ＮＨＫの昨年度・平成２６年度の決算は、事業収入が６８７１億円で、このうち受信料収入は６４９３億円と過去最高になりました。
ＮＨＫの平成２６年度決算は、２３日の経営委員会で議決され、籾井会長が高市総務大臣に提出しました。
それによりますと、事業収入は前の年度より２５６億円増え６８７１億円でした。
このうち受信料収入は公平負担の徹底を目指しきめ細かい営業活動を展開した結果、前の年度より１４８億円多い６４９３億円と過去最高になりました。
また、事業支出は、職員の給与などを抑制した一方、航空取材の機動力を強化するなど、
災害時に備えた報道体制の整備を進めたほか、国際放送の充実やスーパーハイビジョンの研究開発などに
取り組んだことから、前の年度より４３億円多い６４７５億円となりました。
その結果、収入から支出を差し引いた事業収支差金は３９６億円で、このうち３８６億円を建設積立資産に繰り入れ、
東京・渋谷の放送センターの建て替えなどに充てることにしています。
ＮＨＫの平成２６年度決算は、会計検査院の検査を経て国会に提出されます。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150623/k10010124811000.html