「熱意が感じられない。本気か」と増元さん、日本政府に注文
北朝鮮による拉致被害者増元るみ子さん（６０）＝拉致当時（２４）＝の弟で、
家族会事務局長の増元照明さん（５９）は１７日、川崎市高津区で講演し、
日朝政府間協議での日本政府の姿勢について「熱意が感じられない。
本気で（被害者を）取り戻そうとしているのか」と厳しく批判した。
北朝鮮による再調査には「私は疑心暗鬼だった。
全員を帰す決断を北朝鮮ができるのか、難しい交渉になると思っていた」と話した。
「北朝鮮は（体制が）崩壊しかねない状況になって初めて動く。
今以上の圧力をかけなければ、私たちの家族を取り戻せない」と訴えた。
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