幻の湘南オレンジがスイーツに＝スリーエフ
神奈川県オリジナルのかんきつで、市場流通量が少ないことから幻のオレンジと言われれている
「湘南ゴールド」が、菓子パンやスイーツの素材として消費者の手元に届くことになった。
地産地消を掲げるコンビニエンスストアのスリーエフが、ＪＡ全農かながわ、ＪＡかながわ西湘と提携し、
湘南ゴールドを素材に使用した商品の販売を４日から始めた。
発売されたのは、湘南ゴールドの果汁を使ったクリームをサンドしたメロンパンと、湘南ゴールドのジャムや香り高い皮部分を包んだクレープ。
１１日には、スリーエフの「産地の見えるスイーツ」シリーズとして、湘南ゴールド果汁と瀬戸内レモンのスライスを組み合わせた「くずきり」も続けて発売する。
販売エリアは東京、神奈川、千葉、埼玉中心だが、くずきりは四国でも売り出すという。
湘南ゴールドは１２年間かけて開発。さわやかな香りと濃厚な味の黄金柑（ゴールデンオレンジ）と今村温州をかけ合わせて誕生した。
糖度も高くジューシーな口当たりだが、生産農家はまだ少なく、流通量が限られている。【もぎたて便】（2014/06/04-14:22）
http://www.jiji.com/jc/c?g=jfn&k=2014060400516