■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
山口真帆ファンが本音で語るスレ★9
- 120 :名無し48さん(仮名):2023/07/23(日) 14:15:48.67 ID:+CU1Qf1m0.net
- 安倍晋三元首相の銃撃死亡事件や新型コロナワクチン、2020年の米大統領選などをめぐる「陰謀論」にハマる人が後を絶たない。俳優の高知東生(たかち・のぼる)さん(58)もその一人だ。「陰謀論を信じ込む危険は誰にでもあると思う」と話す高知さん。なぜ陰謀論を信じ、そこから目が覚めた今、何を思うのか。
* * *
「すごい情報にたどり着いてしまった……この俺だけが」
2年ほど前のこと。YouTubeで2020年の米大統領選をめぐる動画を眺めていた高知さんは、「選挙で不正があった」との“衝撃の事実”に釘付けになった。陰謀論に片足を突っ込んだ瞬間だった。
■暇があればSNSを見るように
高知さんは、2016年に覚醒剤取締法違反などの容疑で逮捕された。その後は自身の薬物依存からの回復に取り組むとともに、依存症に関する情報を発信するなど、依存症者を支援する活動を続けてきた。
そんな高知さんが、どのようにして縁遠いはずだった「陰謀論」と結びついたのか。
きっかけは、依存症の情報発信のためにSNSやYouTubeを使うようになったことだった。
「この年齢で動画やSNSでの情報発信を始めてみたものの、どんなやり方が良いのかわからない。他の人の動画や投稿を見て、とにかく情報を取り込まないと若い世代についていけないと思ったんです。いつの間にか、暇があればSNSを見るようになっていましたね」と高知さんは振り返る。
いわゆる「都市伝説」に関する話題やテレビ番組はもともと好きだったが、あくまで娯楽の範疇(はんちゅう)だった。
父親が暴力団員だったため、物心ついたときから組員たちがそばにいる生活だった。物事には表と裏があることを嫌というほど目の当たりにしてきた。芸能界だって、自身のキャラクターや、ドラマや番組も「作り込む」世界だ。
「裏だらけの世界で生きてきましたから、ウソは見極められると思っていました。色々な人が近づいてくる芸能界で生きてきて、その人のウソを見抜いた成功体験もありましたから」
そう話す高知さんだが、米大統領選に関する「陰謀論」の動画をたまたま見つけると、そこからまったく抜け出せなくなった。ある動画を眺めていると、類似した内容の動画がどんどん出てくる。SNSでは関心がある情報ばかりに包まれる「フィルターバブル」が生じ、極端な考えに染まってしまうことがあるが、ネットに疎い高知さんは、その仕組みそのものを知らなかったのだ。
「俺だけがこの情報を見つけられたんだ。マスコミが報じない真実がここにある。日本も世界もやばい。見つけたことを自慢したいし、周りに知らせないといけない。そんな感情だけが頭の中を支配していました」
今でこそ笑いながら陽気に振り返るが、当時は“洗脳”のような状態に陥っていた。ちょっとでも時間があればスマホを手にしてYouTubeやSNSで陰謀論の情報を検索。「内容がわかりやすくて、こんな話もあったのか! 届いちゃったよ俺だけに! と、どんどん深みにはまっていきました」
のめり込んで半年が経ったころ、依存症からの回復を図る自助グループの集まりに参加した高知さんは、「すごい話があるんだよ」と陰謀論を唐突に、冗舌に語りだした。
お互いに信頼し合い、何も包み隠さずに話すことができる仲間たち。その全員が即座に、どっと笑った。
「一瞬、ムカッとしましたよ。でも、関連動画の仕組みを説明されたとたんに恥ずかしさが襲ってきて……そうだったのかって」
総レス数 1001
570 KB
新着レスの表示
掲示板に戻る
全部
前100
次100
最新50
read.cgi ver.24052200