過酷な世界に一人の勇者が現れた!派遣切りを喰らい、生活保護で細々と食いつなぐ主人公・勇者さまだ!
勇者さまは悪の帝王を倒し、マルクス主義と地下室で作った爆弾を手に、この世界を糺すために冒険の旅へと旅立った。
唯物論的弁証法を武器に、大学構内で数多くの体育会系学生自治会の敵を打ち倒し、また革命の同志たちとであった勇者さま。
公安警察や右翼団体らの攻撃もなんのその、地下活動へ身を投じ、この腐りきった資本主義社会を転覆すべく革命闘争の道へ。
米帝と米帝に追従する日本政府を打ち倒す、その志を同じくする持つ友との友情、そして裏切り。
ヒロインとの淡い恋、そして左翼のお家芸・内ゲバ殺人で殺される恋人。
何度も挫けそうになりながらも勇者さまは立ち上がり、革命成就のために朝鮮半島系の部族たちとともに戦いを継続する。

そしてついに・・・ついに勇者さまは憎き帝王・米帝を斃した。
朝鮮半島と中国大陸の勢力、そして反米的イスラム勢力たちの協力を経て、米帝の心臓部に戦略核ミサイルを撃ち込んだのだ!
だが、そのとき勇者さまが見たのは・・・この世界の本当の姿だった。
「そ、そんなまさか・・・では、今まで私が戦ってきたのは、一体なんのためだったんだ!」
衝撃で崩れ落ちる勇者さま。そこで見た真実は、人類にとってはあまりにも過酷なものだった。

神無き世で繰り広げられるイデオロギー闘争。
その果てにあるのは、大量虐殺によって購われる原始共産主義的ユートピアなのか?
それとも、まだ見ぬポストモダンの描き出す、新たなる人類の歴史絵巻なのか?
この先人類はどうなるのか?乞うご期待!


106 :創る名無しに見る名無し:2012/10/12(金) 04:21:11.44 ID:MZjj+bYk.net
続けろ

107 :創る名無しに見る名無し:2013/04/28(日) 04:21:02.52 ID:8jZqBVOR.net
     /        _
 は {      ,.x_≦二.__ \ 、
  っ >  く/:.:.:.:.:.:.:.:.:\ヽ,ゝ
 は {    /:.:.メV/斗V:.:.:.X
  っ >   へイ⌒_⌒ |介|
 は {      |卜、ヽノ ノ|「:.:!   
 .! ! >   | !:.::_丁´L!|」:::|
    {    ! //(_ノ!|{ \
⌒Y⌒`   |/〈     !| ,へ

108 :創る名無しに見る名無し:2013/08/24(土) NY:AN:NY.AN ID:ZyN8+Edi.net
なんてスレなんだ・・・

109 :創る名無しに見る名無し:2013/09/07(土) 01:21:31.64 ID:sjJHpQ2j.net
       し     何
         っ   言 を
       か   っ
    に り   て
    い し   る
     さ て   の
    |     |
.    |     |
   |     |
   ん
    i!!lィ'^ ´ ̄了
    }=イ/''`ヽ (
    〈 ヽ._0ノ/_厶
    ヽ 9ブ ̄__ノ-'´
  /⌒´.んり 厂
  ヽ  `プ¨´ヽ
  〈 ''"´    r'
  `'ーrァァ-‐'

110 :群馬大学病院腹腔鏡手術後8人死亡事故:2015/07/13(月) 00:30:39.52 ID:EfFUY5lQ.net
マスゴミ・売国奴・医療業界が隠そうとする真実---------------------安楽死---------------------奴隷に勝手に死なれては困る

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安楽死党

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自殺は後遺症が怖い!だから-----------------------------------安楽死制度-------------------------------------安心して生きるために

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