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テントウムシの脳を操るハチ 世にも恐ろしい心を操る寄生体 [転載禁止]©2ch.net [444017196]

1 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です:2014/10/30(木) 19:10:34.19 ID:bYqAUTu20.net ?2BP(1192)

テントウハラボソコマユバチ
一見、怖いものなしに思えるテントウムシだが、実は恐ろしい天敵がいる。テントウムシの体に卵を産みつける
寄生バチだ。寄生バチの一種、テントウハラボソコマユバチは体長わずか3ミリほど。雌は産卵の準備が整うと、
テントウムシの近くに飛んでいって、脇腹に素早く針を刺す。数種類の化学物質とともに注入されるのは、
1個の卵だ。卵がかえると、ハチの幼虫は宿主となったテントウムシの体液を吸って成長していく。

テントウムシの体は少しずつむしばまれていくが、外見や行動に変化はなく、ひたすらアブラムシを食べ続ける。
だが、いくらアブラムシを食べても、その栄養はハチの幼虫に吸いとられてしまうのだ。約3週間後、ハチの幼虫は
テントウムシの外骨格の割れ目の間を、体をくねらせながら出てくる。

ところが寄生はこれで終わらない。ハチの幼虫はテントウムシの腹の下で繭(まゆ)を作りはじめる。
テントウムシは、その間も依然としてハチに操られたままで、動かずじっとしているのだ。

テントウハラボソコマユバチが繭から羽化するまでの間は、外敵に狙われやすい。クサカゲロウの幼虫などは、
このハチの幼虫が大好物だ。だがこうした捕食動物が近づくと、テントウムシは脚をばたばた動かして
追い払ってしまう。まるで寄生バチのボディーガードだ。成虫になったハチが繭を破って飛び立つまでの1週間、
テントウムシはこうして護衛の役を務める。

意思を奪われていたテントウムシの大半は、ハチの羽化後にようやく死を迎え、その行動を支配してきた
寄生バチに対する奉仕を終えるのだ。

http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20141030-00010001-nknatiogeo-sctch
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/zombie-ladybugs-parisitic-wasps-approaching_38070_big.jpg
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/zombie-ladybugs-parisitic-wasps-larva_38073_big.jpg
http://www.nationalgeographic.co.jp/news/bigphotos/images/zombie-ladybugs-parisitic-wasps-holding_38072_big.jpg

【参考】 その他寄生体に関して
http://nationalgeographic.jp/nng/article/20141022/421117/index2.shtml?img=ph1.jpg

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