渋川　剛気「超能力者と魔術師か…面白いッ！！」

1 ：創る名無しに見る名無し：2015/05/30(土) 17:31:48.31 ID:say0wuoB.net

前にあった、渋川先生が佐天さんに渋川流教えたり、一方さんと闘ったりするｓｓの続きが読みたくて、これをそのｓｓの作者が何かの拍子に見て、新しく建てて書き直してくれないかな、と思い建てたスレ。

注意事項は
・スレ主は初投稿なので、万一マナー違反等があればすぐ指摘する事

・パクリと言われることを回避するため、前述のスレとはなるべく別人物同士を絡ませる。

・上とは矛盾するようだが、前述のｓｓの設定等がスレ主の頭ではこれ以上は無理、ってくらい自然だったので、一部(いうかかなり)流用する。

・スレ主は二次を上げたことがあまりないので、キャラ崩壊が激しい

・忙しいので不定期(一、二か月間が空くかもしれないが、一週間ごとには生存報告する。)

・万一トラブルがあればすぐ閉鎖。(上記ｓｓの作者に怒られる等)

それで構わないって奴は読んで欲しい。

余裕があれば、１２時すぎ位に投稿する。

2 ：創る名無しに見る名無し：2015/05/31(日) 01:30:06.11 ID:S2i/9pCX.net

投稿します。

とあるの時系列は、神裂ねーちんが上条さんをフルボッコにしてる途中で、バキの時系列は、親子喧嘩直後の武蔵クローンとか無いころです。

中途半端なのは、これより前だと絡ませ難いと判断したためです。

では、次からどうぞ。

3 ：創る名無しに見る名無し：2015/05/31(日) 01:31:03.71 ID:S2i/9pCX.net

「あなたにっ！私達がどんな思いであの子の記憶を消したか解るんですか！！」

ヤベエ、意識が飛びそうだ。

俺は、薄れゆく意識の中で思考を巡らせる。

目の前の女、神裂香織が話した内容は、衝撃的な物だった。

インデックスは、頭の中の１０万３０００冊に頭の中を圧迫されていて、一年おきに記憶を消さないと、生きられないらしい。

なんで、そんな―あまりのショックに俺は、自分でも何をどうするべきか解らなくなっていた。

ああ、こいつがインデックスの味方なら、あの赤髪バーコード咥え煙草の気に食わない神父も、仲間なんだよな？

言いたい事は全部言っちまったから、後は眠っちまってもいいかな？―そして、意識を手放そうとした瞬間、俺は信じられない人物の声を聴く。

「当麻！」

「…インデックス！？」

その声を聴いた瞬間俺の意識は再び覚醒し、備えていた衝撃も、いきなり止んだ。

顔を上げ声の聞こえた方向に視線を向けると、白い修道服で銀髪の見慣れたシスターが立っていた。

「馬鹿な…何故貴女がここに！？ステイルは何をしているのです！」

神崎が驚愕して叫んでいるところを見る限り、どうやら俺の都合のいい幻覚ではないらしい。

そんな事を考えていると、今度もまた―『人払い』とやらがかけられているらしきこの場所では有り得ない事に、聞きなれぬ老人の声が聞こえた。
「お若いの、痴話喧嘩なら別の場所でやりなさい。ここは天下の往来じゃ。と言っても、今は何故か、誰もおらぬようですがな。」

飄々とした、一見ただの小柄な老人―だが、神裂には見覚えがあるようだ。

「“達人　渋川　剛気”！？何故、貴方の様な方がこのような所に…」

「かっかっか、お嬢ちゃんのような、若い娘さんにも知って貰えておったとは光栄ですわ。」

先程まで、圧倒的なまでの力で俺、上条当麻を叩きのめしていた、ロンドンでも１０指に入る魔術師神裂　香織―それが、一見ひ弱な老人一人に対して、『七閃』の構えを取っていた。

だが、対する渋川と呼ばれた老人は、特に何か構えるでもなく、ただ自然体で立っている。

その異質な光景に俺が目を奪われていると、後ろからインデックスの声が聞こえてくる。

「お爺ちゃん、その人多分『聖人』だよ！私も可能な限りサポートはするけど、さっきの赤髪より確実に強いから気を付けて！！」

その言葉を受けて、神裂の眉がピクリと動く。

「……つまり、“達人”貴方がステイルを倒したのですね。」

「ああ、あの生意気にも煙草何ぞ吸いよったあの赤髪君かい？安心せい、少し寝て貰っておるだけじゃよ。」

4 ：創る名無しに見る名無し：2015/05/31(日) 01:32:56.63 ID:S2i/9pCX.net

短めですが、今日はこれで終わりです。

続きは早ければ火曜に投稿します。

5 ：創る名無しに見る名無し：2015/06/08(月) 00:26:36.59 ID:fqdoKkwt.net

(１ですが生きてます。

次回更新は来月かも。