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高卒ちんこには肉体労働があるけど高卒まんこってどうやって生きていってるの? [511393199]

1 :的井 圭一(茸):2015/07/19(日) 07:31:42.12 ID:qQ4aD9rB0●.net ?PLT(16073) ポイント特典
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高校3年から30歳まで、ノンエリート女性たちは、どのような関係と環境のなかで働き、暮らしてきたのか。
わずかなつながりを支えに、東京で生きぬく女性たちの歩みを、インタビュー調査から描く。
本の構成はほぼ前半の第1部が4人の高卒女性の10代後半から30歳までのライフヒストリー。
ここがなかなか面白くて、下手な作家の下流ものより、ずっとリアルな描写が続きます。
後半の第2部は分析編ですが、労働編、生活編の間に性的サービス労働を分析する第6章が入っている点が、彼女らのリアルな人生経路をよく示しています。
さっき「下流」という言葉を使いましたが、この本ではそういうキャッチーな形容詞は使われていません。
「ノンエリート」という言い方になっています。しかし、労働研究の世界で使われるノンエリートとはだいぶ違う感じです。
それは、彼女らが普通科底辺校出身であり、労働世界の「野郎ども」型ノンエリートの職業教育→職業現場という移行も経験しない、
在学中からアルバイトで働いて家庭にお金を入れ、卒業後も引き続き非正規で働いたり辞めたり、性的サービスに行ったり辞めたり、を繰り返しているからでしょう。
しかし、杉田さんの視線はおそらくこの「ノンエリート」という言葉をもう少し広い視野で見ようとしているのでしょう。
確かに彼女らの出た普通科高校は、「一定の職業領域への生徒の進路を水路付け、そこへの参入のために専門的な知識や技術、職業態度や職業倫理を身につける
ことを目標とする専門学科とは異なり、原理的に子供達の進路を特定の方向への水路付ける機能は持たない」ので、その帰結として、高校時代のアルバイトの延長線上に、
性的サービス労働も含む非正規労働と無業を繰り返すことになります。その点はまさに普通科の高校の職業的レリバンスの欠如の現れという風にいうこともできるのですが、
それとともに、その底辺普通科高校時代の同級生ネットワークが彼女らが30歳に至るまでずっと続いていき、それが彼女らの時として危うい人生を支えてきている
という点に着目しているところが、なかなか一筋縄ではいかない所だと思います。
・・・第5章では、職業的な技術や知識の伝達を通じて所与の状況から抜け出す手がかりとなるという学校のバイパス機能に着目し、彼女たちが通っている普通科高校がそ
の機能を果たしていないことを批判的に論じた。とはいえ、上述の議論を踏まえるならば、学校が担っているもう一つの機能、所与の状況から抜け出すことを支援するの
ではなく他者と時間や場を共有することを通じて埋め込まれる関係を作り出す、いわば「所与性」を作り出す機能にも着目する必要があるだろう。
・・・とりわけ、学校卒業後は安定した関係を築ける環境に恵まれず、他方で学歴や経済力など個人として生きていく資源にも恵まれないノンエリートの女性たちにとっては、
学校でいかなる関係が構築されるかが、その後の人生を生きていくための社会関係資本を得る上で重要な意味を持っていると言える。
なお、ある種の関心からは第6章の「若年女性と性的サービス労働」が
ぜんぶんはそーす
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