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インターネットのトラブルから生徒を守ろうと、伊達高校（天田光彦校長）で５日、生徒と保護者・教職員向けの
講演会があった。保護者向けには約５０人が参加し、ネット上の各種監視サービスを展開するピットクルー（東京）の
広田周平さんの話に耳を傾けた。
広田さんは「ネットを自己表現や仲間づくり、情報交換の場として利用している子どもたちの考え方をまずは
受け入れてほしい」と要望。その上で、短文投稿サイト・ツイッターなどＳＮＳ上に書き込んだ個人情報が
悪用されたり、悪ふざけのつもりで投稿した写真が、「触法行為に当たる」と拡散し加害者、被害者の両方に
なり得るネットの特性を理解する必要性を訴えた。
保護者や学校の役割を「トラブルの原因が知識や経験不足にあるのか、日常生活の満たされなさによるものなのか、
背景を見極めた対策が必要」と述べ、悩み事を気軽に打ち明けられる土壌づくりを求めた。
講演会の模様は、専用回線で、地域キャンパス校の虻田高校にも中継した。
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