2ちゃんねる スマホ用 ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50    

おたくの定義総合スレッド 2

59 :おたく、名無しさん?:2013/01/30(水) 09:42:12.94 .net
 ぼんやりと作品を見ているだけでは百年たっても立派なオタクにはなれない。作品を多角的に分析し、自分なりの論を組むためには「粋の眼」「匠の眼」「通の眼」という3つの見方を修得する必要がある。
この眼を修得すれば、何故面白いと感じるのか、どこに惹かれているのか、常に客観的に見ようとする態度が自然に身に付いてくる。
 「粋の眼」とは、マンガやアニメの制作者をアーティストとしてとらえ、それらの作品を社会的バックグラウンドや美術史的文脈から再評価する視点である。
 「匠の眼」とは、オタク作品を成立させるテクノロジーを見抜き、その進化を正しく評価する視点である。
 「通の眼」とは、それぞれの作品を成立させている経済的背景や人間的事情・楽屋裏を見通す視点である。
(中略)
オタク文化は、大きく分けて3つのメディアを中心に成り立っている。
 一つ目は「Visual」。アニメやSF映画、特撮といった映像メディアである。
2つめは「Publishing」。マンガ、SF小説、ファンタジー小説等のジャンルを中心とした出版メディアである。広い目で見れば、コミケなどの同人誌即売会もこの範囲に含まれる。
3つめは「Digital」。アーケードゲーム、家庭用コンピュータゲーム、パソコン通信、インターネット及び、パソコンそのものの環境も含めたデジタル・メディアである。
 以上「Visual」「Publishing」「Digital」という3つのメディアが中心ではあるが、その周辺にはガレージキット、コスプレ、アニソン(アニメの主題歌)カラオケなど、幅広いメディアが存在している。
オタク、というのはこれらのうち何か一つを趣味にしている人々を意味するのではない。これらのジャンルを包括した、共通の文化系に生きている種族なのだ。従って、アニメ・ファンはオタクであって、鉄道ファンはオタクではない、という安易な判断をするべきではない。
オタク的な態度というのはこれらジャンルの壁を越えて、常に広く深く観察研究しようとする態度であり、そのような人こそ、「現代的なオタク」と呼ばれるべき人々である。

27 KB
新着レスの表示

掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50
名前: E-mail (省略可) :

read.cgi ver 2014.07.20.01.SC 2014/07/20 D ★