宗教的少数派への「野蛮な迫害」非難…法王
ローマ法王フランシスコは２５日、バチカンのサンピエトロ広場で恒例のクリスマスメッセージを読み上げた。
イスラム過激派組織「イスラム国」によるキリスト教徒への攻撃を念頭に、宗教的少数派や少数民族に対する「野蛮な迫害」が行われていると非難した。
法王は、イスラム国が参戦するシリアとイラク情勢について、「（人々は）あまりに長く紛争の影響を受けている」と述べ、
紛争に苦しむ人々に「クリスマスが希望をもたらすように」と述べた。
ウクライナ情勢や、イスラエルとパレスチナの和平にも言及した。
法王フランシスコのクリスマスメッセージは昨年に続いて２回目。
サンピエトロ広場には、信徒や観光客ら約８万人が集まった。
http://www.yomiuri.co.jp/world/20141226-OYT1T50035.html?from=ytop_ylist