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【政治】高橋洋一「中国のAIIBには致命的欠陥があるので、必ず日本に水面下参加を求めてくる。」 [388233467]

9 :番組の途中ですがアフィサイトへの\(^o^)/です:2015/04/13(月) 15:14:04.53 ID:cdei9ALx0.net ?2BP(4050)

>>1>>3>>6つづき

というのは、AIIBは中国主導であるということは、最終的には中国が後ろ盾になるわけだが、その格付けは、中国と同
等になるというのが筋であるからだ。
中国の格付けは、トリプルAのアメリカ、ダブルAの日本より下のシングルAである、シングルAでも、韓国より低い。

格付けというのは誰でも理解できる用語を使ったまでで、実は、AIIBのクレジット・スプレッドがどうなるかが、重要だ。
中国、日本、アメリカのCDSレートをみると、それぞれ、1.38%、0.35%、0.19%だ(4月10日現在)。
ということは、中国主導のAIIBと日米主導のADBは、資金調達コストで1%以上の近い差ができる可能性がある。

ということは、アメリカと日本が参加しないのは、AIIBにとって致命的な欠陥になる。これは単なるメンツの問題ではない。
地位が三流になるにとどまらず、AIIBの資金調達コストが高まるので、AIIBの貸出金利が高くなって、日米が主導する
アジア開発銀行(ADB)と競争しても、分が悪く勝負にならないことを意味している。

このため、中国は必ず日米に参加を求めてくるはずだ。
その機会を狙って、理事会が実質的に関与できることを確保したらいい。

これが、国際金融の立場からみた、今焦って参加することはないという論拠だ。
こうした外交では、希望的な観測は厳禁であるが、国際金融の常識からの合理的な予測は問題ないはずだ。

しかも、中国の金融システムは金利の自由化すら終了していない途上国並みの未熟なもので、国際金融業務のノウ
ハウも乏しい。
いずれアジアで実績のある日本に水面下では協力を求めてくるはずだ。
その時点で、理事会が実質的に関与できるかどうかを見極めてから参加しても遅くはない。

■オバマ政権はキューバ優先、寝返らない
ただし、この戦略にも弱点はある。アメリカが寝返るかもしれないのだ。その可能性は少ないとはいえゼロではない。
かつて、日本の頭越しに米中国交回復をしたこともある。

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