●●●●●● 電磁波 ●●●●●●

>>437
DNAを損傷させる膜漏洩

　リソソーム周囲の膜の漏れ（生細胞内のごみをリサイクルする小さな粒子）は、DNAase（DNAを破壊する酵素）などの消化酵素を放出する可能
性があります。これは、携帯電話の信号によって細胞内のDNAに深刻なダメージが与えられたことを説明しています。Panagopoulos et al（2007）
は、成虫のキイロショウジョウバエ（遺伝実験で広く使用されている昆虫）を6日間1日6分間携帯電話の信号へ曝露すると、細胞内のDNAが断片
化し、育った卵の半分が死んだことを示しました。Diem et al（2005）はまた、培養したラットおよびヒトの細胞を携帯電話を模擬した信号に
16時間曝露した後、著しいDNA断片化を発見しました。欧州委員会によって発行された健康と電磁界というタイトルのオンラインパンフレットの
「反射能力プロジェクト」も参照してください。あなたはそれを http://tinyurl.com/yxy4ld で見つけることができます。模擬された携帯電話
信号に24時間ヒト細胞をさらすと、放射性同位体からのガンマ線によるDNA断片化と同様のDNA断片化が生じたことがわかります！（ガンマ線も
リソソーム膜を漏洩させます。）