パレスチナ保健省が、イスラエル軍は、病院に入院している患者や負傷者を殺害している
と非難しました。
インターネットのニュースサイト・ゴッツネットが25日金曜、パレスチナ保健次官の話として、
「イスラエル軍は病院に入院している患者や負傷者をも容赦せず、救急車や病院を砲撃す
ることで、彼らを殺害している」
と伝えました。同保健次官は、24日木曜夜、記者会見で、
「イスラエル軍は、ガザ地区南部ハンユニス東部で、瓦礫の下から救出した数十人の救急
患者を乗せた車両を停止させた。これにより彼らは殉教した」
と語りました。さらに、
「ガザ地区の17万人以上が、イスラエルの攻撃で住む家を失い、避難所もなく、飲料水な
ども確保できていない」
としました。また、エジプト政府に対し、国境のラファ検問所の早急な開放を求め、
「ラファ検問所の開放は、ガザの危機的な状況の中で、患者を搬送したり、医薬品や医療
設備を搬入するために必要だ」
と語りました。
イスラエルのガザ攻撃でこれまでおよそ800人が殉教、5千人以上が負傷しており、殉教者
のうち190名が子どもとなっています。
Iran Japanese Radio[2014/07/25(金曜) 22:08]
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