先月再選された安倍自民党総裁が掲げた政策の重点課題である『新三本の矢』には、
「子育て支援」が含まれています。出生率の向上や待機児童の解消、幼児教育の無償化、
結婚支援・不妊治療支援などにも取り組むとのことですが、子育て真っ最中の親にとっては、
『子育て費用』は将来に向けて、今から気掛かりな問題です。【前編】では、
教育費のピークが高校3年生である現代教育事情について述べました。【後編】では、
そのピークに向けて、親が具体的にできる資金準備の方法についてご紹介しましょう。
◆高校3年生までに親ができること
教育費のピークを迎えるまでの対応策としては、政府が関与する日本政策金融公庫の
「国の教育ローン」という制度がありますが、これはまた、返済義務者が親になるだけで、
しょせん借金です。「借りられるから」といって安易に借金を重ねると、
子育てから一向に解放されない返済地獄に陥ります。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20151004-00010006-mocosuku-hlth