借金返済に生活保護費求める
短期滞在のビザで入国させたフィリピン人女性を、岐阜県などで、ホステスとして働かせたとして、自称、コンサルタントの男らが逮捕された事件で、
男らが、来日に関わった女性の中には、借金の返済に生活保護費などをあてるよう求められたと訴えている人のいることが、捜査関係者への取材でわかりました。
警察は、来日の際の詳しいいきさつを調べています。
名古屋市中区の自称、コンサルタント、吉田幸司容疑者（５７）ら９人は、去年、３０代のフィリピン人女性２人を短期滞在のビザで入国させ、
岐阜県などでホステスとして働かせたとして、出入国管理法違反の疑いで、１４日、警察に逮捕されました。
調べによりますと、吉田容疑者は、フィリピンを訪れて、日本人男性との間に子どもがいる女性に対し、
父親に認知や養育費を求める裁判を日本で起こすよう持ちかけていたということです。
捜査関係者によりますと、こうした女性の中には、吉田容疑者側から渡航費や裁判の費用などを借り入れ、
その返済に、生活保護費や児童手当をあてるよう求められたと訴えている人がいるということです。
警察は、女性たちが来日した際の詳しいいきさつについて調べを進めています。
http://www3.nhk.or.jp/lnews/gifu/3085465871.html?t=1423999156