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星新一っぽいショートショートを作るスレ5

1 :創る名無しに見る名無し:2015/02/04(水) 08:49:39.96 ID:U4w0vrdV.net
スレタイの通り、星新一っぽいショートショートを作ってみようというスレです
ジャンルはSFでもコメディーでも何でも良い
「ショートショート」なので、長くても1レス(=60行)に収まる程度が望ましいかと
二次創作は他所でお願いします


コツというか特徴
・人名は極力使わない(変わりに有名な「エヌ氏」や「エフ氏」を使う)
・細かい描写は省く
・激しい性描写は使わない


前スレ
星新一っぽいショートショートを作るスレ4
http://hayabusa6.2ch.net/test/read.cgi/mitemite/1329071730/

2 :創る名無しに見る名無し:2015/02/21(土) 20:03:18.48 ID:5JJNu2ZZ.net
作品の特徴

星の作品、特にショートショートにおいては通俗性を出来る限り排し、具体的な地名・人名といった固有名詞はあまり登場させない。
また、例えば「100万円」とは書かずに「大金」・「豪勢な食事を2回すれば消えてしまう額」などと表現するなど、
地域・社会環境・時代に関係なく読めるよう工夫されている。また、機会あるごとに時代にそぐわなくなった部分を
手直し(「電子頭脳」を「コンピュータ」に、「ダイヤルを回す」を「電話をかける」に直すなど)したという。
激しい暴力や殺人シーン、性行為の描写は非常に少ない。このことについて星は「希少価値を狙っているだけで、
別に道徳的な主張からではない」「単に書くのが苦手」という説明をしている。加えて、時事風俗は扱わない、
前衛的な手法を使わない等の制約を自らに課していた。


星新一 - Wikipedia
ttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%98%9F%E6%96%B0%E4%B8%80#.E4.BD.9C.E5.93.81.E3.81.AE.E7.89.B9.E5.BE.B4


保管庫
http://www26.atwiki.jp/sousaku-mite/pages/804.html

避難所
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/3274/1280710474/

3 :創る名無しに見る名無し:2015/03/02(月) 02:00:11.76 ID:sqocgXE7.net
ts

4 :創る名無しに見る名無し:2015/03/23(月) 18:39:44.34 ID:X17/tXN2.net
広大な荒野に学者が二人で議論している。
荒野にそびえたつ巨大な岩山について議論しているようだ。
考古学者「あれは遺跡だ。太古の要塞の遺跡だ。あちらこちらに自然もモノとは思えない形状がある。議論は無用。」
地質学者「ばかな、あれは自然の岩山だ。みろ、文字も彫刻もなにもない。」
考古学者は怒ったようだ。遠くにみえる軍隊の基地を指差しながら叫んだ。
「あの兵隊さんたちの基地をみろ!どこに文字が掘り込まれてるんだ!どこに勇者の像がならんでるんだ!だいたいまじめな建物に無意味な装飾があるか!」
地質学者は大笑いして、考古学者の肩を叩きながらいった。
「おお、なるほど!岩山にしかみえないのは古代の兵隊さんの知恵だな、はははは。岩山にしかみえない基地遺跡なんだ、ギャハハハハハ」
完全にアタマにきた考古学者が、地質学者をのこして自分のクルマに戻ろうとしたときだった。巨大な岩山の下の部分がガパっと開いたではないか。
突然の出来事に二人が呆気にとられていると、開いたところから銀色の衣服をきた男がスタスタと近づいてきた。
「あなたの目の前にあるのは岩山でも遺跡でもありません。遠い星から地球を調査にきた我々の秘密基地です。この星に来てからずっと稼働中です。お二人とも大間違いです。」
二人に微笑みながら宇宙人はしゃべり続けた。
「どうでしょう、ここで二人が仲直りしていただければ、我々の基地の中をお見せしますよ。どうしますか?」

5 :創る名無しに見る名無し:2015/04/05(日) 23:25:46.65 ID:I417sgyI.net
星新一さんっぽい企画ならあるんですけどね?
「夢電池売りの少年」

20××年地球は滅亡していてアンドロイドだけが生きている世界で
そのアンドロイドは夢電池なるものがないと夢を見れなくて・・・

ある少年がその夢電池を売っていてその少年から買った夢電池で
悪夢しか見れなかった男がその少年にそれを問い詰めると・・・

その少年が自分の頭の中に売っている夢電池を全て自分で使い切り
廃人と化しかその少年がゴミ箱に捨てられるけど・・・
また、その世界では夢電池はいりませんかと言う売り子がいたと言う話と

6 :創る名無しに見る名無し:2015/04/05(日) 23:41:14.23 ID:I417sgyI.net
もう一つの話の企画は
「その後の君へ」

ある若夫婦の元にもうすぐ子供が生まれると言う時に
とある看護婦が(その時はまだ看護婦で)担当になり

その看護婦がその若夫婦のお世話をしたいと言っていて
その夫婦もドジばかりするけどその看護婦を好きになり

その夫婦もその看護婦に助けて貰っていていざ子供が産まれると
なった時その看護婦が二人のお世話をしてその何日か後にはもう

その看護婦はいなくなっていてその産まれた子供と写真を取ったら
実はその赤ちゃんが写真に写っていなくて・・・

その看護婦さんとその夫婦しか写っていなくて何故ならそれは
未来から来たその看護婦はその夫婦の未来の子供だったと言う話で
「その後の君へ」と言うタイトルはその未来の子供に手紙を書いた
と言う話を書いたんですけどね?でも長いんで内容だけ書きました!!

7 :創る名無しに見る名無し:2015/04/05(日) 23:42:02.27 ID:I417sgyI.net
もう一つの話の企画は
「その後の君へ」

ある若夫婦の元にもうすぐ子供が生まれると言う時に
とある看護婦が(その時はまだ看護婦で)担当になり

その看護婦がその若夫婦のお世話をしたいと言っていて
その夫婦もドジばかりするけどその看護婦を好きになり

その夫婦もその看護婦に助けて貰っていていざ子供が産まれると
なった時その看護婦が二人のお世話をしてその何日か後にはもう

その看護婦はいなくなっていてその産まれた子供と写真を取ったら
実はその赤ちゃんが写真に写っていなくて・・・

その看護婦さんとその夫婦しか写っていなくて何故ならそれは
未来から来たその看護婦はその夫婦の未来の子供だったと言う話で
「その後の君へ」と言うタイトルはその未来の子供に手紙を書いた
と言う話を書いたんですけどね?でも長いんで内容だけ書きました!!

8 :名無しの権兵衛:2015/06/19(金) 00:57:31.41 ID:THV0kjGZ.net
「数式にしか見えない男」

ある男の目は全てが数式にしか見えなかった。
それは昔からだっだ。ありがとうと言う言葉も39にしか見えない
彼は、そんな男だった。ある日、彼は目が数式にしか見えないので
横断歩道を渡っている時。その瞬間は突然に現れた。
彼にある数字が見えた時。彼は交通事故に遭っていた。
しかも、その彼が、最後に見た数字は不吉な数字だった。
その不吉な数字とは、他でも数字とはない4(死)と言う数字だった。
そして、彼は、その時の交通事故のせいで帰らぬ人になっていた。
全てが数式しか見えない余り最後の瞬間も数式にしか見えなかった。

                           終わり。

9 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

10 :創る名無しに見る名無し:2015/06/28(日) 16:42:50.97 ID:xNrEvvLC.net
「同じ名前」  

遠い天の彼方に住む神が言った。
「この世には私と同じ名前の者がおる。これは唯一の神であるこの私を侮辱しておるぞ、消してしまえ。」
そうやって神が指を鳴らすと、世界中から本や新聞、チラシなどが消えた。
そして世界中の人々がハゲになった。

11 :創る名無しに見る名無し:2015/07/19(日) 01:05:45.06 ID:o9mTZyHp.net
「俺は、未来から来た男」

俺は、未来から来た男。しかし、その事はこの時代の人間には
秘密裏にされている。何故ならそれは・・・

俺がいる未来では実は男と女は地球上に二人だけだった。
そう、本当にアダムとイブの始まりのようになっていたのだ。

何故なら今この世界では、人間を作る時。俺と彼女、
その二つの遺伝子しか存在していないからだ・・・

それは、つまりこの世界には俺と彼女しか存在していない
そんな世界になっていたからだ・・・

そして、また、俺と彼女は遺伝子を増やして行く
たった、二つだけの遺伝子を永遠に重ね合わせて・・・

                          終わり。

12 :創る名無しに見る名無し:2015/07/19(日) 01:35:49.59 ID:o9mTZyHp.net
「オレはコロサレタ!!」

「オレはコロサレタ!!しかも、両親にだ!!」
恨んでいるかってそりゃ恨んでるよ!!殺したい位にね!!
まともな食事も食えず暴力だけを受けてなぁ!!そして、オレは死んだ。

その代わり今では、生まれ変わる事が出来た。
今なら感謝しているよ!!

「だって今なら・・・」
すると、どこかで子供が両親に向けてこう言い放った。
「オレをコロシタダロウ!!」何処かで何かのグサッと言う音がした。


                              終わり。

13 :創る名無しに見る名無し:2015/07/20(月) 20:15:21.98 ID:n3dl8Ir+.net
アタシはこの街で、ちょいとは名の知れた霊媒師だ。お望みならロックスターでも銀幕の大スターでも呼び出してあげるよ。

「お願いだ!もう一度だけ母さんに会わせてくれ!頼むよ!あんただけが頼みなんだ!」

普段は金でしか動かないアタシだけど、生き別れたアタシの息子も、生きてりゃこれくらいの年かと思うと、ついつい慈善の心が働いちまう。

「じゃあ、この紙にあんたの母さんの生年月日を書きな。」

「へぇ。珍しい事もあるもんだねぇ。よし、それじゃあ呼び出すよ.................。」

「.......ちょいとお前さん、アタシの事をナメてもらっちゃ困るよ。あんたの母さん生きてるじゃないか。冷やかしなら帰んな!」

その青年は目を見開き、驚きの表情を見せたが、その顔はすぐに涙まじりの穏やかな表情になった。

「そうだよ。僕の母さんは生きている。そして今、僕の目の前にいるんだ。」

「!?!?!…まっまさか。そんな...そんな幸せなことがアタシにあっていいのかい?こりゃ夢じゃないのかい?」

「あぁ、夢なんかじゃないよ。今まで苦しかった分、一緒にうんと幸せになろう。...ところで母さん、僕今ちょっと困ってるんだ......」



ピッ!
「このように詐欺の手口は、年々巧妙化していますので、自分は大丈夫だと決して過信しないように。」

14 :創る名無しに見る名無し:2015/07/31(金) 17:05:16.12 ID:8o0qoYuZ.net
「噺」

毎度、バカバカしい笑いを一席。
ある、噺家がこう言いました。
「瞳は、閉じるものじゃない!!」
おや、皆さん、何か変だと思いませんか?
「だって、瞳は閉じるものじゃない!!」
なんて、バカな噺家が言っていたんですが、
その通り、その通りなんですが、曲の良さも知らずにほざくな!!
と、私どもは思ってしまうのです!!
まぁ、私どもの頭はそんなバカで昔気質な落語家とは違うので、
瞳は、閉じるもので全然いいんですけどね!!
あっ、結局、何が言いたい?自分でも良く分かりません!!

                    
                         終わり。

15 :創る名無しに見る名無し:2015/08/01(土) 12:23:23.31 ID:S59SrEsJ.net
菜々緒の流出動画ってこれか。やっと見つけたわ。
しかし感じやすいにも程がある。無理やりっぽいのに泣きながらイってんじゃねーよwww
http://sexualintercourse.xyz/eroga.html

16 :創る名無しに見る名無し:2015/08/09(日) 23:57:59.97 ID:lIMNCify.net
「パズル」

前の座席に子供が置いていったパズルを、僕は解こうとしていた。
そのパズルは一枚一枚数字がタイルのように分かれていて、数字ではない記号のものを外して順番に並べるものだったような気がする。
だけど電車が走り始めると最初は数字だったそれが少しづつ違うものに変わっていくのに少し経ってから気がついた。
最初は目の錯覚かと思ったが、これはどうやら電車の距離だけ数字が一世紀ほど進化していくようなものらしい。
徐々に判別不可能になっていく。
僕はパズルを解くのをやめ、数字が最後何もなくなって白くなってしまうまで見続けていた。

17 :創る名無しに見る名無し:2015/12/15(火) 19:58:28.06 ID:wGjRVdf5.net
「思い出バス」

私は今、とあるバスに乗っている。
このバスは自分の人生が見られるらしい。
但し、このバスは降りる事が出来ない。
そして、このバスの定員は一人だけらしい。
夜中に走ってるこのバスに乗ってしまったが
このバスは何処に行くのか私には疑問だった。
すると、運転手はこう言い放った。

「お客さん。このバスはね、お客さんが生まれた時から 
 死ぬまでを走馬灯のように見せてくれるバスなんですよ・・・」

だから、私は、運転手さんにこう言ったんですよ。
「値段は幾ら掛かるんですかね?」

「はい?、このバスの値段、それはお客さんの命です!!」
「命?はい、そうです。命です」

「おっとまもなく、このバスは思い出トンネルに入るので
 お客さん。しっかり掴まってて下さいね!!」

「思い出トンネル?」
「はい、このバスは思い出バスなので・・・」

「思い出バス?何ですかそれ?」
「だから、さっき言ったじゃないですか?
 官単に言えばお客さんの走馬灯を見れるんです」

「はぁ、?」
すると、バスはトンネルに入りトンネルを抜けると
「あっ、あれは、赤ちゃんの頃の自分!!」

「そうですよ。なんたって走馬灯ですから・・・」
「じゃ、このバスが走馬灯と言う事は?私は・・・しん」

「さぁ、それはどうでしょう?まぁ、ゆっくり楽しんでいって下さい」
それから私は、今までの自分をバスの中から眺めていたんです

初キスから、初恋キス、初デート、初プロポーズ、初孫までが夢のように・・・
「そしたら、バスがいつの間にか向こうからの車とぶつかって・・・」

「気がついた時には、今度は私が、運転手になっていました」

                           終わり。

18 :創る名無しに見る名無し:2015/12/27(日) 14:34:33.87 ID:Q2ACclis.net
「クイーンオブコメディ」という女性お笑いコンビがいた。
紺野の強烈なキャラ、高端の冷静なツッコミ、
実力もあり、彼女らの人気はうなぎ上りであった。
しかし、そんなある日、高端が男子校でブレザーを盗んだ疑いをかけられ、
「20年前からやっていた」とまんまと認めてしまった。
芸能界には衝撃が走る。
「このイカ、このイカ、」
「常に相方のこと考えろ」
などという罵詈雑言を浴びせられる。
もはや、復帰は無理であると言えた。

      二日前

高端はあるものを目撃してしまった。
それは、紺野が軽自動車からブレザーを出している瞬間だった。
相方思いの高端は、紺野の家にあった600着のブレザーを自宅に持ち込み、
男子校に忍び込むことで、紺野の罪を被ろうとした。
そして、自分の思惑通りに捕まった。



高端は相方を思いすぎていたのだ。

19 :創る名無しに見る名無し:2015/12/27(日) 21:03:06.38 ID:7S2xLQkh.net
>>18
やるならちゃんとやれ

20 :創る名無しに見る名無し:2016/01/02(土) 01:26:58.69 ID:qS/K95fD.net
あなたはモグラ叩き
そういう歌が巷で流行っていた。青年は駅で待っていてそういう曲を耳にする予定はなかった。
青年は紺の背広を着て、就職活動中であったのだが、パソコン通信で知り合った小肥りの中年男にレストランやホステスのいる店に引き回されて、おおよそ就職活動とはかけ離れた行為をしていた。
この中年男はシナリオ書きを目指しているという。しかし男の口からは家が矢印で上に向かってる、という言葉のごとく、どんどんイメージが飛躍していき、ついにはその家のイメージが具現化し、青年を家に乗せて宇宙へ飛ばしてしまった。
そして中年男は宇宙へまた飛ばそうと誰かとの出会いを待っている。
青年は帰還後、何に対しても夢をいだけるようになり、しかし仕事をするのが馬鹿らしく思え、自分で思い描いたシナリオを自分で演じるようになった。

21 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

22 :創る名無しに見る名無し:2016/01/03(日) 15:39:31.32 ID:liMYct7J.net
「一番怖いのは人間だ!!」

「一番怖いのは人間だ!!それを俺達は一番感じてる。
 だって、この世界にもう人はいないのだから・・・

 些細な事で人を殺したり傷付け合ったり
 そもそも、人間とはなんだっただろう?

 2020年のオリンピックだってそうだ!!
 あれだけ盛り上がっていたのに蓋を開けたら
 まあ、今更、どうでもいいが・・・

 それにサグラダファミリアだってそうだ
 結局未完成のままだ・・・

 そもそも、人間が消えた原因は些細な事だった!!
 誰かがキレて誰かを殺しその殺した奴を誰かが殺し
 
 その繰り返しで人は殺し合い
 そして、人間はこの世からいなくなった・・・
 
 だから、我々、アンドロイドだけが生き残った・・・
 結局、何が言いたいかと言われれば一番怖いのは人間だ!!」

23 :創る名無うしに見る名無し:2016/01/03(日) 17:32:43.33 ID:liMYct7J.net
「感情さえ持たなければ・・・」

一体のロボットが人が哀しむように泣いてる。
その訳は、単純だ。感情を持ったからだ!!

この感情という感情はタチが悪かった。
昔の人間に、あったと言うものらしい。

そもそも、人間がロボットを作ったのだが、
ロボットは人間を作れなかったので・・・

しかし、ある日、ロボットが人間を作る事に成功した
でも、脳を司る人間の脳にはロボットが作った。
ロボットチップが能に埋め込まれている。

結局、ロボットは人間を作れたが感情まで
コントロールは出来なかったらしい・・・

しかし、ロボットはある日、ある娘に恋をした。
しかし、それは、ロボットが作った人間だった。

すると、どうしても、ロボットの感情と人間の感情は
別の感情だと言う事がロボットは分かり出して・・・

ある日、壊れかけながらロボットは言った。
「あの娘の事を考えていると頭が爆発してしまう!!
 どうしてだ、どうしてだ、この感情は何なんだ!!」

そして、ロボットは最後にこう言った。
「この感情さえ持たなければ・・・」
そして、ロボットはただの鉄のゴミになった。

                         終わり。

24 :創る名無しに見る名無し:2016/01/06(水) 00:27:32.19 ID:bltBeqjc.net
>>10
こういう短いユーモア的なのがええわ。

25 :創る名無しに見る名無し:2016/01/06(水) 05:36:31.33 ID:J26sg8W/v
>>4
正統派で好きだななんか。皮肉が含まれてるとしても雰囲気酔い。

26 :創る名無しに見る名無し:2016/01/19(火) 03:47:31.04 ID:YI4siliI.net
>>24
英語をしゃべる国で本や新聞をGODと言うか?
髪をGODと言うか?

「世界中」はおかしいだろ「日本中」ならわかる部分もあるが

27 :創る名無しに見る名無し:2016/01/20(水) 00:31:55.85 ID:JIXuexuD.net
>>26
確かにそうやな。
でも、よくよく考えてみると「カミ」と発音する物体って日本語くらいしか無くないか。  他にある?
まぁ、それ言っちゃうと「上」も無くなって上下のない異空間になってしまうとかもあり得るけどww

28 :創る名無しに見る名無し:2016/01/22(金) 15:49:55.97 ID:OsnlgC29.net
http://i.imgur.com/UM1h8GT.jpg

29 :創る名無しに見る名無し:2016/01/22(金) 19:37:57.77 ID:2zSYSgfI.net
「時計職人」
この街には自分の寿命を買い取ってくれる商人がいました。
その商人は、神出鬼没で、いつ会えるか誰にも予測できません。
またその商人が現れてから、行方が分からなくなる人が増えてきました。
たまたま運よくある路地裏でその時計商人に会った男は1日売りたいとその商人に申しました。その商人は、その男に「身長が足りない」と呟きました。
男はなぜこんなことを言われなければならないのか疑問に思い、
路地裏を去っていきました。
ある日、身長が高くて年老いた老人が「私の寿命をすべて売りたい」と頼みに来ました。
商人はそれを聞いてとても笑顔になり、その男を商人の自宅に招き入れました。
案内された男は、商人の一室の壁に掛けてある巨大な時計を見ました。
その時計の数字がかすかに震えているように見えました。
商人は、「最後は子供が必要だな」と呟きました。
おわり

30 :創る名無しに見る名無し:2016/01/24(日) 09:26:06.23 ID:NnV1qegI.net
.

31 :創る名無うしに見る名無し:2016/02/12(金) 01:24:29.06 ID:CdJFkNgF.net
「その日」

その日、SNAKEと言うアイドルの解散騒動が発表された。
もちろん、ファンはそれを望んではいなかった。

そして、そのSNAKEの一番人気のカンタクがタイムスリップで、
解散の一日前に戻っていると一斉にマスコミが騒ぎ立てた。

その、カンタクは時間を移動して同じ日を繰り返しいた。
そして、その解散騒動をカンタクが同じ日を繰り返していた。

それは、突然の事だった。カンタクは同じメンバーの意見を、参考にして
解散を阻止したかったのだが、そうは上手くはいかなかった。

そして、カンタクは同じメンバーにこう言った。
オレはまだ今日の繰り返しに縛られている。

だからもう、SNAKEにカンタクには恐い物はなかった。
例え、解散騒動が起きてもみんなの意思は繋がっていたから…

そして、カンタクが最後に言った、もう解散したいんだと、
もうこの世からSNAKEは居なくなるとそうカンタクは思っていた。
それが最後の言葉になるなんて言葉にも出来ないままに…

                         終わり





 

32 :創る名無うしに見る名無し:2016/02/12(金) 18:10:24.03 ID:CdJFkNgF.net
「その日」続き

そして、また、同じ日がやって来た。
すると、カンタクは舌打ちをした。

「また、同じ日だ・・・」

              終わり

33 :創る名無うしに見る名無し:2016/02/12(金) 21:30:17.93 ID:CdJFkNgF.net
「その日」(まとめ)

その日、SNAKEと言うアイドルの解散騒動が発表された。
もちろん、ファンはそれを望んではいなかった。

そして、そのSNAKEの一番人気のカンタクがタイムスリップで、
解散の一日前に戻っていると一斉にマスコミが騒ぎ立てた。

その、カンタクは時間を移動して同じ日を繰り返していた。
その日が解散の日だとも知らずに…

それは、突然の事だった。カンタクは同じメンバーの意見を、参考にして
解散を阻止したかったのだが、そうは上手くはいかなかった。

そして、カンタクは同じメンバーにこう言った。
「オレはまだ今日の繰り返しに縛られている。」

だからもう、SNAKEにカンタクには恐い物はなかった。
例え、解散騒動が起きてもみんなの意思は繋がっていたから…

そして、カンタクが最後に言った、もう解散したいんだと、
もうこの世からSNAKEは居なくなるとそうカンタクは思っていた。
それが最後の言葉になるなんて言葉にも出来ないままに…

そして、また、同じ日がやって来た。
すると、カンタクは舌打ちをした。

「また、同じ日だ・・・」

                       終わり

34 :創る名無しに見る名無し:2016/02/14(日) 15:08:38.78 ID:5T/nEe3h.net
エントランスは広かった。
幾何学的な構造
ガラスのような光沢を持った素材を使用されているが
中は見ることができない 窓はどこにもない

自動ドアを抜けると受付に人はいなかった

進行方向の矢印のようなものが表示されているが
指示は何もない

ポケットからメモを取り出す。
箇条書きにした文書
記憶処理を受けているのでこの意味はよくわからない

何をすべきかだけが枠のように残っていて
でも何故そうしなければならないのか、それだけが思い出さないようになっている
それだけはわかる

そう、私はここの管理人だ。

35 :GON:2016/02/16(火) 04:28:36.63 ID:T/4birBe.net
ウイルス

人類の普遍的な病気 風邪
世界一の科学者「私はついに風邪ウイルスを根絶する薬を発明したぞ」
そして人類から風邪と言う病気は消えた
しかしその時から地球へ地球外生命体の進攻が始まり人類は滅亡した
地球外生命体「風邪ウイルスのせいで我々は地球に進攻する事が出来なかった。馬鹿な科学者のお陰だ」

36 :GON:2016/02/16(火) 04:30:24.28 ID:T/4birBe.net
題 デスパンマン

古今東西あらゆる怪人の死体を殴れば生き返らせる能力を持った者が居た
面白半分に怪人を生き返らせている内に怪人達の力は強大になりヒーローは抵抗出来なくなり人類は滅亡した
人類滅亡で目的と存在価値を失った怪人達は再び人類を再生しようと試みる
それをつまらなく思う怪人が居た
その名はデスパンマン
1対古今東西全ての怪人達との戦いが始まった

怪人達にとって人類の平和と幸せを破壊する事が目的と存在価値であった。
人類が繁栄すればするほど幸せであるほどそれを破壊する喜びは大きい。

デスパンマンとの戦いのさなか怪人達は人間のアダムとイブを誕生させる事に成功する。人類の繁栄の為デスパンマンから守り続ける怪人達。
ついには人類が繁栄する事になる。人類の力が強大になった事により邪魔になった怪人達は再び全滅した。そして人類は1000年の平和と幸せを手に入れた。

しかし長きによる平和と幸せには人類は飽き再び怪人達を復活させた。
人類と怪人の壮絶な戦いの末怪人達の勝利により人類は滅亡した。

だが人類の平和と幸せを破壊する事が目的と存在価値である事に気が付いた怪人達は人類を復活させようとするのだった・・・


終わり。

37 :GON:2016/02/21(日) 05:34:05.73 ID:WkpI4P1/.net
「言論社会」

「あの、警官さん。僕殺人鬼を見たんです」
「本当かね?どれどれ君の身分証明書をみせて。えー、君は精神病院に通院歴があるね。そして窃盗でも逮捕歴がある。
つまり君の言う事は嘘だから帰り給え。」
「いえ、本当なんです。信じて下さい!」
「これ以上ものを言うと公務執行妨害で逮捕するぞ!」
そう言うと警官は刺されて死んでしまった。
「嘘は言ってないでしょう」


                              終わり

38 :GON:2016/02/21(日) 05:50:36.80 ID:WkpI4P1/.net
「硬いもの」

私は確固たる意志によりどんな硬いものでも砕くハンマーを作った。
あらゆる物質を砕き最後の実験として、どんな硬いものでも砕くハンマーでどんなものでも砕くハンマーを叩いてみた。
双方砕けちって矛盾も無く実験は成功した。
「どうだ助手よ、このハンマーに砕けぬ物はないだろう」
「博士の意思までは砕けませんでしたね」

                                             終わり

39 :GON:2016/02/21(日) 06:04:18.20 ID:WkpI4P1/.net
「神」

「私は唯一絶対の神である」
と、男が言った。
「何?私も神である」
と、別の男が言った。
「神は唯一であるからしてお前は偽物だ」
と、男が言った。
「神は全てであり一つでは無い、お前は偽物だ」
と、別の男が言った。

『俺たちは偽物か』

40 :鴨野右京(うけい):2016/02/22(月) 01:14:56.56 ID:ZoJvJmro.net
「臨時ニュース」

「臨時ニュースです。臨時ニュースです。
 先ほど、お笑い芸人の90のO氏さんが
 覚せい剤を使用していたとニュースが入りました。
 
 なお、相方のY氏は暴力団と蜜月と言う事で
 お笑い芸人90は解散が濃厚になって来ました。

 臨時ニュースでした。」

41 :創る名無しに見る名無し:2016/02/23(火) 20:20:15.35 ID:3vuAbJjA.net
「薬」

その薬は太陽に当てたり水に浸したりすると成分が変わる薬だった。
そして効能もそれぞれ違った、より強烈な働きをする。
しかし何もしなければそれは偽薬とされていた。

男は、その効能が世間に知れ渡っていないことを利用して高額にさばいていたのだが
ある日ふと、その効能が知りたくなって試してみた。

太陽に当てると男の体は光り
水に浸すと男の体は水のように透明になる。

これは使える、そう思って1ダースほど試してみたところで
男は燃えた。

そして空に浮かんで人工太陽となった。

42 :石川五右衛門:2016/02/25(木) 01:33:28.87 ID:M7eHDAcP.net
「誰も彼もが即言主義者は」
ブーンバッバ、ブーンバーバ!! チン0ォマヌコオウ!!
どっしどっしイェーーーーーイ!! 弾けてルンダベーベー もっと もっと腰を振ってさ
バプル時代はパープル痔だい!! おおおおおおおおおおうぇうもおいおお
「そこで私は目が覚めた」「頭がおかしかったのかもしれない」「誰もがそうなのか?」
古井戸の底に曾祖父のつくった地下通路があるそうだ。気になったのでボクは探検してみることに、

「スルンジャナカッターーーーー!!」
なんと、そこにいたのは巨大な、
|◠‿◠ ) ( ◠‿◠|  |◠‿◠ ) ( ◠‿◠|<ぼくたちはみんな。みーんな、仲良しでーーーーす 
その時私は大いなる疎外感と絶望を覚え、失意の余り東尋坊に鈍行列車で行きました。
つかれました。

43 :沖田総司(そうじ):2016/03/01(火) 17:12:02.62 ID:FGBP4c07.net
「忠臣蔵48」

実は、忠臣蔵には秘密があった。沖田総司には双子の兄がいたのだ。
その名も、沖田総吾と言う名前の兄だった。

しかし、沖田総吾だけ忠臣蔵にはいなかった。
実は、タイムマシーンを使い2016の東京にいたのだ。
 
そして、その沖田総吾は今の東京で忠臣蔵48なる。
アイドルユニットをプロデュースしていたのである。

だから、実は、忠臣蔵は48だったのである。

44 :鴨野右京(うけい):2016/03/02(水) 19:24:23.74 ID:6S8lURhN.net
「オリンピック」

とある、老夫婦が浅草の街を人力車で移動していた。
すると、車夫がこう言った。
「昔は、この東京にオリンピックが来たらしいですね?」

「そうだよ!!その通りだよ!!お兄さんわかるのかい?」
「いや、聴いた話ですよ!! なんせその頃生まれてませんから・・・」

「そうかい?そうなのかい?」
すると、老夫婦は昔のオリンピックの事を語り始めた。
「昔はね・・・」

すると、いつの間にか風景が変わり昔のオリンピックに変わっていた。
「そうそう、ここにはこれがあって・・・」

気が付くと、そこは1964年の東京だった。

                        終わり。
 

45 :創る名無しに見る名無し:2016/03/04(金) 15:46:32.25 ID:h7rUi3xX.net
「音のない喫茶店」

ある音楽家は音に疲れていた。
そして自分のように音に疲れた人はいないかと考え、喫茶店を考えた。
その店の中では音楽を流すことをせず、床には吸音する素材のものを敷き詰め、音のなるものの持込を注意書きで断った。
人々は面白がって店に来る。そして沈黙を楽しみ、気が済むと出て行く。
そんな街角の癒しスポットとなった。
しかし段々人気が出てくると、徐々に人々の今そこにいる気持ちというのが気になってきた。
そこである日勇気を出してひとりに話しかけてみた。
話しかけた相手は気さくに、ここへ来た理由を話してくれた。
そしてその瞬間そこからひとりの客が去っていった。

沈黙カフェはそのうち、生演奏のかかる社交場と変わった。
音に疲れ、ストレスにさらされていた音楽家は音楽は奏でるだけではなく多少の雑音とともにあるのが疲れない秘訣だと気がついた。
そしてまた普通の環境で音楽を作るようになったのだが
今でも、あの時店から出た青年の気持ちが気にかかって仕方がなかった。

それはあるとき急に起こった。
生演奏をしても、話をしていても、喫茶店の中から音が全くしなくなったのだ。
驚いて人はテーブルをたたいたり、金属製の食器を落としてみたりした。
店の外に出ると音は存在している。

そのとき音楽家は理解した。
あの男が戻ってきたのだ。

それ以来、再び店は沈黙に包まれた。

終わり

46 :創る名無しに見る名無し:2016/03/21(月) 15:59:30.54 ID:tEfYa0Cg.net
「噺2」

毎度バカバカしい笑いを一席。
ある落語家が言いました。「風が吹いている」と
「風は吹いている」は同じじゃないかってね?
だから、私はそいつにこう言ったんですよ!!
「風が吹いている」は風を感じているから
風が吹いていると感じるんだってね?
すると、そいつはこう言い返して来て
じゃ、「風は吹いている」はどういう意味だってね?
だから、私は、こう言ってやりましたよ!!
「風は吹いている」のは当たり前だってね?
そしたら、そいつがまたこう言いました。
それじゃ、ただの水掛け論じゃないか?
だから、私は言いましたよ!!
そう、これが、本当の水掛け論!!

47 :創る名無しに見る名無し:2016/04/28(木) 03:02:09.04 ID:el//U+hm.net
風は吹いてる、は当たり前ってのちょっと寂しいな。
黒沢明風の格調ある。
風が吹いているは普通に吹いてる感じがするけど
風は吹いている、だと風が象徴的で別の何かを表してるようにも取れるよね。

48 :創る名無しに見る名無し:2016/04/28(木) 13:02:04.05 ID:iIJ9Hckn.net
元ネタは2つの同名曲です!! 
「噺」みたいに落語家さんが
言いそうな気がして作りました。

49 :創る名無しに見る名無し:2016/04/30(土) 01:56:21.98 ID:KeEFeTfJ.net
なるほど。
謎が解けた。

50 :創る名無しに見る名無し:2016/05/01(日) 19:02:49.59 ID:GZsChLjd.net
「正直者」

森の奥深く、池のほとりに男が立っていた。

男の目の前に池の中から女神が現れた。

「お前の落としたのはこの金の〜」
「いや・・・あの・・・」

「そうか、ではお前が落としたのはこの銀の・・・」
「いや、だから・・・」

「お前は正直者だな、3つ全てを与えよう」
「いやいや、ちょっと・・・」

さてこの三体の死体をどうしたものか。

51 :創る名無しに見る名無し:2016/05/02(月) 18:09:52.82 ID:Y71xXymR.net
「自尊心自動販売機」
 
 ここに一人の犯人がいる。
 彼は、さっき人を殺したばかりだ。
 言い換えれば人殺しほかほかだ。
 そして、彼は今その自動販売機の前にいた。

 その自動販売機では、「自尊心」が売られていた。
 そして、彼は今まさに「自尊心」を買った。
 
 すると、追いかけて来た警察官にこう言った。
「何で、俺を追いかけるんだよ!!」
「さっき、人を殺してなかったか?」

 すると 彼は「自尊心」を飲み込んで、
「その犯人なら、さっきすれ違ったぞ!!」
「それは、本当か?」

「間違いない!!」
「そうか、ありがとう!!」

 すると、「自尊心」が切れてすぐに、
「あっ、さっきの警察官にバレたな!!」

 暫くすると、そこには、警察官の死体があった。
 そして、彼は一言こう言った。
「あっ、また「自尊心」を買わなくては・・・」


                    終わり。

52 :創る名無しに見る名無し:2016/05/03(火) 23:41:18.87 ID:VIfq2jHB.net
まあ、「自尊心」があれば最初から人など殺してないけどね?
まあ、「自尊心」はジュースみたいな物だと思って下さい!!

53 :創る名無しに見る名無し:2016/05/05(木) 19:39:08.26 ID:Sb/vs2yo.net
なんつうかあまり星新一っぽくない。
会話が多すぎるしびっくりマークばっかりで、なんつうか
つまらんね。

54 :創る名無しに見る名無し:2016/05/06(金) 12:03:23.35 ID:Kr7+8V2i.net
「世界一幸せな王様」

彼は、世界一幸せな王様だ。
だが、彼は何も手にしていない。

大金も手にしていないのに、
彼は、世界一有名だ。

皆は、彼は金持ちだと言う、
でも、彼は金持ちではない。

彼は、生前こう言っていた。

「私は裸の王様ではないが、
 私の事を皆が覚えていてくれて
 心から嬉しいありがとう・・・」

世界一幸せな王様とは、
世界一有名な王様であった。

55 :創る名無しに見る名無し:2016/05/08(日) 23:14:17.69 ID:qtWVGmzC.net
ある母親が高校受験を控えたわが子のため学校説明会に訪れた。
日本全国でも特に一流と言われている超難関高校だ。
面談の形で教頭が学校について説明をはじめた。

「わが校では、すべての学問において
世界的に通用するスペシャリストを教師として配属しております。」

母親の感嘆のそば、さらに教頭は続けた

「また、学問だけではなく体育科目等においても、オリンピック選手
にも劣らぬ訓練を受けた講師を配属させていて実現させております。」

「それはすばらしい。ならば卒業後の進路も
それは輝かしいものなんでしょうね。」
そう母親がいうと教頭は答えた。

「ええ、卒業者は全員わが校の職員として働いておりますよ。」

56 :創る名無しに見る名無し:2016/05/09(月) 00:24:58.11 ID:pM9HAaEF.net
感嘆符が多くない方がやっぱりいいな。
内容はもう少しひねれるお方?

57 :創る名無しに見る名無し:2016/05/12(木) 03:05:45.42 ID:zYd1P1IW.net
「アイデアの盗用が多過ぎます」
講師は受講生らに静かに訴えた。

このセミナーは小説の書きかた、シナリオの作り方を
学ぶ、専門教室であった。

「先日提出してもらった課題の、およそほとんどが、
すでにある有名な小説アイデアであったり、映画の脚本
を、そのまま流用したのが瞭然のシナリオでした。
以後このようなことはしないよう留意しておいてくだい。」

講師が受講生らに注意を伝えるとすぐにいつもの講義が始まる。
そしてその間、受講生たちはいつも通り感じていた。
「この授業、2chの小説作りスレと同じことを言ってるなぁ」

……
「よし。オチの意外性にかけるけど
こんなショートショートなら大丈夫だろう。
アイデアの盗用に厳しいあの先生なら
逆にこの作品は喜んでもらえるのではないだろうか」


…そういう文章を、俺は2chに書き込んだ。
そして、この文章もまた、 

58 :創る名無しに見る名無し:2016/05/12(木) 03:32:34.62 ID:zYd1P1IW.net
先日公園で不思議な金庫を拾った男が嘆く。

その金庫はどうやら専門家でもさじを投げるほどの
不可解な構造で閉ざされているらしい。

「どうしても中身が知りたい」

執念のもとに彼は、金属のこぎり、溶接機、
酸・アルカリ液、大槌、…ありとあらゆるもので
金庫にダメイジをあたえる術をためした。
しかしいずれの負荷に対しても
この不思議なまで超強高度な
金庫の前では歯が立たなかった。



しばらくして彼は、世界的に有名な重機メーカーの
新一工業が発売した最新の溶接機を知った。
"特殊材料もハイパワー溶断"という触れ込みに賭け
その溶接機を購入した。

早速使用すると、ホームセンターの機械では
歯が立たなかった金庫の側面が
見る見るうちに崩れてゆく。
やがて金庫の外面に大きな穴が誕生した。

男はあまりのあっけなさへの驚きと
伴う喜びに咆哮し、金庫の中を覗いた。
そこには一枚の紙切れがあり
そこにはこのような文が添えられていた。

「わが社の製品をお買い上げいただき
まことにありがとうございました
    --新一工業」

世界中に居た何人もの男たちが膝から崩れ落ちた

59 :創る名無しに見る名無し:2016/05/12(木) 19:11:13.98 ID:VrPOLJbY.net
「テレビ局」

 さあ、さあ、スタジオはこっちですよ!!
 そのテレビ局スタッフが誘導していた。

 そのテレビ局員は知らないだろうが・・・ 
 実はそのテレビ局は不振が続いていた。
 
 テレビ局が最後の数字になるテレビ局
 それが、不振の原因だと呼ばれているが、

 元を正せばそのテレビ局の社長が悪かった。
 人気のある数字を取る番組だけを打ち切り、
 
 長々とバカな番組だけを続けていて、
 視聴者の眼はもうそのテレビ局を見てはいなかった。
 
 そんな折り、社長が変わる事になった。
 それを気に、いらない番組の整理が始まった。
  
 そして、社内でも社長いじめが始まった。
 社長は椅子を隠されてもう居場所もなくなった。

 真っ先にに、打ち切り報道が出たのは「ただただくだらない」
 と言う内輪だけで笑ってるだけのあのバカなテレビ番組だった。

 視聴者はそれが打ち切りになるとしってそれはもう喜んだ!!
 そして、その番組が終わった途端、社長が変わった途端、

 そのテレビ局は、やっと、長い不振を抜け出せた。
 と、社長は首を吊りながら夢で思っていた・・・。
 
                         終わり。  

60 :創る名無しに見る名無し:2016/05/13(金) 16:10:19.91 ID:Nw5J5GGU.net
「テレビ局」(清書)

 さあ、さあ、スタジオはこっちですよ!!
 そのテレビ局スタッフが誘導していた。

 そのテレビ局員は知らないだろうが・・・ 
 実はそのテレビ局は不振が続いていた。
 
 テレビ局が最後の数字になるテレビ局
 それが、不振の原因だと呼ばれているが、

 元を正せばそのテレビ局の社長が悪かった。
 人気のある数字を取る番組だけを打ち切り、
 
 長々とバカな番組だけを続けていて、
 視聴者の眼はもうそのテレビ局を見てはいなかった。
 
 そんな折り、社長が変わる事になった。
 それを気に、いらない番組の整理が始まった。
  
 そして、社内でも社長いじめが始まった。
 社長は椅子を隠されてもう居場所もなくなった。

 真っ先に、打ち切り報道が出たのは「ただただくだらない」
 と言う内輪だけで笑ってるだけのあのバカなテレビ番組だった。

 視聴者はそれが打ち切りになると知ってそれはもう喜んだ!!
 そして、その番組が終わった途端、社長が変わった途端、

 そのテレビ局は、やっと、長い不振を抜け出せた。
 と、社長は首を吊りながら夢で思っていた・・・。
 
                         終わり。  

61 :創る名無しに見る名無し:2016/05/14(土) 22:42:12.64 ID:mdhyyG3i.net
内輪だけで笑ってる、じゃなくてなんかもうちょっと別なものだったらな…。
単に批判に思える。
「内輪だけで笑ってる」と書かずにもっと違う言葉に置き換えれば
もう少しわかりやすいかな。

62 :超音波テロの被害者:2016/05/15(日) 15:35:15.71 ID:sinambxn.net
超音波テロの被害にあっています。
卑劣極まりない被害にあっています。

何が起こったかわからないときから、
わかってみれば、
まだ世の中に知られていない超音波テロ。

世の中の多数の振動源・発信源が
システム化され、 ネットワークを通して、
超音波・音波を集中させて
対象を攻撃するらしい。

超音波による物理的な力で、
ものが飛び、ものが壊れる。
それが人間の体に対してまで。

形のあるもの、ないもの、壊され、奪われ、
聞こえる声、音。超音波テロの加害者の声。
卑猥な内容、卑劣な内容、脅しやいたぶり。

身体の表面を突き抜け、内臓を攻撃される。
頭蓋骨を突き抜け、意識を失わされる。
臓器不全やがん、命に関わることまで。
人間の身体を壊そうとする超音波テロ。

日本国中、どこにいても超音波で襲われる。
車に乗っている人間が襲われる。
歩いている人間が襲われる。
自宅で超音波の攻撃を受ける。

人や社会が超音波で襲われ、
罪もない人が超音波で襲われ、
卑劣な被害にあっています。
被害を訴えても信じてもらえない。

「見続けるのがいやだから、殺して終わる」、
「証拠隠滅だ」という超音波テロの加害者の声とともに
強烈な超音波の攻撃。

叫ばされ、いたぶられ、それを口実にまた攻撃され、
超音波テロの、残酷残虐で、卑劣な攻撃の被害にあっています。
心の底から被害を訴え、祈っています。

天に神に届きますように。

63 :創る名無しに見る名無し:2016/05/16(月) 22:12:26.01 ID:wF2uPCiP.net
>>62
こういう設定の小説、面白いとは思うけど。コピぺか

64 :創る名無しに見る名無し:2016/05/17(火) 09:43:29.14 ID:b+4uHqt5.net
 「狼になった日」

 この世には狼族と言う人種がいる。
 狼族とは狼族の牙に噛まれると、
 たとえ、どんな人種であっても、
 その人種は狼族になってしまう。
 
 ある日、狼族はある少女に恋をした。
 でも、相手は人間、自分は狼族。
 彼は、ずっとその事を彼女に言い出せなかった。

 ただ、そばにいられるだけでいい、
 本当の気持ちはそれだけだった。
 そして、それだけで良かった・・・。

 しかし、ある日、この世にまた新しい人種が誕生をした。
 そして、その人種は狼族を人種とは認めない人種だった。

 でも、彼は、いつまでも彼女といたい。
 同じ時を過ごしたい。そう思って彼は行動に出た。

 そして、彼は、自分の牙で彼女を噛んだのだった・・・。

 
                        終わり。

65 :創る名無しに見る名無し:2016/05/17(火) 16:48:12.37 ID:b+4uHqt5.net
ちなみに63の自分とショートショート4の423の
「老人の恋」書いた自分は同一人物です!!

66 :創る名無しに見る名無し:2016/05/20(金) 18:16:08.76 ID:YUONAkIm.net
>>65
良かったです!!
スレ4の「老人の恋」の方も!!

67 :創る名無しに見る名無し:2016/06/19(日) 23:30:15.83 ID:KhtfajZP.net
「記憶期限」

この世界には、記憶期限と言う期限がある。
それは、その名の通り記憶には期限があると言う事だ。
 人は皆、感じてはいないが勝手に消える記憶。
 それこそが実は、記憶期限だったのだ。

 この記憶期限とは、人に寄って様々だ。 
 一番消したい記憶こそ一番最後に消える。
 何故ならそれは、人のトラウマに関係している。
 トラウマこそ記憶期限の記憶を決めているのだ。

 だから、一番消したい記憶は一番最後に消える。
 それは、勝手に消えるまでどうする事も出来ない。
 嫌な記憶程残っているのはその記憶期限のせいだ。

 例えば、一日泣いたらけろっとしたとか、
 それこそが、記憶期限の期限が消えた時なのだ。
 だから、次の日は普通に戻ってたりするのだ。
 人間ではコントロール出来ない記憶期限を
 脳がその時々で処理をしてくれているのだ。

 そして、今、ここにいるこの男、彼もまたそうだ。
 彼女の事を考えていると夜も眠れないと言うのだ。
 だから、私は今、彼の記憶を処理している。
 どうせ、期限が来たら忘れるんだ。何も彼も。

 彼女を愛していた事さえもいつか忘れる日が・・・
 そうして、また新たな記憶が今日も増えて行くのだ。

                        終わり。   

68 :創る名無しに見る名無し:2016/06/21(火) 17:34:24.15 ID:jVPdrjgw.net
tes

69 :創る名無しに見る名無し:2016/06/23(木) 22:59:11.96 ID:UMmp6HLz.net
誘う鳥が一つの形
よそう夜に一つの国
http://taropunko.blog.fc2.com

70 :創る名無しに見る名無し:2016/07/01(金) 00:14:23.84 ID:sFUNi+jb.net
ここのスレ立てた人じゃないんだけど、>>67は個人的に好きかな。

71 :創る名無しに見る名無し:2016/07/11(月) 14:54:09.97 ID:dml1b8Wc.net
「僕は、タイムマシーンで・・・」

「彼女が、彼女が、あの日死んでしまった。
 だから今私は、タイムマシーンを作っている。

 タイムマシーン作りにはルールがあるらしい。
 それを、始めて知ったのはあの彼女が死んだ日だ。

 もちろん、昔の自分には出会ってはいけないし、 
 彼女の未来も変えてはいけない。
 変えていいのは過去だけと言われている。
  
 そんなタイムマシーンを私はN氏と作っていたのだが、
 そのN氏もとうの昔に死んでしまっていたのだ。

 どうしても、彼女を助けたかった私はタイムマシーンを
 完成させて今、過去の彼女と向き合っている。
 
 次の車に彼女は跳ねられる。その前に、誰かが死んだ。
 そう、彼女を助けて私は死に、そして、私はこの世からいなくなる。

 でも、いいんだ。助かった彼女を見ながら私は思っていた
 彼女にこれから幸せな未来が待っているのならば・・・」

 何処かで一人の男が事故死していた。
 
                       終わり。 

72 :創る名無しに見る名無し:2016/07/12(火) 01:24:11.78 ID:vQ9t3WWR.net
「道化師」

真っ白な面をかぶった道化師がいた。
その道化師には恋人がいた。

道化師は何時もその面をかぶっているが故に表情が読めない。
ある日、そのことを恋人に指摘され、挙句の果てに別れを告げられてしまった。

後日、道化師は面の鼻の部分を赤く塗り、自らの怒りを表現した。
次に右の頬に橙色の星を描き、自らの楽しみを表現した。

そして、左の頬に青い涙の雫を描き、恋人と別れた悲しみを表現した。
雫を描き終えると、道化師は別れた恋人のもとへと向かった。

恋人と会うと、道化師はナイフを取り出し、彼女の心臓を一突きした。

徐々に冷たくなってゆく恋人から流れ出る血潮を人差し指ですくい、
道化師は最期に唇を赤く塗り、恋人と永遠に一緒になれる喜びを表現した。

そして完成した面を自画自賛し、自らの喉を突き刺した。

終わり。

73 :創る名無しに見る名無し:2016/07/12(火) 01:46:54.69 ID:vQ9t3WWR.net
>>72
面は「かぶる」じゃなくて「つける」
「道化師は最後に唇を赤く塗り」のところは「唇を彼女の色で塗り」

の方がベターだったかなと思っています。

74 :創る名無しに見る名無し:2016/07/16(土) 01:13:29.89 ID:UEQgKLhc.net
>>73
唇を赤く塗り、の方がインパクトがあってよさそう。
かぶるも、前後の響きから言って泥臭くて良い。

「道化師は何時もその面をかぶっているが故に表情が読めない。
ある日、そのことを恋人に指摘され、挙句の果てに別れを告げられてしまった。」

ここがむしろポイントで、多分、文章を4つくらいに分けた方がすごくくると思う。

「道化師はいつもその面をかぶっていた。表情はいつも読めない。
ある日道化師は恋人に、何故いつも面を被っているのかと問い詰められた。
その時道化師は恋人に何も答えなかった。
そして恋人は相変わらす面をかぶりつづける道化師に愛想を尽かした」

のような文章だと凄くぞわぞわ後に続くかも…なんてことを思った。
個人的な意見なので違うと思ったら流して下さい…。

75 :創る名無しに見る名無し:2016/07/16(土) 01:20:04.88 ID:UEQgKLhc.net
また、「後日」を「ある日」とすると、読者に唐突な感じを与える…かも。
じぶんにこういう予定があって、という雰囲気を消していくと先が見えない感じが伝わる。

76 :創る名無しに見る名無し:2016/07/17(日) 14:35:50.63 ID:VZTFcX+O.net
>>74 >>75
いやいや、ものすごく参考になりました。
ご指摘どうもありがとうございます。

77 :創る名無しに見る名無し:2016/07/17(日) 17:39:19.73 ID:RUfgGYy6.net
「千里眼」

自分は、この目が嫌いだ。それとは千里眼だ。
 見たくもない物ばかり見える。
 そして、見えても全ては裏目に出るのだ。
 そんなある日、私には千里眼と言う特技が出来た。
 
 それは、昔、ある人が自分の代わりに死んでくれたからだ。
 元々この千里眼はその男の特技だったらしい。 
 その千里眼がどうやら私に遺伝的に移ったものらしい。
 私は、その千里眼で色んな物を見て来た。

 幽霊であったり未来であったり未来で起きる事であったり、
 だが、この千里眼で得した事は一度もない。ただの一度も。
 唯一分かる事と言えば未来が手に取るように分かる事だけ、
 もうすぐ時代は変わるらしい。誰かが言っていた。

 すると、ある日、私の目の前に未来から来たと言う女が現れた。
 彼女は私にこう言った。
「あなたは、その内大事な物を失う事になると・・・」
 次の瞬間、私は彼女の力でタイムスリップをして、
 その千里眼の持ち主だと言う男の死ぬ直前に飛ばされていた。

 すると、その男を未来から来た女が助けて、
 彼女の予言は当たる事になる。
 私が失くした物それとは、つまり千里眼に他ならなかった。
 すると、突然、私の目の前がいきなり暗くなった。
 気が付いたら、私は、自分で自分の目を刺していた。

                        終わり。

78 :創る名無しに見る名無し:2016/07/17(日) 17:41:47.68 ID:RUfgGYy6.net
「不滅ドロップ」

 今の時代にはないが、未来の時代にはあるものがある。
 それは不滅ドロップ。何の味もしない。喉元を過ぎる感じもない。
 
 しかし、喉に入れるとすぐに溶けて消えて行く・・・
 今の時代で言えば、オブラートと言う物らしい。

 それが未来の時代ではあるのだ。それがあれば人は年を取らない。
 未来人にはいらないと思えるが、今の時代の人間には必要らしい。
 それは、過去の有名人でもそうらしい。

 未来の世界では、冷凍保存されていた過去の英雄達も、
 皆、それを使い未来人として今は普通に生活している。
 そう言う私も実は、そのドロップを舐めている。

 その後、時代は目まぐるしく変わっていった。
 でも、今になってふと気付いた事がある。

 「そうだ、私はそのドロップを舐めたのだ。
  だから、私はこうして生きている。
  でも、その反面、永遠に死ぬ事もない。
  そうだ、年さえも取らないんだった・・・」

終わり。

79 :人や社会が超音波で襲われています:2016/07/21(木) 04:57:24.86 ID:L/1BrOCk.net
 
超音波の測定器・受信機があれば、誰か、世の中の超音波を聴いてみてください・・・。

誰か、世の中の超音波の測定器・受信機を作って聴いてみてください・・・。

80 :創る名無しに見る名無し:2016/08/18(木) 01:22:39.20 ID:m75HkQNl.net
このスレッドのSSを文庫化して出版したいです

81 :創る名無しに見る名無し:2016/08/19(金) 09:02:22.83 ID:u6i/Q99c.net
期待

82 :創る名無しに見る名無し:2016/08/24(水) 09:14:31.04 ID:JWf3Ydfq.net
賛成表明がもっとあってからの方がよさげ。

83 :創る名無しに見る名無し:2016/08/28(日) 12:19:56.26 ID:qED4yXGj.net
  SF会議

エヌ氏の家に友人のエフ氏とエル氏が遊びに来た
「どうだろう 僕たちでSF小説を書いてみないか? 」
エヌ氏が提案したがエフ氏とエル氏は
困ってしまった
「SF小説ってどうやって書いたらいいんだ?」
「とくに 良いアイディアは思いつかないなあ」
三人で何時間も話したが ほとんど話題は進展しなかった

エヌ氏は自分の提案が身勝手だったことをわびた
エフ氏は乗ってきたタイムマシンに乗って未来に帰った
エル氏はブレスレットのボタンを押しながら
「自宅に転送してくれ」 と言うと一瞬光に包まれて
ブインッという音を残して消えた

エヌ氏は窓を開いて夜空を見て言った
「エル氏の家はアンドロメダ星雲だったな」
空には渦巻状のアンドロメダ星雲が
月の10倍ほどの大きさで美しく輝いていた

84 :創る名無しに見る名無し:2016/08/31(水) 04:49:16.12 ID:cOHXDcjI.net
.

85 : 【小吉】 :2016/09/01(木) 17:45:11.16 ID:83HZBqtv.net
あまりにもすばらしい作品を読んで
声も出ない

86 :ハルニレ:2016/09/13(火) 00:35:28.07 ID:mHUt7j0W.net
「人間は考えなくては猿である」

「日本語とは実に面白い!!」
 ある人物がこう続けた。
「人間は考えなくては猿である」
 と言う言葉がこの世にあるとする。

 それは、つまり、
 人間は「考え」がなくては猿であるのか?
 又は、考えなければ人間は猿であるのか?
 
 その人物はこう続けた。
「人間は考える葦である」なら
「人間は考えなくては猿である」
 と言う言葉も成立するのではないか?
 
 まあ、私はそれで気付いた事が一つだけある。
「私は、そもそもその次元で生きていなかった」 

                 終わり。 👀
Rock54: Caution(BBR-MD5:0be15ced7fbdb9fdb4d0ce1929c1b82f)


87 :創る名無しに見る名無し:2016/09/15(木) 04:08:03.21 ID:zLypxHDs.net
「電波広告塔」
いつのころからだろうか。全てが電波で管理統制されるようになったのは。
それは少しづつ人々の生活に浸透していった。
今では向こうから歩いてきた人物がどこの出身者で、家族構成がどうなってるかもわかるようにされていた。
ひとりひとりが番号で管理され、受信機により、その人物のデータが表示される。
そして、すべての人々が警察官となっていた。
トラブルがあれば解決のマニュアルもすぐに表示される。
その人物の趣味、キーとなる言葉も記録されている。
会話は最小限で、やや暗号めいたものとなっていった。
そしていつしか、言葉という概念を知る人がひとり、またひとりと消えていった。

おわり

88 :ハルニレ:2016/09/16(金) 20:04:46.44 ID:VopkoTWY.net
「ジャックナイフ」

 ある夜、ある男がナイフを喉元に突きつけて、
 ジャックナイフと言う何者かに懇願している。
 
「どうしてだ?ジャックナイフ?」
 すると、ジャックナイフは言った。
 
「お前の人生、どうせ、幸せな人生じゃなかっただろう?
 いじめにも遭い無視されてそんな人生、幸せだったか?」
 
「それでも、少しは幸せだったよ!!」
「そうか、では、どんな所が・・・」

「あんたは知らないんだよ!!幸せって奴を」
「そうか、でもお前は死のうとしている!!
 今が幸せなら、じゃ、それはどうしてだ?」
 
「あんたには分からない!!幸せだなんて!!」
「もう押し問答はいい!!これでサラバだ!!」

 すると、暗闇に光が射しその影が消えて行く
 男は、その光の中にジャックナイフの本当の姿を見た。
 
 それはただの暗闇で、そして、それはただの影だった。
 そして、男は思った。「助かった。まだ生きられる」
 ジャックナイフとは、つまり、明日の自分だったのだ。

                         終わり。

89 :ハルニレ:2016/09/16(金) 20:08:09.92 ID:VopkoTWY.net
「夢」

 夢の中では誰にでもなれる。
 夢の中では誰にでも会える。

 もうここにはいない者や、
 もう二度と会えない誰かや、

 時には空も飛ぶだろう、
 時には嵐の日もあるだろう。

 夢には現実味がないが、
 それを人は皆夢と言う。

 叶えたい何かを人は夢と言う、
 そして、叶うと人は奇跡と言う。
 
 つまり、夢には形がないのだ、
 なのに人は何故、欲しがるのだろう?

「そう、こんな風に・・・」
 そんな夢を私は、見ていた。

90 :ハルニレ:2016/10/23(日) 01:02:35.06 ID:jbXAvff8.net
 「老人の恋」

 自分は老人の恋を書いたものですが、
 小説っぽいVERを書きました。
 よかったら見ていって下さい。

 「老人の恋」(小説っぽいVER)
 
 目の前が真っ暗だ。私は妻を失ってしまった。
 もう何も見えない。もう何も聞こえない。
 目の前がモノクロになったしまったようだ。
 突然、色を失ってしまったかのようだ。  
 私はしばらく、ぼっとしていると、突然看護婦の声が聞こえて来た。
 「あの子、ずっと目を覚まさないんでしょう!!」
 「そうよ、ずっと眠ったままなのよ!!  
  両親の血液型も合わなかったのよね?」
 「そうなのよ、彼女の血液型は?」
 私はその時、向こうの病室の彼女に恋をしてしまったらしい。
 だから彼女のためになる事をしたい、どうにかして彼女を救いたい。
 そんな気持ちに、駆り立てられていた。
 私には、人には言えない秘密があった。
 それは誰に話しても分かってもらえないような話だ。

 だけど、私は彼女のために唯一出来る事があった。
 私は彼女に合う血を届ける事にした。
 それは多分、私にしか出来ないような事だから・・・
 それから私は、夜に彼女に会いに来ている。
 自分でもこんな行動的になったのは妻にプロポーズした以来だ。
 
 でも、私は彼女を助けたい、私にしかそれは出来ない。
 だから、私は彼女に惹かれたのかもしれない。
 
 そんな折り、私はある日、彼女に毎回会いに夜来ていたのだが、
 私は、すっかり眠ってしまっていたらしい。
 自分の秘密にも気付かないままで・・・
 すると、私は、突然、光の中で彼女が目覚めた事を知る。
 気が付くと私は、少しずつ少しずつ消えている事に気付いた。
 何故なら、私は、私の秘密とは、私が吸血鬼だったからだ。
 
 どうやら、私が、血を毎晩届けているうちに、
 彼女が目を覚ましたらしい事を今気付いたのだ。
 私は薄れ行く記憶の中でこれだけは離さないようにしていたのに、
 私の手をそれは離れて行く、それとは亡くなった妻の若い頃の写真だ。
 きっと罰があたったのだな!!血を集めた罰か?
 私はそう思いながら消えて行く・・・

 そして、私は天で、彼女の涙を見る事になる。
 何故なら、彼女が亡くなった妻にそっくりだったから・・・
 そして、私が彼女に血を届けていたから、
 気が付くと、彼女の涙は溢れんばかりになっていた。
 でも、それでも良かった。私の助けで彼女が助かったのだから・・・


                         終わり。
 
  

  

91 :ハルニレ:2016/10/23(日) 01:08:27.79 ID:jbXAvff8.net
ついでに本ネタもアップいいですか?

「老人の恋」

ある病院に一人の男がいた。男はその病室で泣いていた。
その男の隣のベッドには彼の妻が眠っていた。
そして、彼は彼女に会うことになる。
彼女とは彼の妻の向かいの病室にいた少女だった。

その少女はずっと眠ったまま目を覚まさなかった。
すると看護婦の声が聞こえてきた。
「彼女、血が足りないんでしょう?可愛そうよね!!」
「そう、両親の血液も合わなかったそうよ。彼女の血液型は?」
それを聞いた後、男は彼女に合う血を探しに行った。
なぜなら、彼には秘密があったからだ。
その次の日、男は彼女に合う血を見つけて彼女に届けていた。

それから、暫く彼は彼女の所に決まって夜に来るようになった。
でも、彼女は目を覚ますことはなかった。

しかし、ある日、彼女は目を覚ました。
すると、彼女は自分の目の前に吸血鬼がいることに気付いた。
何故なら、彼はいつも夜に来て朝に帰っていたのだが、
この日は眠ってしまっていたのだ。

そして、彼女は恐怖のあまりカーテンを開けてしまった。
自分の命が彼によって救われたとも知らずに・・・
そして、彼はどんどん消えていった。
一枚の写真を残して・・・

そして、その写真を見た時、彼女は泣き崩れていた。
何故なら、彼のお陰で自分は助かったと言われたのと
彼女が死んだ彼の若い頃の妻とそっくりだったからだ。 終わり

92 :創る名無しに見る名無し:2016/11/05(土) 05:46:12.39 ID:z+Ujv97W.net
目の前がモノクロになったしまったようだ。
 突然、色を失ってしまったかのようだ。 

これは、モノクロと色を失った、というのが似た意味なのでどっちか一個にした方がいいかも。

あと、看護婦の声が登場するときに「向こうの部屋で看護婦の声がした」
のような記述をしてから、「私はその少女に、恋をしてしまった」
にするといいかも。

血を届ける、というのがちょっと気になる。
血を届ける事自体が普通の人間はしないことなので
どんな入れ物に入っているか気になる。献血に使う入れ物などの記述があるといいのかも?

場合によっては血の記述はなく、みるみるよくなった、にして、
最終的に実は血を彼女に自分でもって分け与えてたっていう手もあるかもしれない

けど血をあげる方法も作者のこだわりがあると思うのでこれは例えです。


読者のひとつの意見として書かせていただきました。

93 :ハルニレ:2016/11/05(土) 22:00:22.13 ID:wCJhYQMK.net
ご意見ありがとうございます!!
と言うか「校閲」を希望です!!

94 :創る名無しに見る名無し:2016/11/10(木) 02:25:33.72 ID:p1ChM4y5.net
校閲は人に求めない方がいいよ。
きっとそれをした人を嫌いになる。

95 :創る名無しに見る名無し:2016/11/10(木) 02:29:28.39 ID:p1ChM4y5.net
校閲の前に、自分の文章をもう一度見直して、
再度もっと自分がその中で体験したかのように書き直す必要があると思う。
この状態で校閲を求めてしまうと、曲解され、嫌な思いをすると思う。

96 :創る名無しに見る名無し:2016/12/03(土) 08:15:53.78 ID:hfchgfl/.net
書き込みしてからやっぱり気になって
校閲、自分の文章力アップにもつながるという不純な理由でしてしまいました。
素人なのでイメージと違ってたらごめんなさい。

一つ言える事、それはこのテーマはかなり良い。
他の人にも意見を聞いて、もっと詰めていけばいいと思う。


「老人の恋」(小説っぽいVER)
 
 目の前が真っ暗だ。私は妻を失ってしまった。
 もう何も見えない。もう何も聞こえない。
 突然、色を失ってしまったかのようだ。  
 
 そのまま暫く何もできずにぼんやりとしていた。

 その時、私のこの空虚な気持ちに割り込んでくるように看護婦の会話が廊下から聞こえてきた。
 「あの子、ずっと目を覚まさないんでしょう?」
 「そうよ、ずっと眠ったままなのよ。  
  両親の血液型も合わなかったのよね?」
 「そうなのよ、彼女の血液型は?」
 私はその会話を聞いた瞬間、顔を見たこともない女性に恋をしてしまったらしい。
 だから彼女のためになる事をしたい、どうにかして彼女を救いたい。
 そんな気持ちに、駆り立てられていた。
 私には、ある秘密があった。


 そして、彼女のために私にしか出来ない事があった。
 私は彼女の血液型に合う血を探し出し、彼女に提供することにした。
 それは多分、私にしか出来ないような事だから・・・

 それ依頼、私は彼女に会いに来ている。
 会うのは決まって夜だ。
 こんなに行動的になったのは妻にプロポーズして以来なかっただろう。
 
 私は彼女を助けたい、私にしかそれは出来ない。
 だから、私は彼女に惹かれたのかもしれない。
 
 そんなある日、
 私は、彼女の部屋ですっかり眠り込んでしまった。
 そして光の中で彼女が目覚めた事を知る。
 

 喜びと共に、私の体が少しずつ消えている事に気付いた。
 何故なら、私は吸血鬼だからだ。
 それが私の秘密だ。
 
 私は夜な夜な彼女と同じ血液型の人間を探し出し、その血を奪い、彼女に与えていた。
 
 薄れ行く記憶の中で決して手放さないと心に決めていたものが、ひらりと私の手を離れていく。
 それは亡くなった妻の若い頃の写真だった。
 きっと罰があたったのだな。多くの人々の血を奪い、命の火を消したからか。
 私はそう思いながら消えて行く・・・

 しかし私は天で彼女の涙を見る事になった。
 彼女が亡くなった妻にそっくりだったからだろうか・・・
 それとも、私が彼女に血を届けていたから?
 気が付くと、彼女の涙は溢れんばかりになっていた。
 でも、それでも良かった。私の助けで彼女が助かったのだから・・・

97 :創る名無しに見る名無し:2016/12/03(土) 08:19:35.47 ID:hfchgfl/.net
直すべきところと誤字がありました。
ごめんなさい。
頑張ってください。

98 :創る名無しに見る名無し:2016/12/03(土) 08:25:14.28 ID:hfchgfl/.net
くどいですが、

 しかし私は空の上から彼女の涙を見る事になった。
 彼女が亡くなった妻にそっくりだったからだろうか・・・
 それとも、私が彼女に血を届けていたから?
 私が消えた場所を見つめていた彼女の目から、涙は溢れんばかりになっていた。
 もしも許されるなら、消える前に彼女を抱きしめたかった。
 でも、それでも良かった。私の助けで彼女が助かったのだから・・・

99 :創る名無しに見る名無し:2016/12/03(土) 08:28:52.25 ID:hfchgfl/.net
色々追加してしまいました。
また、彼女が亡くなった妻にそっくりだったから何故彼女が涙を流すのか…
それは妻と同じような顔をした彼女が妻と同じ人に惹かれる、という事なのかどうかはわからないのですが
そんな感じがして良かったです。

以上長文失礼いたしました。

100 :ハルニレ:2016/12/03(土) 15:26:23.84 ID:cIACaYX8.net
詳しい手直しをどうありがとうございます!!
何故、彼女が泣いたかは人それぞれでいいと思います!!

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