査会社のＢＣＮ（東京・千代田）は17日、今年５月の液晶テレビの販売台数が７カ月連続で前年実績を上回ったと発表した。
販売金額でも２カ月連続のプラス。高精細な４Ｋテレビが市場をけん引していることが背景だ。
メーカー別ではソニーが好調で、４Ｋテレビの販売台数は前年同月比で約２倍を記録した。
ＢＣＮによると、５月の液晶テレビの販売台数は前年同月と比べて17.9％増えた。
販売金額も５月は同22.2％増で、前月に続いてプラスだった。
液晶テレビ全体の販売台数に占める４Ｋテレビ比率は５月に11.1％と、初めて１割を超えた。
高価な４Ｋテレビの販売が好調なことで、販売金額ベースでも前年を上回る水準になった。
メーカー別にみるとソニーが好調で、５月の販売台数は前年同月比94.8％増とほぼ倍増した。
４Ｋテレビを中心とした高級機戦略が功を奏したとみられる。
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ17HLF_X10C15A6TJC000/