やっぱり不倫だった！！ 今年８月、東京・港区の法律事務所で男性弁護士（４２）の性器を根元１センチを残して枝切りバサミで切断し、
トイレに流した傷害と銃刀法違反の罪に問われた元プロボクサーで元慶応大法科大学院生
小番一騎被告（２５）の第２回公判が２６日、東京地裁（安東章裁判官）で開かれた。
１０月の初公判では検察側の冒頭陳述に対し、弁護側が詳細な内容は不相当だと主張し、延期となったが、この日、改めて冒頭陳述が行われた。
被告の妻Ａさんと弁護士は不倫関係に陥っていたことが判明し、チン切りまでの憎悪に膨らんだ理由がようやく白日の下にさらされた。
Ａさんは昨年５月から弁護士事務所で事務員として働き始め、その年の暮れには被害者と不倫関係になった。
弁護士を目指して勉強漬けの収入ゼロ夫に対し、弁護士との不倫は毎回ステーキ、イタリアンに始まりカラオケ、ラブホテルと刺激的だったに違いない。
バレンタインデーにはＡさんから弁護士に「毎日楽しい」と書いた手紙を渡すなど完全に“合意の関係”だった。
だが、７月中旬以降Ａさんは弁護士と距離を置き始め、被告には「弁護士からセクハラされている」と相談。
夫婦喧嘩になったはずみで「２回だけ拒みきれずヤッた」などとブチまけたことがすべての始まりだった。
小番被告は弁護士懲戒請求を検討し、警察に被害届を提出しようとしたが、強姦の証拠がないとして受理されなかった。
“私刑”を選択した被告は枝切りバサミを購入。「殺さないよね？」とすがるＡさんに「お守り代わりにする」と答えたという。
事件当日、「謝罪しろ」と迫った被告に弁護士は「無理やりではない」と弁明したが、被告の怒りは収まらず５〜６発殴り失神させた後に性器を切断。
錯乱状態の弁護士を「強姦したんだから」と笑い飛ばしたという。
傍聴した法科大学院の元同級生は「妻から事実を聞いていれば（被告は）男としてあきらめていたんじゃないか。真面目な人だから」と話した。
女のウソに翻弄された２人の男が人生を“棒”に振ったのか。
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