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【ファンタジー】トリアノンの聖者と巨人【TRPG】

1 : :2018/08/31(金) 23:25:39.28 ID:dhhWTTVm.net
シリアスからコミカルまで、色々な展開ができるファンタジーです。
人間と聖者・巨人の関係を描いていくストーリー。


名前:
年齢:
性別:
身長:
体重:
種族:
職業:
性格:
特技:
装備:
容姿の特徴・風貌:
簡単なキャラ解説:

2 : :2018/08/31(金) 23:31:18.81 ID:dhhWTTVm.net
神聖歴74年、9月1日。

トリアノン条約が結ばれた。
人間と巨人との大戦争は「聖者」の登場によって調停され、
ついに平和な時代が幕を開ける。

南に位置する人間の王国の王都、ミドール。
北に位置する巨人の帝国の帝都、トゥエルブダンズ。

二つの勢力は再び力を付け、冷戦状態となった。
聖者は再び塔へと「眠り」につき、「調停」の時は遠いと思われる。

現在神聖歴84年8月30日。
神聖祭を前に控える日、新たな歴史が動き出そうとしている。

丁度大陸の中央部に位置するトリアノン。ここに巨人の青年が闊歩していた。

3 : :2018/08/31(金) 23:44:05.29 ID:dhhWTTVm.net
名前: オルグス・モルサス
年齢:32
性別:男
身長:271
体重:246
種族:巨人族
職業:無職
性格:能天気
特技:破壊
装備:小さな鞘付きの短刀(とはいっても人間には剣にしか見えない
容姿の特徴・風貌:髪をそれなりに伸ばし、巨人族にしては小奇麗な方。
肌は黒く、上半身はほぼ裸に近いがきっちりした服装である。
簡単なキャラ解説:
旅人で冒険者をしていた巨人族。人間たちと意気投合して冒険者として活動していたが、
突如裏切られ、持ち物を獲られてしまった。
ほぼ無一文となり、トリアノンへと到着する。


「うぅ、すまねえ・・・!」
「おい、お前!」

平和ボケしているのか、門番はどうやら完全にこの「巨人」オルグスを止めることはできなかった。

――こうして一人の巨人がトリアノンの街へと現れたのである。
あちこちでは悲鳴も上がるが特に攻撃もしてくる様子がないので人々は遠巻きに見ている。
やがて・・・

「おい、き、貴様巨人、であるな?」
「あぁ、悪ぃ、食い物恵んでくれぇ・・ タダ働きしてもいいから、アンタら、自警団だろ?」
「あぁ、貴様をとっ捕まえに、ぐぁ!」

あっという間になぎ倒される自警団たち。
「お、すまねえ」

特にこれ以上危害を加えるつもりはない、と短刀を置く。自警団はそれを取り上げようとするも重い。
「分かった、好きにしろ。その代わり、次に何かしたらその場で処刑だぞ! 処刑!」

やがていくつかの力仕事を貰うと、少ないゴルド(金銭)を手に入れ、いよいよ日が暮れる。
「そろそろ寝るか」

「ちょっと、あんたはこの宿には入れないの! あんたのサイズに合うベッドはないから」
宿屋のおばさんに早くも追い出される。
「ちょ、ちょっと待ってくれよう、いくらなんでも俺の寝るとこぐらい、カネはあるんだからさぁ・・」

オルグスはあちこちを見渡す。女たち、そういえば冒険者時代に娼婦というのがいると聞いている。

「あんたじゃ、サイズがちょっとね」
「寝るところも貸してもらえねえのか?」

何やら娼婦たちからも拒否され、とうとう夜のトリアノンでオルグスはぽつんと残されてしまった。

「さて、どうしたもんかなあ、野宿、って訳にもいかねえし・・・」

酒場もさっき拒否されたし、ということで裏通りの方へと彼は歩いていく・・・


【自由参加おk 自分一人でも物語は進めていく予定でーす】

4 : :2018/08/31(金) 23:46:51.17 ID:dhhWTTVm.net
ジャンル:中世ファンタジー世界、進む歴史の中でのアドベンチャーもの
コンセプト:再び起こる戦禍を食い止め、世界を平和に導くこと(どんどん世界観拡げてください9
期間(目安):定めなし
GM:私がGMです。参加者の順番など場合によって変えていくかも
決定リール・変換受け:あり
○日ルール:1週間 (理由がある場合はこの限りではない)
版権・越境:なし
敵役参加:あり
名無し参加:なし

5 :オルグス :2018/09/05(水) 15:09:18.22 ID:53s1WT4k.net
「結局俺に合う建物、入れてくれる建物ない・・どうしよう」

と、オルグスは目の前に天井が大きそうな二階建ての屋敷を発見。あれで二階建てなら
オルグスも歩けるはずだ。扉もオルグスの身長ぐらいは軽くある。

「お、行ってみよ」
「待ちなよ」

オルグスの一人言に対し、女の声でその一人言よりも小さな声で彼は引き止められた。

名前:エイダ・ラヴィアント
年齢:23
性別:女
身長:170
体重:59
種族:人間
職業:ハウスキーパー
性格:金と私利私欲で動く
特技:スパイ
装備:暗器
容姿の特徴・風貌:茶色いやや癖毛の髪を肩まで伸ばしている。服装はしっかりとしたメイド服。
そこそこ鍛えられているが、そういう部分は見えない。元冒険者
簡単なキャラ解説:
トリアノンの貴族、ハインツ家のハウスキーパー、兼護衛。
忠誠を誓い、仕事はきっちり行なうが、冒険者時代の癖は抜けず、元は金の虫。

「何だ、ネーチャン、俺をこの家に招待してくれんのか?」
「いやだからさ、こういう立派な屋敷に、普通に考えればいきなり入れる訳ないじゃん。
例えばあんたみたいなデカブツがさ」

と、ハウスキーパーのエイダが立ちふさがるように、とはいえ体格差があまりにもあり過ぎて
そうは見えないが、要は邪魔をした。

「俺は宿が欲しい。それだけだ」
「ちょっと待って・・・あんた、名前は? どこから来たの?」

エイダは考えるようにして、尋ねる。

「俺はオルグス・モルサスだ。あっちでは偉い武人の家の出だ。勿論あっちって俺の故郷、
こっから北に行った場所よ。カネは少し貯めてある。ねえのか?場所」
「あぁ、あたしはエイダ。ここの護衛・・・みたいなもんかな?とりあえずそこに馬小屋あるけど、
あんたでも入ると思うよ。なんせウチは何でも特大だから。だからあたしに500ゴルドほどくれない?
一晩なら入れてやるから」
「巨人族は馬を食う。俺腹へった。馬いたら食う。いいか?」
「はぁ!?」

エイダは驚いたような顔をして、ダメに決まってるでしょ、と小突く。

6 :オルグス :2018/09/05(水) 15:19:55.00 ID:53s1WT4k.net
「ずいぶん食べるね。もっと要求しときゃよかった」
「巨人族でかい。飯たくさんいる。でも人間食わないから安心しろ」
「800しか持ってなかったの。1000でも足りないわ。部屋がきつ過ぎるし、あたしの食料がなくなる」

エイダらは結局、馬小屋の反対側にある、エイダの詰め所のような馬のいない馬小屋に入った。
二段のベッドは下がエイダ、上がエイダの荷物や食料が置いてある。その横のスペースはオルグの肉体で埋め尽くされた。

「で、あんた冒険者だったんだって?」
エイダがボリボリと食事をしながらベッドの下でその真横を埋め尽くすように横たわるオルグに尋ねる。
「あぁ、オークや人間どももいた。だが裏切られた。俺と同じ巨人が首謀者だ。で、俺は命からがら逃げた訳よ」
「オークだって!? 人間を攫って食ったり犯したりするアレでしょ? よく一緒にいられたね」
「そもそもオーク俺らの奴隷。それを俺ら巨人族の偉い王様が解放した。だから北では巨人も
オークも人間も一緒。だけどどの種族にも悪い奴いる。俺いい奴、あいつらと違う」
「うん、なんかそんな気するわ。でなかったらとっくにあたしが襲われてるもんね」
「お前、すっげぇそれ失礼だぞ! 巨人族結構知能高い、一部では人間より高い。
文明も元々人間の文化は巨人族からきた、ってあれ」

気がつくとエイダがスースーと寝息を立てているところだった。
オルグは諦めて、さっさと寝ることにした。

「俺疲れた。ぐー」

ふと気がつくと、オルグの上から何やら風圧がのしかかる。
それに気付いたオルグは素早く受け止めた。エイダが刃物を持って襲い掛かってきているのだ・・!

7 :オルグス :2018/09/05(水) 15:41:03.32 ID:53s1WT4k.net
「何する!?」
「・・・・」
「この・・・!!」
「ぐっ!!」

ボキリ、と骨の折れる音がした。上から圧し掛かっていたエイダの獲物、クリスナイフを持つ、
右手を一気にへし折ったオルグスは、エイダを羽交い絞めにすると、はっきりと言った。

「俺を殺そうとしたな? クビ狙ったな、なんでだ? 大声を出したら、このまま殺す」
「・・・お人よしは殺されて奪われる。当たり前のことだろ?」
「俺そういうの、どうでもいい。もう言われ慣れた。これ以上お前を殴りたくない。俺暴力キライ。
武器とか全部下ろして」
「何で犯さないの? 奪わないの? 殺さないの?」
「俺そういうの嫌い。みんなと仲良くしたい。もう裏切ったり、裏切られたり、したくない」

ジャラジャラと、エイダから様々な暗器が落ちていく。

「全部片付けておいてくれ。で、ちゃんとこれから寝させてくれ」
「うん・・・」
「ところで、腕、痛いだろ? 包帯、そこにあるなら貸してくれ、応急処置する」

そのまま右腕を吊るようにしたエイダは、だいぶ落ち着いたようだった。
やがてオルグスが眠りに落ちると、エイダも静かに眠りに落ちていった。


オルグスは朝早くエイダの小屋を抜け出し、とりあえずハインツ家を諦め、裏通りの路地の裏に
自分が住めるような空き地が無いか探しに向かった。
「雰囲気は、思ったよりは良いみてえだな、お、あれ良いんじゃねーの?」

オルグスが見つけたのは廃屋。近くには浮浪者のような者もいるが、なんせ巨人族のオルグスに
絡もうとはしない。恐ろしいものを見たとばかりに避けていく。
「ありゃ、巨人族が住んでた頃の屋敷みてえだな」

「待ちなよ、兄さん」
「くそ、また絡まれたか・・・! ん?」
「よく見なよ、オルグス。あたしだよ、エ・イ・ダ」
「どうしたんだ? 世話役ってのは裏路地の世話もすんのか?」
「腕を折った奴は使えないから、クビだってさ。まったく、あんたのせいだ」

そう言うエイダは自虐的な笑いを浮かべた。
「俺を雇うのか?」
「いや逆だよ、あたしに、あんたが雇われるの。その代わり重傷者なんだから、保護して」
「カネ次第だな」
「あんた、そういう性格だったっけ?」
「巨人族頭良い。お前から学習した。カネは取っておけるうちに取っとけ、ってな

と、こんな感じで歴史ある街トリアノンでの冒険は、二人パーティーとなったのだった。
目の前には謎の屋敷。無一文と怪我人。ここからの展開は、運命次第、といったところか。

【乱入歓迎。新規プレイヤーの方募集。裏通りから開始になります】

8 :創る名無しに見る名無し:2018/09/09(日) 08:13:44.08 ID:debJCj1A.net
トリアノン郊外からの参加もok?

9 : :2018/09/11(火) 23:58:28.86 ID:CO7E6+6+.net
勿論OKです!

【多忙のためしばらくしてから続きを書きます 乱入歓迎】

10 :創る名無しに見る名無し:2018/09/15(土) 07:32:06.79 ID:EM+JrM24.net
なぁクソフト
誰にも見向きされないスレを必死に自画自賛して楽しいか?

11 :創る名無しに見る名無し:2018/09/18(火) 12:35:13.65 ID:sOea7gqk.net
何だもう見世物はおしまいか
一人でやり通せないこたぁするもんじゃないねえ

12 :創る名無しに見る名無し:2018/10/02(火) 12:37:27.36 ID:SvIFliPI.net
はよ先書けやカス

13 : :2018/10/14(日) 16:12:57.49 ID:Qd+He3jU.net
神聖歴84年、9月1日、トリアノン郊外

名前: ゴルムス・トリストバスタロス
年齢:51
性別:男
身長:296
体重:300
種族:巨人族
職業:巨人帝国第五軍団長
性格:勝ち気にはやる
特技:略奪、破壊
装備:巨大な鉄の鎧、鉄のハンマー
容姿の特徴・風貌:恐ろしくいかめつい髪型に黒光りした肉体
筋肉の塊であるが巨人族なので弱点などは他と一緒。
簡単なキャラ解説:
トゥエルブダンズから派遣された軍団長。皇帝の命により、トリアノン奇襲を任されている。
神聖祭の次の日の夜明け前を見計らって夜襲をかける予定。

「ゴルムス隊長、準備が整いました。どうします?」
少し小柄な巨人族の将が報告する。深い森の中、巨人族の将軍50名と、
各々が率いるオーク兵700、そして人間の戦奴250が用意された。
実に1000の軍勢がトリアノンを包囲し奇襲せんとしている。
攻撃はこれからまだ、半日以上も後の話だ。
腹を空かせたオークたちが唸り声を上げる。彼らは略奪に飢えている。

「まあ待て。我々の目的はあくまで威力偵察だ。トリアノンを占領せよとは言っていない。
向こうにも巨人族はいるし、人間の増援が集まれば取り返され、台無しだ。
不意をついて蹂躙し、略奪の上、「トリアノンの聖女」をさらい、撤退しろとのことだ」
「イエッサ、しかし暇ですな、兵器の状態でも確認させるか」

一方、街のほぼ中心に位置する教会では、いよいよ神聖祭の準備として、
「トリアノンの巫女」が身支度をしていた。

名前: アイトス・タタリキ・ヴェスパロン
年齢:16
性別:女
身長:205
体重:90
種族:巨人族と人間のハーフ
職業:トリアノンの巫女
性格:静寂を好む性格だが、外の世界に常に興味あり
特技:神聖、奇跡魔法
装備:メイスなど
容姿の特徴・風貌:長い髪に金髪。肌は異常に白く肉体は豊満である。しかし清楚な顔だち。
豪華だが風通しの良い服に冠。
簡単なキャラ解説:
いつの間にか「巫女」として担ぎ出された10年前の条約の象徴的存在。
殆ど彼女自身は当時のことを覚えていない。

14 :オルグス :2018/10/14(日) 16:55:34.07 ID:Qd+He3jU.net
「良い建物だ。結構古いが間違いなく巨人が居た場所。二階もあるぞ」
「うわ〜 ホントだ、こりゃあたしの足で上るのは大変だなあ」

一階は暗い。きっと巨人が光に弱いからということだろう。と、薬のような瓶を発見した。
「これ、回復薬だよ」
「いいぞ飲め、少しはとっておけよ」

オルグスはエイダにそれを飲ませる。すると、みるみるうちに腕の骨折が治った。
「凄い、本当に治るなんて」「そういうのがあるところ、武人の家かもしれん」

二階も同じように良い状態で残っている。屋敷は予想以上に高く、広場までが見渡せた。
何やら準備を始めているようである。
後ろ側は水路に通じており、そこから水が流せるようになっている。生活の跡だ。
「良いなここ、トイレもあるぞ。俺ちょっとションベンする、こっち見るな」

端の溝に向けてドバドバと排泄するオルグス。大量のそれはどんどん傾斜で管に入り、
それは水路へと放出されていく。
「あぁスッキリした。俺は暗い1階で寝る。お前は2階使って寝ろ。ここ安全。
敵が来たら俺が潰してやるから。その代わりそこから何か見えたら俺に教えろ」

エイダは最初は納得できなさそうな顔をしていたが、やがて頷く。
「うん、あたしはあんたに命を助けられたから、何でもするね、トイレ、遣わせてもらうよ」
「ああ、お前は怪我人だから、ムリはするな」

オルグスが目を閉じると、ようやく落ち着きを取り戻した。やがて、柔らかい感触が当たる。
エイダがオルグスの上に乗っているのだ。丁度上から抱きつくような格好で。

「どうした? もう充分寝たが、何かあったのか?」
「いや、色々話を聞いてもらおうと思ってさ。ところであんたはそんな裸でいいの?
ま、そういうのも悪くはないと思うけど、これでも元メイドだから、服の材料があれば作れる」
「じゃあ大体のサイズを計ってくれ。というか俺それより鎧欲しい」

15 :オルグス :2018/10/14(日) 16:56:13.43 ID:Qd+He3jU.net
「贅沢言うんじゃないの。何これ、凄すぎじゃない?」

エイダがオルグスの下半身に手を伸ばし弄った。それはみるみるうちに巨大化する。
「これ、ヤバいんじゃない?タマタマなんてパンパンに晴れ上がってるし、鉄球みたい。
そのうちアタマ破裂したら何しでかすか分かんないよ、もう」
オルグスは時折唸りながら、冷静に返す。
「喰う、寝る、ヤる。これだけしか考えてないのオーク。俺ら巨人族考える。お前、欲しいのか?
それとも経験が豊富だからからかってるのか」

そう言うと、エイダはそれを握ったまま悲しそうに返す。
「実を言うとね、冒険者時代に人間とオークには襲われてるんだ。ガキ生んだこともある」
「そうか……俺はな、最後の冒険者だったときは全員に裏切られた。俺だけが巨人ってことで
殺す前に、犯される前に殺せ、って言われて襲われた。だから逃げた。それが最後だ。
ついでに言うと冒険者やってた時、色んな女と付き合った。巨人、オーク、人間の女とも寝た。
だが、人間の女とヤった時に、殺しちまったことがある。あの時俺若かった。だから興奮してた。
気がついたら恋人の死体が転がってた。だからお前と遊ぼうとはあまり思わん」

オルグスは寝ながら、弄られながらも淡々と答えた。
「でも、良いよ。あたりはオルグスの、受け入れられると思ってる。恋人や子供はいるの?」
「……そうか、俺は一人身だ。子供については分からん。確認してねえからな」
エイダがオルグスの上に跨ると、エイダが声を上げ、オルグスは唸る。
オルグスはその身を抱き寄せ、立ち上がると、エイダに両肩を掴ませた。

「入ったな……人間と巨人、この格好が一番良いって言われてる。本に書いてあった」
「……! 大丈夫、痛くないよ。本当、この格好なら巨人と人間もお互い歩み寄れるよね」
エイダの求めに応じ、オルグスはキスをした。そして抱きつくエイダに腰を打つ。

「巨人、人間の女犯すときもこうするって聞いてる。女を楽させ、腹に語りかけるらしい」
「うん、凄く感じてる。お腹の奥まで来てる。オルグスを感じる。あ、凄い、どんどん速く……」
「出るぞ」
オルグスが腰を停めるとエイダの腹にビュルビュルと何かが入り、ただでさえ膨張した腹が
どんどん膨らんでいく。そして溢れた分は床へと白い皿を作る。

ゴーン…… ゴーン…… ゴーン……

床に置いたエイダが尚も白い放物線を出している間、オルグスは慌てて余った廃液を撒き散らし
ながら、二階へと向かっていった。
そこにいたのは「巫女」 アイトスだった――。

二人は会場へと急いだ。なるべく早めに。

【続きます  乱入歓迎】

16 :創る名無しに見る名無し:2018/10/17(水) 14:32:16.74 ID:ZU7x6aHX.net
中学生でもできるネットで稼げる情報とか
暇な人は見てみるといいかもしれません
いいことありますよーに『金持ちになる方法 羽山のサユレイザ』とはなんですかね

1JU

17 : :2018/11/18(日) 23:27:54.13 ID:06iM4mHF.net
「これからさ、聖誕祭あるらしいけど、その喧騒に乗じて、館を襲おうと思う」
「それ人を殺さなきゃダメなやつか?」
「ダイジョーブ、あたしがある程度位置は把握してるから安心して。

聖誕祭の行なわれる前後、人間界の王都ミドールでは、既に軍議が開かれていた。

「間者ジドールよ、その「刺客」とやらは上手く事をすすめているな?」
「はっ、予定通りに」
「トリアノンを襲撃した巨人どもが逆に人間の軍勢によって大敗北を喫する・・面白いシナリオよ」

玉座にいる国王シュナイダー4世は多くの裸の侍女たちを抱きながら興奮した様子で「間者」の
話を聞いていた。すべては手中通りということだ。

名前: ヴァレリア・エクセル
年齢:21
性別:女
身長:178
体重:67
スリーサイズ:147/65/106
種族:人間(やや幻獣化している)
職業:祈祷師
性格:王国の「七つの大罪」の「色欲」を司る祈祷師。男を惑わす美貌と魅惑する能力を持っている。
特技:神聖、魅力魔法
装備:なし(オーラで攻撃する)
容姿の特徴・風貌:頭部ほどもある巨大な二つの乳房。そして魅力的で肉感的なボディ。
簡単なキャラ解説:
祈祷師の一人だが、今回、王国の「実験」につき合わされ、
間者によって巨人族侵攻のうわさがもたらされると、姉・メリアと共にトリアノンへと赴き、街に忍び込む。

名前: メリア・エクセル
年齢:22
性別:女
身長:体高3.5m、全長5m以上
体重:500kg以上
スリーサイズ:人間部分は妹の丁度倍ほど
種族:幻獣人間
職業:色欲の権化
性格:王国の実験台となったヴァレリアの姉。「幻獣」の力を受けてトリアノンを包囲する巨人軍を篭絡する。
特技:神聖、魅力魔法
装備:なし(オーラで攻撃する)
容姿の特徴・風貌:頭部ほどもある巨大な二つの乳房。そして魅力的で肉感的なボディ。
簡単なキャラ解説:
もともとは平和な生活を望んでおり、婚約者がいたが、妹の「実験」の巻き添えになり、
国軍に捕まり、ほぼ洗脳されて巨人族の陣地へと赴かされる。

18 : :2018/11/18(日) 23:42:46.41 ID:06iM4mHF.net
「ゴルムス隊長、大変です! オークどもが変な女の魔物にたぶらかされ、
貪り狂っています、おぉ、こちらに向かってくるぞ・・!」

メリアは桃色の煙を撒きながら、ゴルムスに向かう。
その姿は巨大化した人間の女の下半身が蜘蛛になっており、半人半獣の姿だった。
しかし、既に数十人のオークたちが欲望の虜となり、大量の体液を浴びているということは、
性機能を持つ部分は人間ということになるのだろう。

「おぉ、これから攻めるというのに、責めることになってしまうではないか、うっ・・・」
「あら、巨人族の隊長様。オークたちでは物足りなかったの……」

巨人族よりもいくらか大柄な肉体は、抱き応えは充分すぎた。
ゴルムスの巨大な手のひらでも、メリアの乳房は片手には収まらず、両手で愛でる他なかった。

「すまん、こいつの相手をしているから、侵攻はお前らでやってくれ、うっ・・・」

一方、トリアノンの控え室では、領主の息子、まだ若い17歳のアラリックが、儀式を一緒に行なう巫女の中で、
魔法の力に魅せられて、ヴァレリアを別室へと連れこんでいた。

「君は、ヴァレリアというのか、本当に美しい……実に今日の聖誕祭などどうでも良くなってくるよ」
「まあ、アラリック様ったら、では、少しだけでも、慰めますね……」

アラリックはヴァレリアの服を脱がすと、巨大な乳房へとむしゃぶりついた。そしてこね回す。
それでもヴァレリアの乳房は持て余しており、興奮覚めやらぬアラリックは、狂ったように服を脱いだ。
「アラリック様、こちらのおっぱいも触ってほしいですわ」
ぶわっ、と桃色の煙のようなものが撒かれる。これによって性欲盛んなアラリックは狂ったように
ヴァレリアを抱き、結果として聖誕祭は大きく開始が遅れることとなった。


「よし、あらかた片付いたな。じゃあ、こいつを持つ、って俺ぐらいしか持てないか」
その「ニュクスの鉄槌」と言われる伝説の武器・神具は屋敷でも最高の価値と言われており、
解除のギミックを解けるのはエイダを入れても数人だけだった。
エイダは屋敷の主人と関係を持っていて、知ったのだ。
それにしても今は。聖誕祭のために領主一同中央広場に集まっており、誰もいない。
倒れた少数の兵士を起こさないように二人は脱出すると、入り口のあたりで騒ぎが聞こえてきた。

「巨人族が襲ってきたぞー!!」

19 : :2018/11/18(日) 23:59:16.17 ID:06iM4mHF.net
「おい、こりゃどういうことだってばよ」
「知らない、できるだけ人が少ないところに避難しよう」

オルグスは突然街の兵たちに襲われて、それをいなしながら逃げるところだった。
できるだけ、街の奥、エイダが良く知っている裏通りの方へとかけていく。

そこではオークたちによる略奪が行なわれていた。
男たちは殺され、少ないが女たちは次々と犯されていく。間違いなく戦争の光景だ。
後方には見知らぬ巨人の姿があった。巨人が攻めてきたのだろう。

オルグスはエイダの手を引くと、急いで近くにある最も天井の高い建物へと避難した。
と、そこに現れたのは一人の女性。
「全く、折角隠れたと思ったら、何ですの?! 巨人族が人間の女とおっぱじめる場面を
無理やり見させられようとは」

大柄な女は、オルグスたちを非難の眼で見た。
「この女、アイトスだよ。トリアノンの巫女ってやつ」
「何だって?」
「そうですのよ。元々どうでも良い儀式の準備をしていたら、バカみたいな連中が攻め込んできて、
わたくし、はっきり言って凄く不愉快ですの。そこの端女、その巨人はこれから貴女を犯すのですか?」

オルグスはあまり人間の女には興味は無かったが、アイトスには欲情した。
巨人族の血が流れているからだ。おまけにエイダと性行為をしたばかり。当然といえば当然か。

「いや、逃げてんだよ。俺はもともと巨人族の軍人じゃねえ。ただの冒険者だ。
この女は俺の仲間。で、こいつを手に入れてとりあえず逃げようってときに、何てこった」

「その鉄槌は……! 女神ニュクスの!?」
「なんだって?」

アイトスの声はこれまでの醒めた感じとは一変した。

「その鉄槌は中に「ニュクスの心臓」が埋め込まれた巨人族に伝わる伝説の逸品。
太陽神ニュクスの力でこの地に平和と安寧をもたらす最強兵器……ですわ!」

「は?」
「え、平和をもたらす道具なのか、破壊兵器なのか、どっちなんだよ!?」
「とにかく、トリアノンの巫女のわたくしに貸してくださいまし」
「馬鹿言うんじゃねえ。取り引きだ。その前にお前を抱かせろ」

外で激しい戦闘が繰り広げられている間、この建物の中では激しい性行為が繰り広げられた。
もはやオルグスの欲望は止まるところを知らず、アイトスは様々な体位で交尾させられた。
狂ったような巨人の欲望は凄まじい。途中でエイダも加わったが、頭がおかしくなるようだった。
アイトスは歓喜の眼差しで涎を垂らし、乳房を振り乱しながら乱れた。完全に理性は破壊されていった。
白い皿が床にいくつもできた頃、ようやくオルグスの一言で行為が止んだ。

「じゃあ、好きにしていいぜ。ただし、終わったら返してくれよ」
「……わ、わかりましたわ」

「ニュクスの心臓よ、○×※△$#、……・……はあっ!!」

ピカーーーーン!!!!

世界が変わろうとしていた。

20 : :2018/11/19(月) 00:11:58.29 ID:Nruwtg4p.net
トリアノンとその周辺にいる全ての巨人は、その光を浴びると石になっていった。
元々巨人族とは光に弱い。勿論、オルグスも。
ついでに特別サービスなのか、オークたちは全て心臓を光に撃ち抜かれ死亡した。

そして周囲を渦巻いていた邪悪な魔法も解けた。

これにより乱れていたメリア、ヴァレリアの姉妹も正気を戻し、
メリアは巨大な蜘蛛の姿から普通の人間の姿に戻り、そのまま倒れた。

アラリックは早速、服をヴァレリアに着せると、自分の妻にすることを約束し、休ませる。
そして、急いで戻ってきたアイトスによって中央広場では神聖な聖誕祭が執り行われた。

巨人族による侵攻も最低限で済み、人間側の謀略も最低限で済んだという訳だ。

儀式は巨人族とのハーフであるアイトス、トリアノン代表のアラリックと、
巨人族の代表一人が集まって成立することになっていた。

周囲がざわめく、「このままじゃ聖誕祭にならないじゃないか!」

アイトスに声がした。
「元々、巨人族の代表は誰だったんだ?」
「ファルクスという若い巨人が泊まっていましたが、どうやら騒乱のときに居場所を見つけられ、
巨人の勢力に暗殺されたようです」
「じゃあ、俺が代わりに出てもいいか?」
「あなた様が……?!」

そこに立っていたのはオルグス。どうやって助かったって?
そりゃ女神のキスの力に決まってる。女神ってのは誰だって?

聖誕祭が行なわれ、今後は数百、数千年によって人間族と巨人族は平和が訪れるだろう、
という宣言を聞きながら、その中心にいるオルグスの姿を見て、エイダは柔らかな微笑を浮かべた。


【ハッピーエンドだぜ!! これで完結!! 終わり!!!!】
【読んでくれた人、ありがとう、そしてありがとう!!!】

21 : :2018/11/19(月) 00:32:28.15 ID:Nruwtg4p.net
<ネタバレ>


ちなみにこの後の展開

両国間は実際に大きな戦争は今後十年以上は起こらない。

メリアはとりあえず国に帰り、機関から脱出するも、
オークのハーフの三つ子を産むこととなる。
そして、その後は彼らを育てながら人間の富豪男性と結婚し、ハーフオークと
人間の子を育てながら苦労していき、やがてハーフオークの子が皆殺しにされ、
メリアは館の自分の子以外を皆殺しになり、森の人となる。

ヴァレリアはアラリックに溺愛されて性欲旺盛な彼の子を5人ほど産むことになる。
その美貌から「トリアノンの巫女」としての代役を勤める。

アイトスは腹にオルグスの子を身ごもり、無事に出産する矢先に不倫に嫉妬した
エイダによって殺害される。

エイダはアイトスを殺害した後、オルグスにも手をかけ、特殊な魔道具で殺害してしまう。
しかし、エイダはオルグスをまだ愛しており、身篭った子を産もうとするも、
そのあまりの巨大さに肉体が耐え切れず、死亡してしまう。

アイトスの代わりは領主の命令でヴァレリアが勤めることになる。

そして……エイダの子は死産にはならず、無事に生き残り、
今後の大陸の運命を大きく変える存在となるのであった……!!

【この物語の続きは皆さんのご想像にお任せします!! good bye see you!!!】

22 :創る名無しに見る名無し:2018/11/21(水) 01:33:18.29 ID:iu/yP7Mw.net
天才

23 :創る名無しに見る名無し:2022/05/21(土) 06:50:20.55 ID:5zcSvvyt.net
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24 :創る名無しに見る名無し:2023/10/04(水) 18:29:55.55 ID:fAL4fStP.net
これ書いた奴天才

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