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映画通ケンモメンなら当然「ゴダール」について語れるよな? ゴダールを見ずして映画を語る資格は無い [511393199]

1 :的井 圭一:2015/02/17(火) 18:13:03.79 ID:ofegjD0c0●.net ?PLT(16073) ポイント特典

ジャン=リュック・ゴダール新作、映画『さらば、愛の言葉よ』公開記念トークショー@代官山 蔦屋書店

2月3日(火)代官山 蔦屋書店にて、ジャン=リュック・ゴダールが3Dで描く最大の野心作『さらば、愛の言葉よ』の公開を記念し、自身もゴダールに関する著書を手がけて
いる音楽家の菊地成孔氏、そして「ELLE」などで活躍する映画ライターの久保玲子氏とともにトークショーが開催された。

3Dの在り方が驚異的
久保:高揚感にあふれていて、かつ3Dでもある本作のご感想はいかがでしょう?
菊池:前作の『アワーミュージック(04)』はとても面白かったんだけど、長かった。しかし今回は1時間9分なのであっという間に終わります。
映画やゴダールに興味がなくて、でもモダンアートや映像作品に興味がある人でも十分楽しめるし、価値があると思う。この映画はゴダール史が語られるときには必ず入ってくる作品だと思います。
久保:3Dということも大きいですか?
菊池:そうですね…『フィルム・ソシアリスム(10)』(邦題はゴダール・ソシアリスム)が終わってすぐ、“次の作品が3Dらしい”という噂が飛び交っていました。
そしていざフタを開けてみたら、久しぶりにポップなゴダールで。『さらば、愛の言葉よ』は観ていてまず映像がカッコイイし、通俗性なポップさに満ちている。
ゴダールお得意のアバンタイトル(オープニング前のプロローグシーン)から開始10分っていう掴みの中での3Dの在り方が驚異的ですね。
端的にいうと、映画史上初の3Dのアート映画。相当高尚にポップに3Dをやったという印象です。
久保:3Dという技術が出てきて、子供のように楽しく戯れているというか、楽しそうな様にこちらも高揚させられますよね。
菊池:彼はハイテクノロジストというか、ゴダールは他の巨匠と比べても一番機材の発達に意欲的だった。
なので、今回の3Dは“飛び道具”というよりは、ナチュラルに辿り着いた気もします。喜びに満ちていて、カッコイイと思っているうちに30分位経ってしまう。
途中、例によって“ん? わからないな”というところもありますが(笑)
久保:前作からフランソワ・ミュジーが外れていますよね。前作も今作も彼は絡んでいないんですが、音楽はいかがでしたか?
菊池:あのクラスのレジェンダリーの名匠の中で“プロの音楽家と仕事をしたのは最初の8年間だけで、後は一切ない”というその唯一性が相当すごい。
ゴダールが不器用に切り貼りしていた“ゴダールなりの音”を様式美に高めてくれるのが

『さらば、愛の言葉よ』日本版予告篇
http://www.youtube.com/watch?v=AHjyqQ4IrJw

http://top.tsite.jp/news/i/21815299/

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