「安倍総理は変わった」菅直人氏が強権政治の暴走に懸念
3月05日
民主党の衆議院議員で元首相の菅直人氏が3月4日、自身のブログを更新し、在任中に改憲を成し遂げたいという安倍晋三首相の発言に対し、意見を述べている。
たしかに、国民の改憲の是非を問う形で衆参ダブル選挙を実施し、そこで自民党が圧勝すれば、「民意が改憲を望んでいる」という解釈ができうるだろう。
安倍首相はまさにそれを狙っているわけだが、このやり方について菅氏は以下のように苦言を呈している。
「安倍総理は変わった。小泉総理の後継として総理となった時にはまだ謙虚さがあった。
しかし2度目の総理になってからは野党を徹底的にやりこめるスタイルで、それで選挙に勝ったとしてますます居丈高になってきた。
従来なら自民党内で異論が出るような問題も、公認権を振りかざして党内の異論を押しつぶしてきている。まさに安倍強権政治の暴走だ」
安倍政権を「強権政治」と批判する菅氏。さらに、
「世界中が不満と不安を抱え、強気で傲慢と見える政治家が人気を博している。
安倍総理もその一種だろう。多くの人がおかしいとは思いながらも、強引な安倍総理にマスコミも含めて引きずられている」
と、マスコミすらも安倍首相のやり方に大きく影響されていると考えているようだ。
http://yukan-news.ameba.jp/20160305-57/