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【高砂限定】白陵中・高等学校を語るスレ【Part9】

544 :実名攻撃大好きKITTY:2014/05/30(金) 00:57:03.62 ID:BP/Je04t0.net
東大寺学園は私立の中高一貫校で、男子校だった。寮もなく、大阪の実家から毎日電車で片道2時間かけて通う日々。
初めは有名な進学校へ進んだことで有頂天だったし、今まで通り気の合う仲間と楽しく学校生活を過ごしていけるものだと思っていた。
でも、それは僕の空想だった。中高一貫教育の進学校には、関西圏から多くの「できる」子たちが集っていた。
有名大学という目標と、限られた座席を手にするための競争の日々。
入学後はじめの夏休みを迎えるまでに、小学校で培ってきた僕の小さなプライドはあっという間に崩れ去った。
周りを見渡しても、僕と同じくらい勉強ができる奴は沢山いた。

それでも、1年生のうちはまだよかった。中学校2年、そして3年…校内はどんどん大学受験一色に染まっていく。
そんな学校の中で僕はある意味、孤独だった。校内でも将来を期待される頭の良いグループや、勉強への熱意を失い少しグレたグループ。
その中間でもがくその他大勢…。朝夕、長時間かけて学校に通い、学校の勉強と硬式テニス部の活動に必死な僕。
小学校で仲良かった地元の仲間との距離は必然的に開いてしまっていた。

周りに本当に気持ちを分かち合える友達もいない。
どんどん進むカリキュラムをこなすのに必死な勉強は年を経るごとに、増えていく…。
僕は疲れ切っていた。紙やすりで擦り付けるように、心をすり減らしていた。
そして、「タイミング」というのだろうか。
世間のニュースでは官僚の汚職や接待、天下りなど、僕が“目標を諦める理由”が満ちていた。
僕は追われ続ける生活に耐えられなくなり、15歳で不登校になった。

http://daisuke-sakamoto.jp/hansei

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