アングル：エボラ熱感染拡大で防護用品の需要急増、各社生産急ぐ
［ニューヨーク １４日 ロイター］ - 米テキサス州ダラスで先月、米国内で
初のエボラ出血熱感染が確認されてから防護服やフェイスマスクの需要が
急増し、防護用品メーカーは生産増加など対応に追われている。
世界保健機関（ＷＨＯ）によると、世界的なエボラ熱流行を抑え、
医療作業従事者などがエボラ熱患者の血液や汗などに触れないように
するためには３００万着の防護服が必要になる。
影響は大手医療機器メーカーから、西アフリカや米国の病院で使われる
化学防護服を手掛ける無名のメーカーまで幅広い企業に及んでいる。
ロイターのインタビューに応じた企業幹部によると、引き合いのほとんどは
３月にエボラ熱の流行が始まってから政府や国際機関から寄せられたものだ。
リベリア国籍のトーマス・エリック・ダンカンさんがダラスの病院でエボラ熱に
感染していることが確認されると、米国の病院からの防護製品の注文が急増した。
ダンカンさんはその後死亡。ダンカンさんの治療に関わった看護師のニーナ・ファムさんは
防護服を装着していたにもかかわらずエボラ熱に感染した。
(ソースに続く)
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPKCN0I40BT20141015?sp=true