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創作発表スレ1

1 ::2014/12/08(月) 19:18:48.91 ID:nBzDoPHu.net
創作発表するスレです。

2 :1:2014/12/08(月) 20:54:02.53 ID:4u2MVmcS.net
前も書いたがミクトラン帝国の皇帝は代々女性であり、人気投票で選ばれる。
要は美人コンテストで優勝した女性が皇帝の座に就くのである。
そして、最終選考に残った残りの5人が、五大軍団長となり、国軍を率いる。
そういうシステムになっていた。
選挙は10年ごとに行われる。現在の皇帝は美貌のクヴェーリア女帝であり
五大軍団長はエーギア、セベリア、スプンタシア、ヘスオン、ヴォルトゥカ
銘々が、素晴らしい美人である。
こういうシステムになっているがゆえに、周辺諸国から、色んな意味で狙われる国家体制でもあった。

3 :1:2014/12/08(月) 21:08:56.53 ID:aFyBsbDh.net
帝国の北方の守りを固めていたのは、ヘスオン将軍であった。
ヘスオン将軍は金髪碧眼の颯爽とした美女であった。実際の指揮は副将のアナト将軍が取っていたが
配下の騎士たちは(アナト将軍を含め)ヘスオン将軍の為に命をかける根っからのナイトばかりである。
ある意味、凄まじいまでのフェミニズムの国といってよかろう。
そのヘスオン将軍と対峙したのが、ムドゥラ族の族長バレクであった。
バレクは周辺部族を糾合し、ユピ川の戦いでヘスオン軍を完膚なきまでに叩きのめすと、ヘスオン将軍を捕虜とし、己の妻としたために、
それをめぐり部族間で紛争が起き、部族連合は壊滅、その隙を付いたミクトラン帝国からの派遣軍団に攻撃され、バレクは戦死。
帝国はさらに勢力を伸張したのであった。

4 :創る名無しに見る名無し:2014/12/09(火) 02:36:26.68 ID:8KsPWxxk.net
…ふと目覚めると、>>1はなぜか便器そのものになっていた。

狭い大便用の個室の中、浄水槽と配水管で壁と床につながれた>>1の肉体は、
どういうわけか堅い陶器に変化し、仄暗い蛍光灯の明かりの下で鈍く輝いている。

(な、なんだよコレ…どうして俺が便器になっているんだよ!)
>>1は焦った。しかし身体は動かない。
すると、突然、「ガチャ…」という乾いた音とともに、扉が開く音がした。

(誰か来る!)
>>1はとっさに身構えた。しかし身体は動かない。焦る>>1をよそに、コツコツコツと足音が近づいてくる。
>>1がいる個室の扉がゆっくりと開いた。そこには体重100kgはあろうかという脂性のデブが仁王立ちしていた。

(ま、まさかっ!)
そう、そのまさかである。そのむさ苦しい脂デブは糞を垂れに来たのだ。
(やめろっ!やめてくれぇっ!)
>>1は叫んだ。無論その声は誰にも届かない。

>>1の恐怖をよそに、目の前の脂デブはスラックスのベルトを外しシミだらけのブリーフとともに引きずり降ろした。
>>1の目の前には恥垢だらけの包茎チンコが突き出される。

「ふう〜、ヤバイぜ。漏れそうだ」
どう見ても死にかけた豚にしか見えない脂デブはそう呟いた。そしてぼりぼりと尻を掻きながら後ろを向く。

(やめろっ! 頼むからやめてくれっ!)
>>1は叫ぶ。しかし、>>1の叫びは言葉にはならない。
静寂に包まれた大便用の個室の中で、弛んだ腹をさらけ出したデブの苦しげな呻き声だけが虚しく響いた。

恐怖に震える>>1の目の前で、押し寄せる便意に耐えかねるようにいそいそとブリーフを引き降ろす脂デブ。
今度は>>1の目の前に、方々にケツ毛の生えたイボだらけの汚いケツが突き出された。
そのデブの汚いケツは、大きく開かれた>>1の口にドッカリと乗っかってきた。

5 :創る名無しに見る名無し:2014/12/09(火) 03:55:38.78 ID:8KsPWxxk.net
(むぐう〜っ!んむむ〜っ!)
>>1は言葉にならない叫びを発した。しかしその瞬間、
「ブビーッ!」と言う下品な音が響き渡り、男の屁が>>1の口の中に充満した。

あまりの臭気に>>1は失神しかける。
何故自分がこのような過酷な仕打ちを受けなければならないのか、と、>>1は自らの運命を呪った。

…そして、いよいよ真の恐怖がやってきた。

イボだらけの尻の肉の奥に鎮座する浅黒い肛門が大きく開かれ、そこから巨大な一本糞が先端を覗かせた。
それは、メリメリとイヤな音を立てて肛門から搾り出されてゆく。

>>1はもがいた。そして神に祈った。
しかし運命は無情にも私の想像した最悪の事態へと突き進んで行った…。


「…ふう〜。たっぷり出たなあ。昨日ギョーザ食ったから糞も相当クセエな!」
脂デブはそう言って、大きく溜め息をついた。

糞をくわえ込んだまま半狂乱になっている>>1の口に、アンモニア臭たっぷりの尿がジョロジョロと垂れ流される。
その後、脂デブはトイレットペーパーで自分の肛門を拭い、それらを丸めて>>1の口の中に放り込んだ。

立ち上がったデブは、大きく伸びをし、脱糞後の爽快感に浸る。
その傍らで泣き叫ぶ>>1の存在などまるで気づかず、満足そうに微笑む。

ふと、脂デブは>>1の方へ振り返った。 自らがひねり出した排泄物を一瞥し顔を顰める。
そのまま乱暴に便器の蓋を閉じてレバーを動かし、中身を全て>>1の胃へと流し込んだ。

>>1は絶叫した。
しかしその叫びを聞いたものは誰もいなかった…。 (了)

6 :創る名無しに見る名無し:2015/02/28(土) 23:44:48.22 ID:NZm5Be46.net
暇だから初めて小説書いてみた
まだ途中だけど良かったら添削お願いします







わかってくる。年齢を重ねる度にわかってくる。自分が収まる箱、おおよその位置。
県内の中くらいの高校から中くらいの大学に推薦で進学した戸塚優は自分が卒業したら中くらいの会社、もしくは、公務員になるだろうと思っていた。
――つまらない。20万そこそこのお金を得る為に毎日毎日働いて、そこから家賃光熱費食費その他...残るのはせいぜい10万か。
僅かばかりの金からやりくりして楽しみを見出せってか。その他大勢として地味に生きろってか――
戸塚は学食のいつものメニューをいつもの席で食べながら、いつもと同じような自問自答をしていた。別にこのメニューがお気に入りというわけでもないし、この席がお気に入りというわけでもない。
ただ、メニューを選ぶのが面倒だし、いつも空いている席が『ぼっち専用』と呼ばれるこのカウンター席というだけ。
大学1年の時は、憧れの一人暮らし、憧れの東京とはしゃいで同学部の自分と同じように田舎から出てきた田舎っぺと原宿、渋谷、下北沢と買い物に行ったり、段取りさえ整えば平日の夜だろうと合コンに行き騒ぐような日々だった。
が、2年もすれば飽きがくるというもの。次第に誘いにも乗らなくなり、現在では立派なぼっちとなっていた。ぼっちでも悪くない。いや、悪くないと思わなければ惨めな感情に押しつぶされることはわかっている。
「戸塚さんですよね?」

7 :創る名無しに見る名無し:2015/02/28(土) 23:46:25.60 ID:NZm5Be46.net
いつものメニューを食べ終わり、最後にカルキ臭い学食の水を飲んでいたところ、後ろから声をかけられた。
振り返ると、サラサラヘアーのくっきりした二重の今巷で話題のアイドルグループの一員ですと言われても違和感のない美少女がそこにいた。
今まで話したことのある女の子でこんな子は見たことがない。見たら絶対忘れない自信がある。しかし、彼女は自分の名前まで知っている。絶対が絶対じゃないのだろう。
「おー、久しぶり!最近どうよ?」相手のことを忘れてる時はこう返せば無難に乗り切れると大学で学んだ。
今はぼっちでも1・2年次遊んでおり、顔見知りは多い方なので、顔は見たことあるけど名前が思い出せない相手への処世術だ。この後「今度飲みに行こうぜ」で、さよならするという戦術だ。
「え?私のこと知ってるんですか?」
事情が変わった。
「ごめん。全然わからない、誰?」
わかっていることは、自分は彼女のことを知らないが、彼女は自分のことを知ってはいるが彼女が自分に知られてはいないとわかっている、ことだけ。

8 :創る名無しに見る名無し:2015/02/28(土) 23:47:58.58 ID:NZm5Be46.net
「やっぱり知らないんじゃないですかー。フラ語で同じ講義なんですよ!戸塚さんいつも遅れてくるくせに一番前の席で受けてるから割と有名人ですよ」笑うと一際美少女になった。
フラ語とは、1年生の選択必修科目の中国語、韓国語、フランス語、スペイン語の第二外国語の内のフランス語のことである。大学生は何かと講義名を略したがる。
チャイ語フラ語スペ語、ミッション系のこの大学にはキリスト教概論という1年次必修の科目もあるが皆キリ教と略す。
だが、なぜか韓国語だけ韓国語と呼ばれている。韓語、ハン語、コリ語...たしかにどれもしっくりこない。
「てことは、俺が1年に混じって再々履修してる3年生ってことも?」
「有名です。もう2年もフラ語の講義取ってるからフラ語ペラペラなんじゃないかって言われてますよ」
「はは...実際ペラペラだしね」
「あれーじゃあどうして再々履してるんですかー?ところで次は空きですか?立ち話もなんなんで、良かったらあっち席取ってるんであっちで話しません?」
彼女が指さしたのは、学生達が俗に言う『アベック席』。その片方の椅子にピンクのモコモコが付いたバッグが置いてある。
なぜ『カップル席』ではなく『アベック席』と呼ばれているかふと疑問になったが今はそれどころではない。次の3限は専門科目の選択必修科目だが、こんな美少女に誘われているんだ。無碍にできない。
「空いてるけど、どうしようかな」
かと言って、即OKはがっついてると思われかねない。
「わかりましたよー。デザート奢ってあげますから」
「よっしゃ。それならいいよ」
「しょうがないなもう、とりあえず荷物置きにあっち行きましょう」
彼女の右口角がクイっと持ち上がった気がした。

9 :創る名無しに見る名無し:2015/02/28(土) 23:51:19.56 ID:NZm5Be46.net
「戸塚さん、大金手にしたくないですか?」
「え?」
彼女に奢って貰ったショートケーキを食べる手が止まる。迂闊だった。席を移動する時、勧誘の類いかも知れないと思っていたが、やはりか。
「興味なくはないけど、そういうのはちょっと...」
作り笑いで誤魔化す。
これはもう確信に近い。ほぼ100%マルチ商法の勧誘だ。どう断れば...こういう危機的状況は初めてだった。
「綾じゃん、3限サボってデート?てか綾彼氏いたの?」
「げ、バレたか。そういう礼ちゃんこそ生物学おサボり真っ最中じゃん」
なるほど、この美少女は綾というのか、それにしても舌をペロッと出してとぼける表情もまたかわいい。
「で、誰この人?」
礼と言う名前であろう女が怪訝そうな目でこちらを見ながら言う。ショートカットで鋭い目つきの彼女から漂う男勝りな雰囲気に似つかわしくない大きな乳。
GOOD LUCK!と書かれたTシャツが苦しそうにしていた。長身も相まって威圧感がある。
ふと気になり、綾って子の胸をチェックしてみると、膨らみが一見してはわからないほどだった。首元のフリルが申し訳無さそうに波打っていた。
「今ね、この人を勧誘中なんだ!」
綾が満面の笑みで答える。もう確信だ。マルチの勧誘だ。
「ごめんけど、シャンプーとかそういう...販売系は興味ないんだ」
「あははは、綾あんたねずみ講の勧誘だと思われてるぞ。まあ勧誘頑張りなよ。このお魚君の。うち先部室行ってっから」
「あとで行くー」

10 :創る名無しに見る名無し:2015/02/28(土) 23:52:21.07 ID:NZm5Be46.net
礼は自分が付けているジンベエザメのモチーフのネックレスを見て言ったのか、お魚君と命名して立ち去っていった。
これは魚は魚でも、現生魚類最大の魚であり、そんじょそこらの魚と一緒くたにしてほしくない。と、熱弁したかったが、見知らぬボインちゃんに引かれるだけなので礼の後ろ姿を黙って見送った。
「ね、ねずみ講の勧誘じゃないの?」
「違いますよー!!けど、誘い方明らか怪しかったですもんね。ごめんなさい」
「じゃあなんの勧誘?」
「ポーカーですよ!ポーカー!ノーリミットテキサスホールデム!!」
「ポーカーは知ってるけど、テキサス...何?」
「テキサスホールデムですよ。そんなことも知らない人がポーカー知ってるなんて言わないでほしいです!!」
「ごめん、そうなんだ。じゃあ知らない。てか何の勧誘??サークル??」
「そうですよー。サークルの勧誘です」
「んーっと、俺が3年なの知ってるよね?」
「知ってます」
鼻を擦ってエッへんとする仕草にドキドキした。
「じゃあ、3年はもうそろそろサークル引退する時期だってことは?」
「知ってます!」
また同じ仕草を繰り返す。かわいい。
「じゃあ尚更なんでだよ。なんで俺を勧誘するんだよ」
笑うしかなかった。
「大金掴むのに何年生とか何月だとか関係あります?」
「ないけど...そもそも大金どうこうもサークルと関係なくない?」
「なくなくないです」
「良くわからないけど、君と話すと疲れるね。よく言われない?」
「ありがとうございます!よく言われるんですよ!てことで説明は部室行って礼、あ、さっきの子にしてもらいますからとりあえず行きましょう!!話聞くだけでも!!」
自分の腕を引っ張って歩き出す綾。柔らかく、少し冷たい綾を肌で感じながら、食器テーブルに置いたままだぞと言いたかったが今は美少女に腕を引っ張られながら校内を歩く自分に酔いしれたかったから言わないことにした。

11 :創る名無しに見る名無し:2015/02/28(土) 23:54:45.12 ID:NZm5Be46.net
「ここが私たちの部室です!」
引っ張られていた腕は学食を出たあたりではもう既に離されていた。学食から喫煙所を通り過ぎてすぐの建物が部室棟である。サークルも部活も入ってない俺はこの棟に入るのは初めてだった。3階の一番奥の部屋が彼女たちの住処らしい。
「では行きますよ!じゃじゃーん!!」
そう言って綾が部室の扉を開けた。なんとなく掴めてきた。この子は痛い子だ。そして付き合ったら一番厄介なタイプだ。
「礼ちゃん連れて来たよー」
「おー、とりあえずいつも通りここまでは順調みたいだな」
部屋の隅のソファーで横になりながらスマホを弄ってる礼というさっきのボインちゃんがこちらを一瞥する。仰向けになっていても目に付く胸。が、それよりも圧倒的に目に付くものがあった。
「なにこれビリヤード台?」
角がなく、丸み帯びていて横長く、緑色の絨毯みたいな布が敷いてある。それは、ビリヤード台、雀卓のような装いだった。この部屋には似つかわしくない窮屈な印象を受けた。
「違うよ!さっきポーカーって言ったんだからポーカーテーブルだよ!察して下さいよ!てか礼ちゃん!!いつも逃げられるのは礼ちゃんのせいじゃん!!」
「さて、始めるかー。」
礼が気だるそうにソファーから立ち上がる。
「始めるって何を?」
「ポーカーに決まってんだろが。察して下さいよ。」
礼が綾のマネをしながら言ったものだから綾が「もー」と口を膨らませながら二人ともポーカーテーブルの周りに並べられた椅子に座った。
「ちょっと待ってよ。ポーカーやったことないからあんまりルールとかよくわかってないって」
「はぁ、また一から教えんのかよ。これで入って貰えなかったら教え損なんだよなー。綾、オッズは?」
「今のとこ、1:23だよ」
「かー、24倍かよ。こんなもん即フォールドだぞ」
「まだショーダウンしないとわかんないじゃん」
「じゃあ、綾がしろよ」
「ヤダよ。私説明とか苦手だし」
「全くしょうがねえなぁ、お前名前は?」
「あのー、無理に説明してもらわなくても自分帰りますから」
なんだ、このボインちゃん。男勝りとかいうレベルじゃないじゃん。口調も怖い。態度も怖い。もはや、胸以外男じゃん。
おそらくだが、俺の方が年上だろ?あまり関わりたくないのでドアノブに手を掛けドアを開けようとした時、背中に衝撃が走る。

12 :創る名無しに見る名無し:2015/02/28(土) 23:55:58.63 ID:NZm5Be46.net
「ぶへっ」
変な声が出た。
「だから、名前はっつってんだろうが」
倒れ込んだ俺を、礼が見下している。おそらく先ほどの衝撃の原因はこいつだろう。
「あ!もー、すぐ礼ちゃんは暴力振るんだから。だからいつも逃げられるんだよー!」
おそらくじゃなくなった。
「んー、すまんかった。で、名前は?」
「...つか...う」
痛みで声がうまく出せない。
「は?なんて?聞こえねえよ。もっ発くらいたいんか?」
「...と、つか、ゆ、う!!」
「戸塚ね、じゃあアダ名はお魚君にけってえええい!!」
このネックレスのモチーフの魚は魚でも現生最大魚類、ジンベエザメだと熱弁したかったが、痛みでそれどころではない。
「まあとりあえず座れよ」
礼に促されるままポーカーテーブルの椅子に腰掛けると対面に綾と礼が座った。
「お魚君はポーカーについてどこまで知ってんだ?役くらいわかるよな?強い順に言ってみ」
「礼ちゃん、お魚君はいくらなんでも失礼だよ」
綾ちゃんナイスフォローだ。
「魚は魚だろうが」
「まあそうだけどさ」
綾ちゃん折れるの早いよ、それにこれはジンベエザメで魚は魚でも...まあいい。
「ロイヤルストレートフラッシュ、ストレートフラッシュ、4カード」
ようやく痛みが引いてきた
「ほんで、続きは?」
礼がゴミを見るような目で見てくる。正直嫌いじゃない。
「フルハウス、ストレート、フラッシュ、3カード、2ペア、1ペア、ブタだろ?」
これくらいは常識。ポーカーやったことなくてもだいたい知ってる。
「あーおしいですよ、戸塚さん!」
綾が指をパチンと鳴らす仕草をするが音は出ていない。
「4カード、3カードじゃなくて4オブアカインドア、3オブアカインドって言うんですよ!!」
「綾、そこじゃねーだろ。」
礼がため息まじりに言う。

13 :創る名無しに見る名無し:2015/02/28(土) 23:56:55.62 ID:NZm5Be46.net
「さすがにハイカードのことブタって言うのは許してあげようよ!礼ちゃん、厳しすぎ!!」
「そこでもないってば...フラッシュとストレートの順序が逆だったろ?」
綾がポンっと握り拳を掌に叩きつけて小声でそっかと呟いた。
「まあ、全くの初心者がそこまで言えればたいしたもんさ。あとは知ってるとは思うが、同じ役なら数字の大きい方が勝ち。上からエース、キング、クイーン、ジャック、テン...てな具合にね。ジョーカーは使わないからな」
「数字の強さはなんとなく分かるけど、マークの強さはどうなんの?てか、さっきこの子が言ってた大金がどうこうもポーカーとどんな関係があんだよ」
「マークっておい。スーツって言うんだよ。スーツ。スーツに上も下もない。それに、質問は2つ以上いっぺんにするなって、大学のオリエンテーションで習わなかったのか?」
そんなもん大学のオリエンテーションで習うわけがない。
「でもロイヤルストレートフラッシュ同士がぶつかったら引き分けってこと?」
「そういうことはありえないんですよ、戸塚さん!」
「え?確かにロイヤルストレートフラッシュ同士がぶつかるってことは確率的には少なくても0じゃ...」
「テキサスホールデムっていうのはですね、配られた裏向きの2枚の手札と場に出された表向き5枚のカードの計7枚の中から一番強い役で勝負するんですよ。だから、数字で優劣が決まってしまうのですよ。
まぁ、引き分けって場合もありますが。引き分けのことをチョップって言うんですよ!!知ってましたか!?!?」
綾がチョップをこちらに繰り出しながらウインクして言った。ただあまりにもウインクが下手くそで笑いそうになったが、その下手くそなウインクさえもかわいく思える。
「で、大金っていうのは?」
下手くそなウインクのまま綾が言った。
「最高の賞金が出る個人競技ってなにかわかりますか?」
「綾、そのキモい顔やめろよ」
礼に言われてむくれる綾。
「たしかボクシングじゃなかったっけ?40億円くらい1試合で稼いだ選手がいるって聞いたことがある」
「ぶっぶー。惜しいです戸塚さん!というか話の流れで察して欲しかったです!」
「ボクシングはファイトマネーな。賞金で言えばテキサスホールデムだな。世界大会の優勝賞金で10億円くらいだ」
「10億円か...すごいな。テキサスなんとかっていうのが、さっき言ってた手札2枚と場の5枚から強い役を作るって言う?」
「そうです!察しがいいですよ、戸塚さん!テキサスホールデムです!そろそろ覚えましょう!」
「じゃあ言葉で説明すんのもかったるいからやりながら説明すっか」
礼がそう言いながら小さな箱と、それよりは少し大きな箱を引き出しから取り出した。

14 :創る名無しに見る名無し:2015/03/13(金) 22:04:36.11 ID:7MTXAap4.net
母見捨てた震災スピーチ 菅原彩加さん3 [転載禁止]・2ch.net

http://hello.2ch.net/test/read.cgi/ms/1426240747/

15 :創る名無しに見る名無し:2015/08/02(日) 21:25:52.82 ID:wg5+HHSJ.net
 
お世話になります。
私、責任者の加茂と申します。以後、宜しくお願い致します。
http://www.apamanshop.com/membersite/27009206/images/kamo.jpg
浪速建設様の見解と致しましては、メールによる対応に関しましては
受付しないということで、当初より返信を行っていないようで、今後につい
てもメールや書面での対応は致しかねるというお答えでした。
 
このように現在まで6通のメールを送られたとのことですが、結果一度も
返信がないとう状況になっています。
 
私どものほうでも現在までのメール履歴は随時削除を致しております
ので実際に11通のメールを頂戴しているか不明なところであります。
 
 http://s-at-e.net/scurl/common-list.html

16 :創る名無しに見る名無し:2015/08/31(月) 07:51:12.69 ID:YpFQd4Na.net
未熟者ですが宜しければ読んでください!

No.1

それは…
キラリと光って
陽の光にあたりながらダイヤモンドのプリズムように
何色もの色を放ち輝きながら落ちていった。
そしてそこに、一円のぶれゆく円と弧を描きながら綺麗な形を崩して何も無かったかのようにそこへと同化していった。

いったい何が起きてしまったのだろう‥
なぜ私は此処にいるのだろう‥

その記憶をたどる間もなく、
その形をとどめない透きとおった固体は次から次へと落ちてゆく。

もしかして…、泣いてる?

慌てて目の下の部分をぬぐいながら、ゆっくりと後ろを振り返った。
そして振り返る瞬間に何かを把握し始めていた

僕「うにゃぁー!」
君「バーック ドローップ!」
僕「プロレスかッ!」
倒れ込みながらそのダイヤモンドのプリズムのような
光る滴がまるでカメラの連写のような、スローモーションの景色のような、そんな動きを目で追う僕はマトリックス張りの蹴りを入れられながらそれと一緒に倒れて言った

「よう!久し振り!」
こぶしとこぶしで、お互いにパンチしながら僕とアイツは再会した。

17 :創る名無しに見る名無し:2015/08/31(月) 07:57:48.85 ID:YpFQd4Na.net
No.2

偶然会った僕達は、久し振りに帰ってきていた地元の街を歩いていた。
すると、子供の頃ほぼ毎日の様に通った夏だけオープンの花火屋が目に飛び込んできた。
「懐かしいね!」
お互いに同じ言葉が偶然に重なりハモると、ココに行こうと指でジェスチャーしながら店に入った。
店内では好きな花火を選べるようになっていて買い物用のトレーに購入したい花火を選び入れ会計を済ませて店を後にした。
花火の袋を手にぶらさげながらラベンダーの様な薄紫の夕暮れの中を歩いて馴染みのある比較的大きめな川に着き土手を下った。
花火が鮮やかに見えるにはまだ時間が早く河原の石をポーンと投げたりして時間つぶしをしていると、一番星が見えはじめて…
そんな夕焼け空を眺めながら川の水のせせらぎが心地良いリズムで耳に流れてくるのがなんともいえず、まったりしていた。

18 :創る名無しに見る名無し:2015/08/31(月) 08:01:30.13 ID:YpFQd4Na.net
No.3

ブスッ!
「ん?なに?」
ブスッ!
「なんだよ、しつこいなぁ」
ブスッ!
ふざけて私をつ突く
「もう失礼ねぇ。ブッスブス言わないでよー」
私は、すこし頭にきて何かを握った振りをして相手の鼻元に
「ゲスー」
「コレでもくらってろすー」
手を広げて何かを放つ仕草をした
「うわぁー!握りっぺかよー」
「なにすんだよー」
「しかも、ゲスって何だよー」
私は対義語をもちいて
「知らないの!ブスときたらゲスじゃん!」
得意気に言うと、お互いにニヤっと顔がほころび、
さっきの事が何でもなかったかのように線香花火に火をつけた。
パチパチパチ…
小さな弾ける音と共にソレがクルクル回っているかのように丸くなり大きく
バチバチ!バチバチ!っと賑やかな音で火花を放ち始めた。すると…
「デッカくなっちゃった!」
私のその大切な柔らかな球体の一部を持っていかれた。
「もぉー!ちいさくなっちゃったじゃん」
ソレは貧弱な赤い球になってパチパチと申し訳なさそうに弾けていた。
私は大切なソレの行方を追うかのごとくそちらの方へ目をやると、ソレは大きな赤い満月のようになって、その暗闇を温かく神秘的な雰囲気にしていた。
そして落ちそうで落ちないソレは、ゆったりとバチバチと火花を散らしながら
ゆっくりと落ちて辺りが一瞬暗くなった。
「あっ!」
一瞬、時が止まったかのように見え
「…」
「なんか、いいね。線香花火って…」
「うん…」
「誰がこんな素敵な花火作ったんだろう…」
あれだけ豊富な種類の花火の中でも何故かコレだけはとてもスペシャルな花火に思えてならないのだ。
なんと言えば良いのだろう… 。その時の心を表すかのように地味でも温かく、時には寂しく感じさせるような花火かもしれないが、その球体を見つめてるだけで心を落ち着かせてくれる。
そして満月が地に隠れたような、 そんな余韻を残しながら…
「次は何にする?」
その時、子供の頃にもらった線香花火の事を思い出しながら花火の選択に花が咲くのだった。

この後は未定ですが感想等あればよろしくお願いします

19 :創る名無しに見る名無し:2015/08/31(月) 23:27:57.26 ID:GAJ8/Fjj.net
No.1で何が起こったのか、結局、分からん。
比喩を一切使わずに表現してみてくれないか。

20 :超音波テロの被害者:2015/08/31(月) 23:54:30.96 ID:JAf5DFXf.net
超音波テロの被害にあっています。
卑劣極まりない被害にあっています。

何が起こったかわからないときから、
わかってみれば、
まだ世の中に知られていない超音波テロ。

21 :超音波テロの被害者:2015/08/31(月) 23:55:10.18 ID:JAf5DFXf.net
世の中のどれだけの音の振動源・発信源が
使用されているのかわからないが、
多数の振動源・発信源がシステム化され、
ネットワークを通して、
超音波・音波を集中させて
対象を攻撃するらしい。

22 :超音波テロの被害者:2015/08/31(月) 23:55:45.40 ID:JAf5DFXf.net
人や社会が襲われ、罪もない人が超音波で襲われ、
卑劣な被害にあっています。

聞こえる声、音。超音波テロの加害者の声。
「もらいました」という声とともに、
形のあるもの、ないもの、奪っていき、壊していく
超音波テロの加害者の声。

23 :超音波テロの被害者:2015/08/31(月) 23:56:18.64 ID:JAf5DFXf.net
超音波による物理的な力で、
ものが飛び、ものが壊れる。
それが人間の体に対してまで。

身体の表面を突き抜け、内臓を攻撃される。
頭蓋骨を突き抜け、意識を失わされる。
聞こえる声、認識できない声で、精神的なダメージ。
人間の体を壊そうとする超音波テロ。

24 :超音波テロの被害者:2015/08/31(月) 23:56:41.69 ID:JAf5DFXf.net
「見続けるのがいやだから、殺して終わる」、
「証拠隠滅だ」という超音波テロの加害者の声とともに
強烈な超音波の攻撃。
叫ばされ、いたぶられ、
超音波テロの卑劣な被害にあっています。
心の底から被害を訴え、祈っています。

天に神に届きますように。

25 :.   BED   .:2015/09/02(水) 12:20:23.28 ID:PqB/r3Fq.net




こんにちは。

BED と申します。

自信のブログにて俳句を 1日1首 詠むようにしています。

よろしかったら覗いてください。



句集 「 挙句の果て 」

http://blogs.yahoo.co.jp/one_day_one_word/folder/329767.html



ブログには更新していませんが、このほか 詩集、小説 もUP しています。

もしよろしければご感想をお聞かせ下さい。

どうぞよろしく。







26 :創る名無しに見る名無し:2015/09/05(土) 10:23:57.55 ID:AEl4ieHl.net
>>19

返信遅くなりすみません。
未熟者がゆえ考える時間をいただきました。
いったい、何が起こったのだろう…については後にも創作を続けるかもしれないと思い敢えてそうしました。貴重なご意見をいただきましたが、このままとさせていただきたいと思います。

27 :創る名無しに見る名無し:2015/09/06(日) 23:06:13.56 ID:0omw5tXf.net
言いたくないというなら、読者側が勝手に解釈するからそのつもりで。

○まず、「それ」って何だ?
・何色もの光を放って落ちていくもの
・一円のぶれゆく円と弧を描きながら綺麗な形を崩して何も無かったかのようにそこへと同化していく
・その形をとどめない透きとおった固体

後で「光る滴」が出てくるが、「固体」と断言してる以上、滴ではない。
「滴」と「それ」は別のものである。
「透きとおった固体」なのだから、恐らくは氷。

○次に「そこ」って何だ?
氷が「そこ」に同化するというのは、おそらく「そこ」は熱湯の入ったドラム缶か何かの中で、
その中に氷が次々投げ入れられて、どんどん溶けているんだろう。
「円と弧を描きながら」とわざわざ円と弧を分けて書いている以上、
「円」は熱湯の海面の波紋で、「弧」は氷が弧を描いてドラム缶に飛び込んでいることを表現したものと思われる。

○それを見てるだけの「僕」に何で攻撃が来るんだ?
「僕」に「君」がバックドロップを決める。
さらに、「僕」は(なぜか何の脈絡もなく)光る滴の様子を見始め、
そこにマトリックス張りの蹴りを入れた「それ」と一緒に地面に倒れた。
最後に、お互いにパンチしながら「僕」と「アイツ」は再会した。

「君」「それ」「アイツ」が相次いで「僕」に攻撃を仕掛けている理由は、本文中には書いていない。
しかし、どうも主人公には記憶がないらしい。
しかも、「僕」は氷が投げ入れられる様子を見て何故か泣いている分けのわからない感性の持ち主である。
この点から、「僕」の頭がオカシイことが原因でないかと推測される。

結論:この文章は頭のオカシイやつの独り言である。

28 :創る名無しに見る名無し:2015/09/13(日) 23:18:20.55 ID:f2wyQGWE.net
返信遅くなり、すみません。
仰る通り、オカシイと言われた事が
納得でき再創作してみました。
ご親切にご鞭撻いただきありがとうございました。

No.1(再創作)

雨がやみ
深いグレーの曇った空を窓から見上げ、
ようやくドアから出る事にした。

瞳にしがみついていたドロップのような
温かい涙は、陽の光に反射し
ダイヤモンドのプリズムのように輝きながら
落ちていった。
そしてとめどなくこぼれ落ちてゆくそれは、
一円の円と弧を描きながら
次から次へと綺麗な形を崩し
何も無かったかのように
足元の水溜まりに同化していった。
そして拭いても拭いても
手が追いついてゆけず、
水の中にいるような視界で
水溜まりを覗き込むと、
青い空と白い雲が私を覗いていた。

泣くつもりのなかった私は、
もしかして…泣いてる?
心の中で自問していると、
突然人影が映り、
ゆっくりと振り返ると
何年ぶりなのだろう…
見覚えのある顔がそこにあった。
そして、懐かしさ漂う中
「久し振り、元気!」
昔よく交わした、こぶしとこぶしで
互いにパンチしながら偶然旧友と会った。

29 : ◆F9W7MbpBAud5 :2015/09/14(月) 00:00:57.30 ID:wsgcfQBD.net ?2BP(0)

失礼いたしました。
>>28>>27へ返信しました。
念のためトリップ付けます。

30 :創る名無しに見る名無し:2015/09/20(日) 19:03:15.38 ID:fZGHKGNp.net
はやく≪宮崎台≫の解析しろ
ばかりきと お前の仲間が関わってますよね?

なにが「きり」
「と」wwwwいつまでもバレンタインで使用はやめてくださいね

そいつ「真理」がらみなので



というわけで礫さんよろしいでしょうか
もともとスミソニアンでないとミュージアムなので
そのゆうきとかとつけまわすのやめてね あー奥様にごあいさつしなくて失礼いたしました
でもほかが使用してるようだし 渡しちゃうから いいよね 軽音がらみでも
ほかかかわらせてたし 私「すか」とか聞かないので

31 :創る名無しに見る名無し:2015/09/29(火) 21:35:22.28 ID:8WGRKUuo.net
Xくんへの手紙

32 :創る名無しに見る名無し:2015/09/29(火) 21:49:18.22 ID:8WGRKUuo.net
親友AからXくんへの手紙

前略、陽射しのあたたかな秋風のやさしい季節になりましたね

お身体の具合はいかかですか?

きみが入院したと聞き見舞いに伺ったのは、つい一週間前のことでしたが、
お母上様からきみが末期がんであと3ヶ月の命と聞いたときには、
わが耳を疑ったのですが、病室でのきみの顔いろや
学生時代のきみを知るものにとって、
やつれ、やや病気にまいっている姿を目にして、
きみが不治の病に冒されていることを、痛感せざるを得なかったのです

3ヶ月というと、来年の1〜2月にはきみがすでにかえらぬ人となると思うと、
まったく悲しみの極みという他はなく、呆然としながらも、
これからきみの病いがすすみ、痛みや苦しみあえぎながら死んでいく光景が、
はっきりと目に浮かんでくるのです

〜つづく〜

33 :創る名無しに見る名無し:2015/09/29(火) 22:10:01.27 ID:8WGRKUuo.net
幸いにして僕は先日の健康診断でも健康そのもので、
問診の医師にも太鼓判を押していただいたのですが

まさか、きみとぼく、同じ定期健診でわかれた明暗の過酷さに、恐怖をおぼえ、
また、本当に身勝手な考えときみに憤激されるかもしれないのですが、
「ぼくでなくてよかった」というのが正直な気持ちであります

それゆえ、わずか23才でこの世をさらねばならぬきみの運命に同情を禁ぜざるを得ないのです

きみ自身は、きみの不条理な運命に憤りをおぼえ、
悲しみと絶望にくれ、日々増悪していく病状、
痛みと苦しみに苛まれているのかと思うと、
きみの心中、察してあまりあるのです

34 :創る名無しに見る名無し:2015/09/29(火) 22:26:06.91 ID:8WGRKUuo.net
じつは、お母上様には、きみが余命3ヶ月であること、
3ヵ月後にきみは死ぬこと、世を去ること、また
きみの葬式が営まれることをけっして口外せず、
いわんやきみには絶対伝えず、
また悟られぬようにといわれているのです

ですが、ぼくはきみが死ぬことをきみに伝え、
知ってもらうために手紙をしたためたのです

〜つづく〜

35 :創る名無しに見る名無し:2015/09/29(火) 23:05:49.29 ID:8WGRKUuo.net
ぼくが、お母上様の禁をやぶり、あえてこの手紙をきみに送ったのは、
事実と真実を伝え、きみにのこりの3ヶ月間を充実して生きてもらいたかったからなのです

まだ、3ヶ月もある、きみが死ぬのは3ヵ月後で、べつに明日のことじゃない
まだまだ、先のことじゃないか?きみがやりたいことをやるには、
ちょうどいい期間だと、ぼくは思っている

ただ、最後の3週間くらいだろううか?病状の増悪で急速に体力が奪われ、
気力の消滅が起こり、その他の体調面で最悪の期間に突入するだろうとおもう
このようなつらく希望のない状態が息をひきとるきみの臨終までつづく
とてもじゃないが、やりたいことをやっている状況ではないことを覚悟してほしい

じつは、上に書いたことの他に、ぼくがこの手紙をきみに送るのは、
きみという運のわるい、23才で死なねばならない運命を
つきつけられた人間の絶望とはどういう事なのか?
それを知りたいという欲望を抑えることが出来なかったからというのもある

ほんとうにすまない

だが、ぼくはめったに起らない奇跡、幸運を逃したくなかった
きみが悲観、絶望、苦痛を味わうのを、どうしても見たかったから、
僕自身、わがままで自分勝手な人間だと思う
だが他人の不幸、ましてや死の運命に翻弄される人間を、
僕自身に胡坐をかいて、見物する、その快楽、歓喜、
喜び、微笑みを、どうしても味わいたかった

Xくん、ぼくの親友であるきみに、もういちど、あやまりたい

ほんとうにすまない

かわいそうなXくん、たたかってくれ、たとえ、それが空しい徒労であっても

Xくん、きみの悲劇に、幸多かれと祈りつつ、乾杯、きみの親友Aより

〜とりあえず、完〜

36 :創る名無しに見る名無し:2015/09/30(水) 12:15:10.49 ID:EDbypXHn.net
知人BのXへの手紙

親愛なるXくんへ、きみが闘病生活を送っていることを不覚にも
昨日までしらなかった、たいへん、申し訳ない
なにしろ、仕事でたてこんでいて、ようやく、わたしの担当部分が完了して、
あとは、部下のものたちに細かいところを仕上げてもらえばよくなったんだよ

それで、昨日は仕事中にずっと食いたいと思っていた骨付きカルビを食いに
赤坂にくりだしたわけさ、だが、その間中、きみは病院のまずい粥をすすっていたという、
まったく、悲しむべき状態だったときかされた
さらには、あと2ヶ月の命、時間しか残されていないと聞かされた
なんとしても、あの骨付きカルびを死ぬ前に食わせたかったよ
たしか、はじめて、あれを食いにいったとき、きみは大学に入りたてだったな
うまそうに食らいついていたのをいまでも、憶えているんだ

きみがあと2ヶ月で天国にいってしまうとは、残念だ、すごくかなしい
親御さん、妹さんもおなじだろう

おれは、、あまり、人が死ぬような場所には近づかないようにしているので
きみのお見舞いにいくことはないだろうとおもう
いったとしても、きみが息をひきとって、棺桶にはいって焼かれるところくらいだろう
きみの死に顔くらい拝んでおかないとばちもあたりそうだからな
とにかく、この手紙だけで、勘弁してくれまいか?
きみと病魔との苦闘にだけを、きみに精一杯の応援をするつもりだ

たとえ、全身の痛みがきみをもだえ苦しませ、涙と流し血反吐とはきよだれをたらし、
くそや小便が紙おむつからもれだしベッドのシーツをよごしても、
一日でもながく心臓を動かしていきていることをご家族は望んでいると思う

Xくん、歯を食いしばってがんばれ!!!

Bより

〜つづく〜

37 :創る名無しに見る名無し:2015/09/30(水) 21:11:08.33 ID:EDbypXHn.net
兄のXへの手紙

やあ、元気でやってかい?
まあ、やってるわけはないか…

なにしろ、Bがおまえの病気やら余命をばらしちまったんだからな
おまえが夕飯のトレイを、かあさんの「前で床にぶんなげて、
なにやら叫んだり泣きじゃくったり手がつけられないくらいにあばれたのもしかたないよ
おまえが死ぬのを、絶望するのを見守り、あまつさえ楽しんでいるなんて書いてあれば、
そりゃ無理ないわな、まったく、Bはどういう神経してるのか?人間性をうたがうよな
だけど、おまえ、マジで言うと、うすうすとはわかってたんだろ?
病気が病気だから、ヤバイって思わないわけないよな

それにしても、かあさんはBにそんな話をしたんだろうな?
よりにもよって、あのお調子者のBにだぜ?
おかしいと思わないか?
つまりだ、これもだ、お前も、もうわかってると思うが、奴はかあさんと出来てるんだよな
いくら、おまえでも、わかるだろ?つまり、男と女の関係だよ
まあ、かあさんも、世間一般にはそれなりにいい女だし、
、親父があの調子じゃ、たまってたんだろうな
で、家に出入りするBと、まあ、どちらからかはわからんけど
おれには理解の範囲外だけど、お互いが満足なら、なにもいうこともないけどね
かあさんも、女だったってのは、なんとも、気まずいけどね、

そういえば、家には、もう一人、女になりたてのけしからん不良がいたな
兄貴として、お前が不憫で仕方ないよ
妹の下克上というか…いや…なんでもない
気にすんな、あれは、そういうお年頃なんだよ

でさあ、おれはだな、お前は、女抱く元気あるって思ってるんだよ
おまえの彼女、なんで?見舞いにこないのかね?

それはそれとしてだな、とにかく、一回でもやっとけよ

これ、おれにまかせてくれない?
こういうことは、はやければはやいほどいいな
おれも、なんていうか、おまえの兄貴らしいことしてやりたいんだよ
よし、週末に、おまえにいいことがあるようにするから
その前に、ユンケルの一番高いのも送っとくわ
病院の飯というか、栄養剤?あれものこさず飲んどけよ

じゃあ、がんばれよ!!!

兄より

〜つづく〜

38 :創る名無しに見る名無し:2015/09/30(水) 21:27:29.20 ID:EDbypXHn.net
すみません

上の手紙、親友Bではなく親友Aの間違いでした
読み替えて、ご覧くださいませ

39 :創る名無しに見る名無し:2015/10/02(金) 19:08:59.40 ID:kJORHIJ0.net
夏森利佳がXくんに会いにきた件

Xさまでいらっしゃいますか?

はじめまして、わたくし夏森利佳ともうします(ニコリ)

本日はXさまにお伝えすることがございまして、伺わさせていただきました

なにとぞ、よろしく、おねがいいたします(ペコリ)

ということなんだけどさあ

こういう堅苦しい挨拶はやめておく、まあ、これは業務連絡だったりするんだなあ

そうそう、わたしの仕事というのはね、人間に死を斡旋、配給することなのです
つまりは死神というわけ、で、死ぬ人間には、その前に業務連絡をしてるんだよ

そして、これには例外はない、

ただの一度も、だれかさんがそう決めたんだよ
人間には不可能なことでも可能にする、これもね、

そう、そのとおりよ、わかってくれてうれしいなあ

それも、だれかさんが決めちゃったから、もうそういうことなんですね
その程度のことで文句をいう人はいないよね、非難するほうが間違ってると思うでしょ

さて、それでね、業務連絡なんだけど、これがさあ、笑っちゃうよね?
きみもそう思うだろ?はあ?業務連絡?お前、なにさまだよ?という気持ち
こういう事務的なやり方に納得できるか!ふざけんな!あやまれ!

そう、きみの言うとおり、きみは正しい、間違ってないわ

40 :創る名無しに見る名無し:2015/10/02(金) 20:42:17.33 ID:kJORHIJ0.net
では、間違えたのはだれ?

だって、きみがすでに正しさに到達したのだったら、
その反対に向かった、だれかさんは間違いにたどりつくはずでしょ?

つまりは、そう、あのだれかさんだよ

で、業務連絡というテキトーなものじゃなく、
なんていうか、手作りのよさ?
真心をこめてね、だれにでも感謝されるような
心はずむステキなものにしたんだよ

ちょっと、わらえるでしょ?

ああ、そうか、わたしはきみに死を配給するんだもの
やっぱ、こわいというか、招かれざる客みたいなものだよね
うん、うん、ごめんね

41 :創る名無しに見る名無し:2015/10/04(日) 15:46:44.31 ID:f7PLDwcw.net
FBI特別捜査官A・F・シャナハンあらわる

よっ!邪魔してすまんね!話は聞かせてもらった!

いやいや、立ち聞きしていたのは謝罪をする、本当にすまなかった、このとおりだ

ただ、おれは、こちらのレディ夏森の哲学的議論には、ちょっと、補足をしておきたいところがあってだね…

…おっと!その前に、きみたちに、おれの自己紹介をしないといけないな
ええと…ははおれで…いいかな?そうか、ありがとう!

Xくん、そしてレディ夏森、はじめまして、
おれはアレキサンダー・フレデリック・シャナハン、よろしくたのむ!
で、おれ、FBIの特別捜査官なんだよ、はははっ!ははっ…
えー、これが身分証明書とバッチだけど、よくみてほしい、本物だろ?

まず、Xくん、きみには必要があればいつでも、わたしの身分を照会、確認する権利がある
きみがきみの権利を行使するのに、責任、義務、不利益は一切ない、これは保証する

なんだか、こちらのレディ夏森の言葉とおなじだけど、偶然の一致だろう

Xくんには、テレビ会話で直接、FBI長官におれの身分を照会できるシステムを用意させてもらった
端末は、きみのスマートホンでも使えるようにしてある、IDやパスワードは入力の手間を省いた

これで、きみはFBI長官とだけ、FBI長官はきみとだけ、
一対一の、非公開、無人の暗号化通信回線だから、安心して照会できると思う
現在、FBI長官はワシントンの特別執務室で、きみの照会のため待機中だ

えっ?必要ないって?いいのかな?遠慮はいらないよ
うん、じゃあ、このあとでも、必要があったらいつでもどうぞ

あ、そうだった、これは日本の警察や政府には連絡しないでほしいんだよ
というのは、これ、FBIの管轄という事情があって、申し訳ないが了解してほしい

42 :創る名無しに見る名無し:2015/10/04(日) 18:08:49.10 ID:f7PLDwcw.net
最終章

こうしてXくん、夏森利佳、アレキサンダー・フレデリック・シャナハンの3人は、小一時間ほどの談笑のときをすごした

お互いがうちとけ、くつろぎ、腹をわって話し合った
3人の笑顔は、無垢な魂そのもののように、たえることはなかった

なごやかな、そして充実した談笑が終わり、感動と喜びと満足が3人の心を満たしていた

Xくん、夏森利佳、アレキサンダー・フレデリック・シャナハンの3人は、
お互いに笑顔で別れの挨拶をしたが、だれの目にも涙が浮かび、別れをおしんでいた

Xくんは、その3ヵ月後に世を去り、葬儀がとりおこなわれた

夏森利佳、アレキサンダー・フレデリック・シャナハンは、あらわれなかった

色とりどりの花々が大地に咲きほこり、
雨は、都会の街にも、やさしくふりそそいだ
真夏の太陽は明るくかがやき、
天空の星々も、またきらめいていた

…松茸狩りのシーズンには行楽客が山に押し寄せた…

そして、百年の後に、Xくんを知る人間はだれもいなかったのである

〜完〜

思いつきで書き込みをはじめたため、だらだらとした投稿なりまして、すみませんでしたm(__)m

43 :創る名無しに見る名無し:2016/09/24(土) 12:36:20.36 ID:j32zGYLu1
皆さん、秋分の日も過ぎましたね。お寺とか、お墓詣りに行ってきましたか。
その際にどの様に御経を言ってお祈り致しましたか?…ご先祖様とか、身内
とかに〜さ。そこで・・・だ、現代風にアレンジしたオ・キ・ョ・ウをご披露
するので、今度行くときは、良〜く、口の中で唱えなさい。では〜〜〜
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

黄(イエロー[エロ]) 御(オ)  経(キョウ)  ・・・・・・・・

一(イチ)に いちじく
二(ニ)に なまず
三(サン)  さがり
四(シ)まり ぼぼ
五(イツ)つ いんらん ぼぼ
六(ロク)ねんぶつ 地蔵 ぼぼ
七(シチ)しめたから きんちゃく ぼぼ
八(ハ)い上がったか やぐら ぼぼ
九(ク)らいついたか くらやみ ぼぼ
十(トウ)は 当座の 接待 ぼぼ
いずれの ぼぼ といえども
一寸(イッスン)は 入れた程でも なし
二寸(ニスン)は にくからず
三寸(サンズン)は さほどでもなし
四寸(ヨンスン)は よろし
五寸(ゴスン)は ごくよろし
六寸(ロクスン)は 肋骨をつき
七寸(シチスン)は 子宮をつき
八寸(ハッスン)は 腹をつき上げ
九寸(キュウスン)は 急所にとどく
              さあさあ
一尺(イッシャク)ともなれば 人を殺す
家のかかあ なんで死んだ
さねは長くて なた豆のごとく
毛は ぼうぼうと 草むらのごとし
なんじ この世にあるときは
させろ させろと いえども させもせず
あたらおそそを やき場の灰と化す
お尚さんも そう思った
私も そう思った
何べんでも 何べんでも 毎晩でも 毎晩でも
ごしんせき代表 ○○ ○○(ここに誰かの名前を入れる) 様より
ご焼香 願います
            チ〜〜ン チ〜〜ン チ〜〜ン
                          〜了〜

44 :創る名無しに見る名無し:2017/09/26(火) 11:17:58.54 ID:DlvcaXHv.net
【在日特権】でチョンに収奪される、今の社会はイヤだよな!


中共・小鮮・奸国と実際に戦ったらどうなる?wwww
爽快で示唆に富んだ「東京都=精神」の自主独立(インデペンデンス)の物語りです。
現実路線のお話し。
       ↓       
       
  ★『東京独立戦争(だれも書かなかった日本)』★

   http://slib.net/77259


上松煌(うえまつあきら)
http://slib.net/a/21610/ (プロフィール)

45 :創る名無しに見る名無し:2017/12/27(水) 09:47:01.95 ID:C1Z7QFDy.net
家で不労所得的に稼げる方法など
参考までに、
⇒ 『武藤のムロイエウレ』 というHPで見ることができるらしいです。

グーグル検索⇒『武藤のムロイエウレ』"

SDD9PW7N3M

46 :創る名無しに見る名無し:2018/04/10(火) 23:20:24.62 ID:gySAYyPf.net
t

47 :創る名無しに見る名無し:2018/05/21(月) 09:10:25.37 ID:tRZnwP6O.net
知り合いから教えてもらったパソコン一台でお金持ちになれるやり方
参考までに書いておきます
グーグルで検索するといいかも『ネットで稼ぐ方法 モニアレフヌノ』

MD3Z0

48 :創る名無しに見る名無し:2018/07/03(火) 18:48:55.83 ID:f1dClnnX.net
P1M

49 :創る名無しに見る名無し:2018/10/17(水) 19:37:16.07 ID:ZU7x6aHX.net
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

DNS

50 :創る名無しに見る名無し:2022/05/21(土) 05:38:52.98 ID:5zcSvvyt.net
https://i.imgur.com/Io2bP2e.jpg
https://i.imgur.com/6UzJtnp.jpg
https://i.imgur.com/Ggk4gdY.jpg
https://i.imgur.com/tCD9RtM.jpg
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51 :創る名無しに見る名無し:2023/10/11(水) 22:31:56.95 ID:cWpBKbOeS
あちこちでモクト一た゛のやっててクソウケルよね
tΤps://i.imgur.Сom/gdh8KeD.jpeg
地上を眺めるためだけにわざわさ゛陸域をクソ航空機飛ばしまくって温室効果ガスまき散らして気候変動させて海水温上昇させて
かつてない量の水蒸気を日本列島に供給させて曰本中で土砂崩れに洪水、暴風、猛暑、大雪、森林火災にと災害連発させて.
地球に國土に国力にと破壊しまくって住民を殺害して,核兵器がすかしっぺにしか思えないほどの破壊活動を繰り返してる
JALだのANAだのクソアイヌドゥだの酒飲んで業務してるクサイマークだのゴキブリフライヤーだのジェットクサーだのJTBた゛の
世界最悪の殺人テロ組織公明党強盜殺人の首魁蓄財3億円超の斉藤鉄夫らを滅ほ゛すための活動すらしないで、モクトーとか意味不明だろ
持続可能な開発目標に壊滅的なダメージを及ぼすために国連本部まて゛ノコノコ外遊して気候変動させる湯崎英彦とか救いようがないしな
(羽田)ttps://www.call4.jP/info.php?Tуpe=items&id=I0000062 , Ttps://haneda-projеct.jimdofree.com/
(成田]ttΡs://n-souonhigaisosyoudan.amebaownd.Com/
〔テ口組織)ttps://i.imgur.com/hnli1ga.jρeg

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