安保関連法案、対案と世論を見つつ・・・採決 いつ？
安全保障関連法案について、今後は政府・与党の狙い通り、採決へと動いていくのでしょうか？国会記者会館からの報告です。
政府・与党が目指す来週１５日の特別委員会での採決は、難しい状況になりつつあります。維新の党は、８日に政府案への対案を提出する方針です。
維新の党は、この対案についても審議が不十分であれば採決には応じないという姿勢を見せているんです。
自民党は与党だけで採決を強行するのは避けたいのが本音で、維新の党にも採決に出てもらう環境を作るには、さらに時間が必要だということです
もう１つの動き、重要なのが世論の問題です。６日の自民党役員会では、安倍総理から「テレビに出たい」という発言があったということなんです
国会審議を続けても、国民の間では「政府が十分に説明していない」という声が圧倒的に多い状況を変えられていない焦りとも受け取れます。
６日の私たちの取材では、複数の自民党幹部が来週の採決は現実的には難しく、再来週以降にずれ込むのもやむを得ないという見方を示していました。（06日23:22）
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0707/tbs_150707_3701247097.html