（食紀行）雑魚から出世 ブランド魚 ノドグロ＠長崎県・対馬
2015年11月28日20時58分
【動画】長崎県対馬市沖で漁期が始まったノドグロ＝小宮路勝撮影
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水揚げされたアカムツ。口を開けるとのどが黒いことからノドグロと呼ばれる＝長崎・対馬、小宮路勝撮影
赤から薄いピンクへのグラデーションが美しい。正式名はアカムツ。呼び名の通り、のどの奥が黒くなっているのが特徴だ。身は、たっぷりと脂がのった白身。一度食べたら忘れられない、と評する人もいる。
シーズンが始まったと聞き、長崎県・対馬へ。暗いうちに北部西岸にある対馬市上県町の漁港に着き、十数年前からノドグロ漁をしているという松村政孝さん（４０）にお世話になった。
ノドグロは、水深１００〜２００メートルの大陸棚などに生息する。対馬沖での漁期は１１月から５月ごろまで。この日の漁場は沖合約２０キロだ。夜が明けると、いよいよ、はえ縄漁が始まった。
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