パナソニックの子会社の三洋電機が、北米で手掛ける薄型テレビ事業から撤退することが２６日、分かった。
パナソニックのテレビ事業と一本化することも検討したが、
グループのテレビ事業の赤字解消を優先し、船井電機に事業を引き継いでもらう。
撤退により、三洋が直接手掛ける事業は、電子基板を生産する三洋テクノソリューションズ鳥取（鳥取市）を残すのみとなる。
北米でのテレビ生産は既に、中国の家電大手ＴＣＬ集団に売却した。
現在はＴＣＬから調達した製品を米小売り最大手ウォルマート・ストアーズに供給している。
年間の売上高は約３００億円あるが、採算が厳しくなっているため、親会社の事業に統合するよりも撤退が妥当と判断した。
関連する従業員約３０人の処遇も今後決める。
ソース 産経新聞
三洋が北米テレビ撤退 パナ統合より赤字解消を優先 船井電機が事業継承
http://www.sankei.com/west/news/141026/wst1410260040-n1.html