原油価格が下落を続ける中、４０ドルに達する可能性が再び浮上しています。
フランス通信によりますと、９日金曜、国際石油市場で、原油価格は下落を続け、
２００９年２月以来、最下値を記録しました。
アメリカの２月渡しのウェストテキサス・インターメディエイトは、９日金曜４３セント
上昇し、１バレル当たり４８ドル３６セントで取引されました。
また、ロンドン市場の２月渡しの北海ブレンドは、９日、１バレル当たり４８ドル９０
セントで取引されました。
各報道によりますと、昨年１２月のアメリカの雇用は増加せず、ユーロ圏最大の
経済国であるドイツの工業生産と輸出は依然として減少していることが分かって
います。
北海ブレントは８日水曜、この６年で、初めて、１バレル５０ドルを割り、４９ドル９２
セントに達しました。
最近、ベネズエラのマドゥロ大統領は、アメリカのシェールオイルの増産を非難し、
「アメリカ政府は、エネルギー分野への自らの支配を拡大させるためにロシアと
ベネズエラに経済問題を引き起こそうとしている」
と語りました。
Iran Japanese Radio[2015/01/10(土曜) 22:32]
http://japanese.irib.ir/news/latest-news/item/51188