歌と笑顔で「ようこそ遠野へ」 中学生がSL乗客を歓迎
遠野市松崎町の遠野中（牧野和男校長、生徒４１８人）は２５日、猿ケ石川河川敷や遠野駅前でＪＲ東日本の蒸気機関車ＳＬ銀河の歓迎イベントを実施した。手作り横断幕や合唱で乗客を出迎えた。
ＳＬ銀河の運行盛り上げと２６日の同校文化祭をＰＲしようと企画。１、２年生２７３人は線路沿いの河川敷周辺に陣取り、「遠野へようこそ」「祝・ＳＬ銀河」などの横断幕を掲げた。風船やカラフルなパネルを手に、乗客に向かって笑顔を振りまいた。
３年生１４５人は、同駅に降りた乗客に「イーハトーブの風」「大地讃頌（さんしょう）」「地球星歌」の合唱を披露し、観光客らの大きな拍手を受けた。
文化委員長の松田開地君（３年）は「生徒が主体的に準備に取り組んだ。観光客に遠野の文化や魅力を感じてもらえればうれしいし、文化祭も多くの人に楽しんでもらいたい」と来場を呼び掛けた。
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