http://www.yomiuri.co.jp/local/mie/news/20141118-OYTNT50182.html
県は、男女ともに働きやすい職場環境づくりに取り組む企業の中から、知事表彰の受賞４社を決定した。
最優秀の「ベストプラクティス賞」には第三銀行（松阪市）と日本土木工業（御浜町）が選ばれた。
４社は、県が今年度、「男女がいきいきと働いている企業」に認証した７６社の中から、特に取り組みが優れている企業として選ばれた。
第三銀行は、意欲ある女性行員の能力を生かすためのプロジェクトチーム「Ｌａｄｙ Ｇｏ！」を設置、
女性の管理職登用や職域拡大、職場の改善に取り組んでいることが評価された。
日本土木工業は、女性の取締役を置き、女性の採用や管理職登用を積極的に進めているほか、
育休について社員にアンケートを実施するなど、子育てしやすい職場づくりも進めている。
このほか、育休の相談窓口を設けるなどした三重銀行（四日市市）がグッドプラクティス賞に、
在宅勤務制度や各種の休暇・休業制度がある広山建設（津市）が選考委員会奨励賞に決まった。
表彰される企業は県のホームページや広報紙でその取り組みが紹介され、イメージアップが図れるほか、
優遇措置として公共工事などで評価を受ける際、一定期間、加点がある。