気分が悪くなって高速１０キロ逆走、書類送検へ
2015年08月19日 07時57分
今年１月、新潟市西蒲区打越の北陸自動車道で乗用車が約１０キロにわたって逆走し、避けようとした車の運転手らがけがを負った事故で、新潟県警高速隊は１９日にも、
乗用車を運転していた同市西区の会社員の男を自動車運転死傷行為処罰法違反（過失運転致傷）の疑いで新潟地検に書類送検する方針を固めた。
捜査関係者によると、男は１月５日午前８時１０分頃、北陸道上り線を走行中、気分が悪くなったにもかかわらず運転を続けて自損事故を起こし、車の向きを逆にしたまま引き続き走行。
避けようとした車６台にガードレールに接触するなどの事故を起こさせ、１人に重傷を負わせた疑いが持たれている。
男は自損事故や逆走について「記憶にない」と話していたため、県警は、事故前に男が気分が悪くなり、運転をやめる注意義務があったにもかかわらず怠ったとして立件を進めていた。
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150819-OYT1T50000.html