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太極拳ゆっくり ６０人心地良い汗 稚内
市民が気軽に太極拳を体験できる第１３回市民太極拳の集い（稚内太極拳協会主催）が２７日、市体育館で開かれた。２０〜８０代の約６０人が参加し、心地よい汗を流した。
太極拳は中国に古くから伝わる武術の一種で、ゆっくりとした動きが特徴。基本的な動作が中心の初心者コースと、体を回転させるなど複雑な動きが含まれる経験者コースに分かれ、参加者たちは指導者の動きに合わせて拳で突いたり、片足でバランスを取ったりしていた。
初めて参加した市内の主婦田中静子さん（５７）は「友人に誘われて参加した。手と足を同じ方向に出す動作が、
ゆっくりなのに想像以上に難しかった。機会があればまたやってみたい」と笑顔を見せた。