日本の大学は先進国としてトップ大学でも世界ランキングが低く、文部科学省は批判されてきました。このため、文部科学省は限られた予算の中で世界ランキングで上位を狙える一部の大学のみに絞って支援を強化することに決めました。これが指定国立大学法人制度です。もともと10校程度を予定していましたが、9校を選定して打ち切りました。今後、指定国立大学とそうでない大学との格差が大きく開いていくことが予想されています。文部科学省では指定国立大学法人を “Designated National University Corporations”という英語表記で海外に宣伝することを決めています。